第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

(金融経済環境)

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、供給制約の緩和や個人消費の着実な増加に支えられ、緩やかながら回復傾向にありました。当行の主要な営業基盤である長野県経済においては、生産に弱めの動きがみられるものの、持ち直しの動きがありました。

金融面においては、10年物国債利回りは期初は上昇基調だったものの、4月の日銀金融政策決定会合で現状の金融緩和策の維持が決定されて以降は低下し、期末は0.3%台で着地しました。期初2万8千円台からスタートした日経平均株価は、新型コロナウイルスの第5類移行を受けた本格的な経済再開への期待の高まりなどを材料に、期末は3万3千円台で着地しました。

このような金融経済環境のもと、当第1四半期の連結ベースの業績は以下のとおりとなりました。

(財政状態)

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比1兆2,875億円増加して14兆2,513億円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末比1兆2,006億円増加して13兆2,484億円となりました。また、純資産は、前連結会計年度末比868億円増加して1兆28億円となりました。

主要勘定は、株式会社長野銀行の連結子会社化を主因に増加しました。科目ごとの動きは次のとおりとなりました。

貸出金は、前連結会計年度末比7,101億円増加して6兆8,233億円となりました。

有価証券は、前連結会計年度末比5,885億円増加して3兆2,652億円となりました。

預金は、前連結会計年度末比1兆2,543億円増加して9兆4,224億円となりました。

(経営成績)

連結粗利益の大半を占める資金利益は、有価証券利息配当金及び貸出金利息の増加を主因に前年同期比10億5千7百万円増加して231億6千3百万円となりました。役務取引等利益(含む信託報酬)は、前年同期比4億2千5百万円増加して48億7千5百万円となりました。その他業務利益は国債等債券損益の増加を主因に前年同期比5億1千2百万円増加して16億2千万円となりました。

与信関係費用は、個別貸倒引当金繰入額の増加を主因に前年同期比10億4千6百万円増加して11億2千4百万円となりました。

以上の結果、経常利益は前年同期比10億2千3百万円減少して119億1千3百万円となりました。当行と株式会社長野銀行の株式交換により、株式会社長野銀行、株式会社ながぎんリース及び長野カード株式会社を連結子会社としたことに伴い、負ののれん発生益を特別利益に173億2千2百万円計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比170億3千6百万円増加して260億5千万円となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

① 銀行業

セグメント利益(経常利益)は前年同期比8億5千8百万円減少して113億9千4百万円となりました。

② リース業

セグメント利益(経常利益)は前年同期比2億3千5百万円減少して3億8千3百万円となりました。

なお、報告セグメントに含まれない「その他」につきましては、前年同期比6千7百万円増加して1億4千3百万円のセグメント利益(経常利益)となりました。

 

 

○ 損益の概要

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

2022年6月30日)

(百万円) (A)

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

2023年6月30日)

(百万円) (B)

増減

(百万円)

 

(B)- (A)

連結粗利益

27,980

29,734

1,754

資金利益

22,105

23,163

1,057

役務取引等利益(含む信託報酬)

4,449

4,875

425

特定取引利益

317

76

△241

その他業務利益

1,107

1,620

512

営業経費

14,501

14,953

451

与信関係費用

78

1,124

1,046

一般貸倒引当金繰入額

857

176

△680

個別貸倒引当金繰入額

△712

883

1,595

その他与信関係費用

△66

66

132

株式等関係損益

915

1,303

388

金銭の信託運用損益

△839

△588

250

その他

△535

△2,455

△1,920

経常利益

12,936

11,913

△1,023

特別損益

48

17,474

17,425

税金等調整前四半期純利益

12,985

29,387

16,402

法人税、住民税及び事業税

3,144

3,074

△70

法人税等調整額

798

222

△576

法人税等合計

3,943

3,296

△646

四半期純利益

9,042

26,091

17,048

非支配株主に帰属する四半期純利益

29

40

11

親会社株主に帰属する四半期純利益

9,013

26,050

17,036

 

 

 

① 国内・海外別収支

資金運用収支は、前年同期比10億5千7百万円増加し、231億6千3百万円となりました。

役務取引等収支は、前年同期比4億2千4百万円増加し、48億7千1百万円となりました。

その他業務収支は、前年同期比5億1千2百万円増加し、16億2千万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第1四半期連結累計期間

22,004

101

22,105

当第1四半期連結累計期間

23,217

△54

23,163

うち資金運用収益

前第1四半期連結累計期間

23,938

233

△59

24,112

当第1四半期連結累計期間

31,558

246

△238

31,566

うち資金調達費用

前第1四半期連結累計期間

1,933

132

△59

2,006

当第1四半期連結累計期間

8,341

300

△238

8,402

信託報酬

前第1四半期連結累計期間

1

1

当第1四半期連結累計期間

3

3

役務取引等収支

前第1四半期連結累計期間

4,445

1

4,447

当第1四半期連結累計期間

4,872

△0

4,871

うち役務取引等
収益

前第1四半期連結累計期間

5,377

3

5,381

当第1四半期連結累計期間

6,079

0

6,079

うち役務取引等
費用

前第1四半期連結累計期間

931

2

934

当第1四半期連結累計期間

1,207

0

1,207

特定取引収支

前第1四半期連結累計期間

317

317

当第1四半期連結累計期間

76

76

うち特定取引収益

前第1四半期連結累計期間

317

317

当第1四半期連結累計期間

76

76

うち特定取引費用

前第1四半期連結累計期間

当第1四半期連結累計期間

その他業務収支

前第1四半期連結累計期間

1,097

9

1,107

当第1四半期連結累計期間

1,619

0

1,620

うちその他業務
収益

前第1四半期連結累計期間

15,367

9

15,377

当第1四半期連結累計期間

8,734

0

8,734

うちその他業務
費用

前第1四半期連結累計期間

14,270

14,270

当第1四半期連結累計期間

7,114

7,114

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

2  資金調達費用は金銭の信託見合費用(前第1四半期連結累計期間4百万円、当第1四半期連結累計期間3百万円)を控除して表示しております。

3  相殺消去額は、「国内」と「海外」の間の内部取引額を記載しております。

 

 

② 国内・海外別預金残高の状況

○ 預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第1四半期連結会計期間

8,113,679

35,231

8,148,911

当第1四半期連結会計期間

9,422,421

9,422,421

うち流動性預金

前第1四半期連結会計期間

5,541,387

9,426

5,550,814

当第1四半期連結会計期間

6,365,234

6,365,234

うち定期性預金

前第1四半期連結会計期間

2,403,905

25,805

2,429,710

当第1四半期連結会計期間

2,889,231

2,889,231

うちその他

前第1四半期連結会計期間

168,385

168,385

当第1四半期連結会計期間

167,955

167,955

譲渡性預金

前第1四半期連結会計期間

165,997

165,997

当第1四半期連結会計期間

98,183

98,183

総合計

前第1四半期連結会計期間

8,279,676

35,231

8,314,908

当第1四半期連結会計期間

9,520,605

9,520,605

 

(注) 1  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2  定期性預金=定期預金+定期積金

3  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

③ 国内・海外別貸出金残高の状況

○ 業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前第1四半期連結会計期間

当第1四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

5,951,906

100.00

6,806,115

100.00

製造業

790,403

13.28

956,475

14.05

農業、林業

25,483

0.43

30,810

0.45

漁業

126

0.00

106

0.00

鉱業、採石業、砂利採取業

13,733

0.23

1,391

0.02

建設業

118,241

1.99

150,648

2.22

電気・ガス・熱供給・水道業

57,170

0.96

67,448

0.99

情報通信業

60,000

1.01

55,743

0.82

運輸業、郵便業

164,882

2.77

191,805

2.82

卸売業、小売業

704,062

11.83

761,369

11.19

金融業、保険業

383,605

6.44

468,308

6.88

不動産業、物品賃貸業

695,188

11.68

788,029

11.58

その他サービス業

315,888

5.31

386,097

5.67

地方公共団体

673,041

11.31

731,048

10.74

その他

1,950,078

32.76

2,216,831

32.57

海外及び特別国際金融取引勘定分

28,643

100.00

17,229

100.00

政府等

金融機関

2,089

7.29

その他

26,554

92.71

17,229

100.00

合計

5,980,550

6,823,345

 

(注)   「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

④「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。

○ 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)

 

資産

科目

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当第1四半期連結会計期間
(2023年6月30日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

信託受益権

147

13.52

137

11.67

銀行勘定貸

785

71.89

883

75.04

現金預け金

159

14.59

156

13.29

合計

1,091

100.00

1,177

100.00

 

 

負債

科目

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当第1四半期連結会計期間
(2023年6月30日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金銭信託

1,091

100.00

1,177

100.00

合計

1,091

100.00

1,177

100.00

 

(注) 共同信託他社管理財産については、取扱残高はありません。

 

○  元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)

 

科目

前連結会計年度
2023年3月31日

当第1四半期連結会計期間
(2023年6月30日)

金銭信託

(百万円)

貸付信託

(百万円)

合計

(百万円)

金銭信託

(百万円)

貸付信託

(百万円)

合計

(百万円)

銀行勘定貸

785

785

883

883

資産計

785

785

883

883

元本

784

784

883

883

その他

0

0

0

0

負債計

785

785

883

883

 

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定、経営方針・経営戦略等、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題、研究開発活動

当第1四半期連結累計期間において、標記の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

研究開発活動については該当ありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当ありません。