第2 【事業の状況】

 

1 【業績等の概要】

当行は「信用を大切にする社会をささえます。」、「公明正大で責任ある経営をします。」、「良識ある社会人として誠実に行動します。」の3つの企業理念に基づき、健全な金融活動を通じて信頼し合える社会づくりに努めるとともに、お客さま本位の経営を推進しております。

また、お客さまの多様なニーズにお応えしうる商品・サービス・情報等を、グループ各社とともに迅速にご提供することによって、お客さまに信頼され、最高の「満足」を感じていただける銀行を目指しております。

 

・業績

当連結会計年度のわが国経済は、新興国の景気減速の影響などもあり、一部に弱さもみられましたが、設備投資に持ち直しの動きがみられるなど、緩やかな回復基調が続きました。このような状況下、当行の主要な営業地域である三重・愛知両県下の経済につきましても、基調としては緩やかに拡大しております。

先行きにつきましては、地域創生への取組みによる地域経済活性化などを背景に、引き続き景気回復に向かうことが期待されますが、足もとにおいては、消費者マインドに足踏みがみられるほか、中国をはじめとするアジア新興国や資源国の景気下振れが、国内景気を下押しするリスクとなっており、その動向には留意する必要があります。

このような経済情勢のなかで、当行の連結ベースでの業績は次のようになりました。

預金等(譲渡性預金含む)は個人預金や法人預金が堅調に推移したことなどから、当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べ610億円増加し、4兆6,435億円となりました。

貸出金は中小企業向け貸出や住宅ローンなどの個人向け貸出が増加したことなどから、当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べ687億円増加し、2兆8,823億円となりました。

また、有価証券の当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べ1,424億円減少し、1兆9,977億円となりました。

損益状況につきましては、経常収益は株式等売却益の増加によりその他経常収益が増加したことなどから、前連結会計年度に比べ23億50百万円増加し、832億11百万円となりました。

一方、経常費用は営業経費が減少したものの、外国為替売買損や金融派生商品費用等のその他業務費用が増加したことなどから、前連結会計年度に比べ5億98百万円増加し、646億4百万円となりました。

この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ17億52百万円増加し、186億6百万円となりました。

また、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ29億85百万円増加し、136億34百万円となりました。

 なお、包括利益は前連結会計年度に比べ781億50百万円減少し、△193億82百万円となりました。

 報告セグメントごとの損益状況は、銀行業セグメントにおいて経常収益は前連結会計年度に比べ23億6百万円増加して715億4百万円、セグメント利益は前連結会計年度に比べ18億89百万円増加して171億52百万円となりました。リース業セグメントにおいて経常収益は前連結会計年度に比べ76百万円増加して88億63百万円、セグメント利益は前連結会計年度に比べ1億58百万円増加して6億59百万円となりました。また、報告セグメントに含まれていない事業セグメントにおいて経常収益は前連結会計年度に比べ1億47百万円増加して47億57百万円、セグメント利益は前連結会計年度に比べ2億65百万円減少して8億65百万円となりました。

 

・キャッシュ・フロー

 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが、貸出金の増加などにより52億59百万円のマイナス(前連結会計年度比901億2百万円減少)、投資活動によるキャッシュ・フローが、有価証券の売却による収入などにより1,150億45百万円のプラス(前連結会計年度比1,549億98百万円増加)、財務活動によるキャッシュ・フローが、配当金の支払などにより20億46百万円のマイナス(前連結会計年度比5百万円減少)となりました。

この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度に比べ1,077億26百万円増加し、3,170億68百万円となりました。

 

 

(1) 国内・国際業務部門別収支

当連結会計年度の資金運用収支は、国内業務部門で前連結会計年度比17億15百万円減少して432億82百万円、国際業務部門で前連結会計年度比12億61百万円増加して38億67百万円、合計で前連結会計年度比4億53百万円減少して471億50百万円となりました。役務取引等収支は、国内業務部門で前連結会計年度比3億89百万円増加して77億10百万円、国際業務部門で前連結会計年度比12百万円増加して93百万円、合計で前連結会計年度比4億1百万円増加して78億3百万円となりました。その他業務収支は、国内業務部門で前連結会計年度比4億27百万円増加して50億13百万円、国際業務部門で前連結会計年度比11億97百万円減少して3億52百万円、合計で前連結会計年度比7億70百万円減少して53億65百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

44,997

2,605

47,603

当連結会計年度

43,282

3,867

 ―

47,150

うち資金運用収益

前連結会計年度

49,380

3,249

103

52,526

当連結会計年度

47,819

4,553

196

52,177

うち資金調達費用

前連結会計年度

4,383

643

103

4,923

当連結会計年度

4,537

685

196

5,027

役務取引等収支

前連結会計年度

7,321

80

7,402

当連結会計年度

7,710

93

7,803

うち役務取引等収益

前連結会計年度

11,302

149

11,451

当連結会計年度

11,890

173

12,064

うち役務取引等費用

前連結会計年度

3,980

68

4,049

当連結会計年度

4,180

80

4,260

その他業務収支

前連結会計年度

4,586

1,550

6,136

当連結会計年度

5,013

352

5,365

うちその他業務収益

前連結会計年度

12,379

1,664

14,044

当連結会計年度

12,934

1,274

18

14,190

うちその他業務費用

前連結会計年度

7,793

114

7,908

当連結会計年度

7,920

922

18

8,824

 

(注) 1 国内業務部門は当行の国内店及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の国内店及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度2百万円、当連結会計年度2百万円)を控除して表示しております。

3 相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息等であります。

 

 

(2) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況

当連結会計年度の資金運用勘定は、貸出金や預け金を中心に平均残高(相殺消去後)は前連結会計年度比1,703億円増加して5兆270億円、利回りは前連結会計年度比0.05ポイント低下して1.03%となりました。このうち国内業務部門においては、平均残高は前連結会計年度比1,808億円増加して4兆8,683億円、利回りは前連結会計年度比0.07ポイント低下して0.98%となりました。国際業務部門においては、平均残高は前連結会計年度比935億円増加して3,651億円、利回りは前連結会計年度比0.05ポイント上昇して1.24%となりました。

一方、資金調達勘定は預金を中心に平均残高(相殺消去後)は前連結会計年度比1,639億円増加して4兆9,055億円、利回りは前連結会計年度比横ばいの0.10%となりました。このうち国内業務部門においては、平均残高は前連結会計年度比1,746億円増加して4兆7,470億円、利回りは前連結会計年度比横ばいの0.09%となりました。国際業務部門においては、平均残高は前連結会計年度比933億円増加して3,650億円、利回りは前連結会計年度比0.05ポイント低下して0.18%となりました。

 

① 国内業務部門

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

4,687,471

49,380

1.05

当連結会計年度

4,868,337

47,819

0.98

うち貸出金

前連結会計年度

2,699,805

32,993

1.22

当連結会計年度

2,716,769

31,504

1.15

うち商品有価証券

前連結会計年度

42

0

0.69

当連結会計年度

96

0

0.63

うち有価証券

前連結会計年度

1,734,588

16,028

0.92

当連結会計年度

1,669,004

15,767

0.94

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

23,437

34

0.14

当連結会計年度

25,218

34

0.13

うち買現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
支払保証金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

108,290

107

0.09

当連結会計年度

235,881

229

0.09

資金調達勘定

前連結会計年度

4,572,422

4,383

0.09

当連結会計年度

4,747,028

4,537

0.09

うち預金

前連結会計年度

4,293,471

2,538

0.05

当連結会計年度

4,408,301

2,467

0.05

うち譲渡性預金

前連結会計年度

198,059

178

0.09

当連結会計年度

219,187

181

0.08

うちコールマネー
及び売渡手形

前連結会計年度

1,026

1

0.10

当連結会計年度

3,839

2

0.06

うち売現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

当連結会計年度

34,615

3

0.01

うちコマーシャル・
ペーパー

前連結会計年度

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

67,764

104

0.15

当連結会計年度

68,988

102

0.14

 

(注) 1 国内業務部門は当行の国内店及び連結子会社の円建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。

3 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度33,588百万円、当連結会計年度34,179百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度2,999百万円、当連結会計年度3,000百万円)及び利息(前連結会計年度2百万円、当連結会計年度2百万円)をそれぞれ控除して表示しております。

 

 

② 国際業務部門

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

271,650

3,249

1.19

当連結会計年度

365,175

4,553

1.24

うち貸出金

前連結会計年度

38,697

371

0.95

当連結会計年度

117,351

1,469

1.25

うち商品有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち有価証券

前連結会計年度

227,142

2,834

1.24

当連結会計年度

241,084

3,038

1.26

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

1,245

21

1.70

当連結会計年度

2,580

25

1.00

うち買現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
支払保証金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

198

0

0.30

当連結会計年度

215

0

0.27

資金調達勘定

前連結会計年度

271,684

643

0.23

当連結会計年度

365,002

685

0.18

うち預金

前連結会計年度

17,405

23

0.13

当連結会計年度

19,033

49

0.26

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うちコールマネー
及び売渡手形

前連結会計年度

100,190

453

0.45

当連結会計年度

35,000

228

0.65

うち売現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

51,571

63

0.12

当連結会計年度

104,448

210

0.20

うちコマーシャル・
ペーパー

前連結会計年度

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注) 1 国際業務部門は当行の国内店及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。

3 国際業務部門の外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。

4 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度44百万円、当連結会計年度46百万円)を控除して表示しております。

 

 

③ 合計

 

種類

期別

平均残高(百万円)

利息(百万円)

利回り
(%)

小計

相殺
消去額
(△)

合計

小計

相殺
消去額
(△)

合計

資金運用勘定

前連結会計年度

4,959,121

102,463

4,856,658

52,629

103

52,526

1.08

当連結会計年度

5,233,513

206,460

5,027,052

52,373

196

52,177

1.03

うち貸出金

前連結会計年度

2,738,502

2,738,502

33,364

33,364

1.21

当連結会計年度

2,834,121

2,834,121

32,974

32,974

1.16

うち商品有価証券

前連結会計年度

42

42

0

0

0.69

当連結会計年度

96

96

0

0

0.63

うち有価証券

前連結会計年度

1,961,731

1,961,731

18,862

18,862

0.96

当連結会計年度

1,910,089

1,910,089

18,806

18,806

0.98

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

24,683

24,683

55

55

0.22

当連結会計年度

27,799

27,799

60

60

0.21

うち買現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
支払保証金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

108,489

108,489

108

108

0.09

当連結会計年度

236,096

236,096

230

230

0.09

資金調達勘定

前連結会計年度

4,844,107

102,463

4,741,643

5,026

103

4,923

0.10

当連結会計年度

5,112,031

206,460

4,905,571

5,223

196

5,027

0.10

うち預金

前連結会計年度

4,310,877

4,310,877

2,562

2,562

0.05

当連結会計年度

4,427,335

4,427,335

2,516

2,516

0.05

うち譲渡性預金

前連結会計年度

198,059

198,059

178

178

0.09

当連結会計年度

219,187

219,187

181

181

0.08

うちコールマネー
及び売渡手形

前連結会計年度

101,217

101,217

454

454

0.44

当連結会計年度

38,839

38,839

231

231

0.59

うち売現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

51,571

51,571

63

63

0.12

当連結会計年度

139,063

― 

139,063

214

214

0.15

うち
コマーシャル・
ペーパー

前連結会計年度

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

67,764

67,764

104

104

0.15

当連結会計年度

68,988

68,988

102

102

0.14

 

(注) 1 相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。

2 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度33,633百万円、当連結会計年度34,226百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度2,999百万円、当連結会計年度3,000百万円)及び利息(前連結会計年度2百万円、当連結会計年度2百万円)をそれぞれ控除して表示しております。

 

 

(3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況

当連結会計年度の役務取引等収益は、前連結会計年度比6億12百万円増加して120億64百万円となりました。このうち国内業務部門においては、前連結会計年度比5億88百万円増加して118億90百万円、国際業務部門においては、前連結会計年度比23百万円増加して1億73百万円となりました。

一方、役務取引等費用につきましては、国内業務部門で前連結会計年度比1億99百万円増加して41億80百万円、国際業務部門で前連結会計年度比11百万円増加して80百万円、合計で前連結会計年度比2億11百万円増加して42億60百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

11,302

149

11,451

当連結会計年度

11,890

173

12,064

うち預金・貸出業務

前連結会計年度

3,210

12

3,223

当連結会計年度

3,544

3,544

うち為替業務

前連結会計年度

3,273

112

3,385

当連結会計年度

3,259

158

3,418

うち証券関連業務

前連結会計年度

1,197

1,197

当連結会計年度

1,127

1,127

うち代理業務

前連結会計年度

268

268

当連結会計年度

274

274

うち保護預り・
  貸金庫業務

前連結会計年度

145

145

当連結会計年度

146

146

うち保証業務

前連結会計年度

108

24

132

当連結会計年度

91

14

106

役務取引等費用

前連結会計年度

3,980

68

4,049

当連結会計年度

4,180

80

4,260

うち為替業務

前連結会計年度

570

65

636

当連結会計年度

569

61

631

 

(注) 国内業務部門は当行の国内店及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

 

 

(4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況

○ 預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

4,392,024

17,332

4,409,357

当連結会計年度

4,427,907

19,600

4,447,508

うち流動性預金

前連結会計年度

2,237,788

2,237,788

当連結会計年度

2,294,537

2,294,537

うち定期性預金

前連結会計年度

2,117,664

2,117,664

当連結会計年度

2,100,614

2,100,614

うちその他

前連結会計年度

36,572

17,332

53,904

当連結会計年度

32,756

19,600

52,356

譲渡性預金

前連結会計年度

173,148

173,148

当連結会計年度

196,081

196,081

総合計

前連結会計年度

4,565,173

17,332

4,582,506

当連結会計年度

4,623,989

19,600

4,643,589

 

(注) 1 国内業務部門は当行の国内店及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

3 定期性預金=定期預金

 

 

(5) 貸出金残高の状況

① 業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

2,813,548

100.00

2,882,336

100.00

製造業

383,156

13.62

368,656

12.79

農業,林業

6,726

0.24

6,268

0.22

漁業

3,236

0.11

3,384

0.12

鉱業,採石業,砂利採取業

7,591

0.27

6,817

0.24

建設業

105,716

3.76

102,438

3.55

電気・ガス・熱供給・水道業

51,669

1.84

58,154

2.02

情報通信業

18,220

0.65

18,168

0.63

運輸業,郵便業

96,631

3.43

98,623

3.42

卸売業,小売業

294,066

10.45

270,520

9.38

金融業,保険業

252,319

8.97

294,450

10.21

不動産業,物品賃貸業

334,678

11.89

351,716

12.20

学術研究,専門・技術サービス業

13,498

0.48

13,739

0.48

宿泊業

16,631

0.59

14,877

0.52

飲食業

15,182

0.54

14,713

0.51

生活関連サービス業,娯楽業

24,168

0.86

25,929

0.90

教育,学習支援業

7,590

0.27

6,592

0.23

医療・福祉

100,755

3.58

107,490

3.73

その他のサービス

36,233

1.29

38,379

1.33

国・地方公共団体

256,474

9.12

235,763

8.18

その他

788,999

28.04

845,652

29.34

特別国際金融取引勘定分

政府等

金融機関

その他

合計

2,813,548

2,882,336

 

(注) 「国内」とは当行の国内店及び連結子会社であります。

 

② 外国政府等向け債権残高(国別)

日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等に対する債権残高はありません。

 

 

(6) 国内・国際業務部門別有価証券の状況

○ 有価証券残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

805,231

805,231

当連結会計年度

665,264

665,264

地方債

前連結会計年度

277,268

277,268

当連結会計年度

341,957

341,957

短期社債

前連結会計年度

当連結会計年度

社債

前連結会計年度

561,235

561,235

当連結会計年度

473,813

473,813

株式

前連結会計年度

175,816

175,816

当連結会計年度

158,655

158,655

その他の証券

前連結会計年度

55,506

265,131

320,637

当連結会計年度

95,009

263,015

358,024

合計

前連結会計年度

1,875,058

265,131

2,140,190

当連結会計年度

1,734,701

263,015

1,997,716

 

(注) 1 国内業務部門は当行の国内店及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2 「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。

 

 

(自己資本比率の状況)

(参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の計算については粗利益配分手法を採用しております。

 

連結自己資本比率(国内基準)

(単位:億円、%)

 

平成28年3月31日

1 連結自己資本比率(2/3)

10.43

2 連結における自己資本の額

2,542

3 リスク・アセットの額

24,365

4 連結総所要自己資本額

974

 

 

 

単体自己資本比率(国内基準)

(単位:億円、%) 

 

平成28年3月31日

1 自己資本比率(2/3)

10.04

2 単体における自己資本の額

2,421

3 リスク・アセットの額

24,099

4 単体総所要自己資本額

963

 

 

(資産の査定)

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2 危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3 要管理債権

要管理債権とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権のうち、上記1及び2に掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

 

4 正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

 

債権の区分

平成27年3月31日

平成28年3月31日

金額(百万円)

金額(百万円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

11,540

8,198

危険債権

47,343

43,311

要管理債権

9,763

10,832

正常債権

2,794,610

2,864,239

 

(注) 債権のうち外国為替、未収利息及び仮払金については、資産の自己査定基準に基づき、債務者区分を行っているものを対象としております。

 

2 【生産、受注及び販売の状況】

「生産、受注及び販売の状況」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

 

3 【対処すべき課題】

当行では、中期経営計画『「Next COMPASS 140」~ 今こそ、磐石。次の未来のステージへ ~』を策定し、本年4月から取り組んでおります。この計画では、人口減少の本格化や競争の激化、さらにマイナス金利政策による利ざやの縮小などの経営環境を踏まえたうえで、3つの重点分野「働き方改革」「トップライン改革」「地域を支えともに成長」に取り組み、磐石な経営体質の構築をめざしてまいります。

「働き方改革」では、役職員一人ひとりの生活環境や働く条件の多様性(ダイバーシティ)を積極的に受け入れ、柔軟かつ公平に働ける仕組みをつくることで、生産性の高い職場環境の構築をめざします。

「トップライン改革」では、金利低下による資金利益の減少を補うため、役務取引等利益の増強をはかるなど、持続可能な成長に向けた収益構造へと転換をはかってまいります。また、人口減少による市場縮小が見込まれるなか、新たな市場、新たな分野の開拓にも積極的に挑戦し、収益機会を徹底的に追求してまいります。

「地域を支えともに成長」では、事業性評価にもとづく金融仲介機能やコンサルティング機能をこれまで以上に発揮し、地域企業の発展を支援するとともに、魅力ある観光資源の掘り起こしや地域産業の付加価値向上をはかり、地域創生に貢献いたします。

CSR(企業の社会的責任)活動につきましては、「百五の森」の植樹や運営管理といった環境保全活動のほか、金融教育やスポーツ・文化振興支援などの活動を充実いたします。

かねてより建設を進めてまいりました新本館ビル2棟につきましては、昨年9月に本店営業部をはじめ事務、システム部門、当行グループ会社6社が「岩田本店棟」へ移転し、本年1月には「丸之内本部棟」へ総務、人事、企画部門などの本部機能が移転いたしました。新本館への移転を機に、グループ会社間のさらなる連携強化、業務の効率化をはかり、これまで以上にグループ力を活かした、きめ細かいサービスの提供に努めてまいります。なお、本年1月に津市と津波発生時における緊急避難場所としての一時使用に関する協定を締結し、新本館ビル2棟は津市の津波避難ビルに指定されました。

今後とも地域の皆様のために各種金融機能およびサービス提供のさらなる充実をはかり、お客さまとともに発展していくことをめざしてまいります。

一方、グループ各社においても積極的に業務革新を行い、百五グループ全体としてより質の高い多角的な金融サービスの提供に努めることによって、総合力の強化をはかっております。

 

4 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 財務面に関するリスク

① 不良債権及び貸倒引当金に係るリスク

(ア)不良債権

国内外の景気や地域経済の動向、貸出先の経営状況及び信用力の低下、あるいは不動産価格の下落等によって、不良債権額及び与信関係費用が増加し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、不良債権オフバランス化の進捗に伴い売却損や償却が増加し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

(イ)貸倒引当金

貸倒引当金については、貸出先の状況、担保価値及び過去の貸倒実績率等に基づいて見積ったうえで計上しております。しかしながら、実際の貸倒れが見積りを上回り、計上している貸倒引当金が不十分となる可能性があります。また、経済環境の変化、貸出先の経営状況の変化、担保価値の低下あるいは貸倒引当金の算定方法の変更等により、貸倒引当金の積増しが必要になる可能性があります。

② 保有資産等の価格変動等に係るリスク

(ア)株価下落のリスク

株価が下落した場合には、保有株式等の評価益の減少、あるいは減損または評価損が発生し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

(イ)金利変動のリスク

市場金利が上昇した場合には、保有債券の評価益の減少、あるいは減損または評価損が発生し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、貸出金や預金などの金融資産・負債の間で金利更改期間に差異があるため、金利変動により金融資産・負債の実質価値または資金利鞘に変動が生じ、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

(ウ)信用力悪化のリスク

事業債及び株式に係る信用リスクが顕在化した場合には、保有有価証券の評価益の減少、あるいは減損または評価損が発生し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、外国証券等については、当該国の信用不安等によりカントリーリスクが顕在化した場合、事業債及び株式と同様に業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

③ 自己資本比率に係るリスク

当行は海外に駐在員事務所を有しておりますが、海外営業拠点には該当しないため、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第19号)に定められている国内基準(4%)以上に維持する必要があります。

当行の自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、金融庁長官から、業務の全部または一部の停止等を含む様々な命令を受けることになります。

当行の自己資本比率を低下させる主な要因として以下のものがあります。

(ア)貸出先の信用力の悪化に伴うリスク・アセットの増加

(イ)貸出金及び有価証券等の増加に伴うリスク・アセットの増加

(ウ)貸出先の信用力の悪化に伴う与信関係費用及び有価証券等の減損額の増加

(エ)繰延税金資産に関する算入制限または繰延税金資産の回収可能性の変動等

(オ)バーゼルⅢ(国内基準)の経過措置による、段階的なリスク・アセットの増加及び自己資本額の減少

(カ)その他、自己資本比率の基準及び算定方法の変更

 

④ 収益性低下のリスク

規制緩和の進展及び資金需要の低迷等による競争激化、市場金利の更なる低下、あるいは高収益資産の減少等により収益性が低下し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑤ 格付低下のリスク

格付機関が当行の格付を引下げた場合には、資金取引条件の悪化あるいは預金金利の引上げ等により資金調達費用が増加し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑥ 為替リスク

円高になった場合には、外貨建資産及び外貨建資金収益の円貨換算額は減価することになり、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑦ デリバティブ取引に係るリスク

当行はヘッジ目的のほか、一定の限度額の範囲で短期的な売買による収益獲得を目的としたデリバティブ取引を利用しています。金利・為替相場・株価等の市場要因が不利な方向に変動した場合、あるいは契約先の倒産等によりデリバティブ取引が履行されなかった場合には、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑧ 流動性リスク

予期せぬ資金の流出などにより資金繰りに必要な資金確保が困難になった場合、あるいは市場の混乱などにより債券など金融商品の売買において取引が困難になった場合には、著しく不利な条件で資金取引あるいは売買を余儀なくされる等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑨ 退職給付債務に係るリスク

年金資産の時価の下落、あるいは年金資産の運用利回りの低下等により、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、年金制度の変更により過去勤務費用が発生する可能性があるほか、金利環境の変動その他の要因が退職給付債務及び年間積立額に影響を及ぼす可能性があります。

(2) 業務面に関するリスク

① 経営戦略等が奏功しないリスク

当行は、様々な経営戦略、事業戦略を実施しておりますが、各種要因によりこれらの戦略が奏功せず、当初想定していた結果をもたらさない可能性があります。

② 業務範囲拡大に伴うリスク

規制緩和に伴う銀行の業務範囲拡大を通じて、収益向上のため新たな分野に進出する場合には、従来保有していなかったリスクに晒される可能性があります。また、業務範囲拡大が予想通り進展しなかった場合、あるいは競争の激化等市場環境が変化した場合には、新規事業の収益が低迷し業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

③ 倫理・法務リスク

法令、規則、ルール、社会規範等の遵守の不徹底あるいは法律等の制定や改正への不適切な対応により問題が発生した場合、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

④ 事務リスク

各種銀行取引に伴う事務に関する不適切な処理、事故及び不正等により事務リスクが顕在化した場合、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑤ システムリスク

銀行業務の多様化・高度化や取引量の増加に伴いコンピュータシステムは欠くことのできない存在となっております。当行においても様々な金融サービスを提供する上においてコンピュータシステムは重要な役割を果たしております。コンピュータシステムの停止や誤作動、システムの不備、コンピュータの不正使用やサイバー攻撃等によるシステムリスクが顕在化した場合、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑥ 情報資産リスク

顧客情報や経営情報等の情報資産の漏洩、紛失、不適切な使用・取扱等により問題が発生した場合には、対応に要する直接的な費用の他、信用の低下等により業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

⑦ 人的リスク

人事処遇や勤務管理などの人事労務管理あるいは職場の安全衛生管理に関連して、重大な訴訟などの問題が発生した場合、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑧ 外部委託に伴うリスク

当行の業務委託先において、委託業務の遂行に支障をきたした場合や、顧客情報の漏洩及び紛失等があった場合、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑨ リスク管理態勢の有効性に係るリスク

当行は、リスク管理態勢を整備し、各種のリスク管理方針やリスク管理規定等に基づきリスク管理を行っております。しかしながら、将来発生するリスクを正確に予測できないこと等により、リスク管理手法が有効に機能せず、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑩ 内部統制の構築等に係るリスク

金融商品取引法に基づき、当行は、財務報告に係る内部統制の有効性を評価し、その結果を内部統制報告書において開示しております。当行は、適正な内部統制の構築、維持、運営に努めておりますが、想定外の開示すべき重要な不備が発生して期末日までに是正が間に合わない場合、あるいは監査法人により財務報告に係る内部統制が十分に機能していないと評価されるような事態が発生した場合には、当行の財務報告に対する信頼を損なう可能性があるほか、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

(3) 外部環境等に関するリスク

① 営業基盤である地域経済が低迷するリスク

当行の主たる営業基盤は三重県及び愛知県にあり、地域に貢献すると同時に地域のお客さまとの共存共栄を実現することが、当行の発展につながるものと考えております。したがって、三重県及び愛知県経済が低迷した場合には、貸出先の業況悪化に伴い不良債権額及び与信関係費用が増加し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

② 規制変更のリスク

当行は業務を行うにあたって、様々な法律、規則、政策、実務慣行、会計制度及び税制等の適用を受けております。これらの法令等及びその解釈は将来変更される可能性があり、その内容によっては、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

③ 風評リスク

市場または顧客の間で風説が流布されるなど、風評リスクが顕在化した場合には、資金繰りに支障をきたす等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

④ 災害等の発生に係るリスク

当行の主要な営業地域である三重県及び愛知県は、南海トラフ地震等の被害を受ける可能性の高い地域が含まれております。このような地震や台風等の災害について想定していない被害を受けた場合、当行の被災による損害の発生や、不良債権額及び与信関係費用の増加により、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、新型インフルエンザ等の感染症の流行等により業務運営に支障が生じた場合には、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

6 【研究開発活動】

該当事項はありません。

 

 

7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。

なお、本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

 

当連結会計年度は、その他業務収支の減少等により連結業務純益は減少したものの、不良債権処理額の減少等により、親会社株主に帰属する当期純利益は136億34百万円となりました。

 

 

 

前連結会計年度
(百万円)

当連結会計年度
(百万円)

前連結会計年度比
(百万円)

資金運用収支

47,603

47,150

△453

資金運用収益

 

52,526

52,177

△349

資金調達費用(金銭の信託運用見合費用控除後)

 

4,923

5,027

103

役務取引等収支

7,402

7,803

401

役務取引等収益

 

11,451

12,064

612

役務取引等費用

 

4,049

4,260

211

その他業務収支

6,136

5,365

△770

その他業務収益

 

14,044

14,190

145

その他業務費用

 

7,908

8,824

916

連結業務粗利益
(=①+②+③)

61,141

60,319

△822

営業経費(臨時費用控除後)

45,241

44,624

△616

連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前)
(=④-⑤)

 

15,900

15,694

△205

その他経常費用(一般貸倒引当金繰入額)

△1,027

176

1,204

連結業務純益
(=④-⑤-⑥)

 

16,928

15,518

△1,410

その他経常収益

2,837

4,779

1,941

うち貸倒引当金戻入益

 

うち償却債権取立益

 

0

0

△0

うち株式等売却益

 

1,591

3,374

1,783

資金調達費用(金銭の信託運用見合費用)

2

2

0

営業経費(臨時費用)

△703

△1,125

△421

その他経常費用(一般貸倒引当金繰入額控除後)

3,612

2,813

△798

うち不良債権処理額

 

3,251

1,228

△2,023

うち株式等売却損

 

47

1,015

968

うち株式等償却

 

144

144

臨時損益
(=⑦-⑧-⑨-⑩)

 

△74

3,088

3,162

経常利益

 

16,854

18,606

1,752

特別損益

 

△87

2,308

2,396

税金等調整前当期純利益

 

16,766

20,914

4,148

法人税、住民税及び事業税

 

4,472

4,051

△421

法人税等調整額

 

1,203

2,739

1,536

法人税等合計

 

5,675

6,791

1,115

当期純利益

 

11,090

14,123

3,033

非支配株主に帰属する当期純利益

 

442

489

47

親会社株主に帰属する当期純利益

 

10,648

13,634

2,985

 

 

 

当連結会計年度における主な項目の具体的な分析は、以下のとおりであります。

 

(1) 経営成績の分析

主な収支

・資金運用収支

資金運用収益は、利回りの低下により、貸出金利息が減少したことなどから前連結会計年度比3億49百万円減少しました。また資金調達費用(金銭の信託運用見合費用控除後)は、コールマネー利息や預金利息は減少したものの、金利スワップ支払利息が増加したことなどから前連結会計年度比1億3百万円増加しました。この結果、資金運用収支は前連結会計年度比4億53百万円減少し471億50百万円となりました。

・役務取引等収支

保険窓販手数料や住宅ローン取扱手数料が増加したことなどにより、役務取引等収支は前連結会計年度比4億1百万円増加し78億3百万円となりました。

・その他業務収支

外国為替売買損益が減少したことなどから、その他業務収支は前連結会計年度比7億70百万円減少し53億65百万円となりました。

・営業経費(臨時費用控除後)

人件費や物件費が減少したことなどから、営業経費(臨時費用控除後)は前連結会計年度比6億16百万円減少し446億24百万円となりました。

以上の結果、連結業務粗利益は、前連結会計年度比8億22百万円減少し603億19百万円となりました。

また、連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前)は、前連結会計年度比2億5百万円減少し156億94百万円となりました。

・与信関係費用(一般貸倒引当金繰入額+不良債権処理額-貸倒引当金戻入益-償却債権取立益)

与信関係費用は、一般貸倒引当金繰入額が増加したものの、個別貸倒引当金繰入額が減少したことなどから前連結会計年度比8億19百万円減少し14億4百万円となりました。

・株式等関係損益

株式等関係損益は、株式等売却益が増加したことなどにより、前連結会計年度比6億70百万円増加し22億14百万円となりました。

以上の結果、経常利益は、前連結会計年度比17億52百万円増加し186億6百万円となりました。

また、親会社株主に帰属する当期純利益は、退職給付信託返還益の計上により特別利益が増加したことなどから、前連結会計年度比29億85百万円増加し136億34百万円となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

① 貸出金

貸出金は、中小企業向け貸出や住宅ローンなどの個人向け貸出が増加したことなどから、前連結会計年度末比687億円増加し2兆8,823億円となりました。

 

 

 

前連結会計年度末
(億円)

当連結会計年度末
(億円)

前連結会計年度末比(億円)

貸出金残高(末残)

 

28,135

28,823

687

うち個人向け貸出金

 

7,889

8,456

566

うち住宅ローン

 

7,279

7,844

565

 

 

〔ご参考〕

○リスク管理債権の状況

リスク管理債権は、前連結会計年度末比64億円減少し626億円となりました。

貸出金等残高に対する比率は、前連結会計年度末比0.28ポイント低下し2.15%となりました。

債権区分別では、破綻先債権額が11億円減少、延滞債権額が63億円減少、3カ月以上延滞債権額が1億円増加、貸出条件緩和債権額が9億円増加しております。

 

部分直接償却は実施しておりません。

 

 

前連結会計年度末
(億円)

当連結会計年度末
(億円)

前連結会計年度末比(億円)

 

破綻先債権額

27

15

△11

 

延滞債権額

565

502

△63

リスク管理債権

3カ月以上延滞債権額

0

1

1

 

貸出条件緩和債権額

97

106

9

 

合計

690

626

△64

 

 

 

前連結会計年度末
(%)

当連結会計年度末
(%)

前連結会計年度末比
(%)

 

破綻先債権額

0.09

0.05

△0.04

 

延滞債権額

1.99

1.72

△0.27

貸出金等残高比

3カ月以上延滞債権額

0.00

0.00

 

貸出条件緩和債権額

0.34

0.36

0.02

 

合計

2.43

2.15

△0.28

 

 

 

○金融再生法ベースの区分による債権の状況

前連結会計年度末に比べ、破産更生債権及びこれらに準ずる債権が33億円減少、危険債権が41億円減少、要管理債権が10億円増加しております。

 

 

 

前連結会計年度末
(億円)

当連結会計年度末
(億円)

前連結会計年度末比(億円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

 

123

89

△33

危険債権

 

478

437

△41

要管理債権

 

97

108

10

小計

 

699

635

△63

合計に占める割合(%)

 

2.42

2.15

△0.27

正常債権

 

28,125

28,829

703

合計

 

28,824

29,464

639

 

 

② 有価証券

有価証券は、国債の減少等により、前連結会計年度末比1,424億円減少し、1兆9,977億円となりました。

 

 

 

前連結会計年度末
(億円)

当連結会計年度末
(億円)

前連結会計年度末比(億円)

有価証券

 

21,401

19,977

△1,424

国債

 

8,052

6,652

△1,399

地方債

 

2,772

3,419

646

社債

 

5,612

4,738

△874

株式

 

1,758

1,586

△171

その他の証券

 

3,206

3,580

373

 

(注) 「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。

 

③ 預金

預金は、個人預金や法人預金が堅調に推移したことなどから、前連結会計年度末比381億円増加し4兆4,475億円となりました。

 

 

 

前連結会計年度末
(億円)

当連結会計年度末
(億円)

前連結会計年度末比(億円)

預金

 

44,093

44,475

381

うち個人

 

34,524

34,892

368

うち法人

 

7,869

8,120

251

 

(注) 「法人」には「公金」及び「金融機関」は含まれておりません。

 

 

④ 純資産の部

利益剰余金は、親会社株主に帰属する当期純利益136億円等により、前連結会計年度末比117億円増加し2,068億円となりました。

その他有価証券評価差額金は、前連結会計年度末比165億円減少し985億円となりました。

 

 

 

前連結会計年度末
(億円)

当連結会計年度末
(億円)

前連結会計年度末比(億円)

純資産の部合計

 

3,570

3,356

△213

うち利益剰余金

 

1,950

2,068

117

うちその他有価証券評価差額金

 

1,151

985

△165

 

 

(3) 経営成績に重要な影響を与える主な要因の分析

① 与信関係費用

国内外の景気の低迷、特に主要な営業の地盤である地域経済の低迷は、貸出先の体力を低下させ債権分類区分の低下につながることから、貸倒引当金や貸出金償却等を増加させる要因となります。また、景気動向は土地等の不動産価格にも影響し、担保価値の変動要因となります。これらにより影響を受ける与信関係費用の増加は、経営成績に重要な影響を与える要因となります。

・当連結会計年度の与信関係費用

与信関係費用は、前連結会計年度比8億19百万円減少し14億4百万円となりました。

一般貸倒引当金繰入額については、前連結会計年度比12億4百万円増加し1億76百万円となりました。

個別貸倒引当金繰入額については、前連結会計年度比19億38百万円減少し10億19百万円となりました。

 

 

 

 

前連結会計年度
(百万円)

当連結会計年度
(百万円)

前連結会計年度比
(百万円)

その他経常費用のうち
一般貸倒引当金繰入額

△1,027

176

1,204

その他経常費用のうち
不良債権処理額

3,251

1,228

△2,023

貸出金償却

 

11

5

△6

個別貸倒引当金繰入額

 

2,958

1,019

△1,938

債権等売却損

 

109

△109

その他

 

173

203

29

その他経常収益のうち
貸倒引当金戻入益

その他経常収益のうち
償却債権取立益

0

0

△0

与信関係費用
(=①+②-③-④)

2,223

1,404

△819

連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前)

15,900

15,694

△205

差引
(=⑥-⑤)

 

13,676

14,290

613

 

 

 

② 株式等関係損益

株価が大幅に下落した場合は、株式等償却を増加させるため、経営成績に重要な影響を与える要因となります。

・当連結会計年度の株式等関係損益

株式等関係損益は、22億14百万円となりました。

 

 

 

前連結会計年度
(百万円)

当連結会計年度
(百万円)

前連結会計年度比
(百万円)

株式等関係損益

 

1,543

2,214

670

その他経常収益のうち株式等売却益

 

1,591

3,374

1,783

その他経常費用のうち株式等売却損

 

47

1,015

968

その他経常費用のうち株式等償却

 

144

144

 

 

(4) 連結自己資本比率(国内基準)

当連結会計年度末の連結における自己資本の額は、前連結会計年度末比79億円増加し2,542億円となりました。

リスク・アセットの額は、前連結会計年度末比1,307億円増加し2兆4,365億円となりました。

以上の結果、連結自己資本比率(国内基準)は、前連結会計年度末比0.24ポイント低下し10.43%となりました。

 

 

 

前連結会計年度末
(億円)

当連結会計年度末
(億円)

前連結会計年度末比(億円)

1 連結自己資本比率(2/3)(%)

 

10.67

10.43

△0.24

2 連結における自己資本の額

 

2,462

2,542

79

3 リスク・アセットの額

 

23,058

24,365

1,307

4 連結総所要自己資本額

 

922

974

52

 

 

(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが、貸出金の増加等により52億円のマイナス(前連結会計年度比901億円減少)、投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入等により1,150億円のプラス(前連結会計年度比1,549億円増加)、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により20億円のマイナス(前連結会計年度比5百万円減少)となりました。

この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度に比べ1,077億円増加し、3,170億円となりました。

 

 

 

前連結会計年度
(億円)

当連結会計年度
(億円)

前連結会計年度比
(億円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

848

△52

△901

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

△399

1,150

1,549

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

△20

△20

△0

現金及び現金同等物の期末残高

 

2,093

3,170

1,077