第2 【事業の状況】

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。

 

・経営の基本方針

当行及び当行の関係会社(以下「当行グループ」という。)は、「地域社会への貢献と健全経営」を経営の基本理念として掲げております。この経営理念の下、「地域との共生」を図りながら、安定した利益計上が可能な経営基盤の構築に努めるとともに、強靭かつ適切な経営管理態勢を維持・整備していくことで、株主の皆さま、お取引先の皆さま、そして地域社会からの期待・信頼にお応えしてまいりたいと考えております。

 

・利益配分に関する基本方針

当行グループは、地域における中枢銀行としての公共性・社会性を重視し、健全経営確保の観点から経営基盤の安定並びに自己資本充実・内部留保の増強による経営体質の強化に努めるとともに、株主の皆さまに対して継続的に安定した配当を実施することを基本方針としております。

 

・経営管理組織の整備等に関する施策

当行グループは、法令等遵守態勢(コンプライアンス)及びリスク管理態勢の強化をより一層図っております。

コンプライアンスについては、コンプライアンスプログラムを半期ごとに取締役会で決定しその実践に努め、進捗状況をコンプライアンス統括室でチェックするとともに、支店長会議等を通じてトップ自ら法令等遵守の徹底と企業倫理の確立に努めております。また、リスク管理については経営管理部をリスク管理の統括部署として、リスクを統合的に管理する体制を整えております。

苦情・相談等の体制整備については、経営管理部内に「お客様センター」を設置して、顧問弁護士とも連携し、説明体制の整備や法令等に基づく対応処理の一層の強化を図っております。

 

・中長期的な経営戦略と目標とする経営指標

当行では、2018年度から2020年度までの3年間を計画期間とする中期経営計画「NEXT VALUE」を策定し、2018年4月よりスタートしております。

本計画では、「地元への積極的な資金供給による地域経済の活性化」「本業支援とコンサルティングを通じたお客さま本位の業務運営」という2つの基本方針のもと、利ザヤの縮小や人口減少といった経営課題に対して、営業力強化と生産性向上を両立させることにより、収益力の強化を図るとともに、顧客本位のビジネスモデルを実践し、「未来への変革に挑み、お客さま・地域との共通価値を創造(CSV:Creating Shared Value)する銀行」を目指してまいります。

また、計画目標を達成し目指す姿を実現するために、「営業力強化戦略」「生産性向上戦略」「経営力強化戦略」という3つの基本戦略を掲げております。

 

 <中期経営計画の計数目標(最終年度:2020年度)>

 

目標

中小企業向け貸出金残高

2,350億円

投資信託残高

435億円

非金利収益比率(※)

12.6%

当期純利益

10億円

 

(※)非金利収益比率=役務取引等利益÷(業務粗利益-国債等債券関係損益)

 

 

・対処すべき課題

日本銀行による「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」政策の継続による低金利環境の継続やFinTechと呼ばれる金融・IT融合の進展など、金融界を取り巻く環境は大きく変化しております。

また、地域金融機関には地域密着型金融の中心的な担い手として、地方創生の実現に向けた地域活性化や地域経済の好循環を後押しするため、円滑な金融仲介機能やコンサルティング機能をこれまで以上に発揮していくことが求められております。

こうした中、当行は2018年4月よりスタートした中期経営計画「NEXT VALUE」で掲げた3つの基本戦略を着実に実践していくことで、「未来への変革に挑み、お客さま・地域との共通価値を創造する銀行」を目指してまいります。

 

 

2 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。

当行グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で管理体制の強化に取り組み、発生の回避及び発生した場合の適切かつ迅速な対応に努める所存であります。

(1) 不良債権残高及び与信関係費用が増加するリスク

当行グループの平成30年3月末時点でのリスク管理債権額は106億円で、開示債権の貸出金に占める割合は1.39%と引続き低水準を維持しております。しかしながら、今後日本経済の減速や地域経済の景気後退及びそれに伴う需要の減少があった場合、地方経済にも悪影響を及ぼすことが予想されます。そのため当行グループの融資先の財務内容が悪化したり、倒産・事業閉鎖となった場合、債務者区分の変更により当行グループの不良債権及び与信関係費用が増加する可能性があり、その結果、当行グループの経営成績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(2) 有価証券の価格変動に伴うリスク

当行グループの保有株式の多くは、取引先との間の良好な関係を構築又は維持することを目的としたものであり、その大半は市場性のある株式であります。今後大幅に株価が下落した場合、保有株式に減損又は評価損が発生する可能性があります。また債券運用については信用力の高いものを対象とし、且つ金利上昇局面にも対応できるよう分散投資を念頭としたポートフォリオの構築を行っております。ただし、急激なイールドカーブ(利回り曲線)の変動が生じた場合、想定外の評価損が発生する可能性があります。こうした市場変動による有価証券の価格変動リスクが顕在化した場合、当行グループの業績に悪影響を与えるとともに自己資本比率の低下を招く可能性があります。

(3) 金利変動リスク

当行グループの資金利益は、主に預金として受け入れた資金を貸出金や有価証券で運用して得ておりますが、調達資金と運用資金との間で、資金の満期や適用金利更改時期等に差異があるため、将来の金利動向等により資金利益が減少し、当行グループの業績に悪影響を与える可能性があります。

(4) 為替リスク

当行グループが保有する外貨建資産及び負債は、為替レートが変動した場合において、これら外貨建資産及び負債に係る為替リスクが相殺されないとき又は適切にヘッジされていないときは、損失の発生等により当行グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(5) 上位大口株主の当行株式売却に伴うリスク

当行の上位大口株主の中には、保有株式を削減する目的で当行株式を売却する株主も予想されます。これらの上位大口株主による当行株式の売却が促進され、当行株式の市場売却が増加した場合には当行の株価は悪影響を受けて、当行の資金調達が一定の制約を受ける可能性があります。

(6) 退職給付債務のリスク

当行グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益率に基づいて算出されております。年金資産の運用の結果が前提条件と異なる場合、又は割引率の低下等により前提条件が変更された場合、損失が発生する可能性があります。厚生年金基金の代行部分返上により、当行グループの年金費用は低下しておりますが、一層の割引率低下や運用利回りの悪化は当行グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(7) システムトラブルに伴うリスク

当行は、平成24年5月に、国内最大規模の基幹系システムの共同利用型センターである地銀共同センターに、基幹系システムを移行しました。共同化システムは、コンピュータシステムと通信ネットワークに大きく依存しており、災害や停電などにより通信ネットワークが機能しなくなった場合、またシステムトラブルの発生や外部からの不正手段侵入によるデータプログラムの破壊などで共同化システムが稼動しなくなる可能性があります。予想されるシステムトラブルへの対応として、東西2つのセンターと最新鋭のバックアップ機能を備えておりますが、システムの複雑化や高度化などにより予想外の障害が生じる場合もあり、その時には当行グループの経営成績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(8) 各種の規制及び制度等(法律、政策及び会計制度等)に伴うリスク

当行グループは、現時点での法律、政策及び会計制度等の規制に従って業務を遂行しております。将来における法律、規制、実務慣行、解釈、財政及びその他の政策の変更並びにそれらによって発生する事態が、当行グループの業務遂行や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、どのような影響が発生しうるかについて、その種類・内容・程度等を予測することは困難であり、当行グループがコントロールしうるものではありません。

(9) 訴訟について

当連結会計年度末現在において、当行グループの事業その他経営全般に関し、重要な訴訟は提起されておりません。しかし、不特定多数の顧客と取引がある銀行業の特殊性から、将来にわたって重要な訴訟が提起される可能性が皆無とは言えません。重要な訴訟が提起された場合にはグループの経営成績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(10)自己資本比率が悪化するリスク

当行は、海外営業拠点を有しておりませんので、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第19号)に定められる国内基準(4%)以上に維持しなければなりません。

当行グループの自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、金融庁長官から、業務の全部又は一部の停止等を含む様々な命令を受けることになります。

当行グループの自己資本比率に影響を与える要因には以下のものが含まれます。

・有価証券ポートフォリオの価値の低下

・不良債権の処分に際して生じうる与信関係費用の増加

・債務者の信用力の悪化に際して生じうる与信関係費用の増加

・自己資本比率の基準及び算定方法の変更

・本項記載のその他の不利益な展開

(11)繰延税金資産

繰延税金資産は、現時点の会計基準に基づき計上しておりますが、今後会計基準に何らかの変更があり、繰延税金資産の算入に何らかの制限が課された場合、あるいは繰延税金資産の一部または全部の回収が出来ないと判断される場合は、当行グループの繰延税金資産は減額され、その結果、当行グループの業績並びに自己資本比率に影響を及ぼす可能性があります。

(12)経済状況

当行グループの貸出金の大宗を鳥取県内の中小企業及び個人が占めており、地域経済の低迷による中小企業倒産・個人破産の増減動向は、当行グループの業績、財務状況に影響を及ぼします。鳥取県内経済の景気後退、及びそれに伴う需要の減少は、鳥取県内の中小企業の倒産及び個人破産が増加するなどにより、当行グループの業績、財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(13)競争

近年の金融制度の大幅な規制緩和により、金融業界の競争が激化してきております。当行グループが、こうした事業環境において、他の金融機関などとの競争により優位性を得られない場合、当行グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

(14)当行グループの営業戦略が奏功しないリスク

当行グループは、経営基盤強化のために、2018年度から2020年度までの3年間を計画期間とする中期経営計画「NEXT VALUE」など様々な営業戦略を実施していますが、以下に記載したものをはじめとする様々な要因が生じた場合には、これら戦略が功を奏しないか、当初想定した結果をもたらさない可能性があります。

・貸出ボリュームの増大が期待通り進まないこと

・利鞘の拡大が期待通りに進まないこと

・手数料収入の増加が期待通りの成果とならないこと

・経費削減等の効率化が期待通りに進まないこと

(15)事務リスク

当行グループでは、業務運営にあたり事務規定等に基づき厳正な事務処理を徹底し、役職員による事務ミス・事故の発生や不正等の未然防止に努めておりますが、万が一事務事故や不祥事件が発生した場合、当行グループの信用が失墜し、グループの業績、財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(16)流動性リスク

当行グループの業務を行うにあたり、交換尻の決済等のため、一時的にコールマネー等、市場から資金を調達することがあります。その際、当行グループの信用力が低下する等により必要な資金が確保できなくなり、資金繰りがつかなくなる場合や、資金の確保に通常よりも著しく高い金利での調達を余儀なくされることにより損失を被る資金繰りリスクがあります。また、当行グループが保有する株式・債券等を売却するにあたり、市場の混乱等により市場で取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされたりすることにより当行グループが損失を被る市場流動性リスクも存在します。

これらのリスクに対しては、ALM委員会及びリスク管理部署等で適切に管理しておりますが、当行グループの業績、財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(17)顧客情報管理

当行グループでは、お客さまとのあらゆるお取引に伴い、数多くの顧客情報を保有しております。当行グループではこれらの顧客情報の大半をコンピュータシステムと通信ネットワークにより管理しており、お客さまのお取引等の管理や当行グループからお客さまへのご提案等に活用しています。

当行グループでは、顧客情報を適切に管理し利用するため、個人情報保護法等にも対応した顧客情報管理体制を整備し、役職員への教育や情報機器の充実等による顧客情報管理の高度化等、顧客情報管理を徹底しておりますが、予期せぬ事態により、情報漏えい、紛失、改ざん等が発生した場合、当行グループの信用が失墜し、グループの業績、財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(18)格付について

当行は、外部格付機関より格付を取得しております。格付が引き下げられた場合、資金・資本調達に悪影響を及ぼす可能性があります。

(19)その他(自然災害、風評等)

上記の他、自然災害や風評により損害を被る可能性もありますが、現時点において、これらの発生確率や影響は予測困難であり、当行グループがコントロールできるものではありません。

 

 

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当行グループ(当行、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

  

・業績

平成29年度のわが国経済は、海外経済の回復を受けて輸出や生産の増加が続いたほか、雇用や所得環境の改善などを背景に個人消費も緩やかに持ち直しの動きとなりました。今後についても、都市部を中心にオリンピック関連のインフラ整備や再開発が見込まれるほか、働き方改革や人手不足に対応するため、効率化や自動化への設備投資や研究開発が続くなど、底堅さを維持するものと期待されています。一方で、米国の保護主義政策による中国との貿易摩擦のほか、北朝鮮や中東を巡る地政学リスクについては、注視していく必要があります。

次に金融市場では、欧米の中央銀行が景気回復を背景に政策金利を引き上げる中、日本銀行では、物価目標の達成に向けて金融緩和の継続を示しており、今後も低金利環境は続くものと見られています。

鳥取県経済を見ますと、雇用情勢の改善や生産活動の持ち直しから緩やかな回復基調が続いたものの、小売店販売など個人消費の一部に回復感が乏しく、投資にも足踏みが見られる状況となっています。そのような中、好調なインバウンド需要を背景に、各地で観光DMOの設立による地域間連携を強化する動きがあるほか、大山開山1300年祭などの大きなイベントが開催されることから、観光振興による地域経済の活性化が期待されています。

このような環境の下、当行グループは役職員一体となって業績の進展と内容の充実に努めました結果、以下のような業績となりました。

財政状態につきましては、預金は、個人預金、法人預金等が増加したことから、前期末比98億84百万円増加の9,367億67百万円となりました。貸出金は、個人向け貸出が順調に増加したことに加え、事業性貸出も増加したことから、前期末比241億43百万円増加の7,625億76百万円となりました。有価証券は、国債やその他の証券が減少したことから、前期末比222億47百万円減少の1,447億7百万円となりました。

経営成績につきましては、経常収益は、利回り低下に伴う貸出金利息、有価証券利息配当金の減少により資金運用収益が減少したことなどから、前期比7億91百万円減少の154億1百万円となりました。経常費用は、与信関連費用が増加したものの、物件費の減少を主因に営業経費が減少したことなどから、前期比6億89百万円減少の135億53百万円となりました。この結果、経常利益は前期比1億2百万円減少の18億48百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比2億3百万円減少の11億5百万円となりました。

セグメント状況は次のとおりであります。

 (銀行業)

経常収益は、前期比7億90百万円減少の150億52百万円、セグメント利益(経常利益)は、前期比1億2百万円減少の18億37百万円となりました。

 (カード事業)

ショッピングとキャッシング事業を中心とした業務による経常収益は、前期比3百万円増加の3億98百万円、セグメント利益(経常利益)は、前期比1百万円減少の10百万円となりました。

 

・キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における連結キャッシュ・フローの状況につきましては、現金及び現金同等物の残高は、前期比92億41百万円増加の737億88百万円となりました。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等により△118億34百万円となり、前期比122億52百万円支出が増加いたしました。

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の償還による収入等により216億39百万円となり、前期比398億30百万円獲得が増加いたしました。

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により△5億63百万円となり、前期比50億円支出が減少いたしました。

 

 ① 国内・国際業務部門別収支

当行グループは、海外拠点を有しないため、国内・海外別収支等にかえて、国内取引を「国内業務部門」「国際業務部門」に区分して記載しております。

国内業務部門では、資金運用収支が9億37百万円の減少、役務取引等収支が1億92百万円の減少、その他業務収支が3億27百万円の増加となりました。

国際業務部門では、資金運用収支が9百万円の減少、役務取引等収支が1百万円の増加、その他業務収支は前連結会計年度並みとなりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

11,077

37

11,114

当連結会計年度

10,140

28

10,169

うち資金運用収益

前連結会計年度

12,075

39

△1

12,113

当連結会計年度

10,776

31

△0

10,807

うち資金調達費用

前連結会計年度

997

2

△1

998

当連結会計年度

635

2

△0

637

役務取引等収支

前連結会計年度

1,293

21

1,315

当連結会計年度

1,101

22

1,124

うち役務取引等収益

前連結会計年度

2,749

32

2,782

当連結会計年度

2,559

34

2,594

うち役務取引等費用

前連結会計年度

1,456

11

1,467

当連結会計年度

1,458

11

1,470

その他業務収支

前連結会計年度

666

42

708

当連結会計年度

993

42

1,035

うちその他業務収益

前連結会計年度

855

42

897

当連結会計年度

1,477

42

1,519

うちその他業務費用

前連結会計年度

189

189

当連結会計年度

483

483

 

(注) 1  「国内業務部門」は国内店及び国内子会社の円建取引、「国際業務部門」は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。

2  相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

 

 

 ② 国内・国際業務部門別資金運用・調達の状況

イ  国内業務部門

平均残高では、資金運用勘定は貸出金を中心に165億69百万円増加し、資金調達勘定は預金を中心に152億83百万円の増加となりました。

利息では、貸出金が5億3百万円の減収、有価証券も8億42百万円の減収となり、資金運用勘定の利息は12億99百万円の減収となりました。資金調達勘定の利息は、預金利息が1億13百万円の減少となったこと等により3億62百万円の減少となりました。

利回りでは、貸出金利回りが前連結会計年度比0.10ポイントの低下、有価証券利回りも同0.54ポイント低下し、資金運用利回りは同0.16ポイントの低下となりました。また、資金調達勘定の利回りは、預金利回りが同0.02ポイント低下したこと等により、同0.04ポイントの低下となりました。

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

(1,127)

926,249

(1)

12,075

1.30

当連結会計年度

(851)

942,818

(0)

10,776

1.14

うち貸出金

前連結会計年度

724,049

9,652

1.33

当連結会計年度

740,024

9,149

1.23

うち商品有価証券

前連結会計年度

0

0

0.19

当連結会計年度

0

0

0.19

うち有価証券

前連結会計年度

153,787

2,230

1.45

当連結会計年度

152,040

1,388

0.91

うちコールローン及び
買入手形

前連結会計年度

199

0

0.00

当連結会計年度

104

0

0.00

うち預け金

前連結会計年度

47,085

41

0.08

当連結会計年度

49,798

43

0.08

資金調達勘定

前連結会計年度

915,344

997

0.10

当連結会計年度

930,627

635

0.06

うち預金

前連結会計年度

895,545

647

0.07

当連結会計年度

915,978

534

0.05

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うちコールマネー及び
売渡手形

前連結会計年度

572

△0

△0.01

当連結会計年度

2,821

△0

△0.02

うち債券貸借取引受入
担保金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

14,568

52

0.36

当連結会計年度

11,826

50

0.42

 

(注) 1  平均残高は、日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。

2  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度100百万円、当連結会計年度83百万円)を控除して表示しております。

3  (  )内は、国内業務部門と国際業務部門との資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。

 

 

ロ  国際業務部門

平均残高では、資金運用勘定は有価証券の減少等により3億33百万円の減少となり、資金調達勘定は資金運用勘定の減少により国内業務部門との資金貸借が減少したこと等により3億32百万円の減少となりました。

利息では、資金運用勘定の利息は、有価証券利息の減収等により8百万円の減収、資金調達勘定の利息は、前連結会計年度並みとなりました。

利回りでは、資金運用利回りは前連結会計年度比0.01ポイントの上昇となりました。また、資金調達勘定の利回りは、預金利回りが同0.07ポイント上昇したこと等により、同0.06ポイントの上昇となりました。

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

1,666

39

2.37

当連結会計年度

1,333

31

2.38

うち貸出金

前連結会計年度

122

2

2.36

当連結会計年度

115

3

2.85

うち商品有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち有価証券

前連結会計年度

1,000

30

3.01

当連結会計年度

720

21

2.94

うちコールローン及び
買入手形

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

当連結会計年度

資金調達勘定

前連結会計年度

(1,127)

1,683

(1)

2

0.15

当連結会計年度

(851)

1,351

(0)

2

0.21

うち預金

前連結会計年度

492

0

0.13

当連結会計年度

437

0

0.20

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うちコールマネー及び
売渡手形

前連結会計年度

59

0

0.42

当連結会計年度

58

0

1.46

うち債券貸借取引受入
担保金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注) 1  連結子会社は国際業務を取扱っておりませんので、国際業務部門は国内店のみ記載しております。

2  (  )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。

3  国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。

 

ハ  合計

 

種類

期別

平均残高(百万円)

利息(百万円)

利回り
(%)

小計

相殺
消去額
(△)

合計

小計

相殺
消去額
(△)

合計

資金運用勘定

前連結会計年度

927,916

△1,127

926,789

12,115

△1

12,113

1.30

当連結会計年度

944,152

△851

943,301

10,807

△0

10,807

1.14

うち貸出金

前連結会計年度

724,171

724,171

9,655

9,655

1.33

当連結会計年度

740,140

740,140

9,153

9,153

1.23

うち商品有価証券

前連結会計年度

0

0

0

0

0.19

当連結会計年度

0

0

0

0

0.19

うち有価証券

前連結会計年度

154,787

154,787

2,260

2,260

1.46

当連結会計年度

152,760

152,760

1,409

1,409

0.92

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

199

199

0

0

0.00

当連結会計年度

104

104

0

0

0.00

うち預け金

前連結会計年度

47,085

47,085

41

41

0.08

当連結会計年度

49,798

49,798

43

43

0.08

資金調達勘定

前連結会計年度

917,027

△1,127

915,900

1,000

△1

998

0.10

当連結会計年度

931,978

△851

931,127

638

△0

637

0.06

うち預金

前連結会計年度

896,037

896,037

647

647

0.07

当連結会計年度

916,416

916,416

535

535

0.05

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うちコールマネー
及び売渡手形

前連結会計年度

631

631

0

0

0.02

当連結会計年度

2,880

2,880

0

0

0.00

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

14,568

14,568

52

52

0.36

当連結会計年度

11,826

11,826

50

50

0.42

 

(注) 1  平均残高は、日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。

2  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度100百万円、当連結会計年度83百万円)を控除して表示しております。

3  相殺消去の金額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。

 

 

 ③ 国内・国際業務部門別役務取引の状況

役務取引等収益は25億94百万円で前連結会計年度比1億88百万円の減収となりました。国内業務部門は25億59百万円で前連結会計年度比1億90百万円の減収、国際業務部門は34百万円で前連結会計年度比2百万円の増収となりました。

役務取引等費用は14億70百万円で前連結会計年度比3百万円の支払増加となりました。国内業務部門は14億58百万円で前連結会計年度比2百万円の支払増加、国際業務部門は11百万円で前連結会計年度並みとなりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

2,749

32

2,782

当連結会計年度

2,559

34

2,594

うち預金・貸出業務

前連結会計年度

487

487

当連結会計年度

463

463

うち為替業務

前連結会計年度

608

32

640

当連結会計年度

602

34

636

うち証券関連業務

前連結会計年度

348

348

当連結会計年度

418

418

うち代理業務

前連結会計年度

257

257

当連結会計年度

249

249

うち保護預り・
貸金庫業務

前連結会計年度

16

16

当連結会計年度

17

17

うち保証業務

前連結会計年度

50

0

51

当連結会計年度

62

0

63

役務取引等費用

前連結会計年度

1,456

11

1,467

当連結会計年度

1,458

11

1,470

うち為替業務

前連結会計年度

163

11

175

当連結会計年度

168

11

180

 

(注) 1  当行グループは、海外拠点等を有しないため、国内・海外別にかえて、国内取引を「国内業務部門」・「国際業務部門」に区分して記載しております。

2  「国内業務部門」は国内店及び国内子会社の円建取引、「国際業務部門」は国内店の外貨建取引であります。

3  相殺消去の金額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の金額であります。

 

 

 ④ 国内・国際業務部門別預金残高の状況

○  預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

926,482

401

926,883

当連結会計年度

936,261

506

936,767

うち流動性預金

前連結会計年度

420,340

420,340

当連結会計年度

449,568

449,568

うち定期性預金

前連結会計年度

501,918

501,918

当連結会計年度

483,869

483,869

うちその他

前連結会計年度

4,223

401

4,624

当連結会計年度

2,822

506

3,329

譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

総合計

前連結会計年度

926,482

401

926,883

当連結会計年度

936,261

506

936,767

 

(注) 1  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2  定期性預金=定期預金+定期積金

3  「国内業務部門」は国内店及び国内子会社の円建取引、「国際業務部門」は国内店の外貨建取引であります。

4  相殺消去の金額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の金額であります。

 

 

 ⑤ 国内・海外別貸出金残高の状況

イ  業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

738,433

100.00

762,576

100.00

製造業

62,432

8.45

60,369

7.92

農業, 林業

1,224

0.17

1,829

0.24

漁業

219

0.03

196

0.03

鉱業, 採石業, 砂利採取業

114

0.02

49

0.01

建設業

19,491

2.64

19,448

2.55

電気・ガス・熱供給・水道業

12,099

1.64

14,058

1.84

情報通信業

1,951

0.26

1,943

0.25

運輸業, 郵便業

6,158

0.83

7,395

0.97

卸売業, 小売業

54,351

7.36

50,200

6.58

金融業, 保険業

65,331

8.85

67,227

8.82

不動産業, 物品賃貸業

115,100

15.59

122,909

16.12

その他サービス業

62,690

8.49

70,735

9.27

地方公共団体

167,074

22.62

164,723

21.60

その他

170,190

23.05

181,488

23.80

海外及び特別国際金融取引勘定分

政府等

金融機関

その他

合計

738,433

762,576

 

(注) 1  「国内」とは、当行及び国内子会社であります。

2  当行及び子会社は海外に拠点等を有しないため、「海外」は該当ありません。

 

ロ  外国政府等向け債権残高(国別)

該当事項はありません。

 

 

 ⑥ 国内・国際業務部門別有価証券の状況

○  有価証券残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

55,316

55,316

当連結会計年度

43,344

43,344

地方債

前連結会計年度

60,672

60,672

当連結会計年度

57,769

57,769

短期社債

前連結会計年度

当連結会計年度

社債

前連結会計年度

19,570

19,570

当連結会計年度

20,934

20,934

株式

前連結会計年度

6,423

6,423

当連結会計年度

6,353

6,353

その他の証券

前連結会計年度

23,937

1,035

24,972

当連結会計年度

16,305

16,305

合計

前連結会計年度

165,919

1,035

166,954

当連結会計年度

144,707

144,707

 

(注) 1  当行グループは、海外拠点等を有しないため、国内・海外別にかえて、国内取引を「国内業務部門」、「国際業務部門」に区分して記載しております。

2  「国内業務部門」は国内店及び国内子会社の円建取引、「国際業務部門」は国内店の外貨建取引であります。

3  「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。

4  相殺消去の金額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の金額であります。

 

 

(自己資本比率の状況)

(参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号。以下「告示」という。)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。

 

 連結自己資本比率(国内基準)

(単位:百万円、%)

 

平成30年3月31日

1.連結自己資本比率(2/3)

9.40

2.連結における自己資本の額

46,173

3.リスク・アセットの額

490,974

4.連結総所要自己資本額

19,638

 

 

 単体自己資本比率(国内基準)

(単位:百万円、%)

 

平成30年3月31日

1.自己資本比率(2/3)

9.40

2.単体における自己資本の額

45,947

3.リスク・アセットの額

488,490

4.単体総所要自己資本額

19,539

 

 

 

(資産の査定)

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1  破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2  危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3  要管理債権

要管理債権とは、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

 

4  正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

 資産の査定の額

債権の区分

平成29年3月31日

平成30年3月31日

金額(百万円)

金額(百万円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

1,606

1,261

危険債権

8,276

8,247

要管理債権

1,438

1,080

正常債権

745,280

773,384

 

 

 

(生産、受注及び販売の状況)

「生産、受注及び販売の状況」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。

当行グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、経営成績等の状況の分析は以下のとおりとなりました。

 

 ① 経営成績の分析

平成29年度を最終年度とする前中期経営計画「考動と開革Ⅱ27-29」につきましては、日本銀行によるマイナス金利政策の導入に伴い、計画策定時に想定していた金利水準から大きく乖離したため、最終年度における計数目標を見直ししております。平成29年度の実績につきましては、いずれの項目も修正後の目標を達成しており、低金利が続く中、業容拡大や経費削減に努め、一定の収益と健全性を確保しております。

  <前中期経営計画の計数目標と実績>

 

平成29年度

修正前目標

修正後目標

実績

コア業務純益

35億円程度

11億円程度

14億42百万円

OHR

75%程度

84%程度

80.92%

自己資本比率

10%程度

9.5%程度

9.40%

 

イ コア業務純益

利回りの低下に伴う貸出金利息の減少と有価証券利息の減少などから、コア業務粗利益は前年度比8億51百万円減少しましたが、物件費を中心に経費が大きく減少したため、コア業務純益は前年度比2億40百万円増加し、修正後目標の11億円程度に対し14億42百万円となりました。

 

ロ OHR

業務粗利益は前年度比8億12百万円減少しましたが、物件費や人件費などを中心に経費が前年度比10億90百万円減少したことから、OHRは前年度比3.34ポイント改善し、修正後目標の84%程度に対し80.92%となりました。

 

ハ 自己資本比率

地元を中心とした積極的な貸出金の増加により、計算上の分母となるリスクアセットが増加したため、前年度比0.18ポイント低下し、修正後目標の9.5%程度に対し9.40%となりましたが、国内基準として定められている4%を大幅に上回る健全な水準を維持しております。

 

 

  ② 財政状態の分析

イ 貸出金

貸出金は、事業性貸出と個人ローンを中心とした個人向け貸出が順調に推移したことなどから、前年度比241億43百万円増加の7,625億76百万円となりました。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

貸出金合計

738,433

762,576

24,143

事業性貸出

337,294

353,686

16,392

個人向け

234,065

244,167

10,102

公共向け

167,074

164,723

△2,351

 

 

ロ 金融再生法開示債権(単体)

開示債権総額は、前年度比7億33百万円減少し、総与信に占める割合も0.14ポイント低下・改善いたしました。また、担保・保証と引当による保全引当率は、開示債権総額の79.95%となりました。

(金融再生法開示債権額と総与信に占める割合)

 

前事業年度
(百万円)(A)

当事業年度
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

1,606

1,261

△345

危険債権

8,276

8,247

△29

要管理債権

1,438

1,080

△358

小計  (イ)

11,321

10,588

△733

正常債権

745,280

773,384

28,104

合計(総与信)

756,601

783,973

27,372

開示債権の総与信に占める割合

1.49%

1.35%

△0.14%

 

 

(金融再生法開示債権の保全状況)

 

前事業年度
(百万円)(A)

当事業年度
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

保全引当額 (ロ)

9,133

8,465

△668

担保保証等

7,412

6,565

△847

貸倒引当金

1,720

1,900

180

保全引当率 (ロ)/(イ)

80.68%

79.95%

△0.73%

 

 

(金融再生法に基づく開示債権の保全・引当情報)

 

破産更生債権及び
これらに準ずる債権

危険債権

要管理債権

合計

債権残高(百万円) A

1,261

8,247

1,080

10,588

担保等による保全額(百万円) B

846

5,312

407

6,565

貸倒引当金(百万円) C

415

1,467

17

1,900

保全引当率 (B+C)/A

100.00%

82.21%

39.35%

79.95%

引当率 C/(A-B)

100.00%

50.00%

2.60%

47.23%

 

 

 

ハ 預金

個人預金の順調な増加と公金預金の増加等により、預金は前年度比98億84百万円増加の9,367億67百万円となりました。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

預金合計

926,883

936,767

9,884

個人預金

644,161

647,860

3,699

法人預金

223,303

224,351

1,048

公金預金

55,590

62,826

7,236

金融預金

3,826

1,730

△2,096

 

 

ニ 自己資本比率(国内基準)

自己資本比率は新たな自己資本比率規制(バーゼルⅢ(国内基準))により算出しておりますが、国内基準の4%はもとより、国際統一基準の8%も上回っております。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

自己資本比率

9.58%

9.40%

△0.18%

自己資本(イ)-(ロ)

46,360

46,173

△187

(イ)コア資本に係る基礎項目

49,305

50,290

985

(うち一般貸倒引当金)

675

878

203

(ロ)コア資本に係る調整項目

2,945

4,116

1,171

(うち証券化取引により増加した自己資本
相当額(△))

83

△83

リスクアセット等

483,708

490,974

7,266

(うちオン・バランス項目)

449,613

453,834

4,221

(うちオフ・バランス項目)

8,422

11,436

3,014

(うちCVAリスク相当額を8%で除して
得た額)

1,000

2,614

1,614

(うちオペレーショナル・リスク相当額を
8%で除して得た額)

24,671

23,085

△1,586

 

 

 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当連結会計年度の資金の状況につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローでは、預金の純増98億円に対し、貸出金の純増241億円となったことなどから、118億円の資金を使用しました。

一方、投資活動によるキャッシュ・フローでは、有価証券の取得による支出151億円に対し、有価証券の売却による収入149億円、有価証券の償還による収入225億円となったことなどから、216億円の資金を得ました。

また、財務活動によるキャッシュ・フローでは、配当金の支払5億円等により5億円の資金を使用したことから、資金全体では当連結会計年度中92億円の増加となりました。

資金の流動性につきましては、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項(金融商品関係)1(3)③資金調達に係る流動性リスクの管理」に記載のとおり、適切に管理しております。

  

 

4 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

  

 

5 【研究開発活動】

該当事項はありません。