第2 【事業の状況】

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社等)が判断したものであります。

 

(1) 企業理念

・地域社会の発展を常に考え行動すること、これが私たちの事業です。

・お客さまとの創造的な関係を深めること、これが私たちの仕事の原点です。

・よき企業人であるためによき市民であること、これが私たちの活動の基本です。

・一人ひとりの顔が見える表情豊かな組織であること、これが私たちの大切にする企業風土です。

 

(2) パーパス

 私たちは「つなぐ」力で 地域の未来をつむぎます

 

 

当行は、企業理念をもとに、当行グループが何のために存在し、独自の強みを活かして社会にどんなことを働きかけられるかという観点から、パーパスを2021年11月に制定しました。パーパスの『「つなぐ」力』は、お金(金融)だけでなく、地域・企業・人々を「つなぐ」ことや、当行グループが持つサービスや情報などの資源を地域・企業・人々に「つなぐ」ことを通して、さまざまな価値と価値をつないだり、新たな価値を生み出したりすることを表現しています。また、「地域の未来をつむぐ」は、地域(当行が本店を置く群馬県だけでなく当行のネットワークが及ぶ地域や企業・人々といったステークホルダー全般)の豊かな未来をつむいでいく存在でありたいという思いを表しています。

 

(3) 中期経営計画

2019年度からスタートした中期経営計画「Innovation 新次元 ~価値実現へ向けて~」が2021年度に終了し、2022年4月から2025年3月までの3年間を計画期間とする中期経営計画「Innovation for“Purpose”」をスタートさせました。

 

<2019年中期経営計画「Innovation 新次元 ~価値実現へ向けて~」>

中期経営計画「Innovation 新次元」では、めざす企業像を「金融サービスの革新により、お客さまニーズに応え、価値を実現する地域金融グループ」と定め、その達成に向けた2つの基本方針として、「3つの改革による経営プラットフォームの転換」と「ビジネスモデルの進化による高度な価値実現」を掲げ、諸施策に取り組んでまいりました。成果としましては、非対面チャネルの充実、デジタル化技術の活用、店舗統廃合等による業務効率化に努めた結果、2022年3月期のOHRを59.6%と中期経営計画の3年間で3.6ポイント改善させたことや、低金利環境が長期化する中で収益構造の転換を進めることで、2022年3月期の連結非金利業務利益を205億円と3年間で37億円増加させたことなどがあげられます。一方、デジタル化を起点とした諸施策をさらに進めていくことや金融支援の一層の強化、コンサルティング業務を深堀りしていく必要性を課題として認識しました。

 

<2022年中期経営計画「Innovation for“Purpose”」>

2022年4月からスタートした中期経営計画「Innovation for“Purpose”」では、過去3年間の中期経営計画「Innovation 新次元」における成果と課題に基づき、現在の取組みをさらに深堀りしていくとともに、当行が2021年11月に定めたパーパス「私たちは『つなぐ』力で 地域の未来をつむぎます」を実現していくために、社会やお客さまの課題解決に対して積極的に取り組んでまいります。

 

〔基本方針〕

 

 ①「つなぐ・つむぐ」の基盤となるデジタル戦略の遂行

 ② 5つの改革による 「つなぐ」力の強化

 ③「つなぐ」力の発揮により 未来を「つむぐ」

 

 

〔戦略テーマ〕

 

 [5つの改革]

 過程や自律性を重視した営業プロセス改革

 生産性向上に資する業務プロセス改革

 環境の変化やお客さまのニーズを捉えたチャネル改革

 創造力発揮に向けた人材改革

 強みの強化・補完を目的とした外部連携改革

 

 

 

     [5つの視点「地域」「企業」「個人」「グループ」「当行」]

 地域のサステナビリティへの積極関与などSDGs・ESGへの取組み

 企業へのコロナを踏まえた金融・本業・事業承継支援

 個人のお客さま一人ひとりに寄り添ったコンサルティング

 グループ総合力による新事業の探索と既存事業の深堀り

 当行の経営体質強化による「つなぐ」力の持続的発揮

 

 

 

 

 

〔中期経営計画 骨子〕

 


 

(4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

2022年中期経営計画「Innovation for“Purpose”」で目標とする2025年3月期の経営指標「連結計数計画」及びパーパスの実現につながる主要計数「つなぐKPI」は、以下のとおりであります。

なお、2019年中期経営計画「Innovation 新次元 ~価値実現へ向けて~」における経営上の目標及び達成状況については、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容」に記載しております。

 

<連結計数計画>

目標とする指標

2025年3月期

目標

 

2022年3月期

実績

コア業務純益 (除く投資信託解約損益)

算出方法:資金利益(除く投資信託解約損益)+非金利業務利益-経費

450億円

 

368億円

非金利業務利益

算出方法:役務取引等利益+その他業務利益(除く国債等債券損益)

250億円

 

205億円

親会社株主に帰属する当期純利益

算出方法:当期純利益-非支配株主に帰属する当期純利益

300億円

 

264億円

 

グループ会社最終利益

算出方法:親会社株主に帰属する当期純利益-銀行単体当期純利益

40億円

 

30億円

RORA

算出方法:親会社株主に帰属する当期純利益÷リスクアセット

0.7%以上

 

0.60%

OHR

算出方法:営業経費(除く臨時費用)÷(業務粗利益-国債等債券損益)

55%程度

 

59.6%

ROE

算出方法:親会社株主に帰属する当期純利益÷期首期末平均自己資本

5%以上

 

4.9%

総自己資本比率

算出方法:総自己資本÷リスクアセット

13.5%以上

 

12.40%

 

 

<つなぐKPI>

目標とする指標

2025年3月期

目標

貸し手と借り手を「つなぐ」

サステナブルファイナンス実行額(3年間累計)

5,000億円

住宅ローン実行額(3年間累計)

4,000億円

無担保消費者ローン残高(2025年3月末時点)

750億円

お客さまを     「つなぐ」

ビジネスマッチング成約件数(3年間累積)

3,000件

企業と人を    「つなぐ」

人材紹介成約件数(3年間累積)

200件

お客さまの未来に資産を「つなぐ」

預かり金融資産残高(連結)(2025年3月末時点)

1兆2,500億円

 

うち投資信託残高(連結)(2025年3月末時点)

4,000億円

次世代へ      「つなぐ」

事業承継課題解決件数(3年間累積)

600件

相続関連業務成約件数(3年間累積)

1,000件

パーパスに基づく営業活動による  主要計数

貸出金利益

545億円

法人役務収入(連結)

65億円

預かり金融資産等収入(連結)

90億円

 

 

※ つなぐKPIは、「つなぐ」力を発揮することで、社会的価値(社会課題の解決や地域の持続的成長)と経済的

価値(当行グループの持続的成長)の両方に資する計数として設定しております。

 

(5) 金融経済環境

当期のわが国経済は、期初から持ち直しの動きが続いたものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による、4月から9月末の緊急事態措置と年明けから3月にかけてのまん延防止等重点措置の実施が、その動きを弱めるものとなりました。個人消費は10月の緊急事態宣言解除後は持ち直しましたが、その後のまん延防止等重点措置の実施により、持ち直しの動きは弱いものとなりました。輸出は海外経済の回復を受け増加しましたが、後半はおおむね横ばいとなりました。設備投資は、持ち直しの動きがみられました。生産は、供給制約の影響が残るものの、持ち直しの動きがみられました。雇用情勢は、新型コロナウイルス感染症の影響が残る中で弱い動きが続きました。

県内経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい状態の中、基調としては持ち直したものの、そのテンポは弱まりました。個人消費は、一部サービス消費における下押し圧力は依然強く、全体として持ち直しの動きは弱まりました。設備投資は緩やかに増加しましたが、公共投資は悪化基調が続きました。住宅投資は持ち直しましたが、足元では足踏みがみられました。生産は増加基調ではあるものの、半導体不足の影響などから一部で弱含みました。

金融面では、日本銀行の強力な金融緩和政策を受けて、長期金利の指標である新発10年国債利回りは、年内は概ね0.1%以下の水準で推移しました。しかし、年明け以降、米国をはじめとする海外金利の上昇を受け、10年国債利回りも0.2%を超える水準に上昇しました。

 

(6) 経営環境及び対処すべき課題

わが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化している上、地政学的リスクの高まりや資源価格の高騰に伴う世界的な物価上昇等により、先行きの不透明な状況が続いています。また、脱炭素化への対応や地域の人口減少・高齢化など、多くの社会課題への取組みが急務となっています。

このような状況の中で、当行グループは社会において何のために存在し、社会の未来に向けてどのような働きかけができるのかという思いをもとに、私たちの存在意義を改めて見つめ直し、2021年11月に「私たちは『つなぐ』力で 地域の未来をつむぎます」をパーパスとして制定しました。そして、制定したパーパスを基軸とした経営に取り組むことを明確にするため、名称を「2022年中期経営計画 Innovation for "Purpose"」とする新たな計画を2022年4月にスタートさせました。

新たな計画は、パーパスに基づき社会やお客さまの課題解決に積極的に取り組み、その結果として適正な利益を上げていくことで地域社会と当行双方の持続的な成長を目指すことや、過去と現在からの延長(フォアキャスティング)だけではなく、目指す未来から逆算(バックキャスティング)して策定したことが特徴です。

本計画では、パーパスを実現していくために、パーパスのコンセプトである「つなぐ」、「つむぐ」という言葉を用いて3つの基本方針を掲げました。

Ⅰ.「つなぐ・つむぐ」の基盤となるデジタル戦略の遂行

  「地域のデジタル化」「お客さま接点のデジタル化」「行内業務のデジタル化」を推進し、お客さまの利便性向上や社会課題の解決に取り組んでまいります。

Ⅱ.5つの改革による「つなぐ」力の強化

  「営業プロセス改革」「業務プロセス改革」「チャネル改革」「人材改革」「外部連携改革」を掲げ、パーパスの実現に資する当行の強みの強化を図ってまいります。 

Ⅲ.「つなぐ」力の発揮により 未来を「つむぐ」

  「地域」「企業」「個人」「グループ」「当行」という5つの視点から、社会やお客さまの課題に取り組み、地域の未来をつむいでまいります。

これらの3つの基本方針のもとで、当行の強みを深堀りしていくとともに、社会やお客さまの課題解決に取り組むことで、地域社会と当行グループの持続的な未来を目指してまいります。

 

2 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社等)が判断したものであります。

 

<主要なリスク>

当行が直面しているリスクには、大きく分けて信用リスク、市場リスク、流動性リスク、オペレーショナル・リスクがあります。

主要なリスク

リスクの内容

信用リスク

取引先や有価証券の発行体が、業況悪化などの原因により、約定通り利息支払や元金返済・償還ができなくなることで当行が損失を被るリスク

市場リスク

金利、為替、株価など市場要因の変動により、当行が損失を被るリスク

流動性リスク

金融市場の混乱や当行の信用力の低下等により、市場において取引ができない又は通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより当行が損失を被るリスク

オペレーショナル・

リスク

銀行の業務の過程、役職員及び派遣社員等の従業者の活動若しくはシステムが不適切であること、または外生的な事象により当行が損失を被るリスクをいいます。当行では、オペレーショナル・リスクを更に以下の5つに区分して管理しております。

①事務リスク

役職員等が正確な事務を怠る、あるいは、事故・不正等を起こすことにより損失を被るリスク

②システムリスク

コンピュータシステムのダウン又は誤作動などのシステムの不備等に伴い損失を被るリスクやコンピュータが不正に使用されることにより損失を被るリスク

③有形資産リスク

災害や資産管理の瑕疵等の結果、有形資産の毀損等により損失を被るリスク

④人的リスク

不適切な就労状況・職場・安全環境、人材の流出・喪失、士気の低下、不十分な人材育成等により損失を被るリスク

⑤法務リスク

法令や契約等に違反すること、不適切な契約を締結すること、その他の法的原因により損失を被るリスク

 

 

これらのリスクは様々な要因により顕在化しますが、当行では、損失を最小限に抑えるために想定される要因について継続的なモニタリングを行い、早期に察知し対応することに努めるとともに、自己資本比率による管理や統合的リスク管理などにより、大きなストレス下においても、損失が自己資本の範囲内に収まるよう管理しております。

なお、当行のリスク管理体制については、「第4 提出会社の状況」4 コーポレート・ガバナンスの状況等の(1) コーポレート・ガバナンスの概要 ③ 企業統治に関するその他の事項をご参照ください。

 

 

<リスクの顕在化が想定される主な要因>

 

1.新型コロナウイルス感染症の拡大

 

 

新型コロナウイルス感染症については、依然として感染収束が見通せない状況が続いております。感染症の拡大による影響は、群馬県をはじめとする地域経済において、観光業や飲食・サービス業のみならず、建設業や製造業など広範に及んでおり、貸出先の経営状況に変化が生じ、想定外の不良債権が発生する可能性があるなど、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、感染症の影響により国内外の金融資本市場が大きく変動した場合には、有価証券等の評価損、為替差損の発生や有価証券等の減損処理等が発生する可能性があります。

新型コロナウイルス感染症については、様々なリスクに横断的に影響を及ぼす要因と捉えております。

 

 

2.財務面に関する要因

取引先の業況の悪化

 

国内外の経済情勢、特定地域や特定業種の固有の事情の変化等により、取引先の業況が悪化した場合、与信関係費用や不良債権が増加し、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

当行では、貸出に際しての厳正な審査、貸出実行後の管理の充実、経営改善支援等により損失を最小限にとどめるよう努めております。また、適時適切な債務者格付とこれに基づく自己査定、貸倒引当金における長期平均実績による引当率の算出や一定以上の大口先へのDCF法の適用等、短期的な与信費用の変動を抑制するよう努めております。

金利の上昇

 

主要国の金融政策の変更や市場の混乱等により金利が上昇した場合、保有する債券の価格が低下し、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

当行では、有価証券投資にあたっては、償還バランス等に配慮した投資によるリスクの分散や金利に影響を及ぼす各種指標のモニタリングと迅速に対応する態勢の整備等により損失を最小限にとどめるよう努めております。

株価等の下落

 

国内外の経済情勢や株式市場の需給関係の悪化等により株価等が下落した場合、保有する株式等の価格が低下し、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

当行では、業種・銘柄等の分散によるリスクの分散や市場動向に応じて迅速に対応する態勢の整備等により損失を最小限にとどめるよう努めております。

資金調達条件の悪化

 

当行の格付低下、世界的な市場の混乱や金融経済環境の悪化等により当行の資金調達条件が悪化した場合、資金調達費用が増加したり、外貨資金調達等に困難が生じる等、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

当行では、資金繰り管理部署を定め、海外支店を含めて日次、週次、月次等の資金繰りを厳格に管理し、また、国債等流動性の高い資産を一定以上保有するなど円滑な資金繰りに努めております。さらに、万一の場合に備えて「危機管理計画」(コンティンジェンシープラン)を策定し、様々なケースに対応できる態勢を整備しております。

退職給付制度の変更

 

年金資産の時価の下落、年金資産の運用利回りの低下及び予定給付債務を計算する前提となる保険数理上の前提・仮定に変更があった場合等には、退職給付費用が増加する可能性があり、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

自己資本比率の低下

 

当行は、海外営業拠点を有しておりますので、連結自己資本比率及び単体自己資本比率は「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められる国際統一基準が適用されます。仮に、当行の自己資本比率が低下し要求される水準を下回った場合には、金融庁から社外流出の制限、業務の全部又は一部の停止等を含む様々な命令を受けることとなり、当行の業務運営に悪影響を及ぼす可能性があります。

当行では、自己資本比率を主要指標のひとつとして毎期の資本計画や投融資計画を策定しております。また、ストレス・テストによる充分性の検証や、アラームポイントを設けて抵触した場合には速やかに対応を協議する態勢とする等、自己資本比率が要求される水準を下回ることがないよう努めております。

 

 

 

3.業務面に関する要因

マネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止に関する管理態勢の不備

 

経済のボーダーレス化に伴って、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与の脅威や金融犯罪に対する規制の枠組みは国内・海外を問わず常に変化しております。当行のマネー・ローンダリング及びテロ資金供与リスクに対する管理態勢が不十分となった場合、更なる対策強化に伴う想定外のコストの発生、コルレス契約の解除による海外送金業務等の一部停止、制裁的課徴金の発生、社会的信用の失墜などにより、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

当行では、国内外のマネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止態勢の高度化のため、リスクに応じた取引時確認の厳格化や不審な取引を検知するシステムの導入など、実効性のあるマネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止態勢の構築に努めております。

システム障害、サイバー攻撃被害

 

コンピュータ機器や通信回線の故障、プログラムの不具合などによるコンピュータシステムの停止または誤作動や、コンピュータの不正使用または外部からの攻撃などによる情報の破壊や流出が発生した場合、決済機能やサービスの停止、社会的信用の失墜などにより、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

当行では、システム障害発生の未然防止や発生した場合の影響を最小限にするため、金融情報システムセンター(FISC)が定める基準に基づき、安全対策を実施しております。また、サイバー攻撃に対しては、必要な対策に加え、外部団体との情報共有やサイバー攻撃に係る訓練、演習等を通じて、管理態勢の継続的な強化を図っております。

自然災害、犯罪・テロ等による被害

 

大規模地震等の自然災害の発生、停電等の社会インフラ障害、あるいは犯罪やテロ等の発生で当行が保有する店舗、本部棟、電算センター等の施設が被害を受けることにより、当行の業務運営に支障を来し、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

当行では、非常事態の発生に対し、迅速かつ適切に対応できるようにするため、平時より危機管理計画(BCP)を整備し、その実効性を確保するため、定期的な訓練と内容の見直しを実施しております。特に大規模地震災害などに対しては、想定される影響の大きさを踏まえ、バックアップオフィスやバックアップシステムなどの態勢を整備しております。

人事運営上の諸問題の発生

 

人事運営上の諸問題(報酬・手当・解雇等の問題)、差別的行為(ハラスメント等)等により、行政処分や損害賠償請求等を受けることにより、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

不祥事件、訴訟等の発生

 

法令解釈の相違、当行及び役職員の法令違反行為等に起因して法令諸規則や契約内容を遵守できなかった場合には、行政処分や損害賠償請求等を受けることにより、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

当行では、法令違反行為の発生や不適切な契約締結を行わないよう、案件に応じて顧問弁護士の見解等を得ながら、法的問題に関する事案や各種契約書のリーガル・チェックを担当部署で実施する態勢を整備しております。

情報漏洩の発生

 

当行は、個人情報保護法に対応し情報管理体制の強化を図っております。

しかしながら、こうした対策が有効に機能せず、内部者、外部者による不正なアクセスなどにより、顧客情報や経営情報などの漏洩、紛失、改ざん、不正使用などが発生した場合、当行の社会的信用の失墜などにより、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

事務事故の発生

 

各種取引に伴う事務を適宜適切に処理しなかったことにより事務事故が生じ、金融資産の喪失や原状回復などに係る対応費用などの発生、あるいは社会的信用の失墜などにより,当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

外部委託先での事故等の発生

 

当行業務の委託先において、事務事故、システム障害、情報漏洩などが発生した場合、社会的信用の失墜などにより、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

当行では、業務の外部委託を行う場合、自ら実施する場合と同様の業務水準を維持するために「外部委託管理規定」を制定し、外部委託時、委託期間中、委託終了時の手続き等を定め、外部委託した業務における顧客保護等管理及びオペレーショナル・リスク管理が十分機能するように努めております。

 

 

 

4.その他の要因

風評の発生

 

当行及び銀行業界に対するネガティブな報道や悪質な風評により、それが事実であるか否かにかかわらず、流動性リスクを誘発することなどにより、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

各種規制の変更

 

当行は現時点の規制に従って、また、規制上のリスクを伴って業務を遂行しております。将来における法律、規則、政策、実務慣行、解釈、財政及びその他の施策の変更並びにそれらによって発生する事態が、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

競争の激化

 

日本の金融制度は大幅に規制が緩和されてきており、これに伴い競争が激化してきております。その結果、他金融機関等との競争により想定した収益があげられず、当行の業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。

気候変動による影響

 

異常気象に伴う大規模災害が発生した場合、当行の役職員や店舗への直接的な被害により当行の業務継続に支障が生じるほか、取引先の財務状態や担保資産の価値に悪影響を及ぼし、当行の与信関係費用が増加する可能性があります。また、中長期的な気候変動に対する政策変更や規制強化、技術革新等による低炭素社会への急速な移行等に伴う取引先の業績悪化が起こることにより、当行の与信関係費用が増加する可能性があります。

当行は、2020年7月に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への賛同を表明し、気候関連の財務情報などの開示(※)の充実を進めております。

経営戦略が奏功しない場合の影響

 

当行は、2022年4月から2025年3月までの3年間を計画期間とする「2022年中期経営計画『Innovation for“Purpose”』」をスタートさせ、諸施策を展開しております。しかしながら、経済状態全般の悪化、地域経済の悪化、お客さまの経営状態の悪化などによる想定外の不良債権処理費用の発生などにより目標とした利益などが確保できないこともあり、結果として経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

その他

 

大規模な自然災害や犯罪、テロ行為、地政学的リスクの顕在化など、当行グループのコントロールが及ばない事態の発生により、当行グループの財務面・業務面に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 

 (※) TCFDの提言に基づく主な情報開示

ガバナンス

<サステナビリティ委員会>

・気候変動への対応を含むSDGsやESG等のサステナビリティに関する中期的な視点による経営戦略の

 構築と各施策の実効性を高めるため、頭取を委員長としたサステナビリティ委員会を設置してお

 ります。

・同委員会は原則として年4回開催し、委員会での協議・検討事項は、委員会開催の都度常務会に付

  議/報告を行っております。また、取締役会には原則として年4回報告を行うことで取締役会が監

 督を行う態勢としております。

<業績連動型株式報酬(パフォーマンス・シェア)>

・取締役(除く社外取締役)に対するパフォーマンス・シェアの評価指標のうち、非財務指標につ

 いて、「当行の温室効果ガス排出量の削減率」や「再生可能エネルギー事業向け融資の実行額」

 など、気候変動を含むSDGs達成への貢献を測る指標を採用しております。

戦略

<気候変動関連のリスク・機会の特定(定性分析)>

・気候変動に伴うリスク(物理的リスク・移行リスク)と機会については、短期(3年)、中期(10

 年)、長期(30年)の時間軸で、定性的な分析を行っております。

<シナリオ分析(定量分析)>

・物理的リスク及び移行リスクについて、複数の温度帯シナリオを用いて、各シナリオ下における

  当行の与信費用の増加額を推計しております。全ての分析において、当行財務への影響は限定的

  と評価できる結果となっております。

リスク管理

・気候変動に起因する物理的リスクや移行リスクが当行の事業運営や戦略・財務計画に大きな影響

 を与える重要なリスクと認識しております。

・シナリオ分析等により把握した各種リスクについて、「信用リスク」「オペレーショナル・リス

 ク」などリスクカテゴリーごとに影響を把握し、既存の枠組みの中で管理する態勢を整備してま

 いります。

・シナリオ分析の結果等を踏まえ、気候変動への対応や脱炭素社会への移行に向けお客さまとの対

 話を強化してまいります。お客さまごとの課題やニーズを深く理解しソリューションを提供する

 ことで、ビジネス機会の創出やリスク管理の強化につなげてまいります。

指標と目標

<サステナブルファイナンス累計実行額目標(2022年度以降)>

  [目標]2024年度 5,000億円(うち環境分野 3,000億円)、2030年度 1兆5,000億円(同 1兆円)

<温室効果ガス排出量削減目標と実績>

  [目標]2024年度 2013年度比50%削減、2030年度 ネットゼロ   [実績]2021年度 同比8.5%削減

<紙(コピー用紙)の使用量削減目標と実績>

  [目標]2025年度 2013年度比30%削減、2030年度 同比40%削減 [実績]2021年度 同比46.2%削減

 

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社等)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態

当連結会計年度末の財政状態は、以下のとおりとなりました。

総資産は期中5,327億円増加し11兆1,485億円となり、負債は期中5,516億円増加し10兆6,192億円となりました。また、純資産は期中188億円減少し5,292億円となりました。

 

グループの中心である当行の当事業年度末における主要勘定の状況は以下のとおりとなりました。

預金は、個人預金が順調に増加したことから、期中2,176億円増加(前期末比+2.8%)し期末残高は7兆9,704億円となりました。

貸出金は、住宅ローンや法人向け貸出が増加したことなどから、期中685億円増加(前期末比+1.1%)し期末残高は5兆8,181億円となりました。

 

また、セグメントごとの状況は以下のとおりとなりました。

(銀行業)

資産は前連結会計年度比5,333億円増加し11兆1,353億円、負債は前連結会計年度比5,550億円増加し10兆6,344億円となりました。

(リース業)

資産は前連結会計年度比4億円減少し832億円、負債は前連結会計年度比6億円減少し684億円となりました。

(その他)

報告セグメントに含まれない「その他」の資産は前連結会計年度比4億円増加し433億円、負債は前連結会計年度比22億円減少し181億円となりました。

 

(2) 経営成績

当連結会計年度の経営成績は、以下のとおりとなりました。

経常収益は、資金運用収益(有価証券利息配当金等)が増加したことなどから前連結会計年度比68億81百万円増加し1,501億97百万円となりました。経常費用は、その他経常費用(貸倒引当金繰入額)が減少したことなどから前連結会計年度比121億47百万円減少し1,110億86百万円となりました。

これらの結果、経常利益は、前連結会計年度比190億28百万円増加し391億11百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比129億34百万円増加し264億36百万円となりました。

 

グループの中心である当行の当事業年度における損益状況は以下のとおりとなりました。

コア業務純益は、資金利益及び非金利業務利益の増加に加え経費の削減に努めたことから、前事業年度比53億27百万円増加し319億46百万円、実質業務純益は前事業年度比9億17百万円増加し307億29百万円となりました。

経常利益は、有価証券関係損益が減少したものの与信費用や退職給付費用が減少した結果、前事業年度比175億53百万円増加し344億44百万円となりました。また、当期純利益は前事業年度比116億97百万円増加し233億78百万円となりました。

 

また、セグメントごとの損益状況は以下のとおりとなりました。

(銀行業)

経常収益は前連結会計年度比86億74百万円増加し1,167億38百万円、セグメント利益は前連結会計年度比186億1百万円増加し345億49百万円となりました。

(リース業)

経常収益は前連結会計年度比17億35百万円減少し291億79百万円、セグメント利益は前連結会計年度比3億30百万円増加し5億76百万円となりました。

(その他)

報告セグメントに含まれない「その他」の経常収益は前連結会計年度比69百万円減少し70億71百万円、セグメント利益は前連結会計年度比98百万円増加し40億38百万円となりました。

 

 

(3) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

当行は、2019年4月から2022年3月までの3年間を計画期間とする中期経営計画「Innovation新次元 ~価値実現へ向けて~」を展開してまいりました。これまで取り組んできた「価値ある提案」を礎に、その提案価値を実現することに主眼を置き、「金融サービスの革新により、お客さまニーズに応え、価値を実現する地域金融グループ」を目指し諸施策を実施してまいりました。

当連結会計年度の経営成績等につきましては次のとおりであります。

 

○経営成績(連結)

    (単位:百万円)

 

2022年3月

 

2021年3月

2021年3月期比

コア業務粗利益

92,531

6,110

86,421

 

資金利益

72,001

4,741

67,259

 

非金利業務利益        <収益性指標>

20,530

1,368

19,162

 

 

役務取引等利益

13,373

150

13,223

 

 

その他業務利益(除く国債等債券損益)

7,156

1,217

5,938

経費(除く臨時費用)(△)

55,213

△233

55,446

コア業務純益

37,318

6,343

30,975

有価証券関係損益

9,616

△3,022

12,638

 

国債等債券損益

△1,216

△4,409

3,192

 

株式等関係損益

10,833

1,387

9,446

与信費用(△)

8,306

△14,131

22,438

その他

483

1,576

△1,092

経常利益

39,111

19,028

20,082

特別損益

672

946

△274

税金等調整前当期純利益

39,783

19,975

19,808

法人税等(△)

13,347

7,040

6,307

当期純利益

26,436

12,934

13,501

親会社株主に帰属する当期純利益  <収益性指標>

26,436

12,934

13,501

 

○経営指標(連結)

 

RORA               <収益性指標>

0.60%

0.30%

0.30%

OHR                <効率性指標>

59.6%

△4.5%

64.1%

総自己資本比率          <健全性指標>

12.40%

△0.34%

12.74%

ROE                <収益性指標>

4.9%

2.3%

2.6%

 

 

①収益性指標

A.非金利業務利益

非金利業務利益は、前連結会計年度比13億68百万円増加し205億30百万円となりました。法人のお客さまへの課題解決支援等に注力した結果、事業承継支援等に伴うストラクチャー付コベナンツ融資やビジネスマッチング等による法人役務収入が増加するとともに、銀証連携やウェルスマネジメント業務の強化に努めた結果、預かり金融資産等収入も増加しました。低金利下において収益構造の転換は着実に進んでおり、今後も、当行グループ一体となったお客さまの課題解決支援や銀証連携のさらなる強化を図ることで非金利業務利益の増強に取り組んでまいります。

 

B.親会社株主に帰属する当期純利益

親会社株主に帰属する当期純利益は、コア業務純益の増加や与信費用の減少等を主因に前連結会計年度比129億34百万円増加し264億36百万円となりました。コア業務純益については、非金利業務利益の増強や経費削減に努めた結果、前連結会計年度比63億43百万円増加の373億18百万円となりました。今後も、グループ総合力の強化やアライアンスの活用等に注力し、コア業務純益を向上させるとともに、親会社株主に帰属する当期純利益の増加に努めてまいります。

 

C.RORA

RORAは、リスクアセットが712億2百万円減少したことに加え、親会社株主に帰属する当期純利益が129億34百万円増加した結果、前連結会計年度比0.30ポイント上昇し0.60%となりました。

 

D.ROE

長期目標のROEは、前連結会計年度比2.3ポイント上昇し4.9%となりました。引き続き、RAF(リスクアペタイトフレームワーク)を活用した適切なリスクテイクによる収益増強等に注力し、ROEの向上に努めてまいります。

 

②効率性指標

 OHRは、経費が2億33百万円減少したことに加え、コア業務粗利益が61億10百万円増加した結果、前連結会計年度比4.5ポイント改善し59.6%となりました。今後も、コア業務粗利益の増強と経費削減の両面から、さらに効率的な経営を進めてまいります。

 

③健全性指標

総自己資本比率は、その他有価証券評価差額金の減少を主因とする総自己資本の減少等から、前連結会計年度末比0.34ポイント低下し12.40%となりました。引き続き、政策保有株式の縮減や財務基盤の強化を図り、健全な経営の確立に努めてまいります。

 

経営上の目標の達成状況を判断するための指標に照らした経営成績等につきましては、次のとおりであります。

 

○2019年中期経営計画「Innovation 新次元 ~価値実現へ向けて~」における経営上の目標及び達成状況

①連結計数計画

(単位:億円)

 

 

2019年中期経営計画「Innovation 新次元」

 

最終年度

2019年3月期

2020年3月期

2021年3月期

2022年3月期 (目標比)

 

2022年3月期

目標

<収益性指標>

 

 

 

親会社株主に帰属する

当期純利益

233

222

135

264

(24)

 

240

非金利業務利益

167

171

191

205

(5)

 

200

RORA

0.53%

0.53%

0.30%

0.60%

(0.10%)

 

0.5%以上

ROE [長期目標]

4.4%

4.4%

2.6%

4.9%

――

 

[長期目標]

5%以上

<効率性指標>

 

 

 

OHR

63.2%

66.3%

64.1%

59.6%

(△5.4%)

 

65%程度

<健全性指標>

 

 

 

総自己資本比率

12.25%

11.95%

12.74%

12.40%

(0.40%)

 

12%台

 

 

 

②連結計数計画達成に向けた主要計数

(単位:億円)

 

 

2019年中期経営計画「Innovation 新次元」

 

最終年度

2019年3月末

2020年3月末

2021年3月末

2022年3月末 (目標比)

 

2022年3月末目標

<資金利益>

 

 

 

リテール貸出残高

(単体)

45,008

45,505

46,573

46,502

(△1,297)

 

47,800

無担保消費者ローン

残高 (単体)

515

546

547

573

(△26)

 

600

<非金利業務利益>

 

 

 

法人役務収入

(連結)

22

28

29

43

(1)

 

42

預かり金融資産残高

(連結)

8,776

8,508

9,358

10,066

(66)

 

10,000

<地域活性化/SDGs>

 

 

 

事業性評価に基づいた課題解決

件数 (累計)

739件

1,312件

1,821件

(321件)

 

1,500件

事業承継支援先数 (累計)

3,083先

5,069先

7,164先

(1,164先)

 

6,000先

創業支援先数 (累計)

565先

1,489先

2,588先

(588先)

 

2,000先

女性管理職数(2019年3月末比)

9%増加

22%増加

39%増加

(19%)

 

20%増加

 

 

③基本方針と主な取組み

 

<基本方針:3つの改革によるプラットフォームの転換>

 

仕事の質向上を目指した

プロセス改革

・「地区ガバナンス体制」への移行、地区統括役員の配置

・業務改革プロジェクトによる業務削減

・モバイルパソコンやOffice365の導入等による働き方改革の進捗

お客さま接点拡充のための

チャネル改革

・3年間で28店舗の統廃合実施、3地区にフラッグシップ店・サテライト店を導

 入(店舗機能の見直し)

・個人相談プラザを拡充するとともに、群馬県内の住宅ローン推進態勢を強化

・各種契約手続き等の電子化(融資、無担保ローン、投資信託、生命保険等)

創造力発揮に向けた

人材改革

・「1on1ミーティング」の導入やエンゲージメント調査の充実

・タレントマネジメントシステムの導入

・56歳以降や専門人材に関する人事制度の改定

<基本方針:ビジネスモデルの進化による高度な価値実現>

 

地域産業の育成・活性化と

事業承継への取組み

・包括連携協定締結先等への連携・支援策の提案件数20件、創業支援

 先数2,000先、事業承継支援先数6,000先の目標達成

・M&A・事業承継の支援体制を強化、ストラクチャー付コベナンツ融資への取

 組みを強化

的確なコンサルティング

によるお客さまの成長支援

・事業性評価に基づいた課題解決件数1,500件の目標達成

・人材紹介業務の開始や、ビジネスマッチングシステムの導入

・アライアンス行との連携による新商品導入や、協調融資への取組みを強化

お客さまの資産を安定的に

増やしていく取組みの充実

・銀証連携の取組強化による預かり金融資産の伸長

・ライフサポート部を新設、預かり金融資産と住宅ローンのクロスセルを強化

・ライフサポート部に各分野のアドバイザーを設置、ウェルスマネジメント

 機能を強化(プライベートバンキング、資産形成、資産承継、不動産活用)

環境変化へ適応する

経営体質の強化

・標準利益率を活用した営業推進等、RORAを基準としたリスクアセットコント

 ロールの実践進捗

・リスク統括部にリスクガバナンスグループを新設し、経営計画・営業戦略等

 の遂行に伴うリスクに対する体制を整備

・総合企画部にSDGs&ESG統括室を新設し、温室効果ガス排出削減目標等の達

 成に向けた取組みを強化 

グループ総合力発揮による

多面的なニーズ対応

・ぐんま地域共創パートナーズ設立によるエクイティビジネスの強化

・ぐんぎんリースやぐんぎんシステムサービスからの出向者受入など、

  グループ会社との連携態勢を強化

・地方銀行との広域連携、地域連携の締結(TSUBASAアライアンス、

 群馬・第四北越アライアンス、りょうもう地域活性化パートナーシップ)

 

 

 

(4) キャッシュ・フローの状況の分析

当行グループの主要なセグメントは銀行業であり、資金調達手段は主に預金であり、資金運用手段は主に貸出金、有価証券であります。また、株主還元方針については、「第4 提出会社の状況」の「3 配当政策」に記載のとおりであります。

なお、重要な設備投資につきましては、「第3 設備の状況」の「3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおり、自己資金で対応しております。

 

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

営業活動によるキャッシュ・フローは、預金や借用金の増加などから期中4,595億円のプラス(前期は期中1兆9,871億円のプラス)となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出などから期中1,278億円のマイナス(前期は期中4,983億円のマイナス)となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払や自己株式取得による支出などから期中92億円のマイナス(前期は期中51億円のマイナス)となりました。

以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は、期中3,226億円増加し2兆6,475億円(前期末残高は2兆3,249億円)となりました。

 

(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況」 1 連結財務諸表等の (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)に記載しております。

 

(参考)

(1) 国内・海外別収支

資金運用収支は、前連結会計年度比47億41百万円増加し720億1百万円となりました。また、役務取引等収支は、前連結会計年度比1億51百万円増加し133億21百万円となりました。

なお、各収支合計は、国内が前連結会計年度比16億18百万円増加し906億29百万円、海外が前連結会計年度比81百万円増加し6億84百万円、国内及び海外の合計(相殺消去後)が前連結会計年度比17億円増加し913億14百万円となりました。

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

66,632

626

67,259

当連結会計年度

71,293

707

72,001

  うち資金運用収益

前連結会計年度

68,833

1,235

278

69,790

当連結会計年度

72,968

1,011

109

73,869

  うち資金調達費用

前連結会計年度

2,200

608

278

2,530

当連結会計年度

1,674

303

109

1,868

信託報酬

前連結会計年度

53

53

当連結会計年度

52

52

役務取引等収支

前連結会計年度

13,193

△23

13,170

当連結会計年度

13,349

△27

13,321

  うち役務取引等収益

前連結会計年度

21,378

0

21,379

当連結会計年度

21,541

3

21,544

  うち役務取引等費用

前連結会計年度

8,184

24

8,208

当連結会計年度

8,191

30

8,222

その他業務収支

前連結会計年度

9,131

△0

9,131

当連結会計年度

5,934

5

5,939

  うちその他業務収益

前連結会計年度

38,151

0

38,152

当連結会計年度

38,394

5

38,399

  うちその他業務費用

前連結会計年度

29,019

0

29,020

当連結会計年度

32,459

32,459

 

(注) 1 「国内」とは、当行(海外店を除く)及び国内に本店を有する連結子会社(以下「国内連結子会社」という。)であります。

   「海外」とは、当行の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下「海外連結子会社」という。)であります。

2 資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を控除し表示しております。

3 相殺消去額は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しております。

 

(2) 国内・海外別資金運用/調達の状況

資金運用勘定の平均残高は、前連結会計年度比1兆2,678億円増加し8兆9,854億円となりました。この要因は、有価証券が前連結会計年度比4,325億円増加したことや、預け金が前連結会計年度比8,478億円増加したことなどによります。

一方、資金調達勘定の平均残高は、前連結会計年度比1兆6,860億円増加し10兆4,724億円となりました。この要因は、預金が前連結会計年度比4,065億円増加したことや、借用金が前連結会計年度比6,356億円増加したことなどによります。

資金運用勘定の利回りは、利回りの低い預け金の残高が増加したことなどから、前連結会計年度比0.08%低下し0.82%となりました。また、資金調達勘定の利回りは、前連結会計年度比0.01%低下し0.01%となりました。

①  国内

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

7,661,645

68,833

0.89

当連結会計年度

8,915,418

72,968

0.81

  うち貸出金

前連結会計年度

5,572,798

53,335

0.95

当連結会計年度

5,576,403

52,663

0.94

  うち商品有価証券

前連結会計年度

888

3

0.38

当連結会計年度

945

3

0.35

  うち有価証券

前連結会計年度

1,901,278

14,070

0.74

当連結会計年度

2,332,960

18,368

0.78

  うちコールローン及び買入手形

前連結会計年度

24,511

△12

△0.04

当連結会計年度

1,927

0

0.03

  うち預け金

前連結会計年度

91,851

355

0.38

当連結会計年度

941,610

980

0.10

資金調達勘定

前連結会計年度

8,730,663

2,200

0.02

当連結会計年度

10,403,076

1,674

0.01

  うち預金

前連結会計年度

7,286,610

375

0.00

当連結会計年度

7,677,397

265

0.00

  うち譲渡性預金

前連結会計年度

211,706

35

0.01

当連結会計年度

175,163

16

0.00

  うちコールマネー及び売渡手形

前連結会計年度

134,986

△8

△0.00

当連結会計年度

359,599

48

0.01

 うち売現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

  うち債券貸借取引受入担保金

前連結会計年度

248,212

242

0.09

当連結会計年度

703,448

239

0.03

  うち借用金

前連結会計年度

792,154

247

0.03

当連結会計年度

1,427,812

59

0.00

 

(注) 1  平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、金融業以外の国内連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。

2  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社であります。

3  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度1,363,298百万円、当連結会計年度1,802,857百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度4,368百万円、当連結会計年度3,601百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

 

 

②  海外

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

112,287

1,235

1.10

当連結会計年度

115,105

1,011

0.87

  うち貸出金

前連結会計年度

54,859

698

1.27

当連結会計年度

63,244

617

0.97

 うち商品有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

  うち有価証券

前連結会計年度

48,510

522

1.07

当連結会計年度

47,799

393

0.82

 うちコールローン及び買入手形

前連結会計年度

当連結会計年度

  うち預け金

前連結会計年度

2,186

14

0.66

当連結会計年度

資金調達勘定

前連結会計年度

109,387

608

0.55

当連結会計年度

115,042

303

0.26

  うち預金

前連結会計年度

12,919

77

0.59

当連結会計年度

28,339

87

0.30

  うち譲渡性預金

前連結会計年度

32,794

188

0.57

当連結会計年度

36,800

96

0.26

 うちコールマネー及び売渡手形

前連結会計年度

当連結会計年度

  うち売現先勘定

前連結会計年度

10,313

64

0.62

当連結会計年度

4,276

9

0.23

 うち債券貸借取引受入担保金

前連結会計年度

当連結会計年度

  うち借用金

前連結会計年度

37

0

2.29

当連結会計年度

 

(注) 1  「海外」とは、当行の海外店及び海外連結子会社であります。

2  資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度810百万円、当連結会計年度80百万円)を控除して表示しております。

 

 

③  合計

 

種類

期別

平均残高(百万円)

利息(百万円)

利回り
(%)

小計

相殺
消去額
(△)

合計

小計

相殺
消去額
(△)

合計

資金運用勘定

前連結会計年度

7,773,932

56,356

7,717,576

70,068

278

69,790

0.90

当連結会計年度

9,030,523

45,104

8,985,419

73,979

109

 73,869

0.82

  うち貸出金

前連結会計年度

5,627,657

5,627,657

54,034

54,034

0.96

当連結会計年度

5,639,647

5,639,647

53,281

53,281

0.94

  うち商品有価証券

前連結会計年度

888

888

3

3

0.38

当連結会計年度

945

945

3

3

0.35

  うち有価証券

前連結会計年度

1,949,789

3,202

1,946,586

14,593

14,593

0.74

当連結会計年度

2,380,760

1,601

2,379,158

18,761

18,761

0.78

  うちコールローン

      及び買入手形

前連結会計年度

24,511

24,511

△12

△12

△0.04

当連結会計年度

1,927

1,927

0

0

0.03

  うち預け金

前連結会計年度

94,037

2,021

92,015

369

1

368

0.40

当連結会計年度

941,610

1,696

939,914

980

980

0.10

資金調達勘定

前連結会計年度

8,840,050

53,646

8,786,404

2,809

278

2,530

0.02

当連結会計年度

10,518,119

45,625

10,472,493

1,978

109

1,868

0.01

  うち預金

前連結会計年度

7,299,530

325

7,299,205

452

1

451

0.00

当連結会計年度

7,705,737

7,705,737

353

353

0.00

  うち譲渡性預金

前連結会計年度

244,501

244,501

224

224

0.09

当連結会計年度

211,964

211,964

112

112

0.05

  うちコールマネー
      及び売渡手形

前連結会計年度

134,986

134,986

△8

△8

△0.00

当連結会計年度

359,599

359,599

48

48

0.01

  うち売現先勘定

前連結会計年度

10,313

10,313

64

64

0.62

当連結会計年度

4,276

4,276

9

9

0.23

  うち債券貸借取引
      受入担保金

前連結会計年度

248,212

248,212

242

242

0.09

当連結会計年度

703,448

703,448

239

239

0.03

  うち借用金

前連結会計年度

792,192

792,192

248

248

0.03

当連結会計年度

1,427,812

1,427,812

59

59

0.00

 

(注) 1  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度1,364,109百万円、当連結会計年度1,802,938百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度4,368百万円、当連結会計年度3,601百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

2  相殺消去額は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しております。

 

 

(3) 国内・海外別役務取引の状況

役務取引等収益は、前連結会計年度比1億65百万円増加し215億44百万円となりました。また、役務取引等費用は、前連結会計年度比13百万円増加し82億22百万円となりました。

この結果、役務取引等収支は、前連結会計年度比1億51百万円増加し133億21百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

21,378

0

21,379

当連結会計年度

21,541

3

21,544

  うち預金・貸出業務

前連結会計年度

6,526

0

6,527

当連結会計年度

6,722

0

6,722

  うち為替業務

前連結会計年度

4,825

0

4,825

当連結会計年度

4,329

2

4,331

  うち信託関連業務

前連結会計年度

73

73

当連結会計年度

174

174

  うち投資信託取扱業務

前連結会計年度

2,558

2,558

当連結会計年度

2,886

2,886

  うち保険代理店業務

前連結会計年度

1,276

1,276

当連結会計年度

1,478

1,478

 うち証券関連業務

前連結会計年度

106

106

当連結会計年度

914

914

  うち代理業務

前連結会計年度

383

383

当連結会計年度

356

356

  うち保証業務

前連結会計年度

236

0

236

当連結会計年度

214

0

214

 うち保護預り・貸金庫業務

前連結会計年度

107

107

当連結会計年度

99

99

役務取引等費用

前連結会計年度

8,184

24

8,208

当連結会計年度

8,191

30

8,222

  うち為替業務

前連結会計年度

804

7

811

当連結会計年度

588

11

599

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社であります。

    「海外」とは、当行の海外店及び海外連結子会社であります。

2  相殺消去額は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しております。

 

 

(4) 国内・海外別預金残高の状況

○  預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

7,723,605

18,055

7,741,661

当連結会計年度

7,932,094

27,239

7,959,333

  うち流動性預金

前連結会計年度

5,693,668

83

5,693,752

当連結会計年度

5,977,243

64

5,977,308

  うち定期性預金

前連結会計年度

1,903,593

17,971

1,921,565

当連結会計年度

1,827,717

27,174

1,854,891

  うちその他

前連結会計年度

126,343

126,343

当連結会計年度

127,133

127,133

譲渡性預金

前連結会計年度

128,925

38,748

167,674

当連結会計年度

172,541

36,717

209,258

総合計

前連結会計年度

7,852,531

56,803

7,909,335

当連結会計年度

8,104,635

63,956

8,168,591

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社であります。

    「海外」とは、当行の海外店及び海外連結子会社であります。

2  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

3  定期性預金=定期預金+定期積金

4  相殺消去額は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しております。

 

(5) 国内・海外別貸出金残高の状況

①  業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内 (除く特別国際金融取引勘定分)

5,634,551

100.00

5,697,816

100.00

  製造業

730,069

12.96

703,442

12.35

  農業、林業

8,906

0.16

8,687

0.15

  漁業

2,103

0.04

2,102

0.04

  鉱業、採石業、砂利採取業

4,215

0.07

3,905

0.07

  建設業

206,774

3.67

203,554

3.57

  電気・ガス・熱供給・水道業

71,266

1.26

76,909

1.35

  情報通信業

26,749

0.47

24,475

0.43

  運輸業、郵便業

160,928

2.86

172,874

3.03

  卸売業、小売業

458,373

8.14

473,822

8.32

  金融業、保険業

171,356

3.04

181,446

3.18

  不動産業、物品賃貸業

673,280

11.95

697,741

12.24

  医療・福祉

340,424

6.04

334,360

5.87

  その他サービス業

277,629

4.93

270,599

4.75

  地方公共団体

90,089

1.60

114,430

2.01

  その他

2,412,379

42.81

2,429,461

42.64

海外及び特別国際金融取引勘定分

54,295

100.00

60,280

100.00

  政府等

  金融機関

  その他

54,295

100.00

60,280

100.00

合計

5,688,847

―――

5,758,096

―――

 

(注)  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店及び海外連結子会社であります。

 

②  外国政府等向け債権残高(国別)

「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、前連結会計年度及び当連結会計年度の外国政府等向け債権残高はありません。

 

(6) 国内・海外別有価証券の状況

○  有価証券残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

679,159

679,159

当連結会計年度

788,507

788,507

地方債

前連結会計年度

750,236

750,236

当連結会計年度

764,237

764,237

社債

前連結会計年度

206,890

206,890

当連結会計年度

197,612

197,612

株式

前連結会計年度

197,138

197,138

当連結会計年度

197,678

197,678

その他の証券

前連結会計年度

524,199

48,038

3,202

569,035

当連結会計年度

508,593

44,388

552,981

合計

前連結会計年度

2,357,624

48,038

3,202

2,402,460

当連結会計年度

2,456,630

44,388

2,501,019

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社であります。

    「海外」とは、当行の海外店及び海外連結子会社であります。

2  「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。

3  相殺消去額は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しております。

 

(7) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。

信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表/連結)

資産

科目

前連結会計年度
(2021年3月31日)

当連結会計年度
(2022年3月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

銀行勘定貸

8,953

100.00

12,056

100.00

合計

8,953

100.00

12,056

100.00

 

 

負債

科目

前連結会計年度
(2021年3月31日)

当連結会計年度
(2022年3月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金銭信託

8,953

100.00

12,056

100.00

合計

8,953

100.00

12,056

100.00

 

(注)  共同信託他社管理財産については、取扱残高はありません。

 

元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)

科目

前連結会計年度
(2021年3月31日)

当連結会計年度
(2022年3月31日)

金銭信託
(百万円)

貸付信託
(百万円)

合計
(百万円)

金銭信託
(百万円)

貸付信託
(百万円)

合計
(百万円)

銀行勘定貸

8,953

8,953

12,056

12,056

資産計

8,953

8,953

12,056

12,056

元本

8,953

8,953

12,056

12,056

負債計

8,953

8,953

12,056

12,056

 

 

 

(自己資本比率等の状況)

 

(参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は、国際統一基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの額の算出においては基礎的内部格付手法を採用しております。また、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の算出においては粗利益配分手法を採用しております。

また、自己資本比率の補完的指標であるレバレッジ比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準の補完的指標として定めるレバレッジに係る健全性を判断するための基準(2019年金融庁告示第11号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

 

連結自己資本比率(国際統一基準)

 

(単位:億円、%)

 

2022年3月31日

1  連結総自己資本比率(4/7)

12.40

2  連結Tier1比率(5/7)

11.23

3  連結普通株式等Tier1比率(6/7)

11.23

4  連結における総自己資本の額

5,413

5  連結におけるTier1資本の額

4,901

6  連結における普通株式等Tier1資本の額

4,901

7  リスク・アセットの額

43,622

8  連結総所要自己資本額

3,489

 

 

連結レバレッジ比率(国際統一基準)

 

(単位:%)

 

2022年3月31日

連結レバレッジ比率

5.67

 

 

単体自己資本比率(国際統一基準)

 

(単位:億円、%)

 

2022年3月31日

1  単体総自己資本比率(4/7)

11.76

2  単体Tier1比率(5/7)

10.61

3  単体普通株式等Tier1比率(6/7)

10.61

4  単体における総自己資本の額

5,060

5  単体におけるTier1資本の額

4,563

6  単体における普通株式等Tier1資本の額

4,563

7  リスク・アセットの額

43,002

8  単体総所要自己資本額

3,440

 

 

単体レバレッジ比率(国際統一基準)

 

(単位:%)

 

2022年3月31日

単体レバレッジ比率

5.29

 

 

(資産の査定)

 

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1  破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2  危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3  要管理債権

要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

 

4  正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

債権の区分

2021年3月31日

2022年3月31日

金額(億円)

金額(億円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

283

274

危険債権

451

484

要管理債権

607

446

正常債権

56,900

57,852

 

(注)  金額については、億円未満を四捨五入して表示しております。

 

 

4 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

5 【研究開発活動】

該当事項はありません。