第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

該当ありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

(金融経済環境)

当第3四半期連結累計期間における当行の主要な営業基盤である長野県経済は、需要面では公共投資は高水準ながらも緩やかな減少傾向で推移し、設備投資は緩やかな増加となりました。生産面では国内需要の弱さなどを背景に横ばいで推移しました。個人消費は、大型小売店売上高は前年を上回った一方で、自動車の新車登録台数は前年を下回りました。

金融面においては、10年物国債利回りは、期初の0.3%台から4月下旬以降は欧州の金利上昇を受け、6月には0.5%台まで上昇しましたが、その後は低下基調が続き、期末には0.2%台半ばまで低下しました。一方、日経平均株価は期初の1万9千円台前半から堅調に推移し、一時2万円台まで上昇しましたが、後半は中国株式市場の急落など中国経済の減速懸念の高まりなどから下落基調が続き、一時1万7千円を割り込みました。欧州中央銀行の追加緩和観測などから12月には一時2万円を回復しましたが、その後は原油価格の下落や米利上げ決定などから調整局面となり、期末には1万9千円台となりました。

このような金融経済環境のもと当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。

(財政状態)

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比2,986億円増加して8兆3,128億円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末比3,009億円増加して7兆6,230億円となりました。また、純資産は、前連結会計年度末比23億円減少して6,898億円となりました。

主要勘定の動きは、次のとおりとなりました。

貸出金は、長野県外の事業性資金及び地方公共団体向け資金などが増加したことを主因に、前連結会計年度末比1,270億円増加して4兆6,338億円となりました。

有価証券は、国債及び外国証券などが減少したことを主因に、前連結会計年度末比1,581億円減少して2兆5,826億円となりました。

預金は、個人及び法人の預金が引き続き堅調に推移し、前連結会計年度末比762億円増加して6兆3,135億円となりました。

(経営成績)

連結粗利益の大半を占める資金利益は、有価証券利息配当金は増加したものの、貸出金利息の減少及び預金利息の増加を主因に前年同期比5千5百万円減少し、572億4百万円となりました。役務取引等利益(含む信託報酬)は、前年同期比5億2千8百万円減少し、111億7千2百万円となりました。その他業務利益は、国債等債券関係損益が減少したことを主因に前年同期比24億9千3百万円減少し、75億9千2百万円となりました。

与信関係費用は、貸倒引当金戻入益が減少したことを主因に前年同期比15億4千6百万円増加し、△17億7千1百万円となりました。株式等関係損益は、株式等売却益の増加を主因に前年同期比5億5千8百万円増加し、22億1千3百万円となりました。

以上の結果、経常利益は前年同期比16億3百万円減少の372億9千2百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同3億1百万円減少の234億8千9百万円となりました。

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

① 銀行業

当行単体の減益を主因として、セグメント利益(経常利益)は前年同期比17億1千1百万円減少して、341億8千2百万円となりました。

 

② リース業

セグメント利益(経常利益)は前年同期比6千1百万円増加して、25億1千1百万円となりました。

なお、報告セグメントに含まれない「その他」につきましては、前年同期比6千6百万円増加して、6億1千1百万円のセグメント利益(経常利益)となりました。

 

○  損益の概要

 

前第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
  至 平成26年12月31日)
(百万円) (A)

当第3四半期連結累計期間
(自 平成27年4月1日
  至 平成27年12月31日)
(百万円) (B)

増減
(百万円)
 
(B) - (A)

連結粗利益

80,147

77,396

△2,750

資金利益

57,259

57,204

△55

役務取引等利益(含む信託報酬)

11,701

11,172

△528

特定取引利益

1,100

1,427

326

その他業務利益

10,086

7,592

△2,493

営業経費

48,305

45,478

△2,826

与信関係費用

△3,317

△1,771

1,546

貸出金償却

3

1

△1

個別貸倒引当金繰入額

一般貸倒引当金繰入額

貸倒引当金戻入益

3,514

1,860

△1,653

償却債権取立益

18

26

7

その他与信関係費用

212

113

△98

株式等関係損益

1,654

2,213

558

その他

2,146

1,458

△687

経常利益

38,895

37,292

△1,603

特別損益

△590

△179

410

税金等調整前四半期純利益

38,304

37,112

△1,192

法人税、住民税及び事業税

12,506

9,508

△2,997

法人税等調整額

159

2,646

2,487

法人税等合計

12,665

12,155

△509

四半期純利益

25,639

24,957

△682

非支配株主に帰属する四半期純利益

1,847

1,467

△380

親会社株主に帰属する四半期純利益

23,791

23,489

△301

 

(注)  前第3四半期連結累計期間は一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金がともに取崩しとなり、また、当第3四半期連結累計期間は一般貸倒引当金の繰入額を個別貸倒引当金の戻入額が上回りました。いずれも貸倒引当金全体で取崩となりましたので、経理基準に従い、その合計額を貸倒引当金戻入益に計上しております。

 

 

① 国内・海外別収支

資金運用収支は、有価証券利息配当金は増加したものの、貸出金利息の減少及び預金利息の増加を主因に前年同期比55百万円減少し、57,204百万円となりました。

役務取引等収支は、前年同期比528百万円減少し、11,170百万円となりました。

その他業務収支は、国債等債券関係損益が減少したことを主因に前年同期比2,493百万円減少し、7,592百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

57,024

234

57,259

当第3四半期連結累計期間

57,023

180

57,204

うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

64,276

402

△97

64,580

当第3四半期連結累計期間

65,775

396

△138

66,033

うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

7,251

167

△97

7,321

当第3四半期連結累計期間

8,751

216

△138

8,829

信託報酬

前第3四半期連結累計期間

2

2

当第3四半期連結累計期間

2

2

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

11,691

8

11,699

当第3四半期連結累計期間

11,165

5

11,170

うち役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

16,504

14

16,518

当第3四半期連結累計期間

16,187

11

16,199

うち役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

4,813

5

4,819

当第3四半期連結累計期間

5,022

5

5,028

特定取引収支

前第3四半期連結累計期間

1,100

1,100

当第3四半期連結累計期間

1,427

1,427

うち特定取引収益

前第3四半期連結累計期間

1,100

1,100

当第3四半期連結累計期間

1,427

1,427

うち特定取引費用

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

 ―

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

10,057

29

10,086

当第3四半期連結累計期間

7,541

50

7,592

うちその他業務収益

前第3四半期連結累計期間

32,228

29

32,258

当第3四半期連結累計期間

32,886

50

32,937

うちその他業務費用

前第3四半期連結累計期間

22,171

0

22,172

当第3四半期連結累計期間

25,344

25,344

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

2  資金調達費用は金銭の信託見合費用(前第3四半期連結累計期間66百万円、当第3四半期連結累計期間70百万円)を控除して表示しております。

3  相殺消去額は、「国内」と「海外」の間の内部取引額を記載しております。

 

 

② 国内・海外別預金残高の状況
○  預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

6,115,918

26,460

6,142,378

当第3四半期連結会計期間

6,289,353

24,226

6,313,579

うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

3,359,140

7,189

3,366,329

当第3四半期連結会計期間

3,515,939

6,743

3,522,683

うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

2,585,374

19,270

2,604,644

当第3四半期連結会計期間

2,543,024

17,482

2,560,506

うちその他

前第3四半期連結会計期間

171,404

0

171,404

当第3四半期連結会計期間

230,389

0

230,389

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

495,485

495,485

当第3四半期連結会計期間

535,480

535,480

総合計

前第3四半期連結会計期間

6,611,404

26,460

6,637,864

当第3四半期連結会計期間

6,824,833

24,226

6,849,059

 

(注) 1  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2  定期性預金=定期預金+定期積金

3  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

③ 国内・海外別貸出金残高の状況
○  業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

4,493,679

100.00

4,608,689

100.00

  製造業

747,805

16.64

710,823

15.42

  農業、林業

17,120

0.38

17,272

0.38

  漁業

6,048

0.14

6,047

0.13

  鉱業、採石業、砂利採取業

2,051

0.05

6,930

0.15

  建設業

103,495

2.30

101,487

2.20

  電気・ガス・熱供給・水道業

39,782

0.89

34,476

0.75

  情報通信業

49,863

1.11

43,596

0.95

  運輸業、郵便業

130,368

2.90

140,988

3.06

  卸売業、小売業

631,068

14.04

615,383

13.35

  金融業、保険業

348,717

7.76

370,841

8.05

  不動産業、物品賃貸業

531,207

11.82

546,936

11.87

  その他サービス業

275,459

6.13

292,828

6.35

  地方公共団体

507,755

11.30

596,021

12.93

  その他

1,102,934

24.54

1,125,054

24.41

海外及び特別国際金融取引勘定分

30,415

100.00

25,196

100.00

  政府等

202

0.67

  金融機関

1,697

5.58

1,745

6.93

  その他

28,515

93.75

23,450

93.07

合計

4,524,095

4,633,886

 

(注)  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

④「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。

○  信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)

 

資産

科目

前連結会計年度
(平成27年3月31日)

当第3四半期連結会計期間
(平成27年12月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

有価証券

200

41.27

149

33.75

信託受益権

256

52.84

281

63.34

現金預け金

28

5.89

12

2.91

合計

485

100.00

444

100.00

 

 

負債

科目

前連結会計年度
(平成27年3月31日)

当第3四半期連結会計期間
(平成27年12月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金銭信託

485

100.00

444

100.00

合計

485

100.00

444

100.00

 

(注) 1  共同信託他社管理財産については、取扱残高はありません。

2  元本補填契約のある信託については、取扱残高はありません。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題、研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

研究開発活動については該当ありません。