第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

該当ありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

(金融経済環境)

当第3四半期連結累計期間における当行の主要な営業基盤である長野県経済は、需要面においては公共投資及び住宅投資は横ばい基調にある一方、設備投資は緩やかに増加しました。また、個人消費は底堅く推移しました。生産面では国内需要の改善や海外経済の回復を背景に増加しました。

金融面においては、10年物国債利回りは期初0.07%台でスタートし、4月中旬に0%近傍まで下落した後、欧米金利につられる形で0.1%近傍へ上昇しました。7月上旬の日銀による指値オペ実施後は下落基調が続き、9月上旬には約10ヵ月ぶりにマイナス圏へ下落しました。その後は再び上昇し、0.04%台で期末を迎えました。一方、日経平均株価は期初1万8千円台後半からスタートし、日本の経済指標が堅調なことから6月上旬には2万円台を回復しました。8月には北朝鮮を巡る地政学リスクなどから下落し、その後軟調な動きが続きました。9月に国連安保理が北朝鮮に対する新たな制裁決議を採択し、北朝鮮への警戒感が後退すると上昇し、再び2万円台を回復しました。10月には米国の減税案等を好感し米国株式市場が最高値を更新する中、日本企業の好調な決算を背景に上昇基調が続き、2万2千円台へ上昇し、その後も堅調な動きが続き2万2千円台後半で期末を迎えました。

このような金融経済環境のもと当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。

(財政状態)

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比5,580億円増加して9兆2,619億円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末比5,029億円増加して8兆4,632億円となりました。また、純資産は、前連結会計年度末比551億円増加して7,986億円となりました。

主要勘定の動きは、次のとおりとなりました。

貸出金は、長野県内外の事業者向け資金、個人向け資金が増加したことを主因に前連結会計年度末比1,849億円増加して5兆490億円となりました。

有価証券は、国債が減少したものの外国証券及び地方債の増加等を主因に前連結会計年度末比1,959億円増加して2兆6,557億円となりました。

預金は、個人及び法人の預金が引き続き堅調に推移し、前連結会計年度末比1,053億円増加して6兆4,960億円となりました。

(経営成績)

連結粗利益の大半を占める資金利益は、有価証券利息配当金及び貸出金利息の減少等を主因に前年同期比13億2千6百万円減少し、533億9千6百万円となりました。役務取引等利益(含む信託報酬)は、前年同期比3億4千7百万円増加し、101億8千3百万円となりました。その他業務利益は、国債等債券損益が増加したことを主因に前年同期比17億8千4百万円増加し、122億8千3百万円となりました。

与信関係費用は、貸倒引当金戻入益が減少したことを主因に前年同期比4億9千8百万円増加し、△7億4百万円となりました。株式等関係損益は、株式等売却益の増加を主因に前年同期比28億1千7百万円増加し、35億6千4百万円となりました。

以上の結果、経常利益は前年同期比52億3千3百万円増加の362億3千5百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同33億1千4百万円増加の240億4千6百万円となりました。

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

 

① 銀行業

当行単体の増益を主因として、セグメント利益(経常利益)は前年同期比44億7百万円増加して、330億3千4百万円となりました。

② リース業

セグメント利益(経常利益)は前年同期比1千3百万円増加して、21億円となりました。

なお、報告セグメントに含まれない「その他」につきましては、前年同期比8億2千万円増加して、10億9千9百万円のセグメント利益(経常利益)となりました。

 

○  損益の概要

 

前第3四半期連結累計期間
(自 平成28年4月1日
  至 平成28年12月31日)
(百万円) (A)

当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日
  至 平成29年12月31日)
(百万円) (B)

増減
(百万円)
 
(B) - (A)

連結粗利益

76,089

77,858

1,769

資金利益

54,723

53,396

△1,326

役務取引等利益(含む信託報酬)

9,836

10,183

347

特定取引利益

1,030

1,994

964

その他業務利益

10,499

12,283

1,784

営業経費

49,566

47,264

△2,301

与信関係費用

△1,203

△704

498

貸出金償却

3

1

△1

個別貸倒引当金繰入額

一般貸倒引当金繰入額

貸倒引当金戻入益

1,113

746

△366

償却債権取立益

21

38

17

その他与信関係費用

△71

78

150

株式等関係損益

747

3,564

2,817

その他

2,569

1,396

△1,173

経常利益

31,001

36,235

5,233

特別損益

△344

△583

△239

税金等調整前四半期純利益

30,657

35,651

4,994

法人税、住民税及び事業税

8,403

10,255

1,852

法人税等調整額

541

326

△214

法人税等合計

8,945

10,582

1,637

四半期純利益

21,711

25,068

3,356

非支配株主に帰属する四半期純利益

980

1,022

42

親会社株主に帰属する四半期純利益

20,731

24,046

3,314

 

(注)  前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間とも、一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金が全体で取崩となりましたので、経理基準に従い、その合計額を貸倒引当金戻入益に計上しております。

 

 

① 国内・海外別収支

資金運用収支は、有価証券利息配当金及び貸出金利息の減少を主因に前年同期比1,326百万円減少し、53,396百万円となりました。

役務取引等収支は、前年同期比347百万円増加し、10,181百万円となりました。

その他業務収支は、国債等債券損益が増加したことを主因に前年同期比1,784百万円増加し、12,283百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

54,612

111

54,723

当第3四半期連結累計期間

53,234

162

53,396

うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

63,674

489

△278

63,884

当第3四半期連結累計期間

59,837

600

△158

60,279

うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

9,062

378

△278

9,161

当第3四半期連結累計期間

6,603

438

△158

6,882

信託報酬

前第3四半期連結累計期間

2

2

当第3四半期連結累計期間

2

2

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

9,827

6

9,834

当第3四半期連結累計期間

10,177

4

10,181

うち役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

15,032

12

15,044

当第3四半期連結累計期間

15,459

10

15,469

うち役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

5,204

5

5,210

当第3四半期連結累計期間

5,282

5

5,288

特定取引収支

前第3四半期連結累計期間

1,030

1,030

当第3四半期連結累計期間

1,994

1,994

うち特定取引収益

前第3四半期連結累計期間

1,030

1,030

当第3四半期連結累計期間

1,994

1,994

うち特定取引費用

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

10,447

51

10,499

当第3四半期連結累計期間

12,245

38

12,283

うちその他業務収益

前第3四半期連結累計期間

71,234

51

71,286

当第3四半期連結累計期間

55,583

40

55,623

うちその他業務費用

前第3四半期連結累計期間

60,787

60,787

当第3四半期連結累計期間

43,337

2

43,339

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

2  資金調達費用は金銭の信託見合費用(前第3四半期連結累計期間42百万円、当第3四半期連結累計期間24百万円)を控除して表示しております。

3  相殺消去額は、「国内」と「海外」の間の内部取引額を記載しております。

 

 

② 国内・海外別預金残高の状況
○  預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

6,364,076

26,921

6,390,997

当第3四半期連結会計期間

6,474,072

22,008

6,496,081

うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

3,745,358

6,566

3,751,925

当第3四半期連結会計期間

3,948,331

8,703

3,957,034

うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

2,438,665

20,354

2,459,019

当第3四半期連結会計期間

2,376,400

13,305

2,389,706

うちその他

前第3四半期連結会計期間

180,052

0

180,052

当第3四半期連結会計期間

149,340

0

149,340

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

556,011

556,011

当第3四半期連結会計期間

567,622

567,622

総合計

前第3四半期連結会計期間

6,920,087

26,921

6,947,009

当第3四半期連結会計期間

7,041,695

22,008

7,063,703

 

(注) 1  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2  定期性預金=定期預金+定期積金

3  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

③ 国内・海外別貸出金残高の状況
○  業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

4,816,765

100.00

5,031,020

100.00

  製造業

700,128

14.54

674,309

13.40

  農業、林業

23,318

0.48

25,091

0.50

  漁業

5,577

0.12

5,498

0.11

  鉱業、採石業、砂利採取業

9,369

0.19

10,426

0.21

  建設業

96,983

2.01

100,284

1.99

  電気・ガス・熱供給・水道業

38,916

0.81

42,941

0.85

  情報通信業

43,331

0.90

38,841

0.77

  運輸業、郵便業

151,072

3.14

160,618

3.19

  卸売業、小売業

627,805

13.03

627,749

12.48

  金融業、保険業

372,827

7.74

364,223

7.24

  不動産業、物品賃貸業

566,211

11.76

590,450

11.74

  その他サービス業

291,736

6.06

332,363

6.61

  地方公共団体

647,530

13.44

672,161

13.36

  その他

1,241,954

25.78

1,386,060

27.55

海外及び特別国際金融取引勘定分

19,667

100.00

18,044

100.00

  政府等

  金融機関

1,446

7.36

1,229

6.81

  その他

18,221

92.64

16,815

93.19

合計

4,836,433

5,049,065

 

(注)  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

④「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。

○  信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)

 

資産

科目

前連結会計年度
(平成29年3月31日)

当第3四半期連結会計期間
(平成29年12月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

有価証券

149

34.58

149

37.66

信託受益権

251

57.89

230

57.82

現金預け金

32

7.53

18

4.52

合計

433

100.00

398

100.00

 

 

負債

科目

前連結会計年度
(平成29年3月31日)

当第3四半期連結会計期間
(平成29年12月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金銭信託

433

100.00

398

100.00

合計

433

100.00

398

100.00

 

(注) 1  共同信託他社管理財産については、取扱残高はありません。

2  元本補填契約のある信託については、取扱残高はありません。

 

(2) 経営方針・経営戦略等、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等、事業上及び財務上の対処すべき課題、研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

研究開発活動については該当ありません。