第2 【事業の状況】

 

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 経営方針

①経営の基本方針

当行は、「地域の皆さまの信頼をもとに、存在感のある銀行を目指し、豊かな社会づくりに貢献します」を基本理念に掲げ、永年築き上げてきたノウハウや人材、ポテンシャルの高い営業基盤等を最大限に活用し、質の高い金融サービスをお客さまに提供することにより、これまで以上にお客さまから支持される地域金融機関を目指すとともに、収益力の強化と健全な財務基盤の確立を図ることで企業価値の拡大につなげ、株主価値の向上を目指してまいります。

また、従業員が持てる力を遺憾なく発揮し、働きがいがあり、公正に処遇される自由闊達な組織を目指すとともに、金融機関としての社会的責任を自覚し、地域経済活性化・地方創生のために惜しみない貢献を行ってまいります。

 

②目標とする経営指標

 当行は、2022年4月から2025年3月までの3年間を計画期間とする第5次中期経営計画『「Rising Innovation 2025」 ~ 未来への懸け橋 ~“つながり”』を策定し、次の3つの基本骨子に基づき各施策に取り組んでまいります。

 イ.「地域・お客さまとの“つながり”」(地域の課題解決やお客さまのニーズへの対応)

 ロ.「新たなビジネスモデルへの“つながり”」(経営効率性の向上と行動プロセスの新化)

 ハ.「人財の“つながり”」(『人づくり』とエンゲージメント向上)

 「第5次中期経営計画」において、目標とする経営指標は以下のとおりです。

経営指標

目標
(2025年3月期)

算出方法

当指標を採用する理由

コア業務純益

50億円以上

 

業務純益+一般貸倒引当金繰入額

-国債等債券損益

事業の収益性を追求するため

当期純利益

35億円以上

 

財務諸表上の数値

事業の収益性を追求するため

ROE

3%以上

 

当期純利益÷

((期首自己資本+期末自己資本)÷2)

経営の効率性を追求するため

コアOHR

70%台

 

経費÷(業務粗利益-国債等債券損益)

経営の効率性を追求するため

自己資本比率

9%以上

 

自己資本の額÷リスク・アセットの額

経営の健全性を追求するため

 

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

2021年度の国内経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が繰り返し発令されるなど経済活動に大きな制約を受けました。その後、感染者数の減少を受け、経済活動は徐々に正常化へ向かうものの、新たな変異株の出現や一部商品の供給不足によるサプライチェーンの混乱など厳しい状況が続きました。景気の先行きについては、引き続き新型コロナウイルス感染症の動向が懸念されるとともに、エネルギー及び原材料価格の高騰やウクライナ情勢の長期化などにより不透明感が増しています。

茨城県経済は、製造業については一部に供給制約の影響を受けつつも回復基調にありますが、飲食・宿泊などの対面型サービス業は新型コロナウイルス感染症再拡大による経済活動の制約等を受け、厳しい業況が続きました。

このような環境のなか、当行は「地域の皆さまの信頼をもとに、存在感のある銀行を目指し、豊かな社会づくりに貢献します」という経営理念に基づき、「ファースト・コール・バンク」の実現を掲げ、お客さまが「最初に相談したい銀行」としての存在感の確立を目指してまいりました。その実現に向けた具体的な施策として、2019年4月より、第4次中期経営計画「Rising Innovation 2022 ~選択と集中~」に取り組んでまいりました。

地域金融機関を取り巻く環境は、長引くマイナス金利政策と人口減少に伴うマーケット縮小が続くなか、新型コロナウイルス感染症による地域経済への打撃も加わり厳しさを増しています。また、近年急速に進展しているDX(デジタルトランスフォーメーション)により、顧客サービスや業務のデジタル化が求められております。さらに、低収益環境下において、業務効率化や業務の抜本的な見直しにより、コスト削減を図ることで、経営基盤を強化する必要性が生じています。

2022年度は第5次中期経営計画のスタートとなる重要な年度であり、「選択と集中」をコンセプトに展開した第4次中期経営計画における取り組みを、第5次中期経営計画へ<つなげていく>とともに、お客さま、地域社会、従業員とのつながりを強みとして、「小回り」と「質」の高いサービスを提供し続けることにより、「ビジネスモデルを深化」させ「共通価値の創造」へつなげていくことで「ファースト・コール・バンク」の実現を目指してまいります。 

地域金融機関として資金繰り支援はもちろんのこと、これまで培ってきたコンサルティング能力のさらなる深化により、個々の企業や一人ひとりのお客さまに寄り添い、直面する課題解決を通じて、地域社会・お客さまの持続的な発展に貢献してまいります。また、デジタル化、店舗ネットワークの最適化、異業種との連携強化を通じて、経営効率性の向上と行動プロセスの新化につなげてまいります。さらに、人づくりと「メリハリのある働き方」「より働きがいを実感できる働き方」「ワークライフバランス」を実現するとともに、お客さまをはじめとするすべてのステークホルダーとのエンゲージメント向上に取り組んでまいります。そして、株主の皆さまとの建設的な対話などを通じ、コーポレートガバナンス態勢の一層の強化を図り、企業価値の向上を図ってまいります。

 

2 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資判断上、あるいは当行グループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資家に対する情報開示を積極的に行っております。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループが判断したものであります。

 

(主要なリスクについて)

当行グループの財政状態、経営成績等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下に記載したとおりです。そのなかで、特に信用リスク及び市場リスク(価格変動リスク、金利リスク)については、統計的手法であるVaRを用いて、ある確率(信頼水準99%)のもと一定期間(例えば1年間)に被る可能性のある最大損失額(リスク量)を見積り・把握しております。

これらのリスクが顕在化した場合、当行グループの業績・業務運営に影響を及ぼす可能性があるため、当行グループでは業務の継続性を確保する観点から、リスク量が自己資本の範囲内に収まるよう資本配賦制度(リスク量に対する資本の割り当て)を用いた業務運営を行い、経営戦略と一体となったリスク管理を実践しております。

当行グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努めます。

なお、これらのリスク管理体制等については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。

 

(1) 信用リスク

①不良債権

当行は資産の自己査定基準等に基づき適切な引当・償却を行っておりますが、国内外の景気動向、取引先の経営状態の悪化、担保価値の下落等により、不良債権及び信用コスト(不良債権の引当・償却費用)が増加し、業績や財務内容に影響を及ぼす可能性があります。

②貸倒引当金

当行は、自己査定を行い、その結果に基づいて貸倒引当金を計上しております。実際の貸倒れによる損失が貸倒引当金の見積りと乖離し、貸倒引当金の額を超える場合があります。また、担保価値の下落及びその他予期せぬ理由により、貸倒引当金の積み増しが必要となり、与信費用が増加する場合があります。

③権利行使

当行は、担保価値の下落や不動産市場における流動性の欠如、有価証券の価格の下落等の事情により、担保権を設定した不動産や有価証券の換金、または貸出先の保有するこれらの資産に対する強制執行ができない場合があります。この場合、信用コストが増加するとともに不良債権処理が進まない恐れがあります。

 

(2) 市場リスク

①価格変動リスク

当行は、市場性のある株式、債券等を保有しております。これら有価証券の価格下落により損失が発生し、当行の業績等に影響を及ぼす可能性があります。

②金利リスク

資産と負債の金利または更改期間が異なることから、金利の変動によって利益が減少ないし損失が発生し、当行の業績等に影響を及ぼす可能性があります。

③為替リスク

外貨建資産・負債について、為替の価格変動により、当行の業績等に影響を及ぼす可能性があります。

④市場信用リスク

社債、クレジット・デリバティブ等について、信用スプレッドが変動することによって、現在価値および期間損益に影響を与え、当行の業績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 流動性リスク

当行の財務内容の悪化や市場の風評等により必要な資金の確保ができなくなり、資金繰りが悪化する場合や、資金の確保に通常よりも著しく不利な条件での資金調達を余儀なくされる可能性があります。

 

(4) オペレーショナル・リスク

①事務リスク

当行の役職員が正確な事務を怠り、または事故を起こし、もしくは不正をはたらくことにより、当行が損失を被り経営成績等に影響を与える可能性がありますが、内部統制・業務フロー等を遵守・適宜見直ししていくことで、事業リスクにつながるような大きな事務リスクの顕在化を防止しております。

②システムリスク

当行が利用しているコンピュータシステムの停止または誤作動等、システムの不備等の事態が発生した場合、業務が遂行できず、経営成績に影響を与える可能性があります。これに対応するため、「セキュリティポリシー」「システムリスク管理規程」を定め、システムリスクへの体制・対応を整備しつつ、大規模な障害時は、「システム障害対応計画」により対応を行うこととしています。また、ホストオンラインシステム・インターネットバンキングシステムについては、バックアップセンターを設置し、災害時にも業務継続できるよう対策を講じております。

 

(5) 財務上のリスク

①自己資本比率

自己資本比率は、法令等に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。当行グループは、国内基準を適用しており、自己資本比率を4%以上に維持することを求められております。
当行グループの自己資本比率が4%を下回った場合には、業務の全部または一部の停止命令を含む早期是正措置等が発動されることとなります。

②繰延税金資産

当行グループでは、繰延税金資産を現時点の会計基準に基づいて計上しております。この繰延税金資産の計算は、将来の課税所得に関する様々な予測・仮定に基づいており、実際の結果がかかる予測・仮定とは異なる可能性があります。法令等の改正により法人税率等の引下げが行われた場合、あるいは、当行グループが将来の課税所得の予測・仮定に基づいて繰延税金資産の一部または全部の回収ができないと判断した場合、繰延税金資産を減額することとなり、その結果、当行グループの業績や財務内容に影響を与えるとともに、自己資本比率の低下につながる可能性があります。

③退職給付債務

当行グループの退職給付費用及び債務は、割引率等の数理計算上で設定される前提条件や年金資産の長期期待運用収益率に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響額は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。今後の割引率や運用利回りの変動によっては、当行グループの業績と財務内容に影響を及ぼす可能性があります。

④固定資産の減損会計

当行グループが保有する固定資産については、「固定資産の減損に関する会計基準」(企業会計審議会)を適用しております。保有する固定資産は、使用範囲又は方法の変更、市場価格の著しい下落、収益性の低下などにより減損損失を計上し、当行グループの業績と財務内容に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) その他のリスク

 ①格付低下のリスク

当行は外部格付機関より格付を取得しておりますが、外部格付機関が格付を引き下げた場合、当行の資金調達等に影響を及ぼす可能性があります。主に預金流出や株式の売却が想定されますが、その場合、預金流出防止のための預金金利引上げにより資金調達コストが上昇し、当行の業績と財務内容に影響を及ぼす可能性があります。当行は経営に関する指標や情報について、適切かつタイムリーな開示に努め、経営の透明性を高めてまいります。

②風評リスク

当行グループに関して事実に基づかない風評等により預金の流出が発生した場合、預金流出防止のための預金金利の引上げにより資金調達コストが上昇し、当行グループの業績と財務内容に影響を及ぼす可能性があります。当行グループは非常事態や突発的なリスク対応のための行内ガバナンス態勢の整備を図るとともに、有事を想定した訓練等を日ごろから実施しております。

③情報漏洩

当行グループは、業務上、多数の顧客情報を保有しておりますが、法令等に則り内部規程を定め情報管理の徹底を図っております。こうした情報が万一漏洩した場合には、当行グループの業務運営や業績に影響を及ぼす可能性があります。

 ④法令等の違反に係るリスク

当行グループの業務遂行が法令等に違反したものであった場合、訴訟の提起や行政処分を受ける可能性があります。また、行政処分等によって当行グループの業務遂行が停止した場合には、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。当行グループは、内部統制システム構築の基本方針に基づいて、役職員の職務執行の法適合性を確保するため、コンプライアンス基本方針及びコンプライアンス・マニュアルを制定しコンプライアンス重視の組織風土の醸成に取り組み、その実践においてはコンプライアンス・プログラムに基づいて実施しております。

⑤法律や規制の改正

将来における法令等の改正並びに、政策、法令解釈及び実務慣行等の変更により、当行グループの業務遂行に影響を及ぼすリスクがあり、当該リスクが顕在化した場合には、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。法令等の改正などにおいては、全ての部門が組織横断的に連携して対応にあたり、その進捗及び結果については経営陣へ報告がなされております。

⑥自然災害等

当行グループの主要な事業拠点やシステム拠点がある地域において、大規模な震災、自然災害等が発生した場合、事業活動に支障が生じ、業績や財務内容に影響を及ぼす可能性があります。大規模災害発生時は、緊急対策本部を設置し、「業務継続基本規程」や「システム障害対応計画」に基づき、初動対応や業務継続に向けた取組みを行うこととしています。

⑦感染症の流行

今般世界的に拡大している新型コロナウイルス感染症等の感染症の流行により、地域の経済活動が停滞し、当行グループの事業活動に支障が生じ、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

 

(新型コロナウイルス感染症について)

今般の新型コロナウイルス感染症の拡大及び長期化により、国内の経済活動が大きな影響を受けており、当行グループの事業活動にも影響を及ぼしております。当行グループでは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたお客さまを全力で支援するために「金融相談窓口」を設置し、資金繰りを含めた経営に関するご相談や、住宅ローンの返済に関するご相談等の総合的な金融サービスの提供による支援に取り組んでおります。しかしながら、今後、新型コロナウイルス感染症の影響がさらに拡大及び長期化する場合には、信用コストの増加等により、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

① 財政状態及び経営成績の状況

 (財政状態)

総資産は、現金預け金や貸出金の増加等により前連結会計年度末比2,626億13百万円増加し、2兆9,610億28百万円となりました。

負債は、預金や借用金の増加等により前連結会計年度末比2,708億26百万円増加し、2兆8,569億31百万円となりました。

純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益を計上しましたが、その他有価証券評価差額金が評価損となったことなどから、前連結会計年度末比82億12百万円減少し、1,040億97百万円となりました。

主要な勘定残高では、預金は、個人預金や法人預金の増加等により前連結会計年度末比617億93百万円増加し、2兆4,659億54百万円となりました。

貸出金は、中小企業貸出や地方公共団体向け貸出が増加したことなどにより、前連結会計年度末比679億47百万円増加し、1兆8,825億96百万円となりました。

有価証券は、地方債などの国内債券は減少しましたが、投資信託の増加等により前連結会計年度末比251億96百万円増加し、5,013億52百万円となりました。

 (経営成績)

経常収益は、国債等債券売却益が減少しましたが、資金運用収益で有価証券利息配当金や預け金利息が増加したことなどにより、前連結会計年度比8億88百万円増加し、366億80百万円となりました。

経常費用は、人件費を中心に営業経費が減少したことに加え、国債等債券売却損が減少したことなどから、前連結会計年度比18億45百万円減少し、314億78百万円となりました。

以上の結果、経常利益は、前連結会計年度比27億33百万円増加の52億1百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、同24億73百万円増加の42億33百万円となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加により減少しましたが、預金や借用金の増加等により前連結会計年度比458億15百万円増加し、2,199億97百万円の増加となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出の増加等により前連結会計年度比37億6百万円減少し、346億63百万円の減少となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額の増加等により前連結会計年度比7百万円減少し、4億24百万円の減少となりました。

以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末比1,849億10百万円増加し、5,199億56百万円となりました。

 

③ 生産、受注及び販売の実績

「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。

 

 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

地域金融機関においては、将来的に地域の人口減少や高齢化の進展が見込まれる中、金融仲介機能の十分な発揮や顧客本位の業務運営の確立のため、また、安定した収益基盤を確立して地域経済の維持・発展に永続的に寄与するため、将来に向けて持続可能なビジネスモデルを早急に構築し、実践していくことが求められております。

また、地域金融機関を取り巻く経営環境は、日本銀行による金融緩和政策の継続に伴う低金利環境の長期化や他行競争激化の影響等により利鞘の縮小や本業収益の減少傾向が続くなど厳しさを増していることに加え、依然として全国的に新型コロナウイルス感染症の影響が続くなど、感染症の収束時期を含め、今後の見通しについて不透明な状況が続きました。

このような状況のなか、当行は、2019年4月からスタートさせた第4次中期経営計画『「Rising Innovation 2022」 ~ 選択と集中 ~』(以下、「中計」)の最終年度である当連結会計年度においても、中計のテーマである経営資源の「選択と集中」による基本戦略の3つ(サービス品質、経営資源、営業力)のイノベーションに基づく諸施策を着実に履行してまいりました。
 

その結果、中計の計数目標に対する最終年度の実績は以下のとおりです。

経営指標

目標(2022年3月期)

最終年度の実績(2022年3月期)

コア業務純益

30億円以上

 

58億円

 

当期純利益

25億円以上

 

41億円

 

自己資本比率

8%台

 

8.92%

 

ROE

2.4%以上

 

3.92%

 

コアOHR

5%改善

 

12.99%改善

 

 

 

最終年度の結果としては、地元中小企業への徹底的な支援を実践するため、コロナ禍の中、取引先の資金繰り支援や本業支援に積極的に取り組んだ結果、収益の中核である貸出金利息が増加に転じたことや、役務取引等収益が増加したこと、経費が人件費を中心に減少したことで、5つの計数目標全てで目標を上回ることができました。

今後も、第5次中期経営計画『「Rising Innovation 2025」 ~ 未来への懸け橋 ~“つながり”』(計画期間2022年4月~2025年3月)に掲げた諸施策を着実に履行するとともに、地域金融機関として金融仲介機能を十分発揮することにより、第5次中期経営計画の最終年度である2025年3月期の計数目標達成に向けて取り組んでまいります。

なお、当行グループの報告セグメントは「銀行業」のみであるため、セグメント別の業績は記載しておりません。

 

 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び流動性に係る情報

当行グループの中核事業は銀行業であり、主に茨城県を中心とした地域のお客さまからお預かりした預金を貸出金、有価証券等で運用しております。

資金の流動性については行内に設置したリスク管理委員会で適切に管理しております。

なお、キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容は「(1)経営成績等の状況の概要」、重要な資本的支出は「第3 設備の状況」に記載のとおりです。

 

 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当行グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

連結財務諸表の作成に当たって用いた見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

(3) 国内・国際業務部門別収支

当連結会計年度の資金運用収支は254億73百万円、部門別では国内業務部門が247億72百万円、国際業務部門が7億1百万円となりました。役務取引等収支は44億21百万円、部門別では国内業務部門が47億37百万円、国際業務部門が△35百万円となりました。その他業務収支は△2億59百万円、部門別では国内業務部門が△3億76百万円、国際業務部門が1億16百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

23,370

615

292

23,693

当連結会計年度

24,772

701

25,473

うち資金運用収益

前連結会計年度

24,001

647

292

29

24,327

当連結会計年度

25,236

723

0

22

25,937

うち資金調達費用

前連結会計年度

630

32

0

29

633

当連結会計年度

463

22

0

22

464

役務取引等収支

前連結会計年度

5,131

△44

462

4,624

当連結会計年度

4,737

△35

279

4,421

うち役務取引等収益

前連結会計年度

8,964

15

650

8,329

当連結会計年度

8,533

15

281

8,267

うち役務取引等費用

前連結会計年度

3,833

59

187

3,705

当連結会計年度

3,796

50

1

3,845

その他業務収支

前連結会計年度

△339

280

△59

当連結会計年度

△376

116

△259

うちその他業務収益

前連結会計年度

841

394

1,236

当連結会計年度

491

170

661

うちその他業務費用

前連結会計年度

1,181

114

1,296

当連結会計年度

867

53

921

 

(注) 1.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行の外貨建取引であります。ただし、円建外国証券及び円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。

2.「相殺消去額」は、連結相殺仕訳として消去した金額であります。

3.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。

4.資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借の利息であります。

 

 

(4) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況

当連結会計年度の資金運用勘定の平均残高は2兆7,985億71百万円、部門別では国内業務部門が2兆7,970億72百万円、国際業務部門が480億33百万円となりました。利回りは0.92%、部門別では国内業務部門が0.90%、国際業務部門が1.50%となりました。資金調達勘定の平均残高は2兆8,450億94百万円、部門別では国内業務部門が2兆8,426億43百万円、国際業務部門が484億45百万円となりました。利回りは0.01%、部門別では国内業務部門が0.01%、国際業務部門が0.04%となりました。

 

① 国内業務部門

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

(42,076)

2,426,017

(29)

24,001

0.98

当連結会計年度

(45,651)

2,797,072

(22)

25,236

0.90

うち貸出金

前連結会計年度

1,756,630

20,512

1.16

当連結会計年度

1,849,798

20,587

1.11

うち商品有価証券

前連結会計年度

456

1

0.35

当連結会計年度

230

1

0.44

うち有価証券

前連結会計年度

421,683

3,408

0.80

当連結会計年度

468,100

4,001

0.85

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

45,561

△14

△0.03

当連結会計年度

うち債券貸借取引
支払保証金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

156,988

51

0.03

当連結会計年度

432,201

623

0.14

資金調達勘定

前連結会計年度

2,452,022

630

0.02

当連結会計年度

2,842,643

463

0.01

うち預金

前連結会計年度

2,370,260

139

0.00

当連結会計年度

2,483,031

72

0.00

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

9,684

0

0.00

うちコールマネー
及び売渡手形

前連結会計年度

4,191

△0

△0.00

当連結会計年度

43,063

△1

△0.00

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

19,989

491

2.45

当連結会計年度

22,098

393

1.78

うち借用金

前連結会計年度

60,550

0

0.00

当連結会計年度

287,734

0.00

 

(注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、金融業以外の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。

2.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引であります。

3.資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度2,970百万円、当連結会計年度2,969百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

4.(  )内は、「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。

 

 

② 国際業務部門

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

45,227

647

1.43

当連結会計年度

48,033

723

1.50

うち貸出金

前連結会計年度

2

0

1.66

当連結会計年度

18

0

1.92

うち商品有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち有価証券

前連結会計年度

34,284

646

1.88

当連結会計年度

37,786

723

1.91

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
支払保証金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

当連結会計年度

資金調達勘定

前連結会計年度

(42,076)

45,382

(29)

32

0.07

当連結会計年度

(45,651)

48,445

(22)

22

0.04

うち預金

前連結会計年度

3,262

3

0.10

当連結会計年度

2,726

0

0.00

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うちコールマネー
及び売渡手形

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注) 1.平均残高は、日々の残高の平均に基づいて算出しております。

2.「国際業務部門」とは、当行の外貨建取引であります。

3.(  )内は、「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。

 

 

③ 合計

 

種類

期別

平均残高(百万円)

利息(百万円)

利回り
(%)

小計

相殺
消去額
(△)

合計

小計

相殺
消去額
(△)

合計

資金運用勘定

前連結会計年度

2,429,167

12,616

2,416,551

24,619

292

24,327

1.00

当連結会計年度

2,799,454

882

2,798,571

25,937

0

25,937

0.92

うち貸出金

前連結会計年度

1,756,633

137

1,756,496

20,512

20,512

1.16

当連結会計年度

1,849,816

1,849,816

20,587

20,587

1.11

うち商品有価証券

前連結会計年度

456

456

1

1

0.35

当連結会計年度

230

230

1

1

0.44

うち有価証券

前連結会計年度

455,967

1,474

454,493

4,055

292

3,763

0.82

当連結会計年度

505,886

553

505,333

4,725

4,725

0.935

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

45,561

45,561

△14

△14

△0.03

当連結会計年度

うち債券貸借取引
支払保証金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

156,988

11,004

145,983

51

0

51

0.03

当連結会計年度

432,201

328

431,872

623

0

623

0.14

資金調達勘定

前連結会計年度

2,455,327

7,227

2,448,100

634

0

633

0.02

当連結会計年度

2,845,437

343

2,845,094

464

0

464

0.01

うち預金

前連結会計年度

2,373,522

7,227

2,366,295

143

0

142

0.00

当連結会計年度

2,485,758

343

2,485,414

72

0

72

0.00

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

9,684

9,684

0

0

0.00

うちコールマネー及び売渡手形

前連結会計年度

4,191

4,191

△0

△0

△0.00

当連結会計年度

43,063

43,063

△1

△1

△0.00

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

19,989

19,989

491

491

2.45

当連結会計年度

22,098

22,098

393

393

1.78

うち借用金

前連結会計年度

60,550

60,550

0

0

0.00

当連結会計年度

287,734

287,734

0.00

 

(注) 1.平均残高欄の「相殺消去額」は、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しており、利息欄の「相殺消去額」は連結相殺仕訳として消去した金額であります。

2.資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度2,970百万円、当連結会計年度2,969百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

3.「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。

 

 

(5) 国内・国際業務部門別役務取引の状況

当連結会計年度の役務取引等収益は82億67百万円、部門別では国内業務部門が85億33百万円、国際業務部門が15百万円となりました。役務取引等費用は38億45百万円、部門別では国内業務部門が37億96百万円、国際業務部門が50百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

8,964

15

650

8,329

当連結会計年度

8,533

15

281

8,267

うち預金・貸出業務

前連結会計年度

2,423

1

1

2,423

当連結会計年度

2,652

1

1

2,652

うち為替業務

前連結会計年度

1,373

14

0

1,387

当連結会計年度

1,209

13

0

1,223

うち証券関連業務

前連結会計年度

2,099

2,099

当連結会計年度

2,183

2,183

うち代理業務

前連結会計年度

1,238

1,238

当連結会計年度

1,306

1,306

うち保護預り・
貸金庫業務

前連結会計年度

136

136

当連結会計年度

136

136

うち保証業務

前連結会計年度

684

0

186

498

当連結会計年度

131

0

131

うちその他業務

前連結会計年度

1,009

462

546

当連結会計年度

912

279

633

役務取引等費用

前連結会計年度

3,833

59

187

3,705

当連結会計年度

3,796

50

1

3,845

うち為替業務

前連結会計年度

327

59

0

387

当連結会計年度

239

50

0

289

 

(注) 1.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。

2.「相殺消去額」は、連結相殺仕訳として消去した金額であります。

3.当連結会計年度より、国内・国際業務部門別役務取引の状況の集計方法を一部変更しております。この変更により、従来の集計方法によった場合に比べ、前連結会計年度において、役務取引等収益のうち証券関連業務が17億41百万円増加、代理業務が3百万円減少、その他業務が17億38百万円減少し、当連結会計年度において、役務取引等収益のうち証券関連業務が18億58百万円増加、代理業務が2百万円減少、その他業務が18億56百万円減少しております。

 

 

(6) 国内・国際業務部門別預金残高の状況

○  預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

2,401,262

3,194

296

2,404,160

当連結会計年度

2,464,123

2,213

382

2,465,954

うち流動性預金

前連結会計年度

1,546,019

236

1,545,783

当連結会計年度

1,642,357

322

1,642,034

うち定期性預金

前連結会計年度

841,729

60

841,669

当連結会計年度

808,366

60

808,306

うちその他

前連結会計年度

13,513

3,194

16,708

当連結会計年度

13,399

2,213

15,613

譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

総合計

前連結会計年度

2,401,262

3,194

296

2,404,160

当連結会計年度

2,464,123

2,213

382

2,465,954

 

(注) 1.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。

2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

3.定期性預金=定期預金+定期積金

4.「相殺消去額」は、連結相殺仕訳として消去した金額であります。

 

(7) 貸出金残高の状況

○  業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

1,814,648

100.00

1,882,596

100.00

製造業

144,396

7.96

146,173

7.76

農業、林業

8,038

0.44

9,231

0.49

漁業

381

0.02

582

0.03

鉱業、採石業、砂利採取業

3,582

0.20

3,705

0.20

建設業

110,764

6.10

111,146

5.90

電気・ガス・熱供給・水道業

22,043

1.21

27,403

1.46

情報通信業

11,489

0.63

11,659

0.62

運輸業、郵便業

76,181

4.20

78,921

4.19

卸売業、小売業

118,573

6.53

119,191

6.33

金融業、保険業

82,917

4.57

72,259

3.84

不動産業、物品賃貸業

232,139

12.79

242,319

12.87

学術研究、専門・技術サービス業

12,939

0.71

12,413

0.66

宿泊業

6,693

0.37

7,028

0.37

飲食業

18,729

1.03

19,470

1.03

生活関連サービス業、娯楽業

20,740

1.14

21,156

1.12

教育、学習支援業

10,095

0.56

10,103

0.54

医療・福祉

83,819

4.62

83,507

4.44

その他のサービス業

31,834

1.75

32,241

1.71

地方公共団体

319,927

17.64

367,329

19.51

その他

499,369

27.53

506,760

26.93

特別国際金融取引勘定分

  政府等

  金融機関

  その他

合計

1,814,648

1,882,596

 

 

 

(8) 国内・国際業務部門別有価証券の状況

○  有価証券残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

45,649

45,649

当連結会計年度

45,473

45,473

地方債

前連結会計年度

181,634

181,634

当連結会計年度

128,801

128,801

社債

前連結会計年度

109,950

109,950

当連結会計年度

107,408

107,408

株式

前連結会計年度

5,671

29

5,641

当連結会計年度

6,876

50

6,826

その他の証券

前連結会計年度

109,476

24,342

538

133,280

当連結会計年度

171,620

41,675

453

212,842

合計

前連結会計年度

452,383

24,342

568

476,156

当連結会計年度

460,181

41,675

503

501,352

 

(注) 1.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行の外貨建取引であります。ただし、円建外国証券は「国際業務部門」に含めております。

2.「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。

3.「相殺消去額」は、連結会社相互間の取引その他連結上の調整であります。

 

 

(自己資本比率等の状況)

 

(参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。

 

連結自己資本比率(国内基準)

(単位:億円、%)

 

2022年3月31日

1.連結自己資本比率(2/3)

8.94

2.連結における自己資本の額

1,119

3.リスク・アセットの額

12,516

4.連結総所要自己資本額

500

 

 

単体自己資本比率(国内基準)

(単位:億円、%)

 

2022年3月31日

1.単体自己資本比率(2/3)

8.92

2.単体における自己資本の額

1,116

3.リスク・アセットの額

12,507

4.単体総所要自己資本額

500

 

 

 

(資産の査定)

 

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2.危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3.要管理債権

要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

 

4.正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

債権の区分

2021年3月31日

2022年3月31日

金額(億円)

金額(億円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

53

42

危険債権

331

277

要管理債権

84

75

正常債権

18,061

18,854

 

 

4 【経営上の重要な契約等】

該当ありません。

 

5 【研究開発活動】

該当ありません。