第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 

当第3四半期連結累計期間において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は発生しておりません。また、第17期有価証券報告書(2018年6月20日提出)に記載した「事業等のリスク」に重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

わが国の景気は、個人消費におきましては、依然として先行き不透明な状況が続いているものの、所得から支出への前向きの循環メカニズムが働くもとで、緩やかに拡大しております。長期金利から中長期の予想物価上昇率を差し引いた実質長期金利は、マイナスで推移するなど、金融環境は引き続ききわめて緩和した状態にあります。

このような環境の中、当第3四半期連結累計期間の当社連結業績は、経常収益111,435百万円(前第3四半期連結累計期間比17.6%増)、経常利益32,142百万円(同7.0%増)となりました。また、当社の海外事業を推進する過程で発生した減損損失14,719百万円を特別損失として計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益7,501百万円(同63.4%減)となりました。

なお、セブン銀行単体では、経常収益91,098百万円(前第3四半期累計期間比3.2%増)、経常利益34,228百万円(同4.9%増)となりました。また、上記の特別損失計上に伴い、当社が保有する米国連結子会社FCTI, Inc.(以下、「FCTI」という。)ならびにインドネシア連結子会社PT.ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALの株式について実質価額の低下を認識し、関係会社株式評価損21,756百万円を特別損失として計上したことにより、四半期純利益8,575百万円(同61.8%減)となりました。

 

 

前第3四半期連結累計期間
(百万円)

当第3四半期連結累計期間
(百万円)

増減率(%)

経常収益

94,715

111,435

17.6

経常利益

30,029

32,142

7.0

親会社株主に帰属する
四半期純利益

20,550

7,501

△63.4

 

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、前連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前第3四半期連結累計期間との比較・分析は変更後の区分に基づいて記載しております。
 国内事業におきましては、経常収益91,278百万円(前第3四半期連結累計期間比3.3%増)、経常利益34,178百万円(同4.6%増)となりました。セブン&アイHLDGS.のグループ各社内外へのATM設置を引き続き積極的に推進したことに加え、更なるATM利用者拡大のため、従来の概念にとらわれない新しいATM利用スタイルとして、2018年10月より交通系電子マネー等へのチャージを開始しました。このような取組みを通じ総利用件数は確実に増加し、増収増益となりました。
 海外事業におきましては、経常収益20,205百万円(同215.1%増)、経常利益△2,022百万円(同22.8%増)となりました。当社連結子会社のFCTIは米国セブン‐イレブン店舗へのATM入替設置は2018年3月に完了し、安定稼働を実現しました。このような取組みを通じ総利用件数は堅調に増加し、増収増益となりました。

 

 

総資産は1,218,289百万円となりました。このうちATM運営のために必要な現金預け金が736,010百万円と過半を占めております。この他、主に為替決済、日本銀行当座貸越取引の担保等として必要な有価証券が82,480百万円、提携金融機関との一時的な立替金であるATM仮払金が317,941百万円となっております。

負債は1,011,023百万円となりました。このうち主なものは預金であり、その残高(譲渡性預金を除く)は744,090百万円となっております。なお、個人向け普通預金残高は291,822百万円、定期預金残高は141,463百万円となっております。

純資産は207,266百万円となりました。このうち利益剰余金は141,359百万円となっております。

 

 

 

 

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当第3四半期連結会計期間
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

総資産

1,022,485

1,218,289

195,803

負債

810,458

1,011,023

200,564

純資産

212,027

207,266

△4,760

 

 

①国内・海外別収支

当第3四半期連結累計期間の資金運用収支は、前第3四半期連結累計期間比179百万円増加2,169百万円、役務取引等収支は同5,580百万円増加78,735百万円、その他業務収支は同144百万円増加246百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額
(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

1,987

3

1,990

当第3四半期連結累計期間

2,180

△34

23

2,169

 うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

2,518

8

2,527

当第3四半期連結累計期間

2,674

1

△10

2,665

 うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

531

5

536

当第3四半期連結累計期間

493

35

△33

495

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

71,378

1,776

73,154

当第3四半期連結累計期間

73,196

5,538

78,735

 うち役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

85,253

6,420

91,674

当第3四半期連結累計期間

87,583

20,141

107,724

 うち役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

13,875

4,643

18,519

当第3四半期連結累計期間

14,386

14,602

28,989

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

101

△0

101

当第3四半期連結累計期間

268

△22

246

 うちその他業務収益

前第3四半期連結累計期間

192

△0

192

当第3四半期連結累計期間

268

△22

246

 うちその他業務費用

前第3四半期連結累計期間

90

0

△0

90

当第3四半期連結累計期間

 

(注)1.「国内」とは、当社及び国内に本店を有する連結子会社(以下、「国内連結子会社」という。)であります。

 2.「海外」とは、海外に本店を有する連結子会社(以下、「海外連結子会社」という。)であります。

 3.特定取引収支はありません。

 4.「相殺消去額」には、「国内」、「海外」間の内部取引の相殺消去額等を記載しております。

 

 

②国内・海外別役務取引の状況

当第3四半期連結累計期間の役務取引等収益は、ATM関連業務102,251百万円及び為替業務2,079百万円等により合計で前第3四半期連結累計期間比16,049百万円増加107,724百万円となりました。役務取引等費用は、ATM関連業務25,809百万円及び為替業務1,121百万円等により合計で同10,469百万円増加28,989百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額
(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

85,253

6,420

91,674

当第3四半期連結累計期間

87,583

20,141

107,724

 うち預金・貸出業務

前第3四半期連結累計期間

99

99

当第3四半期連結累計期間

109

109

 うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

1,949

1,949

当第3四半期連結累計期間

2,079

2,079

 うちATM関連業務

前第3四半期連結累計期間

80,371

6,420

86,791

当第3四半期連結累計期間

82,110

20,141

102,251

役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

13,875

4,643

18,519

当第3四半期連結累計期間

14,386

14,602

28,989

 うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

1,114

1,114

当第3四半期連結累計期間

1,121

1,121

 うちATM関連業務

前第3四半期連結累計期間

11,529

4,553

16,082

当第3四半期連結累計期間

11,886

13,923

25,809

 

(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。

 2.「海外」とは、海外連結子会社であります。

 

③国内・海外別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内

海外

相殺消去額
(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

666,817

666,817

当第3四半期連結会計期間

744,090

744,090

 うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

431,523

431,523

当第3四半期連結会計期間

509,535

509,535

 うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

234,983

234,983

当第3四半期連結会計期間

230,615

230,615

 うちその他

前第3四半期連結会計期間

310

310

当第3四半期連結会計期間

3,939

3,939

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

20,800

20,800

当第3四半期連結会計期間

20,810

20,810

総合計

前第3四半期連結会計期間

687,617

687,617

当第3四半期連結会計期間

764,900

764,900

 

(注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。

 2.「海外」とは、海外連結子会社であります。

 3.流動性預金=普通預金

 4.定期性預金=定期預金

 

 

④国内・海外別貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内

22,257

100.00

22,596

100.00

 個人

22,257

100.00

22,596

100.00

 その他

 -

合計

22,257

22,596

 

(注)「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、海外の貸出金期末残高はありません。

 

(2)経営方針・経営戦略等、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等、事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

 

(3)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(4)従業員数

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。

 

(5)主要な設備

当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。また、前連結会計年度末において計画中であった重要な設備計画に著しい変動はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の締結は行われておりません。