第2 【事業の状況】

 

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は発生しておりません。また、第14期有価証券報告書(平成27年6月18日提出)に記載した「事業等のリスク」に重要な変更はありません。 

 

2 【経営上の重要な契約等】

当社連結子会社のFinancial Consulting & Trading International, Inc.(以下、「FCTI」という)は、7-Eleven, Inc.との間で、米国内のセブン‐イレブン店舗を対象とするATM設置契約の締結を行うことを平成27年7月6日の取締役会にて決定し、同日契約を締結いたしました。概要は、「第4 経理の状況」中、「1中間連結財務諸表」の「重要な後発事象」に記載しております。
 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

①経営成績に関する分析

(当期間の経営成績)

当第2四半期連結累計期間におけるわが国の景気は、輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、穏やかな回復を続けております。個人消費も天候不順の影響などを受けて一部にもたつきがみられておりますが、雇用・所得環境の着実な改善を背景に、底堅く推移しております。
 こうした環境の下、当第2四半期連結累計期間の当社連結業績は、経常収益60,003百万円、経常利益18,938百万円、親会社株主に帰属する中間純利益12,745百万円となりました。
 なお、セブン銀行単体では、経常収益55,320百万円、経常利益19,812百万円、中間純利益13,225百万円となりました。順調なATM設置台数増加の影響で、総利用件数は伸長いたしましたが、経常費用の増加により、前年同期比で増収減益となりました。

 

 

 

 

 

前第2四半期連結累計期間
(百万円)

当第2四半期連結累計期間
(百万円)

増減率(%)

経常収益

56,757

60,003

5.7

経常利益

19,708

18,938

△3.9

親会社株主に帰属する
中間純利益

12,409

12,745

2.7

 

 

・セブン銀行ATMサービス

  当第2四半期連結累計期間も、セブン&アイHLDGS.のグループ各社(以下、「グループ」という)内外でATM設置台数を拡大いたしました。加えて、ご利用いただける提携金融機関を増やすことにより、ATMをご利用いただくお客さまの利便性向上に努めました。
  当第2四半期連結累計期間は、新たに信用金庫1庫、その他金融機関等2社と提携いたしました。この結果、平成27年9月末現在の提携金融機関等は、銀行122行、信用金庫263庫(注)1、信用組合130組合、労働金庫13庫、JAバンク1業態、JFマリンバンク1業態、商工組合中央金庫1庫、証券会社11社、生命保険会社8社、その他金融機関等47社(注)2の計597社(注)3となりました。
  ATM設置については、グループ内ではセブン‐イレブンの新規出店に合わせて展開し、順調に台数を伸ばしました。一方、グループ外では海外発行カードが利用できるATMとして特に外国人旅行客が訪れる場所でのニーズが高まっており、当第2四半期連結累計期間には沖縄県内のモノレールである「ゆいレール」の5駅にATMを設置いたしました。全国の駅構内への設置は170拠点・194台となりました。
 関西地区へのATM設置にも注力をしており、平成27年7月には大阪梅田へ全国3拠点目となる直営ATMコーナーを開設いたしました。その他、お客さまのご利用ニーズの高い商業施設等への展開を推進いたしました。
  また、ATMサービスをより充実させるために導入を進めている第3世代ATMは全ATMの約9割に達し、平成28年度中の全台入替を予定しております。(平成27年9月末現在の第3世代ATM台数は19,871台)
  以上の取り組みの結果、平成27年9月末現在のATM設置台数は21,779台(同年3月末比3.4%増)になりました。また、当第2四半期連結累計期間のATM1日1台当たり平均利用件数は100.7件(前第2四半期連結累計期間比1.7%減)、総利用件数は393百万件(同5.5%増)と推移いたしました。

(注) 1.平成27年9月末の信用金庫は、前事業年度末(262庫)から新規提携により1庫増加し、263庫となりました。

     2.平成27年9月末のその他金融機関等は、前事業年度末(45社)から新規提携により2社増加し、47社となりました。

     3.JAバンク及びJFマリンバンクについては、業態としてそれぞれ1つとしております。

 

・セブン銀行金融サービス

 平成27年9月末現在、個人のお客さまの預金口座数は1,489千口座(同年3月末比6.0%増)、預金残高は3,841億円(同3.5%増)となりました。個人向けローンサービスの残高は140億円(同34.8%増)となりました。
 海外送金サービスは外国籍のお客さまを中心に契約口座数・送金件数ともに順調に増加し、当第2四半期連結累計期間の送金件数は383千件(前第2四半期連結累計期間比30.7%増)となりました。
 また、当社連結子会社の株式会社バンク・ビジネスファクトリーは、当社からの事務受託に加え、他金融機関からの事務受託事業を推進しております。

 

・海外子会社について

 FCTIの平成27年6月末現在の運営ATM台数は6,348台となりました。また、FCTIの連結対象期間(平成27年1~6月)の業績は、経常収益38.9百万米ドル、経常利益△0.8百万米ドル、中間純利益△0.6百万米ドルとなりました。

 また、インドネシアにおいて現地企業と合弁で設立した当社連結子会社のATM運営事業会社PT.ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALは、平成27年8月よりATM設置を進めております。
 

②財政状態に関する分析

総資産は、899,714百万円となりました。このうちATM運営のために必要な現金預け金が674,077百万円と過半を占めております。この他、主に為替決済、日本銀行当座貸越取引の担保等として必要な有価証券が39,263百万円、提携金融機関との一時的な立替金であるATM仮払金が85,890百万円となっております。
 負債は、721,750百万円となりました。このうち主なものは預金であり、その残高(譲渡性預金を除く)は533,196百万円となっております。なお、個人向け普通預金残高は197,275百万円、定期預金残高は186,884百万円となっております。
 純資産は、177,964百万円となりました。このうち利益剰余金は110,195百万円となっております。

 

 

 

 

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当第2四半期連結会計期間
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

総資産

856,415

899,714

43,299

負債

686,525

721,750

35,224

純資産

169,890

177,964

8,074

 

 

③国内・海外別収支

当第2四半期連結累計期間の資金運用収支は前第2四半期連結累計期間比422百万円増加し383百万円、役務取引等収支は同1,483百万円増加し48,119百万円、その他業務収支は同17百万円増加し96百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額
(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第2四半期連結累計期間

△39

0

△38

当第2四半期連結累計期間

382

1

0

383

 うち資金運用収益

前第2四半期連結累計期間

605

0

605

当第2四半期連結累計期間

1,028

2

1

1,029

 うち資金調達費用

前第2四半期連結累計期間

644

644

当第2四半期連結累計期間

645

1

1

646

役務取引等収支

前第2四半期連結累計期間

45,020

1,615

46,636

当第2四半期連結累計期間

46,421

1,698

48,119

 うち役務取引等収益

前第2四半期連結累計期間

51,979

3,996

55,975

当第2四半期連結累計期間

54,146

4,598

58,744

 うち役務取引等費用

前第2四半期連結累計期間

6,959

2,380

9,339

当第2四半期連結累計期間

7,724

2,899

10,624

その他業務収支

前第2四半期連結累計期間

78

78

当第2四半期連結累計期間

96

96

 うちその他業務収益

前第2四半期連結累計期間

78

78

当第2四半期連結累計期間

96

96

 うちその他業務費用

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

 

(注)1.「国内」とは、当社及び国内に本店を有する連結子会社(以下、「国内連結子会社」という。)であります。

2.「海外」とは、海外に本店を有する連結子会社(以下、「海外連結子会社」という。)であります。

3.特定取引収支はありません。

 

 

④国内・海外別役務取引の状況

当第2四半期連結累計期間の役務取引等収益は、ATM関連業務56,002百万円及び為替業務969百万円等により合計で前第2四半期連結累計期間比2,769百万円増加し58,744百万円となりました。役務取引等費用は、ATM関連業務9,545百万円及び為替業務553百万円等により合計で同1,285百万円増加し10,624百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額
(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第2四半期連結累計期間

51,979

3,996

55,975

当第2四半期連結累計期間

54,146

4,598

58,744

 うち預金・貸出業務

前第2四半期連結累計期間

41

41

当第2四半期連結累計期間

50

50

 うち為替業務

前第2四半期連結累計期間

782

782

当第2四半期連結累計期間

969

969

 うちATM関連業務

前第2四半期連結累計期間

49,543

3,996

53,539

当第2四半期連結累計期間

51,403

4,598

56,002

役務取引等費用

前第2四半期連結累計期間

6,959

2,380

9,339

当第2四半期連結累計期間

7,724

2,899

10,624

 うち為替業務

前第2四半期連結累計期間

440

440

当第2四半期連結累計期間

553

553

 うちATM関連業務

前第2四半期連結累計期間

6,276

2,288

8,564

当第2四半期連結累計期間

6,728

2,816

9,545

 

(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。

2.「海外」とは、海外連結子会社であります。

 

⑤国内・海外別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額
(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第2四半期連結会計期間

453,064

453,064

当第2四半期連結会計期間

533,196

533,196

 うち流動性預金

前第2四半期連結会計期間

236,205

236,205

当第2四半期連結会計期間

272,687

272,687

 うち定期性預金

前第2四半期連結会計期間

215,389

215,389

当第2四半期連結会計期間

260,346

260,346

 うちその他

前第2四半期連結会計期間

1,469

1,469

当第2四半期連結会計期間

162

162

譲渡性預金

前第2四半期連結会計期間

1,110

1,110

当第2四半期連結会計期間

990

990

総合計

前第2四半期連結会計期間

454,174

454,174

当第2四半期連結会計期間

534,186

534,186

 

(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。

2.「海外」とは、海外連結子会社であります。

3.流動性預金=普通預金

4.定期性預金=定期預金

 

⑥国内・海外別貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前第2四半期連結会計期間

当第2四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内

7,658

100.00

14,030

100.00

 個人

7,658

100.00

14,030

100.00

 法人

合計

7,658

14,030

 

(注)「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、海外の貸出金期末残高はありません。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前第2四半期連結累計期間末より171,830百万円増加し、674,077百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は以下のとおりであります。

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税金等調整前中間純利益18,853百万円、預金の増加額31,783百万円、減価償却費9,266百万円等の増加要因が、法人税等の支払額7,029百万円、貸出金の増加額3,623百万円等の減少要因を上回ったことにより55,062百万円の収入となりました。

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有価証券の償還による収入45,500百万円等の増加要因が、有価証券の取得による支出13,104百万円等の減少要因を上回ったことにより23,161百万円の収入となりました。

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払により5,059百万円の支出となりました。

 

 

前第2四半期連結累計期間
(百万円)(A)

当第2四半期連結累計期間
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

営業活動による
キャッシュ・フロー

24,257

55,062

30,805

投資活動による
キャッシュ・フロー

△22,232

23,161

45,393

財務活動による
キャッシュ・フロー

△4,736

△5,059

△323

現金及び現金同等物の
中間期末残高

502,247

674,077

171,830

 

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5)従業員数

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。

 

(6)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。また、前連結会計年度末において計画中であった重要な設備計画に著しい変更はありません。

 

(自己資本比率の状況)

 

(参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。

 

連結自己資本比率(国内基準)

 

(単位:百万円、%)

 

平成27年9月30日

1.連結自己資本比率(2/3)

50.51

2.連結における自己資本の額

157,986

3.リスク・アセットの額

312,734

4.連結総所要自己資本額

12,509

 

 

 

単体自己資本比率(国内基準)

 

(単位:百万円、%)

 

平成27年9月30日

1.自己資本比率(2/3)

54.31

2.単体における自己資本の額

167,256

3.リスク・アセットの額

307,933

4.単体総所要自己資本額

12,317

 

 

 

(資産の査定)

 

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当社の中間貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、その他資産中の未収利息及び仮払金の各勘定に計上されるものについて債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2.危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3.要管理債権

要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

 

4.正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

 

債権の区分

平成26年9月30日

平成27年9月30日

金額(百万円)

金額(百万円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

18

41

危険債権

要管理債権

正常債権

88,253

100,155