第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事業等のリスクについては、前事業年度の有価証券報告書における記載から重要な変更及び新たに生じたリスクはありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

該当ありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

業績の状況

平成29年3月期第3四半期連結累計期間(平成28年4月1日から平成28年12月31日まで)の国内経済は、設備投資の持ち直しの動きに足踏みがみられ、企業収益も高水準ながら改善に足踏みがみられるなど、一部に改善の遅れがみられたものの、期間終盤には個人消費に持ち直しの動きがみられ、全般に緩やかな回復基調が続きました。

沖縄県経済は、建設関連が人手不足から工事進捗に遅れが出るなど建設資材の動きに一服感がみられたものの、観光関連が外国人観光客の増加などから好調を続け、失業率の低下や賃金の上昇といった雇用環境の改善により個人消費も好調に推移したことから、拡大の動きが強まりました。

このような環境のもと、中期経営計画「Shared Value 2015」の2年目となる今年度は、お客様の利便性向上のためITインフラの拡充に取り組んだほか、成長分野のサポート強化による取引の拡大やお客様のニーズに合わせた商品の充実に努めてまいりました。

ITインフラの拡充については、平成28年4月に本部および営業店の役職員にスマートフォン約1,000台を貸与したほか、平成28年8月には全国の銀行では初めての試みとして、営業店配布タブレット端末全台にインターネット電話の「Skype for Business」を導入し、行内外問わず、お客様とダイレクトにコミュニケーションをとれる体制を構築いたしました。また、「じゅうだん会FinTech研究会」やブロックチェーン技術活用により24時間365日決済可能な送金システムの構築を目指して立ち上げられた「国内外為替の一元化検討に関するコンソーシアム」へ参加する等、お客様の利便性向上に繋がるサービスの導入に努めています。

法人ビジネス戦略では、当行提携先である株式会社MHCとの協働により、お取引先の「ローカルハラール認証」取得を支援いたしました。また、「沖縄活性化ファンド」の投融資実行による成長支援のほか、沖縄市と「創業及びスタートアップ支援に係る連携・協力に関する協定」を締結し、県内産業の振興および地域の発展に寄与する取り組みを強化いたしました。

個人ビジネス戦略では、りゅうぎんリバースモゲージ「ゆうゆう人生60」の対象地域を、これまで那覇市および浦添市に限定していましたが、多くのお客様からご要望を寄せられたことを受け、対象地域を県内全域に拡大しました。また、主に県外在住のお客様向けに、来店不要型カードローン「沖縄大好き」の発売や沖縄県内の賃貸用不動産に係る建築・購入・増改築資金等に対応する新たなアパートローン「沖縄大好き 夢」の発売を開始する等、お客様の様々なニーズにお応えする商品の充実に努めました。

このほか年々増加する外国人観光客の利便性向上を目的に、平成28年4月に県内金融機関で初めて、ATMでの海外発行カード対応サービスを開始いたしました。今後とも観光客数1,000万人を目指す沖縄県の観光振興にも努めてまいります。

 

このような取り組みにより、平成29年3月期第3四半期連結累計期間の業績については以下の通りとなりました。

当第3四半期連結累計期間の経常収益は、貸出金利息等の資金運用収益が減少したものの、株式等売却益等のその他経常収益及び、国債等債券売却益等のその他業務収益の増加により前年同期を15億24百万円上回る461億83百万円となりました。

一方、経常費用は預金利息等の資金調達費用の減少があったものの、国債等債券売却損等のその他業務費用及び、営業経費の増加により前年同期を13億1百万上回る368億90百万円となりました。

この結果、経常利益は前年同期を2億22百万円上回る92億93百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期計上した負ののれん発生益等の特別利益の反動減により、前年同期を36億47百万円下回る66億92百万円となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

①銀行業

経常収益は前年同期比12億50百万円増加の317億2百万円となり、セグメント利益は前年同期比2億59百万円減少の76億16百万円となりました。

②リース業

経常収益は前年同期比1億82百万円減少の118億65百万円となり、セグメント利益は前年同期比91百万円減少の4億82百万円となりました。

③その他

経常収益は前年同期比1億3百万円増加の44億8百万円となり、セグメント利益は前年同期比6億3百万円増加の12億85百万円となりました。

 

財政状態について、当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末を10億24百万円上回る2兆2,411億84百万円となりました。純資産は前連結会計年度末を31億33百万円上回る1,114億18百万円となりました。

主要勘定としては、預金等(譲渡性預金を含む)は個人及び法人預金は好調に推移したものの、公金預金が減少したため前連結会計年度末を94億54百万円下回る2兆203億12百万円となりました。貸出金は、住宅ローンやアパートローンを中心に好調に推移し、前連結会計年度末を393億48百万円上回る1兆4,863億25百万円となりました。有価証券は債券の償還等により前連結会計年度末を261億58百万円下回る4,439億21百万円となりました。

 

国内・国際業務部門別収支

当第3四半期連結累計期間における資金運用収支は215億7百万円、役務取引等収支は35億41百万円、その他業務収支は18億50百万円となっております。

部門別にみますと、国内部門の資金運用収支は211億97百万円、国際部門の資金運用収支は3億28百万円となっております。

種類

期別

国内

国際

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

21,332

418

2

21,748

当第3四半期連結累計期間

21,197

328

18

21,507

 うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

23,265

629

296

47

23,551

当第3四半期連結累計期間

22,641

690

290

25

23,015

 うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

1,932

211

294

47

1,803

当第3四半期連結累計期間

1,444

361

272

25

1,508

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

4,340

13

725

3,628

当第3四半期連結累計期間

4,139

17

615

3,541

 うち役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

7,815

48

1,348

6,515

当第3四半期連結累計期間

7,821

49

1,265

6,605

 うち役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

3,474

34

623

2,886

当第3四半期連結累計期間

3,682

31

649

3,064

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

1,585

662

87

2,160

当第3四半期連結累計期間

1,556

384

91

1,850

 うちその他業務収益

前第3四半期連結累計期間

12,401

712

105

13,008

当第3四半期連結累計期間

12,315

1,245

107

13,453

 うちその他業務費用

前第3四半期連結累計期間

10,815

50

17

10,848

当第3四半期連結累計期間

10,758

860

15

11,603

 

(注) 1  国内業務部門は当行の円建取引及び子会社取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。

2  資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

3  相殺消去額欄は、連結会社間の内部取引消去額を計上しております。

 

 

国内・国際業務部門別役務取引の状況

当第3四半期連結累計期間における役務取引等収益は66億5百万円、そのうちクレジットカード業務によるもの15億23百万円、為替業務によるもの9億23百万円となっております。一方、役務取引等費用は30億64百万円、そのうち為替業務によるもの2億45百万円となっております。その結果、役務取引等収支は35億41百万円となっております。

種類

期別

国内

国際

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

7,815

48

1,348

6,515

当第3四半期連結累計期間

7,821

49

1,265

6,605

 うち預金・貸出業務

前第3四半期連結累計期間

747

747

当第3四半期連結累計期間

876

876

 うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

978

48

5

1,021

当第3四半期連結累計期間

880

49

5

923

 うち代理業務

前第3四半期連結累計期間

753

753

当第3四半期連結累計期間

856

856

 うちクレジット
 カード業務

前第3四半期連結累計期間

1,444

1,444

当第3四半期連結累計期間

1,523

1,523

 うち保証業務

前第3四半期連結累計期間

1,036

0

538

498

当第3四半期連結累計期間

1,117

0

590

527

 うち証券関連業務

前第3四半期連結累計期間

4

4

当第3四半期連結累計期間

3

3

役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

3,474

34

623

2,886

当第3四半期連結累計期間

3,682

31

649

3,064

 うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

209

34

244

当第3四半期連結累計期間

213

31

245

 

(注) 1 国内業務部門は当行の円建取引及び子会社取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。

2 相殺消去額欄は、連結会社間の内部取引消去額を計上しております。

 

 

国内・国際業務部門別預金残高の状況

○ 預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内

国際

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

1,952,057

25,896

8,301

1,969,652

当第3四半期連結会計期間

1,986,445

25,741

9,131

2,003,055

 うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

1,025,734

8,301

1,017,433

当第3四半期連結会計期間

1,110,125

9,131

1,100,993

 うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

918,208

918,208

当第3四半期連結会計期間

870,448

870,448

 うちその他

前第3四半期連結会計期間

8,115

25,896

0

34,011

当第3四半期連結会計期間

5,870

25,741

― 

31,612

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

17,257

17,257

総合計

前第3四半期連結会計期間

1,952,057

25,896

8,301

1,969,652

当第3四半期連結会計期間

2,003,702

25,741

9,131

2,020,312

 

(注) 1  国内業務部門は当行の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。

2  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

3  定期性預金=定期預金

4  相殺消去額欄は、連結会社間の内部取引消去額を計上しております。

 

国内・海外別貸出金残高の状況

○業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金 額(百万円)

構成比(%)

金 額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

1,398,726

100.00

1,486,325

100.00

 製造業

43,196

3.09

38,606

2.60

 農業、林業

2,516

0.18

3,728

0.25

 漁業

380

0.03

299

0.02

 鉱業、採石業、砂利採取業

1,963

0.14

4,779

0.32

 建設業

55,354

3.96

53,221

3.58

 電気・ガス・熱供給・水道業

6,413

0.46

4,119

0.28

 情報通信業

6,932

0.49

6,858

0.46

 運輸業、郵便業

21,121

1.51

24,676

1.66

 卸売業、小売業

87,998

6.29

81,397

5.48

 金融業、保険業

32,135

2.30

33,775

2.27

 不動産業、物品賃貸業

369,509

26.42

419,044

28.19

 医療・福祉

73,001

5.22

76,832

5.17

 その他のサービス

78,311

5.60

78,005

5.25

 地方公共団体

106,102

7.58

115,592

7.78

 その他

513,783

36.73

545,383

36.69

合計

1,398,726

100.00

1,486,325

100.00

 

(注) 1 国内とは当行及び国内子会社であります。

2 海外及び特別国際金融取引勘定分については、該当ありません。

 

「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、提出会社1社です。

なお、前連結会計年度末及び当3第四半期連結会計期間末においては、信託の受託残高はありません。