第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

(金融経済環境)

当上半期のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いたものの、その勢いは弱まっていきました。新型コロナウイルス感染症の「第4波」、「第5波」に及ぶまん延と政府の緊急事態宣言発出による外出自粛要請などにより、個人消費はサービス消費を中心に弱い動きとなりました。輸出は海外経済の回復を受けて緩やかに増加しました。設備投資は、ソフトウエア投資がけん引し、持ち直しました。生産は、半導体などの供給制約の影響で一部に弱さがみられたものの、持ち直しました。雇用情勢は、新型コロナウイルス感染症の影響により弱い動きが続きました。

県内経済は、基調としては持ち直したものの、新型コロナウイルス感染症の影響で厳しい状況が続きました。個人消費は、一部のサービス消費で下押し圧力が強く、持ち直しの動きが弱まりました。設備投資と住宅投資は持ち直しの動きがみられましたが、公共投資は横ばいで推移しました。生産は、主力の自動車が半導体不足の影響などで弱含んだものの、全体では振れを伴いながら上向きの動きがみられました。

金融面では、新型コロナウイルス感染症による厳しい経済状況や日本銀行による強力な金融緩和政策を受けて、長期金利の指標である新発10年国債利回りはゼロ%程度で推移しました。

 

(財政状態)

当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、次のとおりとなりました。

総資産は期中2,118億円増加し10兆8,276億円となり、負債は期中1,966億円増加し10兆2,643億円となりました。また、純資産は期中151億円増加し5,632億円となりました。

主要勘定につきましては、貸出金は期中155億円減少し5兆6,732億円となりました。有価証券は期中694億円増加し2兆4,718億円となりました。預金は期中315億円減少し7兆7,100億円となりました。

 

(経営成績)

当第2四半期連結累計期間の経営成績は、次のとおりとなりました。

経常収益は、資金運用収益(有価証券利息配当金等)が増加したことなどから前年同期比35億97百万円増加し775億59百万円となりました。経常費用は、その他経常費用(貸倒引当金繰入額等)が減少したことなどから前年同期比36億17百万円減少し539億23百万円となりました。

これらの結果、経常利益は、前年同期比72億15百万円増加し236億35百万円となりました。また、親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期比30億63百万円増加し153億71百万円となりました。

セグメントごとの業績は、次のとおりとなりました。

「銀行業」の経常収益は前年同期比37億87百万円増加し607億76百万円、セグメント利益は前年同期比65億39百万円増加し212億92百万円となりました。

「リース業」の経常収益は前年同期比7億33百万円減少し146億11百万円、セグメント利益は前年同期比1億3百万円増加し3億56百万円となりました。

なお、報告セグメントに含まれない「その他」の経常収益は前年同期比6億80百万円増加し35億99百万円、セグメント利益は前年同期比5億76百万円増加し20億36百万円となりました。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、借用金(劣後特約付借入金を除く)の増加などから、期中2,059億円のプラス(前年同期は期中5,063億円のプラス)となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出などから、期中633億円のマイナス(前年同期は期中859億円のマイナス)となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払などから、期中28億円のマイナス(前年同期は期中26億円のマイナス)となりました。

以上の結果、現金及び現金同等物の当中間連結会計期間末残高は、期中1,398億円増加し2兆4,647億円(前年同期は期中4,177億円増加し1兆2,591億円)となりました。

 

 

(参考)

①国内・海外別収支

当第2四半期連結累計期間の資金運用収支は、前年同期比32億9百万円増加し374億99百万円となりました。また、役務取引等収支は、前年同期比7億2百万円増加し73億93百万円となりました。

なお、各収支合計は、国内が前年同期比28億59百万円増加し487億92百万円、海外が前年同期比29百万円増加し3億25百万円、国内及び海外の合計(相殺消去後)が前年同期比28億88百万円増加し491億17百万円となりました。

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第2四半期連結累計期間

33,983

306

34,289

当第2四半期連結累計期間

37,162

337

37,499

  うち資金運用収益

前第2四半期連結累計期間

35,233

719

198

35,754

当第2四半期連結累計期間

37,961

462

51

38,372

  うち資金調達費用

前第2四半期連結累計期間

1,249

413

198

1,464

当第2四半期連結累計期間

798

125

51

872

信託報酬

前第2四半期連結累計期間

30

30

当第2四半期連結累計期間

25

25

役務取引等収支

前第2四半期連結累計期間

6,701

△9

6,691

当第2四半期連結累計期間

7,406

△12

7,393

  うち役務取引等収益

前第2四半期連結累計期間

10,799

0

10,799

当第2四半期連結累計期間

11,607

1

11,608

  うち役務取引等費用

前第2四半期連結累計期間

4,097

10

4,108

当第2四半期連結累計期間

4,200

13

4,214

その他業務収支

前第2四半期連結累計期間

5,217

△0

5,216

当第2四半期連結累計期間

4,198

0

4,198

  うちその他業務収益

前第2四半期連結累計期間

19,758

△0

19,758

当第2四半期連結累計期間

20,429

0

20,430

  うちその他業務費用

前第2四半期連結累計期間

14,540

0

14,541

当第2四半期連結累計期間

16,231

16,231

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び国内に本店を有する連結子会社(以下「国内連結子会社」という。)であります。

    「海外」とは、当行の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下「海外連結子会社」という。)であります。

2  資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前第2四半期連結累計期間0百万円、当第2四半期連結累計期間  0百万円)を控除して表示しております。

3  相殺消去額は、「国内」と「海外」との内部取引額を相殺消去した金額であります。

 

②国内・海外別役務取引の状況

役務取引等収益は、前年同期比8億8百万円増加し116億8百万円となりました。また、役務取引等費用は、前年同期比1億6百万円増加し42億14百万円となりました。

この結果、役務取引等収支は、前年同期比7億2百万円増加し73億93百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第2四半期連結累計期間

10,799

0

10,799

当第2四半期連結累計期間

11,607

1

11,608

  うち預金・貸出業務

前第2四半期連結累計期間

3,140

0

3,140

当第2四半期連結累計期間

3,332

0

3,332

  うち為替業務

前第2四半期連結累計期間

2,371

0

2,371

当第2四半期連結累計期間

2,375

0

2,376

うち投資信託取扱業務

前第2四半期連結累計期間

1,039

1,039

当第2四半期連結累計期間

1,515

1,515

  うち保険代理店業務

前第2四半期連結累計期間

548

548

当第2四半期連結累計期間

712

712

  うち証券関連業務

前第2四半期連結累計期間

341

341

当第2四半期連結累計期間

421

421

  うち代理業務

前第2四半期連結累計期間

190

190

当第2四半期連結累計期間

192

192

  うち保証業務

前第2四半期連結累計期間

122

0

122

当第2四半期連結累計期間

109

0

109

  うち信託関連業務

前第2四半期連結累計期間

29

29

当第2四半期連結累計期間

61

61

  うち保護預り・貸金庫

  業務

前第2四半期連結累計期間

54

54

当第2四半期連結累計期間

50

50

役務取引等費用

前第2四半期連結累計期間

4,097

10

4,108

当第2四半期連結累計期間

4,200

13

4,214

  うち為替業務

前第2四半期連結累計期間

397

2

400

当第2四半期連結累計期間

404

5

409

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社であります。

    「海外」とは、当行の海外店及び海外連結子会社であります。

2  相殺消去額は、「国内」と「海外」との内部取引額を相殺消去した金額であります。

 

 

③国内・海外別預金残高の状況

○預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第2四半期連結会計期間

7,342,878

8,244

529

7,350,593

当第2四半期連結会計期間

7,681,762

28,310

7,710,073

  うち流動性預金

前第2四半期連結会計期間

5,250,053

49

5,250,103

当第2四半期連結会計期間

5,639,790

69

5,639,860

  うち定期性預金

前第2四半期連結会計期間

1,966,018

8,194

529

1,973,684

当第2四半期連結会計期間

1,914,540

28,241

1,942,781

  うちその他

前第2四半期連結会計期間

126,806

0

126,806

当第2四半期連結会計期間

127,432

127,432

譲渡性預金

前第2四半期連結会計期間

207,422

21,160

228,582

当第2四半期連結会計期間

177,418

33,576

210,994

総合計

前第2四半期連結会計期間

7,550,301

29,404

529

7,579,176

当第2四半期連結会計期間

7,859,181

61,886

7,921,067

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店及び海外連結子会社であります。

2  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

3  定期性預金=定期預金+定期積金

4  相殺消去額は、「国内」と「海外」との内部取引額を相殺消去した金額であります。

 

④国内・海外別貸出金残高の状況

○業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前第2四半期連結会計期間

当第2四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

5,586,363

100.00

5,611,146

100.00

  製造業

728,581

13.04

698,879

12.46

  農業、林業

9,264

0.17

8,821

0.16

  漁業

1,603

0.03

2,102

0.04

  鉱業、採石業、砂利採取業

3,780

0.07

3,935

0.07

  建設業

191,708

3.43

201,600

3.59

  電気・ガス・熱供給・水道業

71,463

1.28

73,603

1.31

  情報通信業

25,883

0.46

25,228

0.45

  運輸業、郵便業

153,929

2.76

161,387

2.88

  卸売業、小売業

457,820

8.19

461,461

8.22

  金融業、保険業

167,499

3.00

166,764

2.97

  不動産業、物品賃貸業

664,720

11.90

670,144

11.94

  医療・福祉

340,796

6.10

335,581

5.98

  その他サービス業

275,715

4.94

272,811

4.86

  地方公共団体

84,558

1.51

108,839

1.94

  その他

2,409,030

43.12

2,419,978

43.13

海外及び特別国際金融取引勘定分

52,129

100.00

62,151

100.00

  政府等

  金融機関

  その他

52,129

100.00

62,151

100.00

合計

5,638,493

―――

5,673,298

―――

 

(注)  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店及び海外連結子会社であります。

 

⑤「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。

 

信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表/連結)

資産

科目

前連結会計年度
(2021年3月31日)

当中間連結会計期間
(2021年9月30日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

銀行勘定貸

8,953

100.00

10,605

100.00

合計

8,953

100.00

10,605

100.00

 

 

負債

科目

前連結会計年度
(2021年3月31日)

当中間連結会計期間
(2021年9月30日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金銭信託

8,953

100.00

10,605

100.00

合計

8,953

100.00

10,605

100.00

 

(注)  共同信託他社管理財産については、取扱残高はありません。

 

元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)

科目

前連結会計年度
(2021年3月31日)

当中間連結会計期間
(2021年9月30日)

金銭信託
(百万円)

貸付信託
(百万円)

合計
(百万円)

金銭信託
(百万円)

貸付信託
(百万円)

合計
(百万円)

銀行勘定貸

8,953

8,953

10,605

10,605

資産計

8,953

8,953

10,605

10,605

元本

8,953

8,953

10,605

10,605

負債計

8,953

8,953

10,605

10,605

 

 

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定、経営方針・経営戦略等、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題、研究開発活動

重要な変更及び新たに定めた事項はありません。

 

(自己資本比率等の状況)

 

(参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は、国際統一基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの額の算出においては基礎的内部格付手法を採用しております。また、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の算出においては粗利益配分手法を採用しております。

また、自己資本比率の補完的指標であるレバレッジ比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準の補完的指標として定めるレバレッジに係る健全性を判断するための基準(2019年金融庁告示第11号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

 

連結自己資本比率(国際統一基準)

 

(単位:億円、%)

 

2021年9月30日

1 連結総自己資本比率(4/7)

13.20

2 連結Tier1比率(5/7)

12.03

3 連結普通株式等Tier1比率(6/7)

12.03

4 連結における総自己資本の額

5,749

5 連結におけるTier1資本の額

5,237

6 連結における普通株式等Tier1資本の額

5,237

7 リスク・アセットの額

43,529

8 連結総所要自己資本額

3,482

 

 

 連結レバレッジ比率(国際統一基準)

 

(単位:%)

 

2021年9月30日

連結レバレッジ比率

6.16

 

 

単体自己資本比率(国際統一基準)

 

(単位:億円、%)

 

2021年9月30日

1 単体総自己資本比率(4/7)

12.62

2 単体Tier1比率(5/7)

11.46

3 単体普通株式等Tier1比率(6/7)

11.46

4 単体における総自己資本の額

5,420

5 単体におけるTier1資本の額

4,919

6 単体における普通株式等Tier1資本の額

4,919

7 リスク・アセットの額

42,926

8 単体総所要自己資本額

3,434

 

 

 単体レバレッジ比率(国際統一基準)

 

(単位:%)

 

2021年9月30日

単体レバレッジ比率

5.80

 

 

(資産の査定)

 

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の中間貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに中間貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1  破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2  危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3  要管理債権

要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

 

4  正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

債権の区分

2020年9月30日

2021年9月30日

金額(億円)

金額(億円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

282

280

危険債権

393

434

要管理債権

462

486

正常債権

56,793

56,944

 

(注) 金額については、億円未満を四捨五入して表示しております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。