第2 【事業の状況】

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 経営方針・経営戦略等

当行は、創立90周年(2024年)までの経営ビジョンを「活力創造銀行」とし、「地域金融機関として優れた金融機能・コンサルティング機能を発揮するとともに、「夢」と「誇り」に溢れた企業風土の醸成を通じて、営業地域及び当行の活力を創造する銀行」を目指しております。本ビジョンを実現させていくため、昨年4月より中期経営計画「活力創造プランⅡ ~変革と挑戦~」(期間:平成29年度~平成31年度)をスタートさせました。

本計画は、「金融環境の変化を踏まえ、筋肉質な体質への変革に取り組む3年間とし、85周年を迎える最終年度には、収益面や財務体質面等において確実に成果をあげていく」と位置づけ、「地域経済力の創出」「お客さま志向のサービス提供」「業務刷新による生産性・収益性の向上」「高度な経営管理態勢の構築」に取り組んでおります。

 

(2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標

当行は、中期経営計画「活力創造プランⅡ ~変革と挑戦~」における重要な指標として「OHR」、「非金利収益比率」、「自己資本比率」、「ROA」、「ROE」を掲げ、以下のとおり、目標数値を設定しております。

計画の初年度である平成29年度の実績は以下のとおりであります。「効率性」及び「収益性」並びに「健全性」の向上に向け、引き続き諸施策に取り組んでまいりいます。

 

 

<指標>

 

平成31年度 目標

平成29年度 実績

① OHR

70%未満

77.0%

② 非金利収益比率

20%台

10.8%

③ 自己資本比率

10%程度

9.64%

④ ROA

0.3%以上

0.20%

⑤ ROE

5%以上

4.90%

 

(各指標の目的)

①「OHR」:本業部分の「効率性」と「収益性」の向上

②「非金利収益比率」:金利環境に左右されない収益構造の構築

③「自己資本比率」:今後のリスクテイクに向けた自己資本の充実

④「ROA」、⑤「ROE」:「総資産」「純資産」に対する「収益性」の向上

 

(各指標の計算式)

①「OHR」=「経費」÷「コア業務粗利益」

②「非金利収益比率」=(役務取引等利益+その他業務利益(国債等債券損益等を除く))÷「コア業務粗利益」

③「自己資本比率」=「コア資本」÷「リスクアセット」

④「ROA」=「コア業務純益」÷「総資産」

⑤「ROE」=「当期純利益」÷「純資産」

 

(3) 経営環境及び対処すべき課題

当行を取り巻く環境は、日本銀行のマイナス金利政策の継続や、他金融機関との競合の激化などにより、厳しいものとなっており、また将来の人口減少によるマーケット縮小等も考えると、今後の収益環境はますます厳しさを増していくものと予想されます。

こうした情勢のもと、当行は中期経営計画の重点戦略として「地域の活性化」「4つの改革の推進」「経営管理の高度化」の3点を掲げ、特に「4つの改革の推進」においては、「意識改革」「営業改革」「事務改革」「経費改革」について、10の戦略を設定し、強力にビジネスモデルの改革を進めております。

当行が、この「改革」において目指すところは、合理的で効率的な組織の下で、お客さまに真に質の高いサービスを提供できる銀行に変わっていくということであり、本中期経営計画において、収益面や財務体質面で確実に成果をあげられる施策の実行、また地域のお客さまへの貢献をより強力に展開できるビジネスモデルの構築を目指しております。

 

 

2 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した「事業の状況」、「経理の状況」等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 経済状況

当行グループは、奈良県を中心としてその隣接府県及び東京都に営業拠点を展開しておりますが、営業地域が限定されているうえ、地元奈良県の経済規模が小さく特定産業に依存している側面があるため、マクロ経済の影響はもとより、地域の経済状況の悪化は当行グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 競争

当行グループは、主要営業地盤とする奈良県において高い預金・貸出金シェアを維持しており、営業基盤は安定的で極めて高い市場地位を確保しています。また、当行は大阪府などの重点戦略エリアへの戦力投資をすすめ、営業基盤の整備・拡充を図っています。しかし、中小企業・個人向けローンなどリテール業務における競争が激化しているなか、当行グループがこうした市場での地位を将来にわたって維持・強化していくには、さらなる金融サービスの質の向上と競争力、それを支える人材・組織及びシステムの確保が必要となります。当行グループのビジネス戦略が奏功せず、競争的な営業環境において競争優位を維持・確保できない場合には、その後の事業展開、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 規制・監督

銀行業は、金融システムの安定性維持のため、様々な規制・監督下に置かれている規制業種であるため、法規制等によるリスクを伴って業務を遂行しています。

将来の法令及び諸規制の制定または変更がなされることにより、当行グループが業務を迅速かつ柔軟に拡大できなくなる可能性があり、その後の事業展開や経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) 業務活動全般に関するリスク

①信用リスク

信用リスクは、当行グループのあらゆる業務(貸出、債券・株式投資、その他オンバランス及びオフバランス取引)に関連しており、各種リスクのなかで高いウエイトを占め銀行経営に大きな影響を与えます。

当行では、信用リスク管理の体制及び手法を強化し、個別与信審査や資産の自己査定等、与信の事後管理を適切に行うとともに、ポートフォリオベースの管理・分析を実施しております。

しかし、景気循環等に伴う与信先の経営内容悪化により信用リスクが顕在化し、不良債権や与信関係費用の発生が自己資本の減少を招くなど当行グループの財政状態や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。

②流動性リスク

当行では、リテール業務の競争力を支える幅広い店舗網と営業職員により、安定した個人預金を中心とする資金調達基盤を構築しています。また、流動性の高い資産や担保提供可能な資産を十分に保有するとともに、短期金融市場等での資金調達枠を確保するなど、より慎重に緊急時の流動性管理の体制や方針・計画を整備しています。

しかし、情報化社会のもとでいわゆる風評リスクが発生した場合には、一時的な信用力の低下で資金調達コストが上昇し、預金が流出するなど流動性の悪化が経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。

③市場リスク

当行では、市場性のある有価証券等を大量に保有しているため、金利、有価証券価格及び外為相場など市場のリスク・ファクターの変動により、オフバランス取引を含め資産の価値が変動し損失を被るリスクを有しております。

当行は、これらのリスクを適切に把握し、コントロールするためポジション枠の設定やデリバティブ取引等を行っておりますが、金利、株価及び債券相場あるいは為替レートが大幅に変動した場合、当行の財務諸表上の価値が減少し、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

④オペレーショナル・リスク

当行グループでは、主として事務リスクとシステムリスクからなるオペレーショナル・リスク発生の未然防止体制の充実にも取り組んでいます。

(ア)  当行グループの役職員が正確な事務を怠り、あるいは事故・不正及び情報漏洩等を起こした場合には、当行グループの社会的信用が損なわれることとなり、当行グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、業務遂行の過程でこうした法令違反等により訴訟等の提起を受けた場合、その結果によっては、当行グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(イ)  当行グループは、事業の特性上、多数のお客さま情報を保有しており、顧客情報の保護は業務を適切に運営するうえで必須の事項となっております。そのため、業法及び個人情報保護法等に則り、情報の取り扱いについて管理態勢を整備し、各種規程を設けるとともに研修・指導等を通じ個人を含む顧客情報の保護に努めております。なお、南都コンピュータサービス株式会社(ソフトウエア開発等業務)では、個人情報保護活動の一環としてプライバシーマークを取得しております。

しかしながら、こうした対応にもかかわらず顧客情報が万が一にも漏洩・滅失又は毀損した場合には、当行グループへの信頼が損なわれ、さらに、損害賠償責任を負うこととなるなど、当行グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(ウ)  当行グループにおいてコンピュータシステム及びそのネットワークは、業務運営上必要不可欠な基幹的インフラとなっております。そのため、システムダウンまたは誤作動等システムの不備が生じた場合や、コンピュータへの不正侵入及びコンピュータウイルスの蔓延等予期せぬセキュリティーリスクが顕現化した場合、その後の事業展開、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。

(エ)  当行グループは、様々な災害・事故の発生に備え緊急時対応マニュアルやバックアップ体制の充実等、業務継続体制の整備を図っております。しかし、台風や地震など大規模な自然災害に見舞われた場合、当行グループ自身の被災による直接的損害のほか、地域における金融・決済機能の低下が業績に影響を及ぼす可能性があります。

(オ)  当行グループは、良好な職場環境の確保に努めております。しかしながら、予期せぬ人事運営上の不公平・不公正(報酬・手当・解雇等の問題)、差別的な行為(セクシャルハラスメント等)により損失・損害を被る場合、当行グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(カ)  当行グループの業務の委託先において、委託した業務に関し事務事故、システム障害、情報漏洩などが発生した場合、当行グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5) 自己資本

自己資本は、企業が将来にわたって事業活動を継続していくなかで、当行グループ全体に対するお客さま等からの信認を確保するとともに、予期されない様々なリスクの緩衝材としての役割を果たすものであるという認識から、当行グループは一定水準の自己資本額の維持とその質的向上に努めています。

当行は海外営業拠点を有しないため、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)により、連結ベースと単体ベースの双方について自己資本比率は4%以上を維持しなければなりませんが、もし、これを下回った場合には、業務の全部または一部の停止等を含む様々な措置を命ぜられることとなります。

当行グループの自己資本、自己資本比率に影響を与える要因としては、与信関係費用の増加、保有有価証券に係る評価損の発生、あるいは銀行の自己資本比率基準及び算定方法の変更等があります。

 

(6) 退職給付債務

当行グループの年金資産の時価が下落した場合やその運用利回りが低下した場合、あるいは予定給付債務を計算する前提となる割引率等数理上の前提・仮定に変更があった場合には、損失が発生する可能性があります。また、年金制度の変更により未認識の過去勤務費用が発生する可能性があります。

その他、金利環境の変動等の要因が、年金の未積立債務及び年金積立額にマイナスの影響を与える可能性があります。

 

(7) 格付

格付機関が当行の格付を引き下げた場合、当行が市場において資本・資金調達を行うことが困難となったり、資金調達コストの増加を招くなど、当行の経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

① 財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、海外経済の回復を背景に輸出や生産の持ち直しが続き企業収益が改善するなかで、個人消費や設備投資等の民間需要も増加し、景気は緩やかに拡大いたしました。

また、金融政策面では、日本銀行の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」により、超低金利環境が継続されました。

こうした情勢のもと、日経平均株価は、期初の19,000円台から今年1月には一時24,000円台まで上昇しましたが、その後、米国金利の上昇を機に、下落に転じ当期末は21,000円台半ばとなりました。また、対米ドル円相場につきましては、一時は114円台まで円安が進みましたが、当期末には106円台半ばとなりました。長期金利の指標である新発10年物国債流通利回りにおきましては、年度半ばに再びマイナス圏となる一方、0.1%前後まで上昇する局面もありましたが、日本銀行による金融政策の下、金利上昇は限定的となりました。

奈良県を中心とする地元経済におきましては、人手不足による人件費、運賃、仕入価格等の上昇の影響で減益となる企業が見られる一方、輸出やインバウンド関連を中心に業績が改善する企業もあり、全般的には国内経済と同様に緩やかな回復傾向が見られました。

個人消費では、高所得者層を中心に上向きの動きも見られた一方、賃金の伸び悩みや景気の先行き不透明感から、全体としては一進一退の動きとなり、個人消費の指標の一つであります「百貨店・スーパーの販売額」はほぼ前年並みの水準で推移しました。

地元の観光産業の動向につきましては、国内外からの観光客が増加しており、引き続き地元経済に好影響を及ぼす動きとなりました。

以上のような経済環境のもとで当行グループは、経営効率の向上に努めるなか、地域の発展と業績の伸展に尽力いたしました結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。

まず、預金につきましては、個人預金が増加しましたので当年度中80,310百万円増加して、当連結会計年度末残高は4,817,646百万円となりました。一方、譲渡性預金は一般法人からの預け入れが減少したことから当年度中9,497百万円減少して、当連結会計年度末残高は18,956百万円となりました。

貸出金につきましては、中小企業や地方公共団体向け貸出、住宅ローンが増加したことから当年度中78,295百万円増加して、当連結会計年度末残高は3,330,514百万円となりました。

有価証券につきましては、国債や外国証券等が減少したことから当年度中147,425百万円減少して、当連結会計年度末残高は1,539,150百万円となりました。なお、純資産額は公募及び第三者割当による増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ8,674百万円増加したことから当年度中33,000百万円増加して、当連結会計年度末残高は284,139百万円となりましたが、総資産額は当年度中6,661百万円減少して、当連結会計年度末残高は5,808,433百万円となりました。

損益面についてみますと、経常収益は、銀行・証券業務において国債等債券売却益の減少によりその他業務収益が減少したことなどから前年度と比べ1,261百万円減少して79,899百万円となりました。

一方、経常費用につきましては、銀行・証券業務において不良債権処理額等の減少によりその他経常費用が減少したことなどから前年度と比べ2,491百万円減少して61,760百万円となりました。

以上の結果、経常利益は前年度と比べ1,230百万円増加して18,139百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度と比べ652百万円増加して13,160百万円となりました。

なお、当連結会計年度末の国内基準による連結自己資本比率は9.88%(前連結会計年度末は9.42%)となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(ア)  「銀行・証券業務」におきましては、収益面では、貸倒引当金戻入益や株式等売却益の増加によりその他経常収益は増加しましたが、貸出金利息や有価証券利息配当金の減少により資金運用収益が減少したことに加え、国債等債券売却益の減少によりその他業務収益も減少したことなどから経常収益は前年度と比べ1,613百万円減少して72,596百万円となりました。

一方、費用面では、不良債権処理額等の減少によりその他経常費用が減少したことなどから経常費用は前年度と比べ2,729百万円減少して55,421百万円となりました。

この結果、セグメント利益(経常利益)は前年度と比べ1,115百万円増加して17,175百万円となりました。

なお、当連結会計年度末の国内基準による単体自己資本比率は9.64%(前連結会計年度末は9.19%)となりました。

(イ)  「リース業務」におきましては、経常収益は売上高が増加したことから前年度と比べ210百万円増加して6,718百万円となりました。一方、経常費用は、売上原価及び与信費用が増加したことから前年度と比べ156百万円増加して6,243百万円となりましたので、セグメント利益(経常利益)は前年度と比べ54百万円増加して475百万円となりました。

(ウ)  「その他」では、経常収益はソフトウエア開発等業務において売上高が増加したことなどから前年度と比べ156百万円増加して4,304百万円となりました。一方、経常費用は信用保証業務において与信費用が増加したことなどから前年度と比べ176百万円増加して3,321百万円となりましたので、セグメント利益(経常利益)は前年度と比べ19百万円減少して982百万円となりました。

 

なお、「事業の状況」に記載の課税取引については、消費税及び地方消費税を含んでおりません。

 

② キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は818,769百万円となり、前年度末と比べ84,821百万円増加しました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における営業活動により使用した資金は77,157百万円(前年度は250,315百万円の獲得)となりました。

これは、主として債券貸借取引受入担保金が減少したことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における投資活動により獲得した資金は146,719百万円となり、前年度と比べ獲得した資金は68,718百万円増加しました。

これは、主として有価証券の売却による収入が前年度と比べ増加したことなどによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における財務活動により獲得した資金は15,263百万円(前年度は1,897百万円の使用)となりました。

これは、主として株式の発行による収入があったことなどによるものであります。

 

 

 (参考)

(1) 国内業務部門・国際業務部門別収支

当連結会計年度の「資金運用収益」は、運用残高が減少し利回りも低下したことから合計では前年度比2,249百万円減少の50,565百万円となり、一方、「資金調達費用」は前年度比80百万円増加の3,810百万円となりましたので、「資金運用収支」の合計は前年度比2,330百万円減少して46,754百万円となりました。

「役務取引等収支」の合計は、国内業務部門において預金・貸出業務に係る収益が増加したことなどから前年度比87百万円増加して8,456百万円となりましたが、「その他業務収支」の合計は、国際業務部門において国債等債券売却益が減少したことなどから△1,532百万円(前連結会計年度2,877百万円)となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

43,627

5,458

49,085

当連結会計年度

42,796

3,958

46,754

資金運用収益

前連結会計年度

45,082

7,832

100

52,815

当連結会計年度

43,824

6,788

47

50,565

資金調達費用

前連結会計年度

1,455

2,374

100

3,729

当連結会計年度

1,028

2,830

47

3,810

信託報酬

前連結会計年度

当連結会計年度

28

28

役務取引等収支

前連結会計年度

8,350

18

8,368

当連結会計年度

8,448

7

8,456

役務取引等収益

前連結会計年度

17,093

83

17,176

当連結会計年度

17,437

78

17,516

役務取引等費用

前連結会計年度

8,743

64

8,807

当連結会計年度

8,989

70

9,059

その他業務収支

前連結会計年度

725

2,151

2,877

当連結会計年度

1,017

△2,550

△1,532

その他業務収益

前連結会計年度

727

5,744

111

6,360

当連結会計年度

1,308

1,391

233

2,467

その他業務費用

前連結会計年度

1

3,592

111

3,483

当連結会計年度

291

3,942

233

4,000

 

(注) 1  国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2  資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度8百万円、当連結会計年度6百万円)を控除して表示しております。

3  資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の
利息であります。

4  その他業務収益及びその他業務費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間で相殺した金融派生商品損益であります。

 

 

(2) 国内業務部門・国際業務部門別資金運用/調達の状況

資金運用勘定については、主として国内業務部門及び国際業務部門において有価証券残高が減少したことから平均残高の合計は前年度比101,737百万円減少しました。また、利息の合計については、国内業務部門において貸出金利息が減少したことや国際業務部門において有価証券利息が減少したことなどから前年度比2,249百万円の減少となり、利回りの合計についても0.03ポイントの低下となりました。

資金調達勘定については、国内業務部門のコールマネー及び売渡手形残高が減少したことや国際業務部門において債券貸借取引受入担保金残高が減少したことなどから平均残高の合計は前年度比8,669百万円減少しました。しかし、利息の合計については、国際業務部門において売現先勘定利息が増加したことなどから前年度比80百万円の増加となり、利回りの合計については横ばいとなりました。

 

①  国内業務部門

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

(214,672)

5,114,325

(100)

45,082

(0.04)

0.88

当連結会計年度

(149,375)

5,067,811

(47)

43,824

(0.03)

0.86

うち貸出金

前連結会計年度

3,179,517

31,750

0.99

当連結会計年度

3,232,466

30,240

0.93

うち商品有価証券

前連結会計年度

297

1

0.62

当連結会計年度

116

0

0.02

うち有価証券

前連結会計年度

1,280,988

12,660

0.98

当連結会計年度

1,212,856

12,994

1.07

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

3,863

1

0.03

当連結会計年度

39,101

5

0.01

うち買現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

430,495

423

0.09

当連結会計年度

430,321

421

0.09

資金調達勘定

前連結会計年度

5,142,802

1,455

0.02

当連結会計年度

5,191,612

1,028

0.01

うち預金

前連結会計年度

4,730,516

1,158

0.02

当連結会計年度

4,797,385

752

0.01

うち譲渡性預金

前連結会計年度

43,138

3

0.00

当連結会計年度

34,383

2

0.00

うちコールマネー
及び売渡手形

前連結会計年度

28,742

△11

△0.04

当連結会計年度

13,213

△4

△0.03

うち売現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

199,080

19

0.01

当連結会計年度

203,892

20

0.01

うち借用金

前連結会計年度

168,940

120

0.07

当連結会計年度

171,998

38

0.02

 

(注) 1  平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。

2  国内業務部門とは、当行及び連結子会社の円建取引であります。

3  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度151,015百万円、当連結会計年度265,770百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度29,436百万円、当連結会計年度32,492百万円)及び利息(前連結会計年度8百万円、当連結会計年度6百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

4  (  )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。

 

 

②  国際業務部門

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

529,470

7,832

1.47

当連結会計年度

408,950

6,788

1.65

うち貸出金

前連結会計年度

58,043

621

1.07

当連結会計年度

49,718

658

1.32

うち商品有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち有価証券

前連結会計年度

464,829

7,161

1.54

当連結会計年度

354,769

6,102

1.72

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

2,893

38

1.34

当連結会計年度

1,342

20

1.54

うち買現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

当連結会計年度

資金調達勘定

前連結会計年度

(214,672)

532,931

(100)

2,374

(0.04)

0.44

当連結会計年度

(149,375)

410,155

(47)

2,830

(0.03)

0.68

うち預金

前連結会計年度

16,834

39

0.23

当連結会計年度

14,300

23

0.16

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うちコールマネー
及び売渡手形

前連結会計年度

314

1

0.62

当連結会計年度

1,012

13

1.30

うち売現先勘定

前連結会計年度

8,241

134

1.62

当連結会計年度

67,105

1,172

1.74

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

259,616

1,705

0.65

当連結会計年度

149,430

1,130

0.75

うち借用金

前連結会計年度

33,100

354

1.07

当連結会計年度

28,765

414

1.44

 

(注) 1  平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。

2  国際業務部門とは、当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

3  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度37百万円、当連結会計年度33百万円)を控除して
表示しております。

4  (  )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。

 

 

③  合計

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

5,429,124

52,815

0.97

当連結会計年度

5,327,387

50,565

0.94

うち貸出金

前連結会計年度

3,237,560

32,372

0.99

当連結会計年度

3,282,185

30,899

0.94

うち商品有価証券

前連結会計年度

297

1

0.62

当連結会計年度

116

0

0.02

うち有価証券

前連結会計年度

1,745,818

19,822

1.13

当連結会計年度

1,567,626

19,097

1.21

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

6,756

40

0.59

当連結会計年度

40,443

25

0.06

うち買現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

430,495

423

0.09

当連結会計年度

430,321

421

0.09

資金調達勘定

前連結会計年度

5,461,061

3,729

0.06

当連結会計年度

5,452,392

3,810

0.06

うち預金

前連結会計年度

4,747,351

1,198

0.02

当連結会計年度

4,811,686

776

0.01

うち譲渡性預金

前連結会計年度

43,138

3

0.00

当連結会計年度

34,383

2

0.00

うちコールマネー
及び売渡手形

前連結会計年度

29,057

△9

△0.03

当連結会計年度

14,226

8

0.06

うち売現先勘定

前連結会計年度

8,241

134

1.62

当連結会計年度

67,105

1,172

1.74

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

458,697

1,725

0.37

当連結会計年度

353,323

1,150

0.32

うち借用金

前連結会計年度

202,041

475

0.23

当連結会計年度

200,763

453

0.22

 

(注) 1  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度151,052百万円、当連結会計年度265,803百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度29,436百万円、当連結会計年度32,492百万円)及び利息(前連結会計年度8百万円、当連結会計年度6百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

2  国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。

 

 

(3) 国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況

当連結会計年度の「役務取引等収益」は、前年度と比べ国内業務部門で344百万円の増加、国際業務部門では4百万円の減少となり、合計では339百万円増加の17,516百万円となりました。

増減のうち主なものは、国内業務部門において預金・貸出業務で351百万円の増加、代理業務は186百万円の減少、国際業務部門において為替業務で5百万円の減少となっております。

一方、「役務取引等費用」は、前年度と比べ国内業務部門で246百万円、国際業務部門では5百万円のそれぞれ増加となりましたので合計では252百万円増加の9,059百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

17,093

83

17,176

当連結会計年度

17,437

78

17,516

うち預金・貸出業務

前連結会計年度

7,225

7,225

当連結会計年度

7,576

7,576

うち為替業務

前連結会計年度

2,616

71

2,687

当連結会計年度

2,590

66

2,657

うち信託関連業務

前連結会計年度

当連結会計年度

18

18

うち証券関連業務

前連結会計年度

104

104

当連結会計年度

159

159

うち代理業務

前連結会計年度

2,999

2,999

当連結会計年度

2,813

2,813

うち保護預り・
貸金庫業務

前連結会計年度

287

287

当連結会計年度

284

284

うち保証業務

前連結会計年度

870

11

882

当連結会計年度

963

12

975

役務取引等費用

前連結会計年度

8,743

64

8,807

当連結会計年度

8,989

70

9,059

うち為替業務

前連結会計年度

449

64

514

当連結会計年度

446

70

517

 

(注)  国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

 

(4) 国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況

○  預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

4,723,230

14,105

4,737,336

当連結会計年度

4,803,734

13,911

4,817,646

流動性預金

前連結会計年度

2,556,963

2,556,963

当連結会計年度

2,731,659

2,731,659

定期性預金

前連結会計年度

2,100,443

2,100,443

当連結会計年度

2,019,461

2,019,461

その他

前連結会計年度

65,823

14,105

79,929

当連結会計年度

52,614

13,911

66,525

譲渡性預金

前連結会計年度

28,453

28,453

当連結会計年度

18,956

18,956

総合計

前連結会計年度

4,751,684

14,105

4,765,790

当連結会計年度

4,822,691

13,911

4,836,603

 

(注) 1  国内業務部門は当行の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者
取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

3  定期性預金=定期預金+定期積金

 

 

(5) 国内貸出金残高の状況

①  業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

3,252,218

100

3,330,514

100

製造業

491,329

15.11

474,753

14.25

農業、林業

2,288

0.07

2,216

0.07

漁業

3,400

0.10

2,300

0.07

鉱業、採石業、砂利採取業

11,198

0.34

11,486

0.35

建設業

80,325

2.47

80,078

2.40

電気・ガス・熱供給・水道業

23,587

0.73

29,318

0.88

情報通信業

42,626

1.31

29,875

0.90

運輸業、郵便業

107,679

3.31

106,900

3.21

卸売業、小売業

287,839

8.85

277,363

8.33

金融業、保険業

126,676

3.90

134,150

4.03

不動産業、物品賃貸業

366,619

11.27

412,147

12.37

各種サービス業

186,237

5.73

196,661

5.90

地方公共団体

589,258

18.12

600,457

18.03

その他

933,152

28.69

972,804

29.21

特別国際金融取引勘定分

政府等

金融機関

その他

合計

3,252,218

3,330,514

 

(注)  「国内」とは当行及び連結子会社であります。

 

②  外国政府等向け債権残高(国別)

前連結会計年度、当連結会計年度とも該当ありません。

 

(6) 国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況

○  有価証券残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

613,599

613,599

当連結会計年度

490,505

490,505

地方債

前連結会計年度

184,001

184,001

当連結会計年度

176,037

176,037

社債

前連結会計年度

193,094

193,094

当連結会計年度

202,300

202,300

株式

前連結会計年度

100,577

100,577

当連結会計年度

112,287

112,287

その他の証券

前連結会計年度

220,029

375,272

595,302

当連結会計年度

257,975

300,044

558,019

合計

前連結会計年度

1,311,302

375,272

1,686,575

当連結会計年度

1,239,105

300,044

1,539,150

 

(注) 1  国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2  「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。

 

 

(7)「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、当行1行であります。

○  信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)

資産

科目

前連結会計年度

当連結会計年度

(平成29年3月31日)

(平成30年3月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

銀行勘定貸

2,850

100

合計

2,850

100

 

 

負債

科目

前連結会計年度

当連結会計年度

(平成29年3月31日)

(平成30年3月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金銭信託

2,850

100

合計

2,850

100

 

(注)  共同信託他社管理財産については、前連結会計年度(平成29年3月31日)及び当連結会計年度(平成30年3月31日)のいずれも取扱残高はありません。

 

○  元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)

科目

前連結会計年度

当連結会計年度

(平成29年3月31日)

(平成30年3月31日)

金銭信託

貸付信託

合計

金銭信託

貸付信託

合計

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

銀行勘定貸

2,850

2,850

資産計

2,850

2,850

元本

2,850

2,850

その他

0

0

負債計

2,850

2,850

 

 

 

(自己資本比率の状況)

(参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号。以下「告示」という。)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの額の算出においては標準的手法を採用しております。また、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の算出においては粗利益配分手法を採用しております。

 

連結自己資本比率(国内基準)

項目

平成30年3月31日

金額(百万円)

1 連結自己資本比率(2/3)

9.88%

2 連結における自己資本の額

245,518

3 リスク・アセットの額

2,482,634

4 連結総所要自己資本額

99,305

 

 

単体自己資本比率(国内基準)

項目

平成30年3月31日

金額(百万円)

1 自己資本比率(2/3)

9.64%

2 単体における自己資本の額

236,698

3 リスク・アセットの額

2,454,173

4 単体総所要自己資本額

98,166

 

 

(資産の査定)

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸し付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1  破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2  危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3  要管理債権

要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

 

4  正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

 

債権の区分

平成29年3月31日

平成30年3月31日

金額(百万円)

金額(百万円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

8,301

4,037

危険債権

48,613

44,415

要管理債権

11,557

7,232

正常債権

3,214,980

3,310,057

 

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当行グループ(当行及び連結子会社)の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

中期経営計画の目標と平成29年度実績等については、「第2 事業の状況  1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。

 

○当連結会計年度の財政状態の分析

セグメントの財政状態の分析につきましては、以下のとおりであります。

「銀行・証券業務」におきましては、セグメント資産(総資産)は前年度と比べ11,140百万円減少の5,791,792百万円となりました。また、セグメント負債(負債合計)につきましては、前年度と比べ41,168百万円減少の5,514,988百万円となりました。

「リース業務」におきましては、セグメント資産(総資産)は前年度と比べ3,286百万円増加の26,755百万円となりました。また、セグメント負債(負債合計)につきましては、前年度と比べ3,082百万円増加の22,354百万円となりました。

「その他」では、セグメント資産(総資産)は前年度と比べ722百万円増加の18,765百万円となりました。また、セグメント負債(負債合計)につきましては、前年度と比べ543百万円増加の9,549百万円となりました。

 

なお、主要勘定につきましては、以下のとおりです。

 

①預金及び譲渡性預金

当連結会計年度末の預金残高につきましては、多様な顧客に充実した金融商品・サービスの提供に努めるとともに安定的な資金調達に注力いたしました結果、個人預金が増加しましたので当年度中80,310百万円増加して4,817,646百万円となりました。

一方、譲渡性預金残高につきましては、一般法人からの預け入れが減少したことから当年度中9,497百万円減少して18,956百万円となりました。

 

 

平成29年3月31日(A)

平成30年3月31日(B)

増減(B)-(A)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金

4,737,336

4,817,646

80,310

うち個人預金

3,672,620

3,740,498

67,877

うち一般法人預金

865,563

873,190

7,626

うち公金預金

192,006

194,972

2,966

譲渡性預金

28,453

18,956

△9,497

うち一般法人譲渡性預金

28,262

7,903

△20,359

うち公金譲渡性預金

10,903

10,903

 

 

 

②貸出金

当連結会計年度末の貸出金残高につきましては、当年度中78,295百万円増加して3,330,514百万円となりました。

今中期経営計画において「リテール融資の増強」に取り組んでおりますが、「個人向け貸出金」「中小企業向け貸出金」とも増加しております。

 

 

平成29年3月31日(A)

平成30年3月31日(B)

増減(B)-(A)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

貸出金

3,252,218

3,330,514

78,295

うち個人向け貸出金(単体)

932,853

972,531

39,677

うち中小企業向け貸出金(単体)

1,102,187

1,158,018

55,830

うち地方公共団体等向け貸出金(単体)

591,436

603,993

12,557

 

 

・リスク管理債権の状況

当連結会計年度末のリスク管理債権額(破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額)は、前年度末と比べ12,731百万円減少して55,520百万円となり、貸出金残高に対するリスク管理債権額の比率は同じく0.43ポイント低下して1.66%となりました。

 

 

平成29年3月31日(A)

平成30年3月31日(B)

増減(B)-(A)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

リスク管理債権

破綻先債権額

1,105

1,607

501

延滞債権額

55,588

46,680

△8,907

3ヵ月以上延滞債権額

322

467

145

貸出条件緩和債権額

11,235

6,764

△4,470

合計

68,252

55,520

△12,731

 

 

貸出金残高(末残)

3,252,218

3,330,514

78,295

 

 

 

平成29年3月31日(A)

平成30年3月31日(B)

増減(B)-(A)

比率(%)

比率(%)

比率(%)

貸出金残高比率

破綻先債権額

0.03

0.04

0.01

延滞債権額

1.70

1.40

△0.30

3ヵ月以上延滞債権額

0.00

0.01

0.01

貸出条件緩和債権額

0.34

0.20

△0.14

合計

2.09

1.66

△0.43

 

 

③有価証券

当連結会計年度末の有価証券残高につきましては、当年度中147,425百万円減少して1,539,150百万円となりました。

運用手法の多様化・高度化による安定収益の獲得及び金利上昇を念頭に置いた機動的なポートフォリオ運営に取り組んだ結果、その他の証券(外国証券除く)残高が増加する一方、国債及び外国証券残高は減少しております。

 

 

平成29年3月31日(A)

平成30年3月31日(B)

増減(B)-(A)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

有価証券

1,686,575

1,539,150

△147,425

国債

613,599

490,505

△123,094

地方債

184,001

176,037

△7,964

社債

193,094

202,300

9,205

株式

100,577

112,287

11,710

その他の証券

595,302

558,019

△37,282

うち外国証券

375,272

300,044

△75,227

 

 

 

○当連結会計年度の経営成績の分析

セグメントの経営成績の分析につきましては、以下のとおりであります。

「銀行・証券業務」におきましては、経常収益は前年度と比べ1,613百万円減少の72,596百万円となりました。また、セグメント利益(経常利益)につきましては、前年度と比べ1,115百万円増加の17,175百万円となりました。

「リース業務」におきましては、経常収益は前年度と比べ210百万円増加の6,718百万円となりました。また、セグメント利益(経常利益)につきましては、前年度と比べ54百万円増加の475百万円となりました。

「その他」では、経常収益は前年度と比べ156百万円増加の4,304百万円となりました。一方、セグメント利益(経常利益)は前年度と比べ19百万円減少の982百万円となりました。

 

なお、損益状況につきましては、以下のとおりであります。

 

①連結業務粗利益

当連結会計年度の連結業務粗利益につきましては、前年度と比べ6,624百万円減少して53,706百万円となりました。

資金運用収支についてみますと、運用面では、貸出金平残は増加したものの利回りの低下により貸出金利息が前年度比1,472百万円減少したことなどから、資金運用収益は前年度比2,249百万円減少して50,565百万円となりました。

一方、調達面につきましては、預金利息や債券貸借取引支払利息は減少しましたが、売現先利息が前年度比1,038百万円増加したことなどから資金調達費用は前年度比80百万円増加して3,810百万円となりました。

この結果、資金運用収支は前年度比2,330百万円減少して46,754百万円となりました。

また、役務取引等収支は、前年度比87百万円増加して8,456百万円となりました。

その他業務収支は、債券関係損益の減少等により△1,532百万円(前連結会計年度は2,877百万円)となりました。

 

 

前連結会計年度
(百万円) (A)

当連結会計年度
(百万円) (B)

増減(百万円)
(B)-(A)

連結業務粗利益

60,331

53,706

△6,624

資金運用収支

49,085

46,754

△2,330

資金運用収益

52,815

50,565

△2,249

うち貸出金利息

32,372

30,899

△1,472

うち有価証券利息配当金

19,824

19,097

△726

資金調達費用(金銭の信託運用見合費用控除後)

3,729

3,810

80

うち預金利息

1,198

776

△422

うち売現先利息

134

1,172

1,038

うち債券貸借取引支払利息

1,725

1,150

△574

信託報酬

28

28

役務取引等収支

8,368

8,456

87

役務取引等収益

17,176

17,516

339

役務取引等費用

8,807

9,059

252

その他業務収支

2,877

△1,532

△4,410

うち債券関係損益

3,973

△1,405

△5,379

その他業務収益

6,360

2,467

△3,893

その他業務費用

3,483

4,000

517

 

 

 

②経常利益

営業経費につきましては、前年度比10百万円増加して43,366百万円となりました。

また、株式等関係損益につきましては、売却益が増加したことなどから前年度と比べ1,330百万円増加して3,565百万円となりました。

一方、貸倒償却引当費用についてみますと、一般貸倒引当金繰入額が減少したことなどから前年度と比べ3,360百万円減少して628百万円となりました。

以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、前年度と比べ1,230百万円増加して18,139百万円となりました。

 

 

前連結会計年度
(百万円) (A)

当連結会計年度
(百万円) (B)

増減(百万円)
(B)-(A)

営業経費

43,355

43,366

10

株式等関係損益

2,235

3,565

1,330

株式等売却益

2,505

3,857

1,351

株式等売却損

269

291

21

貸倒償却引当費用

3,989

628

△3,360

貸出金償却

1,045

514

△531

一般貸倒引当金繰入額

2,912

△2,912

個別貸倒引当金繰入額

△328

328

偶発損失引当金繰入額

358

114

△244

貸倒引当金戻入益

3,036

3,036

償却債権取立益

978

627

△351

その他

708

1,198

490

経常利益

16,909

18,139

1,230

 

 

③親会社株主に帰属する当期純利益

特別損益につきましては、固定資産処分損が減少したことなどから前年度と比べ5百万円増加して△124百万円となりました。

以上の結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は前年度と比べ1,235百万円増加して18,015百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度と比べ652百万円増加して13,160百万円となりました。

 

 

前連結会計年度
(百万円) (A)

当連結会計年度
(百万円) (B)

増減(百万円)
(B)-(A)

特別損益

△130

△124

5

固定資産処分損益

△130

△28

101

減損損失

95

95

国庫補助金

68

△68

固定資産圧縮損

68

△68

税金等調整前当期純利益

16,779

18,015

1,235

法人税、住民税及び事業税

4,624

4,355

△268

法人税等調整額

△353

498

852

法人税等合計

4,270

4,854

583

当期純利益

12,508

13,160

652

親会社株主に帰属する当期純利益

12,508

13,160

652

 

 

○生産、受注及び販売の実績

「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので、記載しておりません。

 

(3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (1) ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

なお、当面の設備投資及び株主還元等は自己資金で対応する予定であります。

 

 

4 【経営上の重要な契約等】

当連結会計年度において、経営上の重要な契約等は行われておりません。

 

5 【研究開発活動】

当連結会計年度における研究開発活動につき、特記すべき事項はありません。