第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は発生しておらず、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 

(財政状態)

預金等(譲渡性預金を含む)は、期中776億円増加し、5兆1,011億円となりました。これは、法人・金融機関部門で減少した一方で、個人・公金部門において増加したことによるものです。

貸出金は、地方公共団体向け貸出で減少した一方で、個人・法人・金融機関向けともに増加したことから、期中159億円増加し、3兆9,254億円となりました。

有価証券は、金利リスク低減を目的とした売却を実施したことや評価損益の減少により、期中2,389億円減少し、1兆6,925億円となりました。

連結自己資本比率(国内基準)は、前連結会計年度末比0.41ポイント上昇し、11.77%となりました。

 

① 主要勘定の状況(連結)                                (単位:百万円)

 

前連結会計年度
(A)

当第1四半期
連結会計期間
(B)

増減
(B)-(A)

預金等

5,023,487

5,101,150

77,663

預金

4,872,042

4,893,920

21,878

譲渡性預金

151,444

207,229

55,785

貸出金

3,909,437

3,925,422

15,985

有価証券

1,931,505

1,692,533

△238,972

 

 

② 金融再生法開示債権及びリスク管理債権の状況(連結)                 (単位:百万円)

 

前連結会計年度
(A)

当第1四半期
連結会計期間
(B)

増減
(B)-(A)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

11,542

11,737

195

危険債権

37,902

36,634

△1,268

要管理債権

18,057

17,873

△184

 三月以上延滞債権

147

322

175

 貸出条件緩和債権

17,910

17,550

△360

小計(リスク管理債権) ①

67,502

66,246

△1,256

正常債権

3,985,582

3,998,926

13,344

総与信(合計) ②

4,053,085

4,065,172

12,087

 

 

不良債権比率 (%)  ① / ②

1.66

1.62

△0.04

 

 

③ 有価証券の評価損益(連結)                             (単位:百万円)

 

前連結会計年度
(A)

当第1四半期
連結会計期間
(B)

増減
(B)-(A)

満期保有目的

△420

△616

△196

その他有価証券

10,377

△29,634

△40,011

 うち株式

26,806

25,097

△1,709

 うち債券

9,094

2,766

△6,328

 うちその他

△25,523

△57,498

△31,975

合  計

9,956

△30,251

△40,207

 

(注) 「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、上記の表上は、(四半期)連結貸借対照表計上額と取得原価との差額を記載しております。

 

 

(経営成績)

当行は、1995年より「地域の夢、お客様の夢をかなえる創造的なベストバンク」を経営理念として掲げ、経営の健全性の確保を図りながら、地域のためにお役に立つことを基本方針としております。

当行グループでは、持続可能な地域社会の実現に向け、以前より、リレーションシップバンキング、地方創生、地域貢献活動などを通じて社会・環境問題の解決に資する取り組みを行っております。これに加え、昨年度よりサステナビリティへの取り組みも強化しております。

新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、お客様や従業員の安心・安全の確保と安定的な金融サービスの維持を最優先に、地域経済の悪化防止と早期回復に向け、地域の産業・事業の支援にグループ一体となって重点的に取り組んでいます。

このような中、当第1四半期連結累計期間の経常利益は前年同期比24億71百万円増加の71億14百万円となりました。これは、海外金利の上昇を受け、金利リスクの低減を目的とした有価証券の売却により、債券関係損益が減少した一方で、貸出金利息や有価証券利息配当金などの資金利益や、事業支援手数料などの役務取引等利益の増加に加え、与信費用が減少したことなどによるものです。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比15億7百万円増加の49億50百万円となりました。

 

① 損益状況(連結)                                 (単位:百万円)

 

前第1四半期
連結累計期間
(A)

当第1四半期
連結累計期間
(B)

増減
(B)-(A)

連結粗利益

14,890

12,911

△1,979

 資金利益

12,795

15,500

2,705

 役務取引等利益

1,912

2,294

382

 その他業務利益

183

△4,883

△5,066

  うち債券関係損益

△363

△6,270

△5,907

営業経費

10,497

10,318

△179

一般貸倒引当金繰入額 ①

△11

11

不良債権処理額 ②

510

△27

△537

 貸出金償却

1

1

0

 個別貸倒引当金繰入額

495

△495

 特定海外債権引当勘定繰入額

 債権売却損

16

2

△14

 その他

△2

△31

△29

貸倒引当金戻入益 ③

335

335

株式等関係損益

24

3,261

3,237

その他

726

896

170

経常利益

4,643

7,114

2,471

特別損益

△160

△42

118

税金等調整前四半期純利益

4,483

7,072

2,589

法人税、住民税及び事業税

199

1,576

1,377

法人税等調整額

832

555

△277

非支配株主に帰属する四半期純利益又は損失(△)

7

△9

△16

親会社株主に帰属する四半期純利益

3,443

4,950

1,507

 

 

与信費用 ①+②-③

499

△363

△862

 

(注)  連結粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+(役務取引等収益-役務取引等費用)+
       (その他業務収益-その他業務費用)

 

 

セグメントごとの業績につきましては、「銀行業」で経常収益が前年同期比111億9百万円増加の288億50百万円、セグメント利益は前年同期比24億30百万円増加の70億71百万円となりました。また、「リース業」では、経常収益が前年同期比1億3百万円減少の39億4百万円、セグメント利益は前年同期比84百万円増加の1億27百万円となり、信用保証業務等を行う「その他」では、経常収益が前年同期比70百万円減少の3億32百万円、セグメント利益は前年同期比51百万円減少の△11百万円となりました。

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積りに用いた仮定については、第4「経理の状況」1「四半期連結財務諸表」「注記事項」(追加情報)に記載しております。

 

(参考)

① 国内・国際業務部門別収支

当第1四半期連結累計期間の資金運用収支は、国内業務部門135億円、国際業務部門20億円となり、合計で155億円と前年同期比27億5百万円の増加となりました。役務取引等収支は、国内業務部門22億61百万円、国際業務部門32百万円となり、合計で22億94百万円と前年同期比3億82百万円の増加となりました。また、その他業務収支は、国内業務部門36億60百万円、国際業務部門△85億44百万円となり、合計で△48億83百万円と前年同期比50億66百万円の減少となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第1四半期連結累計期間

11,179

1,615

12,795

当第1四半期連結累計期間

13,500

2,000

15,500

 うち資金運用収益

前第1四半期連結累計期間

11,493

1,721

19

13,195

当第1四半期連結累計期間

13,746

2,238

20

15,964

 うち資金調達費用

前第1四半期連結累計期間

313

106

19

399

当第1四半期連結累計期間

246

238

20

464

役務取引等収支

前第1四半期連結累計期間

1,863

48

1,912

当第1四半期連結累計期間

2,261

32

2,294

 うち役務取引等収益

前第1四半期連結累計期間

2,911

63

2,975

当第1四半期連結累計期間

3,315

49

3,365

 うち役務取引等費用

前第1四半期連結累計期間

1,048

15

1,063

当第1四半期連結累計期間

1,053

17

1,071

その他業務収支

前第1四半期連結累計期間

186

△2

183

当第1四半期連結累計期間

3,660

△8,544

△4,883

 うちその他業務収益

前第1四半期連結累計期間

4,415

62

4,478

当第1四半期連結累計期間

7,645

1,178

8,823

 うちその他業務費用

前第1四半期連結累計期間

4,229

64

4,294

当第1四半期連結累計期間

3,984

9,723

13,707

 

(注) 1 「国内業務部門」とは、当行国内店及び国内に本店を有する連結子会社(以下、「国内連結子会社」という。)の円建取引であります。また、「国際業務部門」とは、当行国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2 連結会社間の取引相殺後の計数を記載しております。

3 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前第1四半期連結累計期間:国内業務部門0百万円、国際業務部門―百万円、当第1四半期連結累計期間:国内業務部門0百万円、国際業務部門─百万円)を控除して表示しております。

4 資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

 

 

② 国内・国際業務部門別役務取引の状況

当第1四半期連結累計期間の役務取引等収益は、国内業務部門33億15百万円、国際業務部門49百万円となり、合計で33億65百万円と前年同期比3億90百万円の増加となりました。また、役務取引等費用は、国内業務部門10億53百万円、国際業務部門17百万円となり、合計で10億71百万円と前年同期比8百万円の増加となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第1四半期連結累計期間

2,911

63

2,975

当第1四半期連結累計期間

3,315

49

3,365

 うち預金・貸出業務

前第1四半期連結累計期間

608

47

655

当第1四半期連結累計期間

1,176

32

1,208

 うち為替業務

前第1四半期連結累計期間

683

15

699

当第1四半期連結累計期間

572

15

587

 うち証券関連業務

前第1四半期連結累計期間

547

547

当第1四半期連結累計期間

441

441

 うち代理業務

前第1四半期連結累計期間

230

230

当第1四半期連結累計期間

219

219

 うち保証業務

前第1四半期連結累計期間

119

0

120

当第1四半期連結累計期間

117

0

117

役務取引等費用

前第1四半期連結累計期間

1,048

15

1,063

当第1四半期連結累計期間

1,053

17

1,071

 うち為替業務

前第1四半期連結累計期間

113

13

126

当第1四半期連結累計期間

51

15

67

 

(注) 1 「国内業務部門」とは、当行国内店及び国内連結子会社の円建取引であります。また、「国際業務部門」とは、当行国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2 連結会社間の取引相殺後の計数を記載しております。

 

③ 国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第1四半期連結会計期間

4,554,829

35,787

4,590,617

当第1四半期連結会計期間

4,857,673

36,247

4,893,920

 うち流動性預金

前第1四半期連結会計期間

2,980,549

2,980,549

当第1四半期連結会計期間

3,203,518

3,203,518

 うち定期性預金

前第1四半期連結会計期間

1,566,319

5,000

1,571,319

当第1四半期連結会計期間

1,647,868

10,000

1,657,868

 うちその他

前第1四半期連結会計期間

7,960

30,787

38,748

当第1四半期連結会計期間

6,287

26,247

32,534

譲渡性預金

前第1四半期連結会計期間

346,698

346,698

当第1四半期連結会計期間

207,229

207,229

総合計

前第1四半期連結会計期間

4,901,527

35,787

4,937,315

当第1四半期連結会計期間

5,064,902

36,247

5,101,150

 

(注) 1 「国内業務部門」とは、当行国内店及び国内連結子会社の円建取引であります。また、「国際業務部門」とは、当行国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2 連結会社間の債権・債務相殺後の計数を記載しております。

3 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

4 定期性預金=定期預金+定期積金

 

 

④ 国内・海外別貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前第1四半期連結会計期間

当第1四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

3,567,670

100.00

3,925,422

100.00

 製造業

441,318

12.36

445,993

11.36

 農業,林業

10,594

0.29

10,805

0.27

 漁業

3,374

0.09

4,019

0.10

 鉱業,採石業,砂利採取業

1,519

0.04

1,437

0.03

 建設業

127,697

3.57

122,987

3.13

 電気・ガス・熱供給・水道業

112,953

3.16

139,542

3.55

 情報通信業

21,098

0.59

28,450

0.72

 運輸業,郵便業

168,507

4.72

182,857

4.65

 卸売業,小売業

362,134

10.15

405,467

10.32

 金融業,保険業

136,376

3.82

167,856

4.27

 不動産業,物品賃貸業

482,701

13.52

566,041

14.41

 各種サービス業

396,123

11.10

416,962

10.62

 地方公共団体

282,607

7.92

245,460

6.25

 その他

1,020,661

28.60

1,187,538

30.25

海外及び特別国際金融取引勘定分

 政府等

 金融機関

 その他

合計

3,567,670

3,925,422

 

(注) 1 「国内」とは、当行(海外店を除く)及び国内連結子会社であります。

2 「海外」とは、当行の海外店及び海外連結子会社であります。なお、当行は海外店及び海外連結子会社を保有しておりません。

3 連結会社間の債権・債務相殺後の計数を記載しております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。