第2【事業の状況】

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

(経営方針)

当行は、地域社会への安定的資金供給を使命として設立された銀行であり、「地域金融機関として地域社会の発展に尽くし共に栄える」ことを経営理念として、地域経済の中核を担う中小企業等の皆さまを中心に営業活動を展開しております。

(経営戦略等)

平成31年4月にスタートした当行の中期経営計画の概要は以下のとおりです。

① 中期経営計画テーマ

『“地域力の向上”~「復興」と「地域経済活性化」への貢献~』

② ビジネスモデル

中小事業者への積極的な支援

③ 中期経営計画期間

平成31年4月~令和4年3月(3年間)

0102010_001.png

 

(経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等)

・目標とする経営指標(注1)

[令和4年3月期]

本業利益(注2)・・・5億円以上

連結自己資本比率・・・8%以上

 

(注1)目標とする経営指標については、今後において、金融機能の強化のための特別措置に関する法律第12条

に基づく経営強化計画の策定に伴い変更となる可能性がございます。

(注2)本業利益とは、有価証券関連収益を加味しない、預貸金業務及び役務取引等業務から得られる利益と

し、以下の算式により算出します。

本業利益 = 貸出金平残 × 預貸金利回り較差 + 役務取引等利益 - 経費

なお、本資料に記載されている目標とする経営指標は、その達成を当行として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

(金融経済環境)

当連結会計年度におけるわが国経済は、海外経済の着実な成長を背景に輸出が増加基調にあり、企業収益が高水準で推移し業況感も良好な水準を維持するもとで設備投資は増加傾向を続けております。雇用・所得環境の着実な改善を背景に、個人消費は振れを伴いながらも緩やかに増加しております。

金融情勢に目を移しますと、日本銀行は2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続するとしております。

株式市場については、21,000円台でスタートした日経平均株価は、米国株価の下落や米中間の通商問題を巡る不透明感などを背景に下落しましたが、足もとでは水準を戻し、平成31年3月末の終値は21,205円となりました。

岩手県内の経済をみますと、雇用情勢の改善を背景に、個人消費は緩やかに回復しております。また、消費者物価指数についても前年を上回っております。住宅投資は持家の新築住宅着工戸数の減少などにより前年を下回りました。公共投資は減少しているものの高水準で推移しております。総じて、県内経済は緩やかに回復しつつあります。

 

(対処すべき課題)

金融機関を取り巻く環境は、低金利環境の長期化や異業種からの参入等による競争の激化等により厳しさを増しております。また金融デジタル化の進展に伴って、金融サービスや消費者の行動様式にも大きな変化が生じてきております。

地域経済に目を向けると、震災復興は9年目に入り、災害公営住宅や復興道路はかつてないスピードで整備が進められ、昨年6月には定期フェリーの就航等もあり、インフラ面の復興は着実に進んでおります。

一方で人口減少や少子高齢化など構造的な課題は深刻さを増しており、後継者難や人手不足等の問題を抱えている事業者は少なくありません。

このような環境のもと、平成31年4月より『“地域力の向上”~「復興」と「地域経済活性化」への貢献~』をテーマに掲げた新中期経営計画がスタートしました。同計画では、目指すべき姿を「心のメイン」とし、ビジネスモデルである「中小事業者への積極的な支援」を推進するため、「成長予備軍とのリレーション向上」、「農林水産業を中心とした地域経済の活性化」、「事業再生へ向けた持続的なサポート」、「営業店アクションプランの実践」の4つの基本戦略を掲げております。基本戦略を着実に遂行していくことで、経営体質の強化を図るとともに、お客さまの金融支援や本業支援を通じて地域経済を活性化し、地域力の向上に貢献してまいります。

2 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。当行はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適正な対応に努めてまいります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)信用リスク

融資先の倒産や経営悪化のほか、不動産市場における流動性の欠如又は不動産価額の下落、有価証券価額の下落等により、債務不履行の状態にある債務者に対し担保権を設定した不動産もしくは有価証券を処分できないなどのさまざまな要因によって新たな不良債権処理費用が発生し業績に悪影響を与える可能性があります。

また、当行は、融資先の状況や差し入れられた担保の価値及び経済状況に関する見積り等に基づいて、貸倒引当金を計上しております。当連結会計年度末における金融再生法開示債権の保全状況は、担保保証等及び貸倒引当金による保全率が銀行単体で85.62%と高い比率となっております。また、非保全額を十分に上回る自己資本を有しております。しかし、実際の貸倒れが貸倒引当金計上時点における見積り等と乖離した場合や担保価値が下落した場合、貸倒引当金が増加し、業績に悪影響を与える可能性があります。

(2)市場リスク

① 金利リスク

当行は、主に預金により調達した資金を貸出金や有価証券等で運用しておりますが、運用調達期間のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより利鞘が縮小し、業績に悪影響を与える可能性があります。

② 価格変動リスク

当行は、市場性のある債券や株式等の有価証券を保有しておりますが、金利の上昇による債券価格の下落や、株価が長期間にわたって下落した場合には、保有する有価証券に減損または評価損が発生し、業績に悪影響を与える可能性があります。

(3)流動性リスク

金融システムが不安定になるなど市場環境が大きく変化したり、当行の信用状況が悪化した場合には、必要な資金の確保が困難になり、通常よりも著しく高い金利での資金調達により、当行の業績に悪影響を与える可能性があります。

(4)事務リスク

役職員が正確な事務を怠ったり、事務事故あるいは不正等を起こしたり、顧客情報等の重要情報を外部に漏洩した場合には、損害賠償等の経済的損失や社会的信用の低下により、当行の業績に悪影響を与える可能性があります。

(5)システムリスク

コンピュータシステムの停止又は誤作動等システム上の不備や、不正アクセス等コンピュータが不正に使用されることにより、当行の業務遂行や業績に悪影響を与える可能性があります。

(6)コンプライアンスリスク

役職員の法令等違反に起因した損失の発生や、当行に対する訴訟の提起等により信用力の低下等が生じた場合には、当行の業績に悪影響を与える可能性があります。

(7)規制・制度変更に関するリスク

当行は、現時点における法律・規則等に従い業務を遂行しておりますが、将来において法律・規則等の新設・変更・廃止によって生じる事態が、業務遂行や業績に悪影響を与える可能性があります。

(8)自己資本に関するリスク

当行は、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第19号)に定められた国内基準4%以上に維持しなければなりませんが、連結・単体の自己資本比率が基準である4%を下回った場合には、金融庁から、業務の全部又は一部の停止等を含む様々な行政処分を受ける可能性があります。連結・単体の自己資本比率は、本項に記載した様々な不利益な展開に伴い自己資本が毀損した場合、自己資本比率の基準及び算定方法が変更された場合、繰延税金資産が会計上の判断又は何らかの制約により減額された場合において悪化する可能性があります。

(9)地方経済の動向に影響を受けるリスク

地方銀行である当行は、岩手県を主要な営業地域としておりますが、岩手県経済が悪化した場合には、取引先の信用状況の悪化や貸出金の減少等により、業績に悪影響を与える可能性があります。

(10)風評リスク

取引先、投資家、報道機関、インターネット等を通じて、当行に対する悪評、信用不安につながる噂等が広まった場合、これらが正確な事実に基づいたものか否かにかかわらず、当行の業績に悪影響を与える可能性があります。

(11)銀行業免許について

① 当行の主要な事業活動の前提となる事項

当行は、銀行法第4条第1項に基づく銀行業免許(免許番号 大蔵大臣 蔵銀第1075号)の交付を受け、銀行業務を行っております。

② 上記(11)①の有効期間その他の期限が法令又は契約等により定められている場合には、その期限

該当事項なし

③ 上記(11)①の失効又は取消等に係る事由が法令又は契約等により定められている場合には、その事由

銀行法第27条及び第28条に免許の取消等の事由が定められております。

④ 上記(11)①の継続に支障をきたす要因が発生していない旨及び将来、その要因が発生した場合に事業活動に及ぼす重大な影響

当行の主要な事業活動の継続には前述のとおり銀行業免許が必要ですが、現時点において、当行はこれらの免許の取消等の事由に該当する事実はありません。しかしながら、将来、何らかの理由により免許取消等があった場合には、当行の主要な事業活動に支障をきたすとともに業績に重大な影響を与える可能性があります。

(12)優先株式による希薄化リスク

当行は、当連結会計年度末現在において、第一種優先株式を4,000,000株発行しており、第一種優先株主は令和19年9月28日までの間、当行に対し、当行普通株式と引換えに第一種優先株式の取得を請求することができます(以下、「第一種優先株式取得請求権」といいます。)。

また、当行は、令和19年9月28日までに第一種優先株式取得請求権が行使されなかった第一種優先株式を、令和19年9月29日をもって当行普通株式と引換えに取得致します(以下、「一斉取得」といいます。)。

以上のとおり、第一種優先株式に係る第一種優先株式取得請求権の行使及び一斉取得により、当行は最大で12,360,939株(当連結会計年度末現在の発行済普通株式数9,509,963株に対して129.97%)の普通株式を第一種優先株主に対し交付する可能性があり、その場合、当行普通株式の既存持分の希薄化が生じる可能性があります。

なお、当行は、令和4年9月29日以降、取締役会が別に定める日が到来した時は、法令上可能な範囲で第一種優先株式の全部または一部を取得することができます。

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

(財政状態)

預金等(譲渡性預金を含む)は、個人預金が前連結会計年度末比36億99百万円及び法人預金が同4億94百万円増加したことから、全体で同37億15百万円増加し8,090億7百万円となりました

公共債、投資信託及び保険商品を対象とした預り資産残高合計は前連結会計年度末比17億28百万円増加し827億25百万円となりました。

貸出金は、中小企業等向け貸出が増加したことなどにより、前連結会計年度末比183億56百万円増加し5,686億67百万円となりました。

有価証券は、前連結会計年度末比231億73百万円減少し1,768億77百万円となりました。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末(A)

当連結会計年度末(B)

増減(B)-(A)

預金等

805,292

809,007

3,715

 

個人

533,148

536,847

3,699

 

法人

261,805

262,299

494

 

公金

10,338

9,860

△478

預り資産

80,997

82,725

1,728

貸出金

550,311

568,667

18,356

有価証券

200,050

176,877

△23,173

 

(経営成績)

連結粗利益は、役務取引等利益の増加及び国債等関係費用の減少などにより、前連結会計年度比4億15百万円増益の108億53百万円となりました。

経常利益は、国債等関係費用の減少及び営業経費の圧縮などにより同3億22百万円増益の12億85百万円となりました。

以上のことから親会社株主に帰属する当期純利益は、同2億90百万円増益の9億8百万円となりました。

(単位:百万円)

 

 

 

前連結会計年度(A)

当連結会計年度(B)

増減(B)-(A)

連結粗利益

10,438

10,853

415

 

資金利益

9,914

9,352

△562

 

役務取引等利益

1,433

1,614

181

 

その他業務利益

△909

△112

797

営業経費

9,682

9,360

△322

貸倒償却引当費用

403

178

△225

 

貸出金償却

389

30

△359

 

個別貸倒引当金繰入額

149

149

 

一般貸倒引当金繰入額

△15

△15

 

延滞債権等売却損

7

12

5

 

偶発損失引当金繰入額

6

0

△6

株式等関係損益

334

△198

△532

貸倒引当金戻入益

39

△39

償却債権取立益

112

55

△57

その他

124

112

△12

経常利益

963

1,285

322

特別損益

△28

△150

△122

税金等調整前当期純利益

935

1,134

199

法人税、住民税及び事業税

118

269

151

法人税等調整額

198

△43

△241

法人税等合計

316

226

△90

当期純利益

618

908

290

親会社株主に帰属する当期純利益

618

908

290

(注)連結粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+(役務取引等収益-役務取引等費用)

+(その他業務収益-その他業務費用)

 

キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フロ-は、貸出金の増加による支出を主な要因として123億94百万円の支出となりました。

投資活動によるキャッシュ・フロ-は、有価証券の取得による支出を有価証券の売却及び償還による収入が上回ったことを主な要因として239億59百万円の収入となりました。

財務活動によるキャッシュ・フロ-は、配当金の支払いを主な要因として4億77百万円の支出となりました。

以上により、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比110億87百万円増加し572億27百万円となりました。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度(A)

当連結会計年度(B)

増減(B)-(A)

営業活動によるキャッシュ・フロー

△33,700

△12,394

21,306

投資活動によるキャッシュ・フロー

65,339

23,959

△41,380

財務活動によるキャッシュ・フロー

△484

△477

7

現金及び現金同等物期末残高

46,140

57,227

11,087

 

(セグメント情報)

当連結会計年度におけるセグメントごとの業績は次のとおりとなっております。銀行業務の経常収益は、有価証券利息配当金及び国債等関係収益の減少などにより前連結会計年度比15億5百万円減収の125億70百万円、セグメント利益は、国債等関係費用の減少及び営業経費の圧縮などにより同6億5百万円増益の15億51百万円となりました。また、セグメント資産は、前連結会計年度末比57億91百万円増加し8,610億3百万円、セグメント負債は、同45億58百万円増加し8,231億76百万円となりました。

リース業務の経常収益は、割賦収入の増加により前連結会計年度比84百万円増収の11億59百万円、セグメント利益は、与信関連費用の減少などにより同27百万円増益の53百万円となりました。また、セグメント資産は、前連結会計年度末比2億50百万円増加し40億69百万円、セグメント負債は、同4億16百万円増加し31億81百万円となりました。

① 国内・国際業務部門別収支

当連結会計年度の資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支の合計額(業務粗利益)は、国内業務部門107億80百万円、国際業務部門73百万円であり、合計では108億53百万円となりました。

資金運用収益の主なものは、国内業務部門では貸出金利息80億35百万円、有価証券利息配当金13億75百万円などです。国際業務部門では、有価証券利息配当金87百万円などです。資金調達費用は国内業務部門がほぼすべてを占めており、その主なものは預金利息1億25百万円などです。

役務取引等収支は、内国為替手数料や投資信託等の預り資産販売に係る手数料を中心として、国内業務部門による収支がほぼ全額を占めており、合計で16億14百万円となりました。

その他業務収支は、国内業務部門がほぼ全額を占めており、国債等債券損益(5勘定尻)△4億84百万円や連結子会社の業務に係る収支3億79百万円であり、合計で△1億12百万円となりました。

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

9,821

92

9,914

当連結会計年度

9,272

79

9,352

うち資金運用収益

前連結会計年度

9,959

103

10

10,052

当連結会計年度

9,397

88

8

9,477

うち資金調達費用

前連結会計年度

138

10

10

138

当連結会計年度

125

8

8

125

役務取引等収支

前連結会計年度

1,431

1

1,433

当連結会計年度

1,613

1

1,614

うち役務取引等収益

前連結会計年度

2,324

2

2,327

当連結会計年度

2,485

2

2,487

うち役務取引等費用

前連結会計年度

893

1

894

当連結会計年度

872

1

873

その他業務収支

前連結会計年度

△894

△14

△909

当連結会計年度

△104

△7

△112

うちその他業務収益

前連結会計年度

2,518

3

2,521

当連結会計年度

1,532

4

1,537

うちその他業務費用

前連結会計年度

3,413

17

3,430

当連結会計年度

1,637

11

1,649

(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。

2.資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況

当連結会計年度の国内業務部門の資金運用勘定平均残高は、貸出金、有価証券を中心に8,355億26百万円、資金運用利息は93億97百万円、資金運用利回りは1.12%となりました。一方、資金調達勘定平均残高は、預金を中心に8,323億59百万円、資金調達利息は1億25百万円、資金調達利回りは0.01%となりました。

国際業務部門の資金運用勘定平均残高は、有価証券を中心に259億31百万円、資金運用利息は88百万円、資金運用利回りは0.34%となりました。また、資金調達勘定平均残高は、預金などで259億31百万円、資金調達利息は8百万円、資金調達利回りは0.03%となりました。

イ.国内業務部門

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

(30,773)

834,345

(10)

9,959

1.19

当連結会計年度

(25,811)

835,526

(8)

9,397

1.12

うち貸出金

前連結会計年度

530,828

8,070

1.52

当連結会計年度

560,872

8,035

1.43

うち商品有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

0

0.00

うち有価証券

前連結会計年度

219,838

1,887

0.85

当連結会計年度

165,161

1,375

0.83

うちコールローン及び買入手形

前連結会計年度

44,612

△8

△0.02

当連結会計年度

75,721

△22

△0.02

うち預け金

前連結会計年度

8,292

0

0.00

当連結会計年度

7,959

△0

△0.00

資金調達勘定

前連結会計年度

827,859

138

0.01

当連結会計年度

832,359

125

0.01

うち預金

前連結会計年度

815,136

137

0.01

当連結会計年度

822,472

124

0.01

うち譲渡性預金

前連結会計年度

4,597

0

0.01

当連結会計年度

4,464

0

0.00

うちコールマネー及び売渡手形

前連結会計年度

2

0.00

当連結会計年度

2

0.00

うち債券貸借取引受入担保金

前連結会計年度

1,861

0

0.00

当連結会計年度

38

0

0.00

うち借用金

前連結会計年度

6,261

0

0.00

当連結会計年度

5,381

0

0.00

(注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。

2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度131百万円、当連結会計年度104百万円)を控除して表示しております。

3.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。

ロ.国際業務部門

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

30,925

103

0.33

当連結会計年度

25,931

88

0.34

うち貸出金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち商品有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち有価証券

前連結会計年度

30,681

102

0.33

当連結会計年度

25,173

87

0.34

うちコールローン及び買入手形

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

当連結会計年度

3

0.00

資金調達勘定

前連結会計年度

(30,773)

30,929

(10)

10

0.03

当連結会計年度

(25,811)

25,931

(8)

8

0.03

うち預金

前連結会計年度

153

0

0.02

当連結会計年度

118

0

0.02

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うちコールマネー及び売渡手形

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引受入担保金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

当連結会計年度

(注)1.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。

2.国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は月次カレント方式(前月末T.T.仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。

ハ.合計

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

834,497

10,052

1.20

当連結会計年度

835,646

9,477

1.13

うち貸出金

前連結会計年度

530,828

8,070

1.52

当連結会計年度

560,872

8,035

1.43

うち商品有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

0

0.00

うち有価証券

前連結会計年度

250,520

1,989

0.79

当連結会計年度

190,334

1,463

0.76

うちコールローン及び買入手形

前連結会計年度

44,612

△8

△0.02

当連結会計年度

75,721

△22

△0.02

うち預け金

前連結会計年度

8,292

0

0.00

当連結会計年度

7,962

△0

△0.00

資金調達勘定

前連結会計年度

828,014

138

0.01

当連結会計年度

832,480

125

0.01

うち預金

前連結会計年度

815,290

137

0.01

当連結会計年度

822,591

124

0.01

うち譲渡性預金

前連結会計年度

4,597

0

0.01

当連結会計年度

4,464

0

0.00

うちコールマネー及び売渡手形

前連結会計年度

2

0.00

当連結会計年度

2

0.00

うち債券貸借取引受入担保金

前連結会計年度

1,861

0

0.00

当連結会計年度

38

0

0.00

うち借用金

前連結会計年度

6,261

0

0.00

当連結会計年度

5,381

0

0.00

(注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度136百万円、当連結会計年度104百万円)を控除して表示しております。

2.国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。

③ 国内・国際業務部門別役務取引の状況

当連結会計年度の役務取引等収益は、国内業務部門24億85百万円、国際業務部門2百万円、合計で24億87百万円となりました。

一方、役務取引等費用は、国内業務部門8億72百万円、国際業務部門1百万円、合計で8億73百万円となり、国内業務部門の役務取引等収支がほぼ全額を占めております。

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

2,324

2

2,327

当連結会計年度

2,485

2

2,487

うち預金・貸出業務

前連結会計年度

370

370

当連結会計年度

326

326

うち為替業務

前連結会計年度

671

2

673

当連結会計年度

753

2

755

うち証券関連業務

前連結会計年度

233

233

当連結会計年度

230

230

うち代理業務

前連結会計年度

447

447

当連結会計年度

548

548

うち保護預り・貸金庫業務

前連結会計年度

21

21

当連結会計年度

23

23

うち保証業務

前連結会計年度

116

116

当連結会計年度

112

112

役務取引等費用

前連結会計年度

893

1

894

当連結会計年度

872

1

873

うち為替業務

前連結会計年度

126

1

127

当連結会計年度

124

1

126

(注) 国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。

④ 国内・国際業務部門別預金残高の状況

預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

804,857

135

804,992

当連結会計年度

808,594

113

808,707

うち流動性預金

前連結会計年度

427,647

427,647

当連結会計年度

441,560

441,560

うち定期性預金

前連結会計年度

375,178

375,178

当連結会計年度

364,706

364,706

うちその他

前連結会計年度

2,031

135

2,166

当連結会計年度

2,328

113

2,441

譲渡性預金

前連結会計年度

300

300

当連結会計年度

300

300

総合計

前連結会計年度

805,157

135

805,292

当連結会計年度

808,894

113

809,007

(注)1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2.定期性預金=定期預金+定期積金

3.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。

⑤ 国内・海外別貸出金残高の状況

イ.業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

550,311

100.00

568,667

100.00

 

製造業

34,040

6.19

35,819

6.30

 

農業、林業

5,744

1.04

5,578

0.98

 

漁業

869

0.16

1,103

0.19

 

鉱業、採石業、砂利採取業

1,340

0.24

1,152

0.20

 

建設業

42,111

7.65

37,337

6.57

 

電気・ガス・熱供給・水道業

23,058

4.19

27,102

4.77

 

情報通信業

2,448

0.44

2,864

0.50

 

運輸業、郵便業

18,383

3.34

15,375

2.70

 

卸売業・小売業

36,378

6.61

34,348

6.04

 

金融業・保険業

24,796

4.51

26,609

4.68

 

不動産業、物品賃貸業

94,794

17.23

106,464

18.72

 

各種サービス業

68,096

12.37

68,866

12.11

 

地方公共団体

92,465

16.80

99,637

17.52

 

その他

105,782

19.23

106,407

18.72

海外及び特別国際金融取引勘定分

 

政府等

 

金融機関

 

その他

合計

550,311

568,667

(注)「国内」とは、当行及び連結子会社であります。

ロ.外国政府等向け債権残高(国別)

該当事項はありません。

⑥ 国内・国際業務部門別有価証券の状況

有価証券残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

18,772

18,772

当連結会計年度

18,526

18,526

地方債

前連結会計年度

39,885

39,885

当連結会計年度

41,900

41,900

社債

前連結会計年度

66,646

66,646

当連結会計年度

70,206

70,206

株式

前連結会計年度

5,744

5,744

当連結会計年度

6,131

6,131

その他の証券

前連結会計年度

38,235

30,765

69,000

当連結会計年度

22,725

17,387

40,112

合計

前連結会計年度

169,285

30,765

200,050

当連結会計年度

159,490

17,387

176,877

(注)1.国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。

2.「その他の証券」には、投資信託受益証券及び外国債券を含んでおります。

(自己資本比率の状況)

(参 考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。

連結自己資本比率(国内基準)                      (単位:百万円、%)

 

平成30年3月31日

平成31年3月31日

1.連結自己資本比率(2/3)

8.76

8.52

2.連結における自己資本の額

35,987

35,930

3.リスク・アセットの額

410,744

421,401

4.連結総所要自己資本額

16,429

16,856

 

単体自己資本比率(国内基準)                      (単位:百万円、%)

 

平成30年3月31日

平成31年3月31日

1.自己資本比率(2/3)

8.34

8.21

2.単体における自己資本の額

34,017

34,365

3.リスク・アセットの額

407,500

418,412

4.単体総所要自己資本額

16,300

16,736

 

(資産の査定)

(参 考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

2.危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

3.要管理債権

要管理債権とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

4.正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

資産の査定の額

債権の区分

平成30年3月31日

平成31年3月31日

金額(百万円)

金額(百万円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

2,605

2,869

危険債権

12,826

13,729

要管理債権

496

524

正常債権

541,146

558,650

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。

 

(経営成績等の状況に関する分析・検討内容)

経常収益は、有価証券利息配当金及び国債等関係収益の減少などにより前連結会計年度比17億26百万円減収の138億40百万円となりました。経常費用は、国債等関係費用の減少及び営業経費の圧縮などにより同20億48百万円減少し125億55百万円となりました。経常利益は、同3億22百万円増益の12億85百万円となりました。

以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、同2億90百万円増益の9億8百万円となりました。

当連結会計年度におけるセグメントごとの状況に関する分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要(セグメント情報)」に記載のとおりであります。

金融機関を取り巻く環境は、マイナス金利政策を背景とした低金利環境の長期化や、異業種・フィンテック企業の金融分野への参入により金融サービスや消費者の行動様式にも大きな変化が生じてきております。

当行グループとしては、当行の強みであるリレーションシップバンキングを重視した取引を行うことで、当行を「心のメイン」と評価してくれる取引先を増やし、当行の存在価値を高めていきたいと考えております。中小事業者への積極的な金融支援や本業支援を通じて目指すべき“地域力の向上”に繋がるように取り組んでまいります。

 

(資本の財源及び資金の流動性)

資本の財源については、預金等で資金を調達し、主に貸出金や有価証券で運用しております。また、次期においては、自己資金にて宮古支店及び宮町支店の新築移転による投資等を計画しております。

当該資本の財源を東日本大震災の復興支援と、経費の圧縮及び経営効率化を図るための投資に活用し“地域力の向上”に貢献するよう地域に還元してまいります。

資金の流動性については、「(1)経営成績等の状況の概要(キャッシュ・フローの状況)」に記載のとおりであります。

 

(3)経営方針等に照らした、経営者による経営成績等の分析・検討内容

平成28年4月よりスタートした中期経営計画において設定した計画数値と実績は以下のとおりであり、主に中小企業・個人向け貸出金で構成される一般貸出金平残につきましては、当期実績は4,290億円となり、計画始期比では600億円増加しております。その他全ての項目についても達成しており一定の成果をあげておりますが、テーマである“地域力の向上”に繋がる地元中小事業者への本業支援・金融支援の内容は一層の充実が必要であると認識しております。

(単位:億円、件)

 

計画

平成31年3月期

計画始期(A)

実績

平成29年3月期

実績

平成30年3月期

当期実績(B)

平成31年3月期

計画始期比

(B)-(A)

コア業務純益

17億円以上

18

19

27

23

5

一般貸出金平残

3,850億円以上

3,690

3,762

4,026

4,290

600

一般預金平残

8,000億円以上

7,573

7,729

7,909

8,021

448

本業支援件数

年間600件以上

1,342

2,433

1,344

(注)計画始期(A)の数値は、平成28年3月期の実績値であります。

4 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

5 【研究開発活動】

該当事項はありません。