第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。新型コロナウイルス感染症拡大によりもたらされるリスクにつきましても、前事業年度の有価証券報告書の記載から重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

(金融経済環境)

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい影響が徐々に緩和される中で持ち直しの動きがみられました。当行の主要な営業基盤である長野県経済においても同様でしたが、一部に弱い動きもみられました。
 金融面においては、10年物国債利回りは期初0.122%からスタートし、期中は概ね0.1%以下の水準で推移し、期末は0.089%で着地しました。一方、2万9千円台からスタートした日経平均株価は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大懸念により下落する場面もありましたが、ワクチン接種の進展や世界的な金融緩和が支えとなって比較的落ち着いた値動きで推移し、期末は2万8千円台後半で着地しました。
 このような経済環境のもと、当行の連結ベースの業績は以下のとおりとなりました。

(財政状態)

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比1兆7,614億円増加して13兆9,220億円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末比1兆7,273億円増加して12兆9,783億円となりました。また、純資産は、前連結会計年度末比340億円増加して9,437億円となりました。

主要勘定の動きは、次のとおりとなりました。

貸出金は、政府向け及び長野県内外の事業者向け資金等の増加により前連結会計年度末比3,865億円増加して5兆9,277億円となりました。
 有価証券は、国債等の減少により前連結会計年度末比2,534億円減少して3兆727億円となりました。

預金は、個人及び法人預金が引き続き堅調に推移したことから前連結会計年度末比2,271億円増加して7兆8,814億円となりました。

(経営成績)

連結粗利益の大半を占める資金利益は、株式配当金の増加と外貨調達利息の減少を主因に前年同期比14億1百万円増加し、554億1千万円となりました。役務取引等利益(含む信託報酬)は、前年同期比13億5百万円増加し、127億1百万円となりました。その他業務利益は、国債等債券損益が減少したことを主因に前年同期比12億8千5百万円減少し、47億4千2百万円となりました。

与信関係費用は、貸倒引当金が戻入に転じたことを主因に前年同期比79億7百万円減少し、△13億1千万円となりました。株式等関係損益は、前年同期比2億2千3百万円減少し、18億4千3百万円となりました。

以上の結果、経常利益は前年同期比125億7千8百万円増加360億8千万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同88億8千5百万円増加253億6千6百万円となりました。

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

① 銀行業

当行単体の増益を主因として、セグメント利益(経常利益)は前年同期比121億1千2百万円増加して、334億2千3百万円となりました。

② リース業

セグメント利益(経常利益)は前年同期比4億7千8百万円増加して、15億6千万円となりました。

なお、報告セグメントに含まれない「その他」につきましては、前年同期比2千1百万円減少して、11億2千万円のセグメント利益(経常利益)となりました。

 

 

○  損益の概要

 

前第3四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日
  至 2020年12月31日)
(百万円) (A)

当第3四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日
  至 2021年12月31日)
(百万円) (B)

増減
(百万円)
 
(B) - (A)

連結粗利益

73,434

74,611

1,176

資金利益

54,009

55,410

1,401

役務取引等利益(含む信託報酬)

11,396

12,701

1,305

特定取引利益

2,001

1,756

△244

その他業務利益

6,028

4,742

△1,285

営業経費

44,194

40,615

△3,578

与信関係費用

6,597

△1,310

△7,907

貸出金償却

2

2

0

個別貸倒引当金繰入額

5,361

△5,361

一般貸倒引当金繰入額

896

△896

貸倒引当金戻入益

1,333

1,333

償却債権取立益

82

24

△57

その他与信関係費用

419

44

△374

株式等関係損益

2,067

1,843

△223

金銭の信託運用損益

△629

843

1,473

その他

△565

△1,904

△1,338

経常利益

23,502

36,080

12,578

特別損益

△247

81

329

税金等調整前四半期純利益

23,255

36,162

12,907

法人税、住民税及び事業税

7,746

7,634

△112

法人税等調整額

△1,023

2,989

4,012

法人税等合計

6,723

10,623

3,900

四半期純利益

16,531

25,538

9,006

非支配株主に帰属する四半期純利益

50

172

121

親会社株主に帰属する四半期純利益

16,481

25,366

8,885

 

(注)  当第3四半期連結累計期間は、一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金が全体で取崩となりましたので、経理基準に従い、その合計額を貸倒引当金戻入益に計上しております。

 

 

① 国内・海外別収支

資金運用収支は、前年同期比14億1百万円増加し、554億1千万円となりました。

役務取引等収支は、前年同期比13億3百万円増加し、126億9千7百万円となりました。

その他業務収支は、前年同期比12億8千5百万円減少し、47億4千2百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

53,862

146

54,009

当第3四半期連結累計期間

55,213

197

55,410

うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

59,166

379

△80

59,465

当第3四半期連結累計期間

58,312

299

△38

58,573

うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

5,303

233

△80

5,456

当第3四半期連結累計期間

3,099

102

△38

3,163

信託報酬

前第3四半期連結累計期間

2

2

当第3四半期連結累計期間

4

4

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

11,391

3

11,394

当第3四半期連結累計期間

12,695

2

12,697

うち役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

15,534

7

15,541

当第3四半期連結累計期間

16,562

8

16,570

うち役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

4,143

4

4,147

当第3四半期連結累計期間

3,867

5

3,872

特定取引収支

前第3四半期連結累計期間

2,001

2,001

当第3四半期連結累計期間

1,756

1,756

うち特定取引収益

前第3四半期連結累計期間

2,001

2,001

当第3四半期連結累計期間

1,756

1,756

うち特定取引費用

前第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

6,006

21

6,028

当第3四半期連結累計期間

4,709

33

4,742

うちその他業務収益

前第3四半期連結累計期間

32,176

21

32,198

当第3四半期連結累計期間

30,166

33

30,199

うちその他業務費用

前第3四半期連結累計期間

26,169

26,169

当第3四半期連結累計期間

25,457

25,457

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

2  資金調達費用は金銭の信託見合費用(前第3四半期連結累計期間1千3百万円、当第3四半期連結累計期間9百万円)を控除して表示しております。

3  相殺消去額は、「国内」と「海外」の間の内部取引額を記載しております。

 

 

② 国内・海外別預金残高の状況
○  預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

7,501,556

25,069

7,526,626

当第3四半期連結会計期間

7,852,011

29,422

7,881,433

うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

4,997,836

6,448

5,004,284

当第3四半期連結会計期間

5,324,523

5,986

5,330,509

うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

2,361,560

18,621

2,380,181

当第3四半期連結会計期間

2,393,768

23,435

2,417,204

うちその他

前第3四半期連結会計期間

142,159

0

142,159

当第3四半期連結会計期間

133,719

0

133,719

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

168,879

168,879

当第3四半期連結会計期間

130,248

130,248

総合計

前第3四半期連結会計期間

7,670,435

25,069

7,695,505

当第3四半期連結会計期間

7,982,259

29,422

8,011,681

 

(注) 1  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2  定期性預金=定期預金+定期積金

3  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

③ 国内・海外別貸出金残高の状況
○  業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

5,564,957

100.00

5,903,999

100.00

  製造業

816,672

14.68

788,913

13.36

  農業、林業

21,257

0.38

22,005

0.37

  漁業

128

0.00

124

0.00

  鉱業、採石業、砂利採取業

10,915

0.20

17,760

0.30

  建設業

123,859

2.23

132,532

2.25

  電気・ガス・熱供給・水道業

47,940

0.86

52,689

0.89

  情報通信業

35,804

0.64

63,158

1.07

  運輸業、郵便業

172,133

3.09

168,254

2.85

  卸売業、小売業

646,276

11.61

681,276

11.54

  金融業、保険業

336,841

6.05

361,256

6.12

  不動産業、物品賃貸業

686,333

12.33

691,572

11.72

  その他サービス業

353,078

6.35

321,157

5.44

  地方公共団体

696,472

12.52

682,681

11.56

  その他

1,617,243

29.06

1,920,614

32.53

海外及び特別国際金融取引勘定分

15,936

100.00

23,706

100.00

  政府等

  金融機関

1,327

5.60

  その他

15,936

100.00

22,379

94.40

合計

5,580,894

5,927,706

 

(注)  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

④「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。

○  信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)

 

資産

科目

前連結会計年度
2021年3月31日

当第3四半期連結会計期間
(2021年12月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

信託受益権

163

47.22

145

32.45

銀行勘定貸

130

29.27

現金預け金

183

52.78

171

38.28

合計

347

100.00

446

100.00

 

 

負債

科目

前連結会計年度
2021年3月31日

当第3四半期連結会計期間
(2021年12月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金銭信託

347

100.00

446

100.00

合計

347

100.00

446

100.00

 

(注) 共同信託他社管理財産については、取扱残高はありません。

 

○  元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)

 

科目

前連結会計年度
2021年3月31日

当第3四半期連結会計期間
(2021年12月31日)

金銭信託

(百万円)

貸付信託

(百万円)

合計

(百万円)

金銭信託

(百万円)

貸付信託

(百万円)

合計

(百万円)

銀行勘定貸

130

130

資産計

130

130

元本

130

130

その他

0

0

負債計

130

130

 

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定、経営方針・経営戦略等、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題、研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、標記の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
 研究開発活動については該当ありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当ありません。