当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、新型コロ
ナウイルス感染症のワクチン接種の進行による行動制限の緩和とともに、感染者数は減少傾向となり、2021年10月の緊急事態宣言解除以降、景気回復の兆しがみられました。しかし、新たな変異株の感染拡大により、再び多くの都道府県でまん延防止等重点措置が適用され、消費活動は厳しい状況が続きました。また、原油などのエネルギー資源や原材料のコストが高騰しており、為替相場の円安見通しからさらなる価格上昇が懸念され、さらにウクライナを取り巻く社会情勢の悪化により、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
外食業界においては、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大への懸念から、全国各地で外出自粛が要請されたことにより、断続的に営業時間の短縮を余儀なくされました。また、生活様式の変化から、リモートワークの定着や外食から中食・内食へのシフトが進展し、さらに大人数での外食および夜間の外出行動の自粛などの影響により、厳しい経営環境が続いております。
このような状況下において、当社グループは中期経営計画「ビジョン2025」の実現に向けて、お客様と従業員の安全・安心を最優先事項と捉え、感染症対策を徹底しながら店舗運営を継続いたしました。また、当社グループの売上向上施策として、既存店舗の内外装変更や新たなメニュー開発、顧客満足度の向上に努めました。加えて、お客さまへの認知度向上への取り組みとして、『焼肉きんぐ』『丸源ラーメン』の新たなテレビCMを放映し、スマホアプリ等を活用したデジタルマーケティングの強化を実施いたしました。しかし、営業時間の短縮による来店客数の減少が影響し、国内既存店(注)の当第3四半期連結累計期間における売上高は、直営店において前年同期比0.1%減、フランチャイズ店において前年同期比1.9%減となりました。
新業態への取り組みについては、『熟成醤油ラーメン きゃべとん』『牛たん大好き 焼肉はっぴぃ』『焼肉 かるびとはらみ』を軸に育成を進めました。また、2021年8月に当社初のファストカジュアル店『焼きたてのかるび』を出店し、2022年3月には2号店を出店いたしました。加えて、人財の採用や教育・研修による能力開発、海外事業の強化等、中長期的な成長の実現に向けた基盤づくりに引き続き取り組んでまいりました。
さらに2021年10月には、DAIZ株式会社との間で資本業務提携契約を締結いたしました。植物肉の販売や植物肉を使った新商品開発による事業拡大およびSDGs(持続可能な開発目標)への貢献を目的に協業を進めてまいります。
店舗出店については、国内において郊外ロードサイドの好立地への積極的な出店を進め、直営23店、フランチャイズ9店、また海外において5店を出店した結果、当第3四半期連結会計期間末における当社グループの店舗数は614店舗(直営360店、フランチャイズ235店、海外19店)となりました(後掲表1参照)。
以上の結果により、売上高は53,989,788千円(前年同期比7.7%増)、営業利益1,966,159千円(前年同期比43.0%減)、経常利益4,756,780千円(前年同期比2.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,894,721千円(前年同期比1.3%減)となりました。なお、営業外収益には、営業時間の短縮要請に伴う協力金等を助成金収入として2,656,219千円を計上いたしました。
(注)国内既存店とは、開店から18カ月以上経過している国内の店舗と定義しております。
当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況については、当社グループの事業は単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。
①焼肉部門
当第3四半期連結累計期間中において、『焼肉きんぐ』は11店舗出店(直営7店、フランチャイズ4店)いたしました。これにより、焼肉部門の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は279店舗(直営169店、フランチャイズ110店)となりました。
以上の結果により、直営店の売上高は28,612,621千円(前年同期比10.3%増)となりました。
②ラーメン部門
当第3四半期連結累計期間中において、『丸源ラーメン』は12店舗出店(直営7店、フランチャイズ5店)いたしました。これにより、ラーメン部門の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は185店舗(直営86店、フランチャイズ99店)となりました。
以上の結果により、直営店の売上高は7,761,213千円(前年同期比9.8%増)となりました。
③お好み焼部門
当第3四半期連結会計期間末におけるお好み焼部門の店舗数は25店舗(直営16店、フランチャイズ9店)となりました。
以上の結果により、直営店の売上高は1,207,283千円(前年同期比12.8%減)となりました。
④ゆず庵部門
当第3四半期連結累計期間中において『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』は6店舗出店(直営6店)いたしました。これにより、ゆず庵部門の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は93店舗(直営76店、フランチャイズ17店)となりました。
以上の結果により、直営店の売上高は9,140,013千円(前年同期比0.5%増)となりました。
⑤専門店部門
当第3四半期連結累計期間中において、『牛たん大好き 焼肉はっぴぃ』は1店舗出店(直営1店)し、『焼きたてのかるび』は2店舗出店(直営2店)いたしました。これにより、専門店部門の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は13店舗(直営13店)となりました。
以上の結果により、直営店の売上高は1,344,373千円(前年同期比19.9%増)となりました。
⑥フランチャイズ部門
主にフランチャイズ加盟企業からの売上分配方式の売上ロイヤルティ・加盟金・業務受託料等であります。当第3四半期連結累計期間中においてフランチャイズは9店舗出店いたしました。これにより、フランチャイズ部門の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は235店舗となりました。
以上の結果により、売上高は3,650,758千円(前年同期比4.8%増)となりました。
⑦その他部門
主に連結子会社である物語(上海)企業管理有限公司による取り組みであります。当第3四半期連結累計期間中において5店舗出店いたしました。これにより、その他部門の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は19店舗となりました。
以上の結果により、売上高は2,273,524千円(前年同期比11.8%増)となりました。
表1「部門別店舗数の状況」
(単位:店)
|
|
直営(国内) |
フランチャイズ(国内) |
海外 |
2022年3月末 店舗数 |
|
焼肉部門 |
169 |
110 |
- |
279 |
|
ラーメン部門 |
86 |
99 |
- |
185 |
|
お好み焼部門 |
16 |
9 |
- |
25 |
|
ゆず庵部門 |
76 |
17 |
- |
93 |
|
専門店部門 |
13 |
- |
- |
13 |
|
その他部門 |
- |
- |
19 |
19 |
|
合計 |
360 |
235 |
19 |
614 |
当第3四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、以下のとおりであります。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は51,340,636千円となり、前連結会計年度末と比較して3,587,973千円の増加となりました。これは主に現金及び預金が348,282千円増加したこと、売上の増加により売掛金が991,969千円増加したこと、さらに設備投資により有形固定資産が1,702,093千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は29,363,481千円となり、前連結会計年度末と比較して1,572,348千円の増加となりました。これは主に仕入の増加により買掛金が1,225,611千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は21,977,154千円となり、前連結会計年度末と比較して2,015,625千円の増加となりました。これは主に利益剰余金が1,944,360千円増加したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は42.2%(前連結会計年度末は41.0%)となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。