第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、当四半期連結累計期間での重要な変更は該当ありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当中間連結会計期間(2018年4月1日~2018年9月30日)の国内経済は、設備投資および消費の拡大を背景として緩やかな回復基調が継続しました。米中の貿易摩擦問題の懸念材料はあるものの、海外経済の底堅い成長を受け、企業業績の改善による設備投資拡大の動きがみられています。また、雇用・所得環境が改善するなかで、個人消費のさらなる拡大につながることが期待されます。

金融市場においては、マイナス金利政策のもと、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは、0.0%台で推移していましたが、日銀が7月の政策決定会合で、取引活性化のため金利変動の拡大を容認する方針を打ち出したことから、当中間期末には0.1%台となりました。

県内経済は、設備投資等は弱含んでいるものの、雇用環境の改善が継続し、全体としては緩やかな回復が続いています。

 

このような経済環境のなか、当行グループは引き続き地域に密着した営業展開と経営内容の充実に努めました結果、当中間連結会計期間の業績は次のとおりとなりました。

 ①財政状態

当中間連結会計期間末(2018年9月30日)における財政状態につきましては、総資産は前連結会計年度末に比べ542億円増加して3兆207億円、純資産額は同71億円増加して1,535億円となりました。

主要な勘定科目につきましては、貸出金は個人貸出および法人貸出が増加したことから、前連結会計年度末に比べ256億円増加して1兆9,557億円、有価証券はその他の証券が減少したことから、同20億円減少して6,833億円、預金・譲渡性預金は個人預金を中心に増加し、同295億円増加して2兆5,167億円となりました。

 ②経営成績

経常収益は、受入機能提供手数料の減少により役務取引等収益が減少したものの、貸出金利息の増加により資金運用収益が増加したこと、および株式等売却益や貸倒引当金戻入益の増加によりその他経常収益が増加したことから、前中間連結会計期間に比べ1,223百万円増加して27,733百万円となりました。

一方、経常費用は、支払ローン関係手数料の増加により役務取引等費用が増加したものの、預金等利息の減少により資金調達費用が減少したこと、および国債等債券売却損の減少によりその他業務費用が減少したことならびに営業経費が減少したことから、前中間連結会計期間に比べ694百万円減少して19,707百万円となりました。

以上により、経常利益は、前中間連結会計期間に比べ1,916百万円増加して8,025百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は、同1,523百万円増加して5,565百万円となりました。

各セグメント別の業績は、次のとおりであります。

(ⅰ)銀行業(銀行業務)

当中間連結会計期間の経常収益は、受入機能提供手数料の減少により役務取引等収益が減少したものの、貸出金利息の増加により資金運用収益が増加したこと、および株式等売却益や貸倒引当金戻入益の増加によりその他経常収益が増加したことから、前中間連結会計期間に比べ893百万円増加して24,281百万円となりました。経常利益は、支払ローン関係手数料の増加により役務取引等費用が増加したものの、預金等利息の減少により資金調達費用が減少したこと、および国債等債券売却損の減少によりその他業務費用が減少したことならびに営業経費が減少したことから、前中間連結会計期間に比べ1,664百万円増加して7,679百万円となりました。

(ⅱ)リース業(リース業務)

当中間連結会計期間の経常収益は、リース料収入および割賦収入が増加したことなどから、前中間連結会計期間に比べ348百万円増加して3,402百万円となりました。経常利益は、リース原価等が増加したものの経常収益が増加したことから、61百万円増加して213百万円となりました。

(ⅲ)その他(信用保証業務等)

当中間連結会計期間の経常収益は、前中間連結会計期間に比べ62百万円増加して411百万円となりました。経常利益は、経常収益が増加したことならびに与信関連費用が減少したことから、前中間連結会計期間に比べ190百万円増加して136百万円となりました。

 

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ29,583百万円増加して293,350百万円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、預金・譲渡性預金や貸倒引当金の増加額が減少しましたが、コールマネー等の増加額が増加したことから、前中間連結会計期間に比べ80,794百万円増加して38,538百万円のプラスとなりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が減少しましたが、有価証券の売却および償還による収入も減少したことから、前中間連結会計期間に比べ24,429百万円減少して6,818百万円のプラスとなりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、劣後特約付社債の償還による支出があったことから、前中間連結会計期間に比べ14,998百万円減少して15,776百万円のマイナスとなりました。

 

(参考)

国内業務部門・国際業務部門別収支

資金運用収益は、貸出金利息および有価証券利息配当金が増加したことから、前第2四半期連結累計期間に比べ278百万円増加して17,147百万円となりました。資金調達費用は、預金利息およびコールマネー利息が減少したことから、前第2四半期連結累計期間に比べ242百万円減少して646百万円となりました。その結果、資金運用収支は、前第2四半期連結累計期間に比べ519百万円増加して16,500百万円となりました。

役務取引等収支は、受入機能提供手数料が減少したことから、前第2四半期連結累計期間に比べ123百万円減少して1,880百万円となりました。

その他業務収支は、債券関係損益が増加したことから、前第2四半期連結累計期間に比べ509百万円増加して599百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第2四半期連結累計期間

15,447

533

15,981

当第2四半期連結累計期間

16,145

355

16,500

うち資金運用収益

前第2四半期連結累計期間

16,155

730

16

16,869

当第2四半期連結累計期間

16,672

481

6

17,147

うち資金調達費用

前第2四半期連結累計期間

708

196

16

888

当第2四半期連結累計期間

527

126

6

646

役務取引等収支

前第2四半期連結累計期間

2,001

2

2,003

当第2四半期連結累計期間

1,872

7

1,880

うち役務取引等収益

前第2四半期連結累計期間

4,125

19

4,145

当第2四半期連結累計期間

4,083

22

4,106

うち役務取引等費用

前第2四半期連結累計期間

2,124

17

2,141

当第2四半期連結累計期間

2,210

15

2,226

その他業務収支

前第2四半期連結累計期間

410

△319

90

当第2四半期連結累計期間

794

△195

599

うちその他業務収益

前第2四半期連結累計期間

3,603

22

3,625

当第2四半期連結累計期間

4,015

5

4,020

うちその他業務費用

前第2四半期連結累計期間

3,192 

342

3,534 

当第2四半期連結累計期間

3,220

200

3,420

 

(注) 1  「国内業務部門」は国内店の円建取引並びに子会社の取引、「国際業務部門」は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は、「国際業務部門」に含めております。

2  「相殺消去額(△)」は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借利息であります。

3  資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前第2四半期連結累計期間2百万円、当第2四半期連結累計期間2百万円)を控除して表示しております。

 

 

(参考)

国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況

当第2四半期連結累計期間の役務取引等収益は、受入機能提供手数料が減少したことから、前第2四半期連結累計期間に比べ39百万円減少して4,106百万円となりました。役務取引等費用は、支払ローン手数料が増加したことから、前第2四半期連結累計期間に比べ85百万円増加して2,226百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第2四半期連結累計期間

4,125

19

4,145

当第2四半期連結累計期間

4,083

22

4,106

うち預金・貸出業務

前第2四半期連結累計期間

1,920

1,920

当第2四半期連結累計期間

1,746

1,746

うち為替業務

前第2四半期連結累計期間

1,048

19

1,067

当第2四半期連結累計期間

1,062

22

1,084

うち代理業務

前第2四半期連結累計期間

733

733

当第2四半期連結累計期間

751

751

うち証券関連業務

前第2四半期連結累計期間

234

234

当第2四半期連結累計期間

291

291

役務取引等費用

前第2四半期連結累計期間

2,124

17

2,141

当第2四半期連結累計期間

2,210

15

2,226

うち為替業務

前第2四半期連結累計期間

188

17

205

当第2四半期連結累計期間

188

15

203

 

(注)  「国内業務部門」は国内店の円建取引、「国際業務部門」は国内店の外貨建取引であります。

 

(参考)

国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況

○  預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第2四半期連結会計期間

2,243,309

4,832

2,248,141

当第2四半期連結会計期間

2,358,871

4,953

2,363,825

うち流動性預金

前第2四半期連結会計期間

1,453,993

1,453,993

当第2四半期連結会計期間

1,539,660

1,539,660

うち定期性預金

前第2四半期連結会計期間

780,692

780,692

当第2四半期連結会計期間

802,746

802,746

うちその他

前第2四半期連結会計期間

8,623

4,832

13,455

当第2四半期連結会計期間

16,465

4,953

21,418

譲渡性預金

前第2四半期連結会計期間

202,646

202,646

当第2四半期連結会計期間

152,955

152,955

総合計

前第2四半期連結会計期間

2,445,955

4,832

2,450,788

当第2四半期連結会計期間

2,511,827

4,953

2,516,780

 

(注) 1  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2  定期性預金=定期預金+定期積金

3  「国内業務部門」は国内店の円建取引、「国際業務部門」は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は「国際業務部門」に含めております。

 

 

(参考)

貸出金残高の状況

○  業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前第2四半期連結会計期間

当第2四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

1,867,110

100.00

1,955,706

100.00

製造業

111,480

5.97

117,659

6.02

農業、林業

29,769

1.59

31,788

1.63

漁業

2,903

0.16

3,571

0.18

鉱業、採石業、砂利採取業

855

0.05

623

0.03

建設業

42,810

2.29

44,283

2.27

電気・ガス・熱供給・水道業

60,818

3.26

63,992

3.27

情報通信業

9,490

0.51

9,980

0.51

運輸業、郵便業

41,022

2.20

44,454

2.27

卸売業、小売業

126,219

6.76

135,742

6.94

金融業、保険業

39,092

2.09

38,976

1.99

不動産業、物品賃貸業

293,889

15.74

316,665

16.19

学術研究、専門・技術サービス業

6,331

0.34

7,101

0.36

宿泊業、飲食サービス業

18,168

0.97

18,743

0.96

生活関連サービス業、娯楽業

22,947

1.23

22,691

1.16

教育、学習支援業

7,653

0.41

7,838

0.40

医療、福祉

153,679

8.23

155,942

7.97

その他サービス業

29,662

1.59

29,170

1.49

地方公共団体

304,211

16.29

290,137

14.84

その他

566,112

30.32

616,351

31.52

特別国際金融取引勘定分

政府等

その他

合計

1,867,110

1,955,706

 

 

 

(自己資本比率の状況)

(参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号。以下、「告示」という。)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。

 

連結自己資本比率(国内基準)                 (単位:億円、%)

 

2018年9月30日

1.連結自己資本比率(2/3)

8.72

2.連結における自己資本の額

1,361

3.リスク・アセットの額

15,602

4.連結総所要自己資本額

624

 

 

単体自己資本比率(国内基準)                 (単位:億円、%)

 

2018年9月30日

1.自己資本比率(2/3)

8.64

2.単体における自己資本の額

1,340

3.リスク・アセットの額

15,501

4.単体総所要自己資本額

620

 

 

(資産の査定)

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の中間貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに中間貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1  破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2  危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3  要管理債権

要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

 

4  正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額(単体)

 

債権の区分

2017年9月30日

2018年9月30日

金額(億円)

金額(億円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

35

31

危険債権

188

176

要管理債権

99

110

正常債権

18,431

19,329

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当ありません。