第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響で急速に経済が停滞したのち、緊急事態宣言1回目(2020年4月~5月)の解除を受けて経済活動が徐々に再開したことで、個人消費を中心に持ち直しの兆しがみられました。しかし、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波の拡大に歯止めがかからず、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 外食業界におきましては、1回目の緊急事態宣言解除後、消費者の自粛疲れの反動や農林水産省管轄の「Go To Eatキャンペーン」等もあり一時的に回復基調をみせたものの、新型コロナウイルス感染症拡大による政府や各自治体からの外出自粛要請や営業時間短縮要請等により、極めて厳しい経営環境が続いております。

 当社グループは、1回目の緊急事態宣言解除以降、お客様と従業員の安全を第一に感染症対策を徹底しながら店舗運営をおこなってまいりました。売上高は徐々に回復し、国内既存店(注)の当第2四半期連結累計期間における売上高は、直営店において前年同期比1.1%増、フランチャイズ店においては前年同期比0.5%減となりました。

 このような環境の中でも、引き続き郊外ロードサイドの好立地への積極的な出店を進め、国内において直営19店、フランチャイズ5店、海外において2店の出店を実施した結果、当第2四半期連結会計期間末における当社グループ店舗数は562店舗(直営327店、フランチャイズ223店、海外12店)となりました(後掲表1)。

 また、既存店舗の内外装変更、新メニュー開発、スマートフォン向け販促アプリの充実等、新規顧客の獲得と常顧客化に取り組み、店舗の収益改善に向けた施策を進めてまいりました。さらに人財の積極的な採用や教育面の強化、海外事業の強化に加え、世代交代と業務執行体制の一層の強化を実施し、中長期的な成長の実現に向けた基盤づくりに引き続き取り組んでまいりました。

 以上の結果により、売上高は34,472,842千円(前年同期比9.4%増)、営業利益3,178,968千円(前年同期比75.3%増)、経常利益3,603,962千円(前年同期比100.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,445,346千円(前年同期比137.1%増)となりました。

 (注)国内既存店とは、開店から18カ月以上経過している店舗と定義しております。

 

 当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況については、当社グループの事業は単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。

 

 前連結会計年度まで「焼肉部門」に含めておりました『熟成焼肉 肉源』は、「専門店部門」へ変更しております。前年同期比については、変更後の部門に組み替えた数値で比較しております。

 

①焼肉部門

 当第2四半期連結累計期間中において、『焼肉きんぐ』は10店舗の出店(直営店、フランチャイズ店)を実施しました。これにより、焼肉部門の当第2四半期連結会計期間末の店舗数は258店舗(直営157店、フランチャイズ101店)となりました。

 以上の結果により、直営店の売上高は18,017,232千円(前年同期比17.1%増)となりました。

②ラーメン部門

 当第2四半期連結累計期間中において、『丸源ラーメン』は店舗の出店(直営店、フランチャイズ2店)を実施し『きゃべとんラーメン』は店舗の出店(直営店)を実施しました。これにより、ラーメン部門の当第2四半期連結会計期間末の店舗数は169店舗(直営76店、フランチャイズ93店)となりました。

 以上の結果により、直営店の売上高は4,863,872千円(前年同期比3.6%増)となりました。

③お好み焼部門

 当第2四半期連結会計期間末において『お好み焼本舗』は1店舗の出店(直営1店)を実施しました。これにより、お好み焼部門の店舗数は29店舗(直営17店、フランチャイズ12店)となりました。

 以上の結果により、直営店の売上高は949,842千円(前年同期比4.8%減)となりました。

④ゆず庵部門

 当第2四半期連結累計期間中において、『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』は店舗の出店(直営店、フランチャイズを実施しました。これにより、ゆず庵部門の当第2四半期連結会計期間末の店舗数は84店舗(直営67店、フランチャイズ17店)となりました。

 以上の結果により、直営店の売上高は6,256,465千円(前年同期比5.3%増)となりました。

 

⑤専門店部門

 当第2四半期連結会計期間末ににおいて、『牛たん大好き 焼肉はっぴぃ』は店舗の出店(直営店)を実施しました。これにより、専門店部門の当第2四半期連結会計期間末の店舗数は10店舗(直営10店)となりました。

 以上の結果により、直営店の売上高は795,311千円(前年同期比12.0%減)となりました。

⑥フランチャイズ部門

 主にフランチャイズ加盟企業からの売上分配方式の売上ロイヤルティ・加盟金・業務受託料等であります。当第2四半期連結累計期間中にフランチャイズ店舗の出店を実施しました。当第2四半期連結会計期間末のフランチャイズ店舗数は223店舗となりました。

 以上の結果により、売上高は2,366,811千円(前年同期比3.8%増)となりました。

⑦その他部門

 主に連結子会社である「物語(上海)企業管理有限公司」による取り組みであります。当第2四半期連結累計期間中に店舗の出店を実施しました。これにより、その他部門の当第2四半期連結会計期間末の店舗数は12店舗となりました

 以上の結果により,売上高は1,223,306千円(前年同期比7.3%減)となりました。

 

表1 「部門別店舗数の状況」

(単位:店)

 

直営(国内)

FC(国内)

海外

2020年12月末

店舗数

焼肉部門

157

101

258

ラーメン部門

76

93

169

お好み焼部門

17

12

29

ゆず庵部門

67

17

84

専門店部門

10

10

その他部門

12

12

合計

327

223

12

562

 

当第2四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、以下のとおりであります。

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は42,930,217千円となり、前連結会計年度末と比較して4,507,930千円の増加となりました。これは主に現金及び預金が1,626,442千円増加したこと、売掛金が1,559,916千円増加したこと、設備投資により有形固定資産が943,448千円増加したこと、新規出店用地の契約により差入保証金が147,094千円増加したこと等によるものであります。

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末の負債は23,236,582千円となり、前連結会計年度末と比較して2,307,414千円の増加となりました。これは主に買掛金が749,390千円増加したこと、未払法人税等が905,518千円増加したこと、賞与引当金が247,981千円増加した一方で、長期借入金が629,996千円減少したこと等によるものであります。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末の純資産は19,693,635千円となり、前連結会計年度末と比較して2,200,515千円の増加となりました。これは主に利益剰余金が2,204,280千円増加したこと等によるものであります。

 この結果、自己資本比率は45.6%(前連結会計年度末は45.3%)となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は11,514,532千円となり、前連結会計年度末と比較して1,626,442千円増加となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において、営業活動の結果得られた資金は4,614,355千円(前年同四半期は2,769,103千円の獲得)となりました。

 これは主に、税金等調整前四半期純利益が3,506,354千円あったこと及び減価償却費1,274,641千円によるキャッシュ・フロー等を反映したものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において、投資活動の結果使用した資金は2,305,357千円(前年同四半期は2,957,914千円の使用)となりました。

 これは主に、新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出が2,133,379千円あったこと及び差入保証金の差入による支出が233,285千円あったこと等を反映したものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において、財務活動の結果使用した資金は724,885千円(前年同四半期は1,006,863千円の使用)となりました。

 これは主に、長期借入金の返済による支出679,869千円、配当金の支払額240,837千円等を反映したものであります。

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載のうち、新型コロナウイルス感染拡大における会計上の見積りの仮定について変更を行っております。

 詳細は、「第4 経理の状況 注記事項 (追加情報)」をご参照ください。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。