第2 【事業の状況】

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

1.経営の基本方針

当行は、地域金融機関として地域経済活性化への貢献を第一義としており、「社会的公共性を重んじ健全経営をすすめる」「お客様に親しまれ、喜ばれ役にたつ銀行をつくる」「人間関係を尊重し働きがいある職場をつくる」という経営理念のもと、地域経済やお客さまとの深度あるリレーションを基にした、地域のお客さまの更なる発展のための付加価値の高い金融サービスを通して、安定的な収益の確保と強固な財務基盤を確立し、企業価値の向上を図ります。

また、株主の皆さまやお取引先の皆さまに対する適時適切な情報開示や企業説明会を通じて、当行の経営内容に対する理解を深めていただくとともに、適切な経営管理のもと、法令等遵守、お客さま保護の徹底及びリスク管理態勢の強化を図り、自己責任原則に基づいた経営を行っております。

 

2.中長期的な経営戦略

2020年4月より、第27次中期経営計画「ZENSHIN~架け橋を築く~」をスタートさせました。

地域金融機関として、地域における中小企業や個人のお客さまに対し、行員一人ひとりが、お客さまに寄り添い、お客さまのことを知り、お客さまに喜ばれ役にたつことは何かを考え、着実に実践していくことで、地域経済の活性化につなげてまいります。経営理念を具現化するべく、100周年に向けたありたい姿を新たに定義したうえで、基本方針として「お客さま本位の追求」、「人財活力の最大化」、「経営基盤の強化」の3つを掲げ、実行してまいります。

 

「お客さま本位の追求」

コンサルティング人員の拡充と高度化の実現により、お客さまとの関係性をより一層強化し、真に役にたつ提案を実施していくことで、金融仲介機能を発揮してまいります。また、デジタライゼーションへの対応を進めていくことで、非対面チャネルの機能を強化し、お客さまの利便性向上につとめてまいります。

「人財活力の最大化」

実践に向けた研修制度の充実や人事制度の見直しにより、当行で働く従業員一人ひとりの成長とやる気の最大化を図ってまいります。また、従業員エンゲージメントの向上、ダイバーシティの進展により活力ある組織の実現に努めてまいります。

「経営基盤の強化」

アライアンス戦略による外部機関との連携を拡充するとともに、ローコスト運営を実践していくことで、顧客利便性の向上と経営の効率化を図ってまいります。また、持続可能な社会の実現のために、地方創生への積極的な参画を継続し、経営管理の徹底を図るなかで強固な経営基盤を確立してまいります。

 

3.目標とする経営指標

第27次中期経営計画「ZENSHIN~架け橋を築く~」では、2023年3月期に達成すべき指標を以下の通りに定めております。

 

[コア業務純益30億円以上]

第27次中期経営計画は、100周年に向けた収益力の土台固めの期間と位置付け、各種施策の展開によるトップライン収益増強と、経営効率化による経費削減を推し進めてまいります。

[中小企業等向け貸出残高1兆円以上]

中小企業等向け貸出は、当行のコア業務であり、今後もリスクに見合った適正なリターンを確保しつつ、県内の中小企業等に対し積極的な資金供給を行い、収益力の強化を図ってまいります。

[連結自己資本比率8%以上]

地域金融機関として、引き続き中小企業等に対する資金供給を積極的に行い、リスク・アセットを積み上げながらも、自己資本比率8%台を堅持し、健全性を確保してまいります。

 

 

第147期実績
(2022年3月期)

第148期目標
(2023年3月期)

コア業務純益

  41億円

30億円以上

中小企業等向け貸出金残高

9,951億円

1兆円以上

連結自己資本比率

8.95%

8%以上

 

 

 

4.優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当行は、地域金融機関として、お客さまとのリレーションを深め、最適な金融サービスを提供することで、地域における存在感を高めてまいりました。しかしながら、金融経済環境は、人口減少や少子高齢化の進展、長期化するマイナス金利政策などにより、従前から厳しい状況にあり、これに加えて、新型コロナウイルス感染症の蔓延やウクライナ情勢を含む地政学リスクの増大などにより、変動性・不確実性は高まっております。

このような認識のもと、当行は、地域の皆さまと持続的な成長を実現するため、変化する時代の流れに応じ、「変えていく力」と、お客さまに寄り添い、お客さまを知り、喜ばれ役にたつことを考え実践するという「変わらない思い」を持ち、第27次中期経営計画で掲げた基本方針に基づき、サステナビリティ経営を実践しております。

今後も多様化・高度化するお客さまのニーズを汲み上げ、商品・サービスとして具現化することで提供する金融サービスの質を高めつつ、当行の収益基盤の強化を図ってまいります。また、金融機関としての社会的責任を十分に認識し、強固なコンプライアンス態勢を構築するとともに、企業価値向上に向けたガバナンスの強化を図ることで、ステークホルダーの皆さまの信頼と期待にお応えしてまいります。

 

2 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

 

1.信用リスク及び市場リスク

当行グループは、当該リスクについて、統計的手法であるVaRを用いて、ある確率(信頼区間99%)のもと一定期間(例えば1年間)に被る可能性のある最大損失(リスク量)を見積もり・把握しております。

これらのリスクが顕在化した場合、当行グループの業績・業務運営に影響を及ぼす可能性があるため、当行グループの業務の継続性を確保する観点から、リスク量が自己資本の範囲内に収まるよう資本配賦制度(リスク量に対する資本の割り当て)を用いた業務運営を行い、経営戦略と一体になったリスク管理を実践しております。

なお、経営者は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であり、これらのリスク管理体制については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。

(1)信用リスク

①不良債権

当行グループの不良債権は、国内景気や地域経済の動向、あるいは不動産価格・株価の変動、並びに融資先の経営状況の変化などによって増加する可能性があります。その結果、与信関係費用が増加し、業績に影響を及ぼす可能性があります。

②貸倒引当金の状況

当行グループは、融資先の信用状態、担保の価値・保証の状況並びに貸出金の過去の貸倒実績率に基づき、貸倒引当金を計上しておりますが、経済動向によっては実際の貸倒れが当該見積りと乖離することがあり、計上した貸倒引当金の積み増しが必要となる可能性があります。

③権利行使の困難性

当行グループが、担保設定された不動産や有価証券などの資産を売却して資金回収する場合、不動産市場や有価証券市場の相場変動などにより、即時行使できない可能性があります。

(2)市場リスク

銀行の業務運営は、経済動向、金利、為替などの金融経済環境の変化から大きな影響を受ける可能性があります。当行グループは、市場性のある有価証券を保有していることから、金利、株価及び為替の動向による急激な価格変動により、保有有価証券に評価損が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

2.自己資本比率に関するリスク

当行グループは、海外営業拠点を有しておりませんので、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を銀行法第十四条の二の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められている国内基準(4%)以上に維持する必要があります。

当行グループの自己資本比率は、現在この基準を大幅に上回っておりますが、貸出先の信用力の変動に伴う与信関係費用の増減、保有する有価証券の価値変動に伴う減損額の計上、貸出金や有価証券等の増減、繰延税金資産計上額の制限などにより、自己資本比率に影響を及ぼす可能性があります。

 

3.繰延税金資産に関するリスク

当行グループは、現時点の会計基準に基づき、将来実現すると見込まれる税金費用の減少を繰延税金資産として計上しております。繰延税金資産の計算は、将来の課税所得予想を含む様々な仮定に基づいて行っており、実際の結果と異なる可能性があります。

今後、繰延税金資産の一部又は全部の回収が出来ないと判断した場合、会計基準等が変更された場合、繰延税金資産が減額され、業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

4.流動性リスク

当行グループの資金の運用と調達における期間のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金の確保が困難となる場合や、市場の混乱により通常よりも不利な条件での取引を余儀なくされる可能性があります。

 

 

5.事務・システムリスク

当行グループの役職員が正規の事務処理を怠る、あるいは不正を行うことで事故が発生した場合、事後処理及び原状回復、損害補填費用等の発生により、業績に影響を及ぼす可能性があります。

コンピュータシステムの事故・故障の発生、不正使用やコンピュータ犯罪等による情報の破壊や流出、決済機能をはじめとしたサービスの停止で社会的信用の失墜や不測の損失を被る可能性があります。

 

6.法務リスク

当行グループは、様々な規則・法令等を遵守した上で業務を遂行しており、コンプライアンスを経営の最重要課題としてその徹底に努めております。これらが不十分な場合、あるいは将来における法律、規則、実務慣行、解釈、財政及びその他の政策等が変更された場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

7.当行の経営戦略が奏功しないリスク

当行グループは、「第2 事業の状況 /1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の「1.経営の基本方針」及び「4.経営環境及び対処すべき課題」にかかる認識を踏まえつつ、当行グループの中長期的な経営戦略をより具体化することを目的として、「お客さま本位の追求」、「人財活力の最大化」、「経営基盤の強化」を基本方針とする第27次中期経営計画「ZENSHIN~架け橋を築く~」を2020年4月からスタートさせました。しかしながら、当該計画に基づく各種施策が奏功しない場合、当初想定した結果が得られない可能性があります。また、そのような可能性が現実化した場合、当行グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

8.その他のリスク

(1)格付低下リスク

格付機関が当行グループの格付を引き下げた場合、当行グループの資本・資金調達等において、不利な条件での取引を余儀なくされたり、取引が制約される可能性があります。このような事態が生じた場合、資本・資金調達費用が増加したり、資金調達そのものが困難になる等、業績に影響を及ぼす可能性があります。

(2)情報資産に関するリスク

当行グループの顧客情報などの漏洩、紛失、不正使用などが発生した場合、社会的信用が失墜し不測の損失を被る可能性があります。

(3)風評リスク

当行グループに対する悪評、信用不安に繋がる噂などが広がった場合、風評の内容、対処法によっては不測の事態が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります。

(4)年金債務

当行グループの年金資産等の時価が下落した場合、当行グループの年金資産の運用利回りが低下した場合、予定給付債務を計算する前提となる保険数理上の前提・仮定に変更があった場合、年金制度の変更により未認識の過去勤務費用が発生した場合、金利環境の変動その他の要因などが生じた場合、年金の未積立債務及び年間積立額に影響を及ぼす可能性があります。

(5)固定資産の減損会計

当行グループは、固定資産を保有しており、現時点の会計基準に基づき、固定資産の減損を行っております。保有している固定資産の価格が大幅に下落した場合、固定資産の減損会計基準等が変更された場合、減損損失の計上を余儀なくされ、業績に影響を及ぼす可能性があります。

(6)災害等に関するリスク

大規模な災害、感染症の流行等が発生した場合は、当行グループの営業インフラが被害を受ける可能性があります。当行グループの営業地域は予想される東海地震の想定震源域上に点在しており、大規模地震の発生等により、社会的ライフラインが被害を被れば、業績に影響を及ぼす可能性があります。

(7)競争に伴うリスク

近年の金融制度は大幅な規制緩和が進められており、金融業界は競争が激化しております。規制緩和による業務範囲の拡大で従来想定していないリスクに晒されたり、他業種、他業態を交えた競争において、当行グループが競争優位を得られない場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります。

(8)地域の経済動向に関するリスク

当行グループは、静岡県を主たる営業基盤としており、静岡県の景気動向及び各産業の動向が貸出金の増減や信用リスクに影響を及ぼした場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。

(9)マネーローンダリング及びテロ資金供与対策に係るリスク

マネーローンダリング及びテロ資金供与対策に関連した法令等を遵守できない場合には、当行グループの信用や業績、業務運営に影響を及ぼす可能性があります。当行は、マネーローンダリング及びテロ資金供与対策について、リスクベース・アプローチに基づく強固な内部管理態勢の構築に取り組んでおります。

 

(10)気候変動に関するリスク

地球温暖化の進行やそれによる自然災害の増加など、気候変動がもたらす被害は年々拡大しており、当行グループの業務運営への影響に加え、当行取引先の事業活動や業況の悪化等による信用リスクの増加などにより、当行の業績や財務内容に影響を及ぼす可能性が増加しております。当行では気候変動問題への対応を進めるため、2022年2月に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明しており、気候変動が当行グループの事業活動に与える影響を踏まえてリスクを管理してまいります

(11)新型コロナウィルス感染症によるリスク

新型コロナウィルス感染症の影響により生じる主要なリスクとして、以下のリスクを認識しております。

①与信関係費用の増加

  新型コロナウィルス感染症の影響による経済活動の制限等が融資先の経営状況等を悪化させ、与信関係費用を増加させる可能性があります。当行グループでは、企業支援専門の担当を本部に設置し、融資先の資金繰り支援や経営改善支援に取り組んでおります。支援を通して、融資先の状況を適切に把握し、きめ細やか且つ迅速に対応することで、与信関係費用の発生を抑制してまいります。

②業務運営に対する障害の発生

  当行グループの従業員に感染者が発生するなどして、当行グループの業務運営に支障をきたす可能性があります。当行グループでは、全従業員に対して、健康管理や予防策を実施し、感染拡大の防止を徹底しております。

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当行グループ(当行、連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

[経営成績]

当期中におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により停滞していた経済活動が正常化に向かうなかで、個人消費および企業の生産活動ならびに設備投資は総じて持ち直しの動きがみられました。しかし、一部業種では、ウクライナ情勢を受けた原材料価格の高騰や感染症がもたらす供給面での制約などにより、持ち直しの動きに足踏みがみられました。

当行の主要営業基盤である静岡県経済につきましても、基調としては持ち直しておりますが、飲食サービス業や宿泊業では感染症の影響が残るなど、厳しい状況となりました。雇用・所得環境につきましては、労働需給が改善傾向にありますが、雇用者所得は悪化しております。

金融環境につきましては、国内長期金利は、日本銀行の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」のもと0%近辺で推移し、期末には0.210%となりました。

 

このような状況のなか、当行グループの経常収益は、有価証券関連収益の減少等により、前期比3億61百万円減少の274億21百万円となりました。経常費用は、経費及び与信関係費用の減少等により、前期比8億71百万円減少の234億36百万円となりました。この結果、経常利益は39億84百万円となりました。

 

セグメントについては、次のとおりであります。

<銀行業>

経常収益は、有価証券関連収益の減少等により、前期比6億45百万円減少の212億29百万円となりました。経常費用は、前期比7億20百万円減少の177億83百万円となりました。この結果、経常利益は34億45百万円となりました。

<リース業・クレジットカード業>

経常収益は、リース料収入の増加等により、前期比80百万円増加の63億30百万円となりました。経常利益は、前期比3百万円減少の2億41百万円となりました。

<その他>

その他の事業は、信用保証業務等であります。経常収益は、前期比20百万円増加の11億55百万円、経常利益は、前期比2億52百万円増加の3億24百万円となりました。

 

[財政状態]

預金につきましては、地域に密着した営業基盤の拡充に努めた結果、前期末比249億円増加の1兆5,157億円となりました。

個人預かり資産につきましては、お客さまの多様化するニーズにお応えするなか、個人預金、個人年金保険等が増加した結果、前期末比531億円増加の1兆3,068億円となりました。

貸出金につきましては、地域金融機関としてお客さまの資金需要に積極的にお応えした結果、前期末比136億円増加の1兆2,178億円となりました。

有価証券につきましては、市場動向を注視しつつ、機動的な運用を行った結果、前期末比252億円増加の3,353億円となりました。

 

[キャッシュ・フローの状況]

営業活動によるキャッシュ・フローは、譲渡性預金の減少等により、前期比1,410億72百万円減少の77百万円となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出の増加等により、前期比76億20百万円減少の△283億54百万円となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額の増加等により、前期比58百万円減少の△7億19百万円となりました。

これらの結果、「現金及び現金同等物」の当期末残高は、前期末比289億94百万円減少の1,856億40百万円となりました。

 

① 国内業務部門・国際業務部門別収支

国内業務部門の資金運用収支は136億47百万円、役務取引等収支は44億56百万円、その他業務収支は△1億39百万円となりました。

また、国際業務部門の資金運用収支は17億33百万円、役務取引等収支は35百万円、その他業務収支は△1億33百万円となりました。

この結果、全体の資金運用収支は153億80百万円、役務取引等収支は44億91百万円、その他業務収支は△2億73百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

13,535

1,433

14,968

当連結会計年度

13,647

1,733

15,380

うち資金運用収益

前連結会計年度

13,945

1,592

△7

15,531

当連結会計年度

14,003

1,838

△7

15,835

うち資金調達費用

前連結会計年度

409

159

△7

562

当連結会計年度

356

105

△7

454

役務取引等収支

前連結会計年度

4,237

29

4,267

当連結会計年度

4,456

35

4,491

うち役務取引等収益

前連結会計年度

10,231

44

10,276

当連結会計年度

10,507

51

10,559

うち役務取引等費用

前連結会計年度

5,993

15

6,008

当連結会計年度

6,051

16

6,067

その他業務収支

前連結会計年度

△90

719

628

当連結会計年度

△139

△133

△273

うちその他業務収益

前連結会計年度

49

1,145

1,195

当連結会計年度

132

506

638

うちその他業務費用

前連結会計年度

140

426

567

当連結会計年度

271

639

911

 

(注) 1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。

2.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。

3.資金運用収益及び資金調達費用の相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

 

 

② 国内業務部門・国際業務部門別資金運用/調達の状況

国内業務部門の資金運用勘定平均残高は1兆6,718億38百万円、利回りは0.83%、資金調達勘定平均残高は1兆7,672億10百万円、利回りは0.02%となりました。

また、国際業務部門の資金運用勘定平均残高は1,009億2百万円、利回りは1.82%、資金調達勘定平均残高は1,015億71百万円、利回りは0.10%となりました。

その結果、全体の資金運用勘定平均残高は1兆7,341億76百万円、利回りは0.91%、資金調達勘定平均残高は1兆8,302億16百万円、利回りは0.02%となりました。

 

a. 国内業務部門

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

1,532,284

13,945

0.91

当連結会計年度

1,671,838

14,003

0.83

うち貸出金

前連結会計年度

1,165,027

12,093

1.03

当連結会計年度

1,178,226

12,059

1.02

うち商品有価証券

前連結会計年度

543

2

0.47

当連結会計年度

567

2

0.45

うち有価証券

前連結会計年度

246,965

1,718

0.69

当連結会計年度

261,872

1,626

0.62

うちコールローン

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

84,453

111

0.13

当連結会計年度

192,591

307

0.15

資金調達勘定

前連結会計年度

1,700,498

409

0.02

当連結会計年度

1,767,210

356

0.02

うち預金

前連結会計年度

1,449,717

340

0.02

当連結会計年度

1,507,839

277

0.01

うち譲渡性預金

前連結会計年度

43,128

1

0.00

当連結会計年度

3,339

0

0.00

うちコールマネー

前連結会計年度

63,472

△13

△0.02

当連結会計年度

82,923

△8

△0.01

うち借用金

前連結会計年度

97,601

33

0.03

当連結会計年度

125,955

29

0.02

 

(注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。

2.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度1,832億0百万円、当連結会計年度1,177億74百万円)を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度11億61百万円、当連結会計年度10億0百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

 

 

b. 国際業務部門

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

88,324

1,592

1.80

当連結会計年度

100,902

1,838

1.82

うち貸出金

前連結会計年度

19,713

409

2.07

当連結会計年度

21,745

419

1.92

うち商品有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち有価証券

前連結会計年度

66,341

1,182

1.78

当連結会計年度

77,593

1,417

1.82

うちコールローン

前連結会計年度

37

0

0.43

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

3

0

0.00

当連結会計年度

0

0

0.00

資金調達勘定

前連結会計年度

88,905

159

0.17

当連結会計年度

101,571

105

0.10

うち預金

前連結会計年度

1,923

4

0.24

当連結会計年度

1,829

0

0.01

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うちコールマネー

前連結会計年度

3,093

11

0.36

当連結会計年度

935

2

0.26

うち借用金

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。

2.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度4百万円、当連結会計年度4百万円)を控除して表示しております。

3.国際業務部門の外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。

 

 

c. 合計

 

種類

期別

平均残高(百万円)

利息(百万円)

利回り
(%)

小計

相殺
消去額
(△)

合計

小計

相殺
消去額
(△)

合計

資金運用勘定

前連結会計年度

1,620,609

△35,259

1,585,349

15,538

△7

15,531

0.97

当連結会計年度

1,772,741

△38,565

1,734,176

15,842

△7

15,835

0.91

うち貸出金

前連結会計年度

1,184,741

1,184,741

12,502

12,502

1.05

当連結会計年度

1,199,972

1,199,972

12,478

12,478

1.03

うち商品有価証券

前連結会計年度

543

543

2

2

0.47

当連結会計年度

567

567

2

2

0.45

うち有価証券

前連結会計年度

313,307

313,307

2,901

2,901

0.92

当連結会計年度

339,465

339,465

3,043

3,043

0.89

うちコールローン

前連結会計年度

37

37

0

0

0.43

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

84,456

84,456

111

111

0.13

当連結会計年度

192,592

192,592

307

307

0.15

資金調達勘定

前連結会計年度

1,789,404

△35,259

1,754,145

569

△7

562

0.03

当連結会計年度

1,868,781

△38,565

1,830,216

462

△7

454

0.02

うち預金

前連結会計年度

1,451,640

1,451,640

345

345

0.02

当連結会計年度

1,509,668

1,509,668

278

278

0.01

うち譲渡性預金

前連結会計年度

43,128

43,128

1

1

0.00

当連結会計年度

3,339

3,339

0

0

0.00

うちコールマネー

前連結会計年度

66,565

66,565

△1

△1

△0.00

当連結会計年度

83,858

83,858

△5

△5

△0.00

うち借用金

前連結会計年度

97,601

97,601

33

33

0.03

当連結会計年度

125,955

125,955

29

29

0.02

 

(注) 1.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。

2.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度1,832億4百万円、当連結会計年度1,177億78百万円)を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度11億61百万円、当連結会計年度10億0百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

 

③ 国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況

国内業務部門の役務取引等収益は105億7百万円、役務取引等費用は60億51百万円となりました。

また、国際業務部門の役務取引等収益は51百万円、役務取引等費用は16百万円となりました。

この結果、全体の役務取引等収益は105億59百万円、役務取引等費用は60億67百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

10,231

44

10,276

当連結会計年度

10,507

51

10,559

うち預金・
貸出業務

前連結会計年度

800

800

当連結会計年度

746

746

うち為替業務

前連結会計年度

919

44

964

当連結会計年度

833

51

885

うち証券関連業務

前連結会計年度

916

916

当連結会計年度

1,060

1,060

うち代理業務

前連結会計年度

827

827

当連結会計年度

858

858

うち保護預り・
貸金庫業務

前連結会計年度

75

75

当連結会計年度

72

72

うち保証業務

前連結会計年度

388

388

当連結会計年度

386

386

うちリース業務

前連結会計年度

4,130

4,130

当連結会計年度

4,317

4,317

役務取引等費用

前連結会計年度

5,993

15

6,008

当連結会計年度

6,051

16

6,067

うち為替業務

前連結会計年度

151

14

166

当連結会計年度

108

16

124

 

(注)   国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引から各々発生した役務取引であります。ただし、円建対非居住者取引から発生した役務取引は国際業務部門に含めております。

 

④ 国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況

○  預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

1,488,798

1,983

1,490,782

当連結会計年度

1,514,153

1,596

1,515,749

うち流動性預金

前連結会計年度

751,485

751,485

当連結会計年度

793,520

793,520

うち定期性預金

前連結会計年度

715,254

715,254

当連結会計年度

693,298

693,298

うちその他

前連結会計年度

22,059

1,983

24,042

当連結会計年度

27,333

1,596

28,930

譲渡性預金

前連結会計年度

69,400

69,400

当連結会計年度

 ―

 ―

総合計

前連結会計年度

1,558,198

1,983

1,560,182

当連結会計年度

1,514,153

1,596

1,515,749

 

(注) 1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。

2.流動性預金には、当座預金、普通預金、貯蓄預金、通知預金を、定期性預金には、定期預金、定期積金を記載しております。

 

 

⑤ 貸出金残高の状況

〇 業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金  額(百万円)

構成比(%)

金  額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

1,204,283

100.00

1,217,888

100.00

  製造業

178,996

14.86

183,098

15.03

  農業、林業

1,301

0.11

1,406

0.12

  漁業

293

0.02

300

0.03

  鉱業、採石業、砂利採取業

84

0.01

60

0.01

  建設業

68,474

5.69

69,015

5.67

  電気・ガス・熱供給・水道業

13,651

1.13

13,811

1.13

  情報通信業

3,149

0.26

3,904

0.32

  運輸業、郵便業

50,256

4.17

51,590

4.24

  卸売業、小売業

114,023

9.47

116,576

9.57

  金融業、保険業

60,532

5.03

56,513

4.64

  不動産業、物品賃貸業

270,615

22.47

272,251

22.35

  各種サービス業

121,974

10.13

126,195

10.36

  地方公共団体

80,559

6.69

79,316

6.51

  その他

240,370

19.96

243,845

20.02

特別国際金融取引勘定分

  政府等

  金融機関

  その他

合計

1,204,283

1,217,888

 

(注)  国内とは、当行及び連結子会社であります。

 

⑥ 国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況

○  有価証券残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

67,332

67,332

当連結会計年度

59,522

59,522

地方債

前連結会計年度

64,901

64,901

当連結会計年度

65,903

65,903

社債

前連結会計年度

69,950

69,950

当連結会計年度

72,630

72,630

株式

前連結会計年度

18,580

18,580

当連結会計年度

16,948

16,948

その他の証券

前連結会計年度

35,268

54,113

89,382

当連結会計年度

40,696

79,667

120,363

合計

前連結会計年度

256,034

54,113

310,148

当連結会計年度

255,700

79,667

335,368

 

(注) 1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。

2.「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。

 

 

(自己資本比率の状況)

(参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適
当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の算出においては基礎的手法を採用しております。

 

連結自己資本比率(国内基準)

(単位:億円、%)

 

2022年3月31日

1.連結自己資本比率(2/3)

8.95

2.連結における自己資本の額

85,165

3.リスク・アセットの額

951,035

4.連結総所要自己資本額

38,041

 

 

単体自己資本比率(国内基準)

(単位:億円、%)

 

2022年3月31日

1.自己資本比率(2/3)

8.71

2.単体における自己資本の額

81,753

3.リスク・アセットの額

938,601

4.単体総所要自己資本額

37,544

 

 

(資産の査定)

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

なお、区分対象となる社債のうち、「その他有価証券」目的で保有しているものは、時価(貸借対照表計上額)で区分されております。

 

1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2.危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3.要管理債権

要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

 

4.正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

債権の区分

2021年3月31日

2022年3月31日

金額(億円)

金額(億円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

74

55

危険債権

87

85

要管理債権

15

15

正常債権

12,208

12,410

 

 

(生産、受注及び販売の実績に係る情報)

「生産、受注及び販売の実績に係る情報」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。

 

①経営成績の分析

a.主な収支

連結粗利益は、資金利益は資金調達費用の減少等により前期比4億11百万円増加、役務取引等利益は法人役務収益、投資信託販売手数料の増加等により前期比2億23百万円増加、その他業務利益が前期比9億1百万円減少した結果、前期比2億66百万円減少の195億98百万円となりました。

連結業務純益は、経費が前期比2億30百万円減少、一般貸倒引当金繰入額が前期比3億10百万円減少した結果、前期比2億74百万円増加の44億84百万円となりました。

経常利益は、不良債権処理額が前期比5億92百万円減少、株式等関係損益が前期比4億73百万円減少した結果、前期比5億9百万円増加の39億84百万円となりました。

親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比4億17百万円増加の25億80百万円となりました。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

比較(百万円)
(B)-(A)

連結粗利益          ①

19,865

19,598

△266

  資金利益

14,968

15,380

411

  役務取引等利益

4,267

4,491

223

  その他業務利益

628

△273

△901

経費(除く臨時処理分)     ②

15,406

15,175

△230

一般貸倒引当金繰入額     ③

249

△61

△310

連結業務純益(①-②-③)

4,209

4,484

274

不良債権処理額        ④

1,281

688

△592

(与信関係費用(③+④))

1,531

627

△903

株式等関係損益

457

△16

△473

その他

90

205

115

経常利益

3,475

3,984

509

特別損益

△27

△315

△288

税金等調整前当期純利益

3,447

3,669

221

法人税等合計

1,240

1,016

△223

当期純利益

2,207

2,652

444

非支配株主に帰属する当期純利益

44

71

27

親会社株主に帰属する当期純利益

2,163

2,580

417

 

 

b.与信関係費用

与信関係費用は、一般貸倒引当金繰入額が前期比3億10百万円減少、個別貸倒引当金繰入額が前期比6億65百万円減少、債権売却損が前期比22百万円増加した結果、与信関係費用総額は前期比9億3百万円減少の6億27百万円となりました。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

比較(百万円)
(B)-(A)

一般貸倒引当金繰入額    ①

249

△61

△310

不良債権処理額        ②

1,281

688

△592

貸出金償却

個別貸倒引当金繰入額

1,204

538

△665

債権売却損

△5

16

22

その他

83

134

50

与信関係費用(①+②)

1,531

627

△903

 

 

 

c.株式等関係損益

株式等関係損益は、株式等売却益が前期比4億49百万円減少、株式等売却損が前期比8百万円増加、株式等償却が前期比15百万円増加した結果、前期比4億73百万円減少の△16百万円となりました。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

比較(百万円)
(B)-(A)

株式等関係損益

457

△16

△473

    株式等売却益

515

65

△449

    株式等売却損

8

8

    株式等償却

58

73

15

 

 

②財政状態の分析

a.貸出金

貸出金は、中小企業等向け貸出金を中心に堅調に推移し、前期末比136億4百万円増加の1兆2,178億88百万円となりました。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

比較(百万円)
(B)-(A)

貸出金(末残)

1,204,283

1,217,888

13,604

 

    <参考>金融再生法開示債権及びリスク管理債権の状況

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

比較(百万円)
(B)-(A)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権額

7,668

5,750

△1,917

危険債権額

8,850

8,624

△225

要管理債権額

1,543

1,510

△32

 

三月以上延滞債権額

491

159

△332

貸出条件緩和債権額

1,052

1,351

299

合計               ①

18,061

15,886

△2,175

総与信              ②

1,239,042

1,257,059

18,017

比率(①/②)

1.45%

1.26%

△0.19%

 

 

b.預金

預金は、個人預金等が増加した結果、前期末比249億67百万円増加の1兆5,157億49百万円となりました。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

比較(百万円)
(B)-(A)

預金

1,490,782

1,515,749

24,967

  うち個人預金

1,030,952

1,057,514

26,561

譲渡性預金

69,400

 ―

△69,400

 

 

c.有価証券

有価証券は、前期末比252億19百万円増加の3,353億68百万円となりました。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

比較(百万円)
(B)-(A)

有価証券

310,148

335,368

25,219

    国債

67,332

59,522

△7,810

    地方債

64,901

65,903

1,002

    社債

69,950

72,630

2,679

    株式

18,580

16,948

△1,632

    その他証券

89,382

120,363

30,981

 

 

 

③キャッシュ・フローの状況の分析

営業活動によるキャッシュ・フローは、譲渡性預金の減少等により、前期比1,410億72百万円減少の77百万円となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出の増加等により、前期比76億20百万円減少の△283億54百万円となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額の増加等により、前期比58百万円減少の△7億19百万円となりました。

これらの結果「現金及び現金同等物」の当期末残高は、前期末比289億94百万円減少1,856億40百万円となりました。

なお、当面の設備投資等については自己資金で対応する予定であります。また、当行では、主にお客さまから預入れいただいた預金にて資金を調達し、地域の中小企業等向け融資を中心とした貸出金及び有価証券への運用を行うなかで、適切な水準の流動性を確保しております。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

比較(百万円)
(B)-(A)

営業活動によるキャッシュ・フロー

141,149

77

△141,072

  うち譲渡性預金の純増減(△)

69,400

△69,400

△138,800

  うち預金の純増減(△)

107,648

24,967

△82,681

投資活動によるキャッシュ・フロー

△20,733

△28,354

△7,620

  うち有価証券の取得による支出

△70,556

△143,874

△73,317

  うち有価証券の売却による収入

32,941

97,233

64,292

財務活動によるキャッシュ・フロー

△661

△719

△58

現金及び現金同等物の期末残高

214,634

185,640

△28,994

 

 

 ④目標とする経営指標

 

第147期実績
(2022年3月期)

第148期目標
(2023年3月期)

コア業務純益

  41億円

30億円以上

中小企業等向け貸出金残高

 9,951億円

1兆円以上

連結自己資本比率

8.95%

8%以上

 

 コア業務純益は、資金調達費用の減少等により資金利益が前期比2億23百万円の増加、法人役務収益、投資信託販売手数料の増加等により役務取引等利益が前期比2億33百万円の増加、その他業務利益が前期比9億9百万円の減少となった結果、前期比5億16百万円増加の41億19百万円となりました。

 中小企業等向け貸出金残高は、製造業、小売業、医療・福祉業等向け等の貸出が増加した結果、前期比181億円増加の9,951億円となりました。

 連結自己資本比率は、自己資本の額が前期比15億69百万円の増加、リスク・アセットの額が前期比255億4百万円の増加となった結果、前期比0.08ポイント低下の8.95%となりました。

各種施策を展開し、お客さまの抱える経営課題ニーズやに対し、きめ細やかなサポートを行った結果、コア業務純益は目標計数を捉え、中小企業等向け貸出金残高についても堅調に推移しております。中小企業向け貸出金残高の増加等によりリスク・アセットの額が増加したため、連結自己資本比率は前年比で低下しておりますが、目標計数である8%以上を維持しております。

引続き、第27次中期経営計画「ZENSHIN~架け橋を築く~」に掲げる施策を展開し、収益力及び健全性の更なる向上を図ってまいります。

 

 ⑤重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 /1 連結財務諸表等」中、「(1) 連結財務諸表」の「(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

4 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

5 【研究開発活動】

該当事項はありません。