第2 【事業の状況】

 

1 【業績等の概要】

 (業績)

○ 金融経済環境

平成28年度のわが国経済は、前半は全体的に弱い動きが続きましたが、後半からは米国、欧州向けの自動車輸出の増加に加え、中国などアジア向けの高品質なスマートフォン需要の高まりを背景に、生産面は持ち直しました。個人消費は節約志向の継続や天候不順などの影響もあり伸び悩みましたが、基調としては底堅く推移し、全体の成長率はプラスを維持しました。

当行の主要な営業基盤である長野県経済においても、生産面では弱い動きが続いていた電子部品・デバイスが改善するなど、全般的に年度の後半にかけて持ち直しの傾向となりました。設備投資は前年度を上回る動きがみられましたが、先行きへの不透明感から慎重姿勢がうかがえました。個人消費は天候不順の影響などにより大型小売店が低調でしたが、公共投資は近年の中では比較的高い水準を維持したほか、住宅投資は低金利が続いたことや貸家の建設需要が増加したことなどから、新設住宅着工戸数が前年水準を上回って推移しました。

金融面においては、1月に導入が決定された「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」政策の影響が本格化し、10年物国債金利は期初△0.05%近傍で始まり、一時△0.3%程度まで低下しました。その後、9月の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」政策導入などを受け、プラス圏に浮上したものの、概ね0.1%未満で推移しました。

株式相場は、日経平均株価が期初1万6千円台前半でスタートし、6月には英国のEU離脱の是非を問う国民投票結果などを受け1万4千円台に下落する場面もありましたが、11月の米国大統領選以降、同国政策に対する期待感などを背景に上昇基調に転じ、期末には1万9千円近辺まで上昇しました。

このような金融経済環境のもと、当期の業績は以下のとおりとなりました。

○ 経営成績

連結ベースの業績は、経常収益が前期比279億5千6百万円増加して2,091億6千万円となりました。また、経常費用は、前期比365億5千8百万円増加して1,687億3千9百万円となりました。

この結果、経常利益は前期比86億1百万円減少して404億2千1百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比38億5千9百万円減少して263億1千2百万円となりました。

なお、連結決算の大宗を占める当行単体の業績は次のとおりとなりました。

経常収益は、貸倒引当金戻入益等の「その他経常収益」および貸出金利息等の「資金運用収益」が減少したものの、国債等債券売却益等の「その他業務収益」が増加したことから、前期比279億2百万円増加して1,695億5千8百万円となりました。

また、経常費用は、金銭の信託運用損等の「その他経常費用」が減少したものの、国債等債券売却損等の「その他業務費用」および「営業経費」が増加したことから、前期比361億5千9百万円増加して1,353億5千2百万円となりました。

この結果、経常利益は前期比82億5千6百万円減少して342億5百万円となりました。

当期純利益は前期比45億9千1百万円減少して231億7千3百万円となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

① 銀行業

当行単体の減益の結果、セグメント利益(経常利益)は前期比83億5千万円減少して367億2千5百万円となりました。

② リース業

セグメント利益(経常利益)は前期比4億8千5百万円減少して28億1千4百万円となりました。

なお、報告セグメントに含まれない「その他」につきましては、前期比2億1千7百万円増加して8億8千9百万円のセグメント利益(経常利益)となりました。

○ 財政状態

連結ベースの主要勘定の動きは、次のとおりとなりました。

貸出金は、地方公共団体向け資金、個人向け資金および長野県内外の事業者向け資金が増加したことから、期中2,287億円増加して期末残高は4兆8,641億円となりました。

有価証券につきましては、期中2,205億円減少して期末残高は2兆4,597億円となりました。運用にあたり、市場動向を注視し、安定的な収益を確保するとともに機動的な運用に努めました。

預金は、個人および法人預金が増加したことから、期中1,616億円増加して期末残高は6兆3,907億円となりました。

 

当行単体の主要勘定は、次のとおりとなりました。

貸出金は期中2,277億円増加して、期末残高は4兆9,108億円となりました。

有価証券は期中2,186億円減少して、期末残高は2兆4,650億円となりました。

預金は期中1,619億円増加して、期末残高は6兆4,019億円となりました。

総自己資本比率は、連結ベースで20.62%、単体ベースで20.03%となりました。

破綻先債権、延滞債権などのリスク管理債権の合計額は、連結べースで958億円、単体ベースで955億円となりました。前期比では連結ベースで145億円減少し、単体ベースで143億円減少いたしました。

 

(キャッシュ・フロー)

キャッシュ・フローの状況につきましては、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「3 キャッシュ・フローの状況(連結)の分析」に記載しております。
 

 

(1) 国内・海外別収支

資金運用収支は、貸出金利回りの低下による貸出金利息の減少などにより、資金運用収益が減少したことなどから、対前年度1,222百万円減少して74,073百万円となりました。

役務取引等収支は、その他の役務収益の減少などにより、対前年度1,635百万円減少して13,356百万円となりました。

特定取引収支は、対前年度97百万円減少して1,735百万円となりました。

その他業務収支は、金融派生商品収益の増加などにより、対前年度1,233百万円増加して11,026百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

75,080

215

75,295

当連結会計年度

73,914

159

74,073

うち資金運用収益

前連結会計年度

87,063

524

△199

87,387

当連結会計年度

85,575

652

△350

85,877

うち資金調達費用

前連結会計年度

11,982

308

△199

12,091

当連結会計年度

11,660

493

△350

11,804

信託報酬

前連結会計年度

2

2

当連結会計年度

2

2

役務取引等収支

前連結会計年度

14,985

6

14,991

当連結会計年度

13,349

6

13,356

うち役務取引等収益

前連結会計年度

21,682

13

21,696

当連結会計年度

20,252

14

20,267

うち役務取引等費用

前連結会計年度

6,697

7

6,704

当連結会計年度

6,903

7

6,910

特定取引収支

前連結会計年度

1,832

1,832

当連結会計年度

1,735

1,735

うち特定取引収益

前連結会計年度

1,832

1,832

当連結会計年度

1,735

1,735

うち特定取引費用

前連結会計年度

当連結会計年度

その他業務収支

前連結会計年度

9,733

59

9,793

当連結会計年度

10,965

60

11,026

うちその他業務収益

前連結会計年度

52,479

59

52,539

当連結会計年度

88,454

60

88,515

うちその他業務費用

前連結会計年度

42,745

0

42,745

当連結会計年度

77,489

77,489

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

2  資金調達費用は金銭の信託見合費用(前連結会計年度87百万円、当連結会計年度48百万円)を控除して表示しております。

3  相殺消去額は、「国内」と「海外」の間の内部取引額を記載しております。

 

 

(2) 国内・海外別資金運用/調達の状況

(資金運用勘定)

平均残高は、貸出金および預け金が増加したことなどにより、全体では対前年度2,998億円増加して7兆8,933億円となりました。

利回りは、国内の有価証券利回りは対前年度0.03ポイント上昇しましたが、貸出金利回りが対前年度0.12ポイント低下したことなどにより、全体では対前年度0.07ポイント低下して1.08%となりました。

(資金調達勘定)

平均残高は、債券貸借取引受入担保金が増加したことなどにより、全体では対前年度2,767億円増加して7兆5,423億円となりました。

利回りは、国内の譲渡性預金利回りが対前年度0.08ポイント下落したことなどにより、全体では対前年度0.01ポイント低下して0.15%となりました。

①  国内

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

7,567,833

87,063

1.15

当連結会計年度

7,869,504

85,575

1.08

うち貸出金

前連結会計年度

4,569,141

51,923

1.13

当連結会計年度

4,736,787

48,073

1.01

うち有価証券

前連結会計年度

2,304,770

32,862

1.42

当連結会計年度

2,342,414

34,117

1.45

うちコールローン及び
買入手形

前連結会計年度

82,488

217

0.26

当連結会計年度

48,078

359

0.74

うち買現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

467,197

451

0.09

当連結会計年度

587,421

407

0.06

資金調達勘定

前連結会計年度

7,240,030

11,982

0.16

当連結会計年度

7,518,469

11,660

0.15

うち預金

前連結会計年度

6,201,189

3,379

0.05

当連結会計年度

6,301,807

3,678

0.05

うち譲渡性預金

前連結会計年度

558,047

556

0.09

当連結会計年度

592,365

107

0.01

うちコールマネー及び
売渡手形

前連結会計年度

226,381

123

0.05

当連結会計年度

78,824

172

0.21

うち売現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

227,443

587

0.25

当連結会計年度

469,068

1,149

0.24

うち借用金

前連結会計年度

88,821

364

0.41

当連結会計年度

134,968

631

0.46

 

(注) 1  平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、期首と期末の残高に基づく平均残高を利用しております。

2  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

3  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度51,642百万円、当連結会計年度43,524百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度64,163百万円、当連結会計年度61,742百万円)及び利息(前連結会計年度87百万円、当連結会計年度48百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

 

 

②  海外

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

56,314

524

0.93

当連結会計年度

51,424

652

1.26

うち貸出金

前連結会計年度

26,333

236

0.89

当連結会計年度

21,901

258

1.17

うち有価証券

前連結会計年度

27,460

269

0.98

当連結会計年度

27,130

376

1.38

うちコールローン及び
買入手形

前連結会計年度

当連結会計年度

うち買現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

782

16

2.07

当連結会計年度

891

12

1.36

資金調達勘定

前連結会計年度

56,220

308

0.54

当連結会計年度

51,467

493

0.95

うち預金

前連結会計年度

25,500

106

0.41

当連結会計年度

23,829

140

0.58

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うちコールマネー及び
売渡手形

前連結会計年度

当連結会計年度

うち売現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

 ―

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注) 「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

③  合計

 

種類

期別

平均残高(百万円)

利息(百万円)

利回り
(%)

小計

相殺消去
額(△)

合計

小計

相殺消去
額(△)

合計

資金運用勘定

前連結会計年度

7,624,147

△30,675

7,593,472

87,587

△199

87,387

1.15

当連結会計年度

7,920,929

△27,588

7,893,341

86,227

△350

85,877

1.08

うち貸出金

前連結会計年度

4,595,474

4,595,474

52,160

52,160

1.13

当連結会計年度

4,758,688

4,758,688

48,331

48,331

1.01

うち有価証券

前連結会計年度

2,332,231

2,332,231

33,131

33,131

1.42

当連結会計年度

2,369,544

2,369,544

34,494

34,494

1.45

うちコールローン及び買入手形

前連結会計年度

82,488

82,488

217

217

0.26

当連結会計年度

48,078

48,078

359

359

0.74

うち買現先勘定

前連結会計年度

 ―

 ―

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

467,979

467,979

468

468

0.10

当連結会計年度

588,313

588,313

420

420

0.07

資金調達勘定

前連結会計年度

7,296,251

△30,675

7,265,576

12,291

△199

12,091

0.16

当連結会計年度

7,569,937

△27,588

7,542,348

12,154

△350

11,804

0.15

うち預金

前連結会計年度

6,226,689

6,226,689

3,486

3,486

0.05

当連結会計年度

6,325,637

6,325,637

3,819

3,819

0.06

うち譲渡性預金

前連結会計年度

558,047

558,047

556

556

0.09

当連結会計年度

592,365

592,365

107

107

0.01

うちコールマネー及び売渡手形

前連結会計年度

226,381

226,381

123

123

0.05

当連結会計年度

78,824

78,824

172

172

0.21

うち売現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引受入担保金

前連結会計年度

227,443

227,443

587

587

0.25

当連結会計年度

469,068

469,068

1,149

1,149

0.24

うち借用金

前連結会計年度

88,821

88,821

364

364

0.41

当連結会計年度

134,968

134,968

631

631

0.46

 

(注) 1  平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、期首と期末の残高に基づく平均残高を利用しております。

2  相殺消去額は、「国内」と「海外」の間の内部取引額を記載しております。なお、当該内部取引額は、主として日々の残高に基づき算出しております。

3  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度51,642百万円、当連結会計年度43,524百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度64,163百万円、当連結会計年度61,742百万円)及び利息(前連結会計年度87百万円、当連結会計年度48百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

 

 

(3) 国内・海外別役務取引の状況

役務取引等収益は、代理業務などの手数料が減少したことにより、全体では対前年度1,429百万円減少して20,267百万円となりました。

役務取引等費用は、全体では対前年度205百万円増加して6,910百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

21,682

13

21,696

当連結会計年度

20,252

14

20,267

うち預金・貸出業務

前連結会計年度

7,637

0

7,637

当連結会計年度

7,831

7,831

うち為替業務

前連結会計年度

5,034

13

5,048

当連結会計年度

4,936

14

4,950

うちクレジットカード業務

前連結会計年度

2,477

2,477

当連結会計年度

2,514

2,514

うち代理業務

前連結会計年度

2,128

2,128

当連結会計年度

932

932

うち保証業務

前連結会計年度

879

― 

 879

当連結会計年度

832

832

うち証券関連業務

前連結会計年度

3,219

 ―

 3,219

当連結会計年度

2,844

2,844

役務取引等費用

前連結会計年度

6,697

7 

6,704

当連結会計年度

6,903

7

6,910

うち為替業務

前連結会計年度

1,082

7

1,089

当連結会計年度

1,127

7

1,134

 

(注) 「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

(4) 国内・海外別特定取引の状況

①  特定取引収益・費用の内訳

特定取引収益は、商品有価証券収益が減少したことから対前年度97百万円減少して1,735百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

特定取引収益

前連結会計年度

1,832

1,832

当連結会計年度

1,735

1,735

うち商品有価証券
収益

前連結会計年度

1,724

1,724

当連結会計年度

1,648

1,648

うち特定取引
有価証券収益

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定金融
派生商品収益

前連結会計年度

98

98

当連結会計年度

84

84

うちその他の
特定取引収益

前連結会計年度

10

10

当連結会計年度

2

2

特定取引費用

前連結会計年度

当連結会計年度

うち商品有価証券
費用

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定取引
有価証券費用

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定金融
派生商品費用

前連結会計年度

当連結会計年度

うちその他の
特定取引費用

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注) 1  内訳科目はそれぞれの収益と費用で相殺し、収益が上回った場合には収益欄に、費用が上回った場合には費用欄に、上回った純額を計上しております。

2  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

②  特定取引資産・負債の内訳(末残)

特定取引資産は、対前年度35億円増加して154億円となりました。

特定取引負債は、対前年度3億円増加して47億円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

特定取引資産

前連結会計年度

11,912

11,912

当連結会計年度

15,444

15,444

うち商品有価証券

前連結会計年度

2,037

2,037

当連結会計年度

2,308

2,308

うち商品有価証券
派生商品

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定取引
有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定取引
有価証券派生商品

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定金融派生
商品

前連結会計年度

4,875

4,875

当連結会計年度

5,136

5,136

うちその他の
特定取引資産

前連結会計年度

4,999

4,999

当連結会計年度

7,999

7,999

特定取引負債

前連結会計年度

4,406

4,406

当連結会計年度

4,735

4,735

うち売付商品債券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち商品有価証券
派生商品

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定取引売付
債券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定取引
有価証券派生商品

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定金融派生
商品

前連結会計年度

4,406

4,406

当連結会計年度

4,735

4,735

うちその他の
特定取引負債

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注)  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

(5) 国内・海外別預金残高の状況

○  預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

6,205,913

23,175

6,229,088

当連結会計年度

6,371,473

19,305

6,390,778

うち流動性預金

前連結会計年度

3,535,570

6,286

3,541,856

当連結会計年度

3,775,080

6,276

3,781,356

うち定期性預金

前連結会計年度

2,463,253

16,888

2,480,141

当連結会計年度

2,401,367

13,029

2,414,396

うちその他

前連結会計年度

207,089

0

207,089

当連結会計年度

195,025

0

195,025

譲渡性預金

前連結会計年度

536,769

536,769

当連結会計年度

502,283

502,283

総合計

前連結会計年度

6,742,683

23,175

6,765,858

当連結会計年度

6,873,756

19,305

6,893,062

 

(注) 1  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2  定期性預金=定期預金+定期積金

3  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

(6) 国内・海外別貸出金残高の状況

①  業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金  額(百万円)

構成比(%)

金  額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

4,613,914

100.00

4,845,721

100.00

  製造業

693,004

15.02

669,802

13.82

  農業、林業

17,403

0.38

21,516

0.44

  漁業

6,021

0.13

5,433

0.11

  鉱業、採石業、砂利採取業

9,493

0.20

6,840

0.14

  建設業

105,664

2.29

101,043

2.09

  電気・ガス・熱供給・水道業

28,889

0.62

38,884

0.80

  情報通信業

44,657

0.97

35,687

0.74

  運輸業、郵便業

146,582

3.18

155,183

3.20

  卸売業、小売業

611,175

13.25

619,098

12.78

  金融業、保険業

369,931

8.02

370,092

7.64

  不動産業、物品賃貸業

551,180

11.94

561,103

11.58

  その他サービス業

271,300

5.88

293,105

6.05

  地方公共団体

628,777

13.63

675,500

13.94

  その他

1,129,830

24.49

1,292,428

26.67

海外及び特別国際金融取引勘定分

21,488

100.00

18,423

100.00

政府等

金融機関

1,659

7.72

1,677

9.11

その他

19,829

92.28

16,745

90.89

合計

4,635,402

4,864,144

 

(注) 「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

②  外国政府等向け債権残高(国別)

「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、前連結会計年度及び当連結会計年度の外国政府等向け債権残高は該当ありません。

 

(7) 国内・海外別有価証券の状況

○  有価証券残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

1,354,338

1,354,338

当連結会計年度

1,103,176

1,103,176

地方債

前連結会計年度

135,376

135,376

当連結会計年度

185,639

185,639

短期社債

前連結会計年度

当連結会計年度

社債

前連結会計年度

285,580

285,580

当連結会計年度

275,476

275,476

株式

前連結会計年度

276,952

276,952

当連結会計年度

347,127

347,127

その他の証券

前連結会計年度

599,834

28,216

628,051

当連結会計年度

523,418

24,894

548,312

合計

前連結会計年度

2,652,081

28,216

2,680,298

当連結会計年度

2,434,838

24,894

2,459,732

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

2  「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。

 

(8) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。

①  信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)

 

資産

科目

前連結会計年度
(平成28年3月31日)

当連結会計年度
(平成29年3月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

有価証券

149

32.56

149

34.58

信託受益権

279

60.78

251

57.89

現金預け金

30

6.66

32

7.53

合計

460

100.00

433

100.00

 

 

 

負債

科目

前連結会計年度
(平成28年3月31日)

当連結会計年度
(平成29年3月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金銭信託

460

100.00

433

100.00

合計

460

100.00

433

100.00

 

(注) 1  共同信託他社管理財産については、取扱残高はありません。

2  元本補填契約のある信託については、取扱残高はありません。

 

②  有価証券残高の状況(末残・構成比)

 

科目

前連結会計年度
(平成28年3月31日)

当連結会計年度
(平成29年3月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国債

地方債

149

100.00

149

100.00

合計

149

100.00

149

100.00

 

 

(自己資本比率の状況)

 (参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号。以下「告示」という。) に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は、国際統一基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては、基礎的内部格付手法を採用しております。オペレーショナル・リスク相当額の計算については、粗利益配分手法を採用しております。

 

連結自己資本比率(国際統一基準)

(単位:億円、%)

 

平成29年3月31日

1.連結総自己資本比率(4/7)

20.62

2.連結Tier1比率(5/7)

20.08

3.連結普通株式等Tier1比率(6/7)

19.91

4.連結における総自己資本の額

6,703

5.連結におけるTier1資本の額

6,525

6.連結における普通株式等Tier1資本の額

6,470

7.リスク・アセットの額

32,492

8.連結総所要自己資本額

2,599

 

 

単体自己資本比率(国際統一基準)

(単位:億円、%)

 

平成29年3月31日

1.単体総自己資本比率(4/7)

20.03

2.単体Tier1比率(5/7)

19.56

3.単体普通株式等Tier1比率(6/7)

19.56

4.単体における総自己資本の額

6,336

5.単体におけるTier1資本の額

6,188

6.単体における普通株式等Tier1資本の額

6,188

7.リスク・アセットの額

31,633

8.単体総所要自己資本額

2,530

 

 

(資産の査定)

 

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1  破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2  危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3  要管理債権

要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

 

4  正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

 

債権の区分

平成28年3月31日

平成29年3月31日

金額(百万円)

金額(百万円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

10,921

10,118

危険債権

72,973

64,035

要管理債権

27,455

22,614

正常債権

4,632,614

4,874,425

 

 

2 【生産、受注及び販売の状況】

「生産、受注及び販売の状況」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

 

 

3 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

本内容には、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

1 経営方針

(1)会社の経営の基本方針

当行は「健全経営を堅持し、もって地域社会の発展に寄与する」との経営理念の下、常にお客さまを原点に、お客さまに信頼され、お役に立つ銀行を目指しております。

金融機関を取り巻く環境が大きく変容するなかで、金融面のサービスにとどまらず、地域経済の発展や企業としての社会的責任を果たすために、役職員一人ひとりが考え方や行動を変革し、株主の皆様、そして地域の皆様の信頼と期待にお応えできるよう努力してまいります。

(2)中長期的な会社の経営戦略

人口減少や少子高齢化の進行、地方経済の成長率低下や都市部・海外への人口・資産流出など、社会構造・経済構造の変化はますます進展していくものと予想されます。

このような環境を踏まえ、お客さま、地域経済、そして当行の永続的な発展を目指し、第30次長期経営計画「地域活力創造銀行への変革」を策定いたしました。この長期経営計画を旗印に力強く歩みを進め、地域とともに成長してまいります。

(3)目標とする経営指標

当行は、平成27年4月から平成30年3月までの3年間を計画期間とする第30次長期経営計画に取り組んでおります。目標とする経営指標と進捗状況は次のとおりです。

平成29年度目標

平成28年度実績

当期純利益(単体)

200億円

231億円

連単倍率(当期純利益)

1.20倍

1.13倍

株主還元率

40%

30%

 

 

2 経営環境及び対処すべき課題等

日本経済は、日本銀行による金融緩和と継続的な財政支出により力強さには欠けるものの緩やかな景気回復基調が続くものと期待されていましたが、4月3日に発表された直近の日銀短観においても、景況判断指数は大企業製造業が牽引し若干の改善を示しました。また、長野県内のDI(景気動向指数)は全国を上回る顕著な改善を示し、特にトランプ相場による円安を好感し製造業DIは+7と平成18年以来の高水準となりました。その反面雇用人員判断DIは平成3年以来の低水準となり人手不足が顕著となりました。

当行の経営環境は、景況感の回復を反映し平成28年度における預金、貸出金残高は過去最高値を更新し、課題であった県内の事業性貸出金残高も上半期・下半期連続してプラス年率となりました。ただマイナス金利の継続による貸出金利回りの低下を主な要因として、収益面においては経常利益、当期純利益とも大幅な減益となりました。金利環境が短期間で好転する見込みはなく、現下の低金利局面において収益源の拡大や経費の圧縮を通じていかに継続的な利益をあげていくかが最大の課題であります。

 

4 【事業等のリスク】

当行および当行グループの事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。

当行はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避および発生した際の対応に努めてまいります。

なお、本内容には、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。

1 信用リスク

ア 与信先の業況悪化などに伴い、信用供与(貸出、有価証券、市場性取引 等)に係る返済等の約定が当初契約どおりに履行されないこと、および資産の価値が減少もしくは消滅することで与信関連費用が増加する可能性があります。信用供与には、オフバランス取引を含み、さらに、海外向け信用供与については、与信先の属する国の政治・経済状況等により損失を被るカントリーリスクも含まれます。

イ 急激な景気後退や特定の債務者ないし業種・地域等への与信集中等により、不良債権処理費用等の与信関連費用が予測を上回って発生し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

2 市場リスク

市場リスクは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、資産・負債(オフ・バランスを含む)の価値が変動し損失を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスクであり、主なものは次のとおりであります。

ア 金利リスク

金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利または期間のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより、収益が低下ないし損失を被るリスク。

イ 価格変動リスク

有価証券等の価格の変動に伴って資産価格が減少するリスク。

ウ 為替リスク

外貨建資産・負債について為替相場の変動により為替差損が発生するリスク。

 

3 流動性リスク

流動性リスクは要因別に次のとおりであります。

ア 資金繰りリスク

運用と調達の期間のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確保が困難になる、または通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク。

イ 市場流動性リスク

市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク。

 

4 オペレーショナル・リスク

オペレーショナル・リスクは、銀行の業務の過程、役職員の活動もしくはコンピュータ・システムが不適切であること、または外生的な事象により損失を被る顕在化したリスクおよび潜在的なリスクであり、次のものがあります。

(1)事務リスク

役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより損失を被るリスク。

(2)システムリスク

コンピュータ・システムのダウンまたは誤作動等、コンピュータ・システムの不備等に伴い損失を被るリスク、さらにコンピュータが不正に使用されることにより損失を被るリスク。

(3)その他オペレーショナル・リスク

 ア 法務リスク

取引の法律関係等の不確実性によって発生するリスク、および法令遵守状況が不十分であることにより損失を被るリスク。さらに、銀行法による免許事業であるところに起因する、行政上のリスクも含まれます。

 イ 人的リスク

人事運営上の不公平・不公正(報酬・手当・解雇等の問題)・差別的行為(セクシャルハラスメント等)により損失を被るリスク。

 ウ 有形資産リスク

災害その他の事象から有形資産が毀損・損害を被るリスク。

 エ 風評リスク

諸リスクの顕在化および風評・風説の流布等により、当行の社会的または取引市場における評判が低下し、損失を被るリスク。

 オ システミック・リスク

資金決済システム等において、構成員の支払不能が他に波及してシステム全体が混乱し、他の構成員に損失を与えるリスク。または、金融システム混乱のために負担を余儀なくされるリスク。

 カ 情報資産リスク

情報管理のための制度やコンピュータ・システムが不十分であることから、顧客情報、経営機密情報等の漏えい、紛失、改ざん、不正利用等が発生し、損失を被るリスク。

 キ 新規業務等リスク

商品、サービス、業務の開発・改廃において、環境変化および判断ミス等により、経営資源の非効率ないし投資資金の未回収が発生するリスクおよび多額の損失を被るリスク。

  ク 交通事故・違反リスク

    職員を当事者とする交通事故・交通違反により損失を被るリスク。

  ケ 災害・事故リスク

    災害に伴い損失を被るリスク、業務に影響を与えるリスク。

  コ 対企業犯罪リスク

    銀行に対する外部の犯罪行為により損失を被るリスク。

  サ 外部委託リスク

    委託・提携業務に関する事故により損失を被るリスク。

  シ 関連会社リスク

    関連会社に関する事故により損失を被るリスク。

 

5 その他のリスク

その他のリスクとして、次のものがあります。

(1)地域経済の環境変化によりもたらされるリスク

長野県内向けの貸出の比率は総貸出金の5割を超えており、貸出金や信用リスクの増減等は長野県の景気動向に影響を受ける可能性があります。

(2)中小企業等に対する貸出リスク

当行の中小企業・個人向け貸出の比率は総貸出金の5割を超えており、当行の業績は、中小企業倒産や個人破産者の動向に影響を受ける可能性があります。

(3)自己資本比率に関するリスク

当行は、海外営業拠点を有しておりますので、連結自己資本比率および単体自己資本比率は「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第19号)に定められる国際統一基準が適用されます。

当行の自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、金融庁長官から業務の全部又は一部の停止等を含む様々な命令を受けることとなり、業務運営に影響を及ぼす可能性があります。

当行の自己資本比率に影響を及ぼす主な要因は以下のとおりです。
 ・債務者および株式・債券等の発行体の信用力悪化により生じるリスク・アセットおよび期待損失の増加
 ・与信関係費用の増加による自己資本の毀損
 ・有価証券ポートフォリオの価値の低下
 ・繰延税金資産の計上にかかる制限
 ・自己資本比率の算定基準等の変更
 ・本項記載のその他の不利益な展開

(4)格付の低下によるリスク

当行は、格付機関より格付を取得しております。今後、当行の収益力・資産の質などの悪化により格付が引下げられた場合、当行の資金調達等に悪影響を及ぼす可能性があります。

(5)退職給付費用が増加するリスク

年金資産の運用利回りが低下した場合や予定給付債務計算の前提となる保険数理上の前提・仮定に変更があった場合などには、退職給付費用が増加することにより当行の業績に影響を及ぼす可能性があります。

(6)制度・規制変更に伴うリスク

当行および当行連結子会社は、現時点の規制に従って、また、規制上のリスクを伴って、業務を遂行しております。将来における法律、制度、規制等の変更並びにそれらによって発生する事態が、当行および当行連結子会社の業務遂行や業績等に影響を及ぼす可能性があります。

(7)競争に伴うリスク

日本の金融制度は大幅に規制緩和されてきており、競争が一段と激化してきております。その結果、他金融機関等との競争により想定していた収益が上げられない可能性があります。

(8)当行の事業戦略が奏功しないリスク

当行は、収益力増強のために様々な事業戦略を実施しておりますが、様々な要因によりこれらの戦略が当初想定していた結果をもたらさない可能性があります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

該当ありません。

 

6 【研究開発活動】

該当ありません。

 

7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

1  経営成績の分析

当年度の連結ベースの業績は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

連結粗利益

101,916

100,194

△1,722

資金利益

75,295

74,073

△1,222

役務取引等利益(含む信託報酬)

14,994

13,359

△1,635

特定取引利益

1,832

1,735

△97

その他業務利益

9,793

11,026

1,233

営業経費

60,869

66,081

5,211

与信関係費用

△5,001

△2,297

2,703

貸出金償却

2

3

1

個別貸倒引当金純繰入額

一般貸倒引当金繰入額

債権売却損

3

6

3

貸倒引当金戻入益

5,162

2,298

△2,864

償却債権取立益

27

25

△2

その他

183

14

△168

株式等関係損益

1,973

2,672

698

金銭の信託運用損益

161

1,033

872

その他

926

352

△573

経常利益

49,023

40,421

△8,601

特別損益

△387

△798

△410

税金等調整前当期純利益

48,635

39,622

△9,012

法人税、住民税及び事業税

12,636

11,505

△1,130

法人税等調整額

4,019

322

△3,697

法人税等合計

16,656

11,827

△4,828

当期純利益

31,979

27,794

△4,184

非支配株主に帰属する当期純利益

1,807

1,482

△324

親会社株主に帰属する当期純利益

30,171

26,312

△3,859

 

 

経常利益は対前年度86億1百万円減少して404億2千1百万円に、親会社株主に帰属する当期純利益は対前年度38億5千9百万円減少して263億1千2百万円となりました。

 

 

2  財政状態の分析

(1)主要勘定の状況(単体)

ア.貸出金

 

前事業年度
(億円)(A)

当事業年度
(億円)(B)

増減(億円)
(B)-(A)

全店  末残

46,831

49,108

2,277

 

うち一般法人

28,943

29,173

230

 

うち消費者

11,053

11,380

327

全店  平残

46,451

48,059

1,607

 

うち一般法人

29,088

29,308

220

 

うち消費者

10,938

11,188

250

 

(ア)末残ベースは、地方公共団体向け資金、個人向け資金および事業向け資金が増加したことから、対前年度2,277億円増加して4兆9,108億円(年率4.8%)となりました。

(イ)平残ベースは、対前年度1,607億円増加して4兆8,059億円(年率3.4%)となりました。

 

イ.有価証券

 

前事業年度
(億円)(A)

当事業年度
(億円)(B)

増減(億円)
(B)-(A)

全店  末残

26,837

24,650

△2,186

 

うち債券

17,720

15,640

△2,080

 

 

うち国債

13,511

11,029

△2,481

 

うち株式

2,845

3,536

691

全店  平残

23,307

23,739

431

 

うち債券

16,282

16,393

111

 

 

うち国債

12,671

11,948

△723

 

うち株式

1,194

1,238

43

 

(ア)末残ベースは、対前年度2,186億円減少して2兆4,650億円(年率△8.1%)となりました。

(イ)平残ベースは、対前年度431億円増加して2兆3,739億円(年率1.8%)となりました。

 

ウ.預金

 

前事業年度
(億円)(A)

当事業年度
(億円)(B)

増減(億円)
(B)-(A)

全店  末残

62,399

64,019

1,619

 

うち個人

42,948

44,274

1,326

 

うち法人

14,438

15,032

594

全店  平残

62,392

63,366

974

 

うち個人

42,921

43,655

734

 

うち法人

14,987

15,250

262

 

(ア)末残ベースは、個人預金の増加を主因として、対前年度1,619億円増加して6兆4,019億円(年率2.5%)となりました。

(イ)平残ベースは、対前年度974億円増加して6兆3,366億円(年率1.5%)となりました。

 

 

(2)資産の状況(連結)

部分直接償却は実施しておりません。

リスク管理債権

 

前連結会計年度末
(百万円)(A)

当連結会計年度末
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

破綻先債権額

4,192

4,902

710

延滞債権額

78,657

68,376

△10,280

3ヵ月以上延滞債権額

343

128

△215

貸出条件緩和債権額

27,228

22,485

△4,743

合計

110,422

95,893

△14,529

貸出金残高比(%)

2.38

1.97

△0.41

 

リスク管理債権の合計額は対前年度145億2千9百万円減少して958億9千3百万円(年率△13.1%)となりました。貸出金に占める割合は0.41ポイント低下して1.97%となりました。

 

(3)有価証券の評価損益の状況(連結)

 

前連結会計年度末
(百万円)(A)

当連結会計年度末
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

満期保有目的

10

6

△3

その他有価証券

312,456

307,040

△5,416

合計

312,467

307,046

△5,420

 

株式

167,613

239,779

72,166

 

債券

124,360

59,773

△64,587

 

その他

20,493

7,493

△12,999

 

有価証券評価損益(純額)は、債券の評価損益減少(純額)を主因に対前年度54億2千万円減少して3,070億4千6百万円となりました。

 

3  キャッシュ・フローの状況(連結)の分析

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

営業活動によるキャッシュ・フロー

86,918

272,026

185,107

投資活動によるキャッシュ・フロー

21,506

178,511

157,005

財務活動によるキャッシュ・フロー

△7,232

△7,620

△388

現金及び現金同等物に係る換算差額

△14

△1

12

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

101,178

442,915

341,737

現金及び現金同等物の期首残高

323,161

424,339

101,178

現金及び現金同等物の期末残高

424,339

867,254

442,915

 

 

営業活動によるキャッシュ・フローは、預金や債券貸借取引受入担保金等の増加による増加が貸出金の増加による減少を上回るなど2,720億円の流入となりました。前期と比べ1,851億円増加しました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却および償還による収入が有価証券の取得による支出を上回ったことなどから1,785億円の流入となりました。前期と比べ1,570億円増加しました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金支払により76億円の流出となりました。前期と比べ3億円減少しました。

以上の結果、期末の現金および現金同等物の残高は、期中4,429億円増加して8,672億円となりました。