文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
①グループ経営理念
ふくおかフィナンシャルグループは、福岡銀行、熊本銀行、親和銀行をグループ傘下に持つ広域展開型地域金融グループとして、営業基盤である九州を中心に、稠密な営業ネットワークを活かし、高度かつ多様な金融商品・サービスを展開しております。
当社グループ(以下「FFG」といいます。)は、以下の経営理念を基本として、金融サービスの向上を通じて地域社会に対してより多くの貢献を果たすとともに、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。
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ふくおかフィナンシャルグループ経営理念 ふくおかフィナンシャルグループは、 高い感受性と失敗を恐れない行動力を持ち、 未来志向で高品質を追求し、 人々の最良な選択を後押しする、 すべてのステークホルダーに対し、価値創造を提供する金融グループを目指します。 |
②グループブランド
FFG各社は、グループ経営理念を共通の価値観として行動し、お客さま、地域社会、株主の皆さま、そして従業員にとって真に価値ある存在であり続けるための約束として、『コアバリュー』を表明し、ブランドスローガン『あなたのいちばんに。』を展開してまいります。
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□ ブランドスローガン あなたのいちばんに。
□ コアバリュー (ブランドスローガンに込められたお客さまへの約束) ・ いちばん身近な銀行 お客さまの声に親身に心から耳を傾け、対話し、共に歩みます。
・ いちばん頼れる銀行 豊富な知識と情報を活かし、お客さま一人ひとりに最も適したサービスを提供します。
・ いちばん先を行く銀行 金融サービスのプロ集団として、すべての人の期待を超える提案を続けます。 |
FFGは、2016年度から、次の10年を見据えた“進化”の第一ステージとして、「第5次中期経営計画~“ザ・ベスト リージョナルバンク”を目指して~(2016年4月~2019年3月)」(以下、「本計画」といいます。)をスタートさせました。
本計画では、基本方針に「『地域経済発展への貢献』と『FFG企業価値の向上』との好循環サイクルの実現」を掲げ、ビジネスモデル、人財力、グループ総合力、ブランド力の4つの“進化”を基本戦略として、これらに基づいた各種戦略・施策に取り組んでまいります。
(イ) ビジネスモデルの進化
法人・個人全てのお客さまを対象とした総合営業を、より専門的に地元九州全域で展開し、お客さまの顕在・潜在のニーズを踏まえた商品・サービスを、最適なチャネルを通して最適なタイミングで提供いたします。FFG独自の総合営業型ビジネスモデルを確立し、総合営業を通じて事業性評価の取組みを展開していくとともに、お客さまのあらゆるニーズを取り込み、営業基盤の拡大と収益力の強化を図ります。
総合営業型ビジネスモデルの確立に向けて、顧客接点やマーケティングの高度化を実現するために、先進的な情報通信技術を取り込み、ビジネスモデルを進化させながら、広域ネットワークやグループ総合力を活かして地域経済の活性化・発展に貢献してまいります。
(ロ) 人財力の強化
「あなたのいちばんに。」を実践する総合営業人財の育成・レベルアップに取り組むとともに、FFGの高度な取組みを支える専門人財への投資を積極的に行います。
また、女性の活躍推進をはじめとするダイバーシティへの積極的な対応や働き方改革による生産性の向上に取り組み、グループの人財が能力を最大限に発揮できる環境を整え、FFGが目指す成長戦略の実現に必要な人財力の強化を図ります。
(ハ) グループ総合力の発揮
FFGの基本的な経営スタイルである「シングルプラットフォーム・マルチブランド」を各部門で徹底的に追求しながら、グループ一体となって生産性の向上や収益構造改革、グループ金融機能強化等の組織力の向上を図り、高いグループ総合力を活用してお客さまや地域社会へ高品質な金融サービスを提供してまいります。
(ニ) 強固なブランド力の構築
ブランドスローガンである「あなたのいちばんに。」を本計画の機軸に据えて全ての企業活動を展開し、グループのブランドマネジメントを強化することで、FFGに対する認知度と想起度の向上を図り、強固なブランド力を構築します。
地域金融グループとしての役割・特性を活かし、金融サービスを通じた貢献はもちろんのこと、様々な社会貢献を通じたCSRにも積極的に取り組み、お客さまや地域社会の皆さまに「あなたのいちばんに。」を感じていただけるようコミュニケーション力を強化してまいります。
FFGは、以上の取組みを通じて、内外の経営環境の変化を先取りしながらたゆまぬ進化を続け、地域経済発展への貢献と企業価値の向上の好循環サイクルを生み出し、地域と共に成長を続けるよう取り組んでまいります。
第5次中期経営計画(2016年4月~2019年3月)では、最終年度である2018年度の目標経営指標として、以下の項目を掲げております。
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目標とする経営指標 |
最終年度 目標数値 |
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収益性指標 |
親会社株主に帰属する当期純利益 |
540億円 |
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ROE |
7%以上 |
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成長性指標 |
総貸出金平残(3行合算) |
11.5兆円 |
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総資金平残(3行合算) |
13.9兆円 |
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預り資産残高(3行+ふくおか証券合算) |
2兆円 |
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健全性指標 |
自己資本比率 |
9%程度 |
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効率性指標 |
OHR(連結) |
60%程度 |
なお、2018年度の業務計画については、近時の金融諸情勢等を踏まえ、有価証券報告書提出日現在において以下のとおりとしております。
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2018年度予想 |
2017年度対比 |
2017年度実績 |
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連結経常利益 |
745億円 |
+29億円 |
716億円 |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
520億円 |
+26億円 |
494億円 |
2018年度の我が国経済は、雇用や所得環境の改善が続くなかで、緩やかな拡大が続くことが期待されます。
他方、地域金融機関を取り巻く環境は、人口減少・少子高齢化の進展、低金利環境の長期化、異業種の銀行業への参入など、今後一層厳しさを増していきます。また、ICTの進展によるお客さまの行動変化など、世の中の動きは極めて速く、想定以上のスピードで変化しています。
こうした環境変化を踏まえ、第5次中期経営計画の最終年度となる2018年度は、本計画で掲げる各種施策を確実に実行するとともに、環境変化に備えた体制を整えるため、従来の業務プロセスや仕組みをゼロベースで見直す「構造改革」と、先進的なICTやサービスを活用した「イノベーションの加速化」を重点テーマとし、FFGの成長戦略の実現に取り組んでまいります。
当社及び当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。各項目に掲げられたリスクは、それぞれが独立するものではなく、ある項目のリスクの発生が関連する他の項目のリスクに結びつき、リスクが増大する可能性があることについてもご留意ください。
なお、本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、別段の記載のない限り、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。
1 当社グループの経営統合に関するリスク(期待した統合効果を十分に発揮できない可能性)
当社グループは、2007年4月の当社設立(福岡銀行と熊本ファミリー銀行(現 熊本銀行)の経営統合)及び2007年10月の親和銀行完全子会社化以降、質の高い金融サービスを提供する広域展開型地域金融グループを目指して、事務やIT基盤の共通化等、統合効果を最大限に発揮するために最善の努力をいたしております。
しかしながら、業務面での協調体制強化や営業戦略の不奏功、顧客との関係悪化、対外的信用力の低下、想定外の追加費用の発生等により、当初期待した統合効果を十分に発揮できず、結果として当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
2 コンプライアンスに関するリスク
当社グループでは、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要な課題と位置付け、態勢整備及び役職員に対する教育研修に努めておりますが、今後、役職員による不法行為等に起因し多大な損失が発生したり、当社グループの使用者責任が問われ信用低下等が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
3 信用リスク(不良債権問題)
貸出先の財務状況悪化等に起因する信用リスクは、当社グループの銀行子会社が保有する最大のリスクであり、この信用リスクによって生じる信用コスト(与信関連費用)が増加する要因として以下のものがあります。
(1) 不良債権の増加
当社グループの不良債権は、世界経済及び日本経済の動向、不動産価格及び株価の変動、貸出先の経営状況等によっては増加する可能性があります。その結果、現時点の想定を上回る信用コストが発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(2) 貸倒引当金の積み増し
当社グループは、貸出先の財務状況、担保等による債権保全及び企業業績に潜在的に影響する経済要因等に基づいて、貸倒引当金を計上しております。貸出先の財務状況等が予想を超えて悪化した場合、現時点で見積もり計上した貸倒引当金が不十分となる可能性があります。また、地価下落等に伴い担保価値が低下し債権保全が不十分となった場合、貸倒引当金の積み増しが必要となる可能性があります。このような場合、信用コストが増加し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(3) 特定の業種における経営環境悪化
当社グループの貸出先の中には、世界経済及び日本経済の動向及び特定の業種における経営環境の変化等により、当該業種に属する企業の信用状態の悪化、担保・保証等の価値下落等が生じる可能性があります。
このような場合、当社グループのこれら特定の業種における不良債権残高及び信用コストが増加し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(4) 貸出先への対応
当社グループは、貸出先のデフォルト(債務不履行等)に際して、法的整理によらず私的整理により再建することに経済合理性が認められると判断し、これらの貸出先に対して債権放棄又は追加融資を行って支援を継続することもあり得ます。支援継続に伴う損失額が貸倒引当金計上時点の損失見積額と乖離した場合、信用コストが増加し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、このような貸出先に対しては、再建計画の正確性や実行可能性を十分に検証した上で支援継続を決定いたしますが、その再建が必ず奏功するという保証はありません。再建が奏功しない場合、これらの貸出先の倒産が新たに発生する可能性があります。その結果、信用コストが増加し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(5) 権利行使の困難性
当社グループは、不動産市場における流動性の欠如又は価格の下落、有価証券価格の下落等の事情により、デフォルト状態にある貸出先に対して担保権を設定した不動産及び有価証券を処分することができない可能性があります。
このような場合、債権保全を厳格に見積もることによる貸倒引当金の積み増しや、バルクセールによるオフバランス化を進めることもあり得ます。その結果、信用コストが増加し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
4 自己資本比率
当社グループは、連結自己資本比率を2006年金融庁告示第20号に定められる国内基準(4%)以上に維持する必要があります。また、当社の銀行子会社である福岡銀行、熊本銀行及び親和銀行は、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を2006年金融庁告示第19号に定められる国内基準(4%)以上に維持する必要があります。
当社グループ又は銀行子会社の自己資本比率が求められる水準を下回った場合、金融庁長官から業務の全部又は一部の停止命令等を含む様々な命令を受けることとなります。
当社グループ又は銀行子会社の自己資本比率の低下に影響を与える主な要因として以下のものがあります。
(1) 不良債権処理に伴う信用コストの増加
不良債権の発生や処分に伴い発生する信用コストの増加は、当社グループの業績に悪影響を及ぼし、自己資本比率の低下につながる可能性があります。
(2) 繰延税金資産
現時点における会計基準に基づき、一定の条件の下で、将来における税負担額の軽減効果として繰延税金資産を貸借対照表に計上することが認められております。繰延税金資産の計算は、将来の課税所得に関するものを含めた様々な予測・仮定に基づいており、実際の結果がかかる予測・仮定とは異なる可能性があります。その結果、当社又は連結子会社が繰延税金資産の一部又は全部の回収ができないと判断された場合、当社グループの繰延税金資産は減額され、当社グループの業績に悪影響を及ぼし、自己資本比率の低下につながる可能性があります。
(3) その他
その他自己資本比率に影響を及ぼす要因として以下のものがあります。
・有価証券の時価の下落に伴う減損処理の増加
・貸出金等リスクアセットポートフォリオの変動
・自己資本比率の基準及び算定方法の変更
・本項記載のその他不利益項目の発生
5 業務に伴うリスク
(1) 市場リスク
当社グループの市場関連業務においては、様々な金融商品での運用を行っており、金利・為替・株式等の相場変動の影響を受けます。これらについては市場リスク量に対する評価・分析の検証及びモニタリング等を通して適時・適切にリスクをコントロールしていますが、金利・為替・株式等の市場のリスク・ファクターが大幅に変動した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(2) 流動性リスク
流動性リスクは、運用と調達の期間のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確保が困難になる、又は通常よりも著しく高い金利での調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)です。
外部の格付機関が当社や銀行子会社の格付けを引き下げたり市場環境が悪化したりすると、これらのリスクが顕在化するおそれがあり、この場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(3) システムリスク
当社グループは、銀行子会社における営業店、ATM及び他行とを結ぶオンラインシステムや顧客情報を蓄積している情報システムを保有しております。当社グループでは、コンピューターシステムの停止や誤作動又は不正利用、外部からのサイバー攻撃等のシステムリスクに対してシステムの安全稼働やセキュリティ対策に万全を期すほか、セキュリティポリシーに則った厳格な情報管理を行うなど運用面での対策を実施しております。しかしながら、これらの対策にもかかわらず、重大なシステム障害が発生した場合、あるいは、サイバー攻撃によるシステムの停止等が発生した場合、決済業務に支障をきたす等当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。その結果、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(4) 事務リスク
当社グループでは、事務規程等に則った正確な事務処理を励行することを徹底し、事務事故の未然防止を図るため事務管理体制の強化に努めております。しかしながら、これらの対策にもかかわらず、重大な事務リスクが顕在化した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(5) 金融犯罪等に係るリスク
当社グループでは、キャッシュカードの偽造・盗難や振り込め詐欺等の金融犯罪による被害を防止するため、セキュリティ強化に向けた対策を講じております。また、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止を経営の重要な課題と位置付け、管理態勢の強化に取り組んでおります。しかしながら、高度化する金融犯罪等の発生により、不公正・不適切な取引を未然に防止できなかった場合、不測の損失の発生や信用失墜等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(6) 情報漏洩等のリスク
当社グループでは、膨大な顧客情報を保有しており、情報管理に関する規程及び体制の整備や従業員教育の徹底により、情報資産の厳正な管理に努めております。しかしながら、今後、不適切な管理、あるいは、外部からのサイバー攻撃等により顧客情報や経営情報等の漏洩、紛失、改ざん、不正利用等が発生し、損害賠償等に伴う直接的な損失や、当社グループの信用低下等が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(7) 有形資産リスク
当社グループが所有及び賃借中の土地、建物、車両等の有形資産について、自然災害、犯罪行為、資産管理上の瑕疵等の結果、毀損、焼失あるいは劣化することにより業務の運営に支障をきたす可能性があります。また、固定資産の減損会計適用に伴い、評価額が低下した場合等には損失が発生する可能性があります。これら有形資産に係るリスクが顕在化した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(8) 労務リスク
当社グループでは、労働関連法令に基づき適切な労務管理を行っておりますが、労務管理面及び安全衛生環境面での問題等に起因して損失が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(9) 法務リスク
当社グループは、事業活動を行う上で、会社法、金融商品取引法、銀行法等の法令諸規制を受けるほか、各種取引上の契約を締結しております。当社グループは、これら法令諸規制や契約内容が遵守されるよう法務リスク管理等を行っておりますが、法令解釈の相違、法令手続きの不備、法令違反行為等により法令諸規制や契約内容を遵守できなかった場合、罰則適用や損害賠償等に伴う損失が発生し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(10) 内部統制の構築等に係るリスク
当社は、金融商品取引法に基づき、連結ベースの財務報告に係る内部統制が有効に機能しているか否かを評価し、その結果を内部統制報告書において開示しております。
当社グループは、適正な内部統制の構築、維持、運営に努めておりますが、予期しない問題が発生した場合等において、財務報告に係る内部統制の評価手続きの一部を実施できないことや、内部統制の重要な欠陥が存在すること等を余儀なく報告する可能性もあります。そのような場合、当社グループの業績及び財務状況並びに当社の株価に悪影響を及ぼす可能性があります。
(11) 業務範囲拡大に伴うリスク
当社グループは、法令等の規制緩和に伴う業務範囲の拡大等を前提とした多様な営業戦略を実施しております。当該業務の拡大が予想通りに進展せず想定した結果を得られない場合、営業戦略が奏功しないことにより、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(12) 競争
当社グループが主要な営業基盤とする福岡県、熊本県及び長崎県をはじめ営業戦略の上で広域展開を図る九州地区は、今後、他金融機関の進出や業務拡大に加え、地元金融機関同士の再編も予想されます。
当社グループがこのような事業環境において競争優位を得られない場合、当初計画している貸出金の増強や手数料収益の増加が図れないこと等、営業戦略が奏功しないことにより、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
6 その他
(1) 持株会社のリスク
持株会社である当社は、その収入の大部分を当社が直接保有している銀行子会社から受領する配当金に依存しております。一定の状況下では、銀行法及び会社法その他法令上の規制又は契約上の制限等により、当該銀行子会社が当社に支払う配当金が制限される可能性があります。また、銀行子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当を支払えない状況が生じた場合、当社株主への配当の支払が不可能となる可能性があります。
(2) 業績予想及び配当予想の修正
当社が上場する金融商品取引所の規則に基づいて公表する業績予想及び配当予想は、公表時点における入手可能な情報に基づき判断したものであります。従って、外部経済環境が変化した場合や予想の前提となった経営環境に関する条件等に変化があった場合、同規則に基づいて、業績予想及び配当予想を修正する可能性があります。
(3) 各種規制の変更リスク
銀行持株会社及び銀行子会社は、事業運営上の様々な公的規制や金融システム秩序維持のための諸規制・政策のもとで業務を遂行しております。仮に一金融機関の経営破綻であっても連鎖反応により金融システム全体に重大な影響が及ぶおそれがある場合、これらの諸規制・政策が変更される可能性があります。現時点でその影響を予測することは困難ですが、コストの増加につながる場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(4) 地域経済の動向に影響を受けるリスク
当社グループは、福岡県、熊本県及び長崎県を中心とした九州地区を営業基盤としていることから、地域経済が悪化した場合は、業容の拡大が図れないほか、信用リスクが増加するなどして当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(5) 他金融機関等との提携等に関するリスク
当社グループは、経営環境の変化を踏まえ、高い企業価値を実現するための経営戦略を立案・策定し、他金融機関等との提携・協力関係を構築しております。しかしながら、金融機関を取り巻く経済・経営環境に関する前提条件が予想を超えて変動する等により、これら提携等が予定したとおりに完了しない可能性があります。また、新たな提携等が実現したとしても、当該提携等が当初想定したとおりの効果を生まない可能性もあります。
(6) 退職給付債務
当社グループの退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件に基づき算出されております。これらの前提条件が変更された場合、又は実際の年金資産の時価が下落した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(7) 会計制度変更に伴うリスク
国際会計基準の適用等、会計制度の変更はコストの増加につながる可能性があります。現時点で将来の会計制度変更について、その影響を予測することは困難ですが、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(8) 風評リスク
当社グループや金融業界に対するネガティブな報道や風説・風評の流布が発生した場合、それが事実であるか否かにかかわらず、当社グループの業績及び財務状況並びに当社の株価に悪影響を及ぼす可能性があります。
(9) 外的要因により業務継続に支障をきたすリスク
当社グループの本部・営業店及び事務センター・システムセンター等の被災、停電、コンピューターウィルス、第三者の役務提供の欠陥等による大規模なシステム障害の発生、テロ、新型インフルエンザ等感染症の世界的流行等の外的要因により、当社グループにおける業務の全部又は一部の継続に支障をきたし、当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。その結果、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(金融経済環境)
2017年度の我が国経済は、雇用・所得環境の着実な改善や企業収益の改善を背景に、年間を通じて個人消費・設備投資ともに増加傾向を維持するなど、所得から支出への前向きの循環メカニズムが働くもとで、総じて緩やかな拡大基調が続きました。
当社グループの営業基盤である九州圏内においては、年度前半には九州北部豪雨の影響等により観光を中心とした個人消費に一部弱めの動きが見られましたが、旺盛な海外需要を背景とした生産や自動車・半導体を中心とした輸出の増加などを背景に、景気全体は緩やかな拡大が続きました。
金融面では、円相場は、年度初めから108円~114円台を行き来する展開が続きましたが、年初以降、米国の保護主義的政策を背景にリスク回避の動きが強まり、年度末には106円台の水準となりました。日経平均株価は、米国株高や好調な企業業績への期待などを背景に一時26年ぶりに24,000円台まで株高が進みましたが、年度終盤には米国金利の上昇観測に伴い株安が進み21,000円台となりました。金利は、長期金利の指標となる10年物国債の利回りが、北朝鮮情勢や米国経済の一時的な減速などを背景に一時マイナス圏となりましたが、日銀の長短金利操作を背景に、概ね0%~0.1%圏内で推移しました。
当社グループは、2016年度から、次の10年を見据えた“進化”の第一ステージとして、「第5次中期経営計画~“ザ・ベスト リージョナルバンク”を目指して~(2016年4月~2019年3月)」(以下、「本計画」といいます。)をスタートさせました。本計画では、基本方針に「『地域経済発展への貢献』と『FFG企業価値の向上』の好循環サイクルの実現」を掲げ、将来的な経営環境の変化にも揺るがない強固な経営基盤とビジネスモデルの確立を目指しております。2017年度は、本計画で定めた4つの基本戦略「ビジネスモデルの進化」、「人財力の強化」、「グループ総合力の発揮」及び「強固なブランド力の構築」に基づき、“進化”に向けた各種施策に取り組んでまいりました。
(財政状態及び経営成績の状況)
当連結会計年度の経営成績につきましては、以下のとおりとなりました。
連結経常収益は、資金運用収益や役務取引等収益の増加等により、前年比18億5百万円増加し、2,375億7千2百万円となりました。連結経常費用は、のれんの一時償却要因の剥落(前年度に未償却分ののれん948億円を一括償却)などから、前年比1,042億7千2百万円減少し、1,659億3千6百万円となりました。
以上の結果、連結経常利益は、前年比1,060億7千7百万円増加し、716億3千6百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年比1,036億6千9百万円増加し、493億6千9百万円となりました。
当連結会計年度末の総資産は、前年比2兆506億円増加し、20兆1,636億円となりました。また、純資産は、前年比669億円増加し、7,789億円となりました。
主要勘定残高につきましては、預金等(譲渡性預金を含む)は、前年比4,979億円増加し、14兆783億円となりました。貸出金は、法人・個人ともに順調に増加した結果、前年比8,021億円増加し、12兆2,304億円となりました。また、有価証券は、前年比1,322億円減少し、3兆3,313億円となりました。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前年比1兆2,933億8千6百万円増加し、4兆1,683億3百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、1兆1,597億7千6百万円のプラスとなり、前年比74億5千万円増加しました。これは、コールマネー等の純増減の増加等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、1,456億4千万円のプラスとなり、前年比2,319億1千3百万円増加しました。これは、有価証券の償還による収入の増加等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、119億9千3百万円のマイナスとなり、前年比87億3百万円増加しました。これは、優先株式の償還による支出の減少等によるものであります。
(1) 国内業務部門・国際業務部門別収支
当連結会計年度の資金運用収支は前年比28億7千2百万円増加して1,520億8千万円、役務取引等収支は前年比43億3千8百万円増加して320億4千2百万円、特定取引収支は前年比2千4百万円減少して8千4百万円、その他業務収支は前年比62億2千5百万円減少して46億7千3百万円となりました。
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種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
相殺消去額(△) |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
資金運用収支 |
前連結会計年度 |
142,392 |
6,815 |
- |
149,208 |
|
当連結会計年度 |
144,495 |
7,584 |
- |
152,080 |
|
|
うち資金運用収益 |
前連結会計年度 |
154,492 |
12,250 |
70 |
166,671 |
|
当連結会計年度 |
154,586 |
16,479 |
42 |
171,022 |
|
|
うち資金調達費用 |
前連結会計年度 |
12,099 |
5,434 |
70 |
17,463 |
|
当連結会計年度 |
10,090 |
8,894 |
42 |
18,942 |
|
|
信託報酬 |
前連結会計年度 |
1 |
- |
- |
1 |
|
当連結会計年度 |
0 |
- |
- |
0 |
|
|
役務取引等収支 |
前連結会計年度 |
27,113 |
590 |
- |
27,704 |
|
当連結会計年度 |
31,368 |
674 |
- |
32,042 |
|
|
うち役務取引等収益 |
前連結会計年度 |
45,995 |
816 |
- |
46,811 |
|
当連結会計年度 |
51,452 |
893 |
- |
52,345 |
|
|
うち役務取引等費用 |
前連結会計年度 |
18,881 |
225 |
- |
19,107 |
|
当連結会計年度 |
20,084 |
218 |
- |
20,302 |
|
|
特定取引収支 |
前連結会計年度 |
29 |
78 |
- |
108 |
|
当連結会計年度 |
10 |
74 |
- |
84 |
|
|
うち特定取引収益 |
前連結会計年度 |
29 |
78 |
- |
108 |
|
当連結会計年度 |
10 |
74 |
- |
84 |
|
|
うち特定取引費用 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
|
その他業務収支 |
前連結会計年度 |
9,398 |
1,499 |
- |
10,898 |
|
当連結会計年度 |
4,255 |
417 |
- |
4,673 |
|
|
うちその他業務収益 |
前連結会計年度 |
12,158 |
1,499 |
- |
13,657 |
|
当連結会計年度 |
5,049 |
1,316 |
- |
6,366 |
|
|
うちその他業務費用 |
前連結会計年度 |
2,759 |
- |
- |
2,759 |
|
当連結会計年度 |
794 |
899 |
- |
1,693 |
(注) 1 「国内」・「海外」の区分に替えて、「国内業務部門」・「国際業務部門」で区分しております。「国内業務部門」は、当社の円建取引及び国内連結子会社の円建取引であります。「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2 「相殺消去額」は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借利息であります。
3 資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。
(2) 国内業務部門・国際業務部門別資金運用/調達の状況
資金運用勘定は、平均残高が前年比8,682億2百万円増加して15兆1,634億6千5百万円となりました。利息は前年比43億5千1百万円増加して1,710億2千2百万円、利回りは前年比0.04%低下して1.12%となりました。
資金調達勘定は、平均残高が前年比1兆7,397億4千万円増加して18兆3,032億9千3百万円となりました。利息は前年比14億7千9百万円増加して189億4千2百万円、利回りは前年比変わらず0.10%となりました。
① 国内業務部門
|
種類 |
期別 |
平均残高 |
利息 |
利回り |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
(%) |
||
|
資金運用勘定 |
前連結会計年度 |
13,857,457 |
154,492 |
1.11 |
|
当連結会計年度 |
14,598,945 |
154,586 |
1.05 |
|
|
うち貸出金 |
前連結会計年度 |
10,698,296 |
128,516 |
1.20 |
|
当連結会計年度 |
11,306,310 |
127,434 |
1.12 |
|
|
うち有価証券 |
前連結会計年度 |
2,943,805 |
23,766 |
0.80 |
|
当連結会計年度 |
3,033,617 |
25,093 |
0.82 |
|
|
うちコールローン及び |
前連結会計年度 |
3,404 |
6 |
0.18 |
|
当連結会計年度 |
3,198 |
3 |
0.09 |
|
|
うち預け金 |
前連結会計年度 |
3,923 |
0 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
4,027 |
0 |
0.00 |
|
|
資金調達勘定 |
前連結会計年度 |
16,141,082 |
12,099 |
0.07 |
|
当連結会計年度 |
17,757,440 |
10,090 |
0.05 |
|
|
うち預金 |
前連結会計年度 |
12,572,905 |
4,464 |
0.03 |
|
当連結会計年度 |
13,124,363 |
3,558 |
0.02 |
|
|
うち譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
548,082 |
229 |
0.04 |
|
当連結会計年度 |
588,252 |
139 |
0.02 |
|
|
うちコールマネー及び |
前連結会計年度 |
341,667 |
△139 |
△0.04 |
|
当連結会計年度 |
625,600 |
△330 |
△0.05 |
|
|
うち売現先勘定 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うち債券貸借取引受入 |
前連結会計年度 |
1,137,874 |
113 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
1,809,517 |
180 |
0.00 |
|
|
うち借用金 |
前連結会計年度 |
1,499,629 |
671 |
0.04 |
|
当連結会計年度 |
1,575,384 |
318 |
0.02 |
(注) 1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、銀行業以外の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
2 「国内業務部門」は、当社の円建取引及び国内連結子会社の円建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
3 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息を、それぞれ控除して表示しております。
② 国際業務部門
|
種類 |
期別 |
平均残高 |
利息 |
利回り |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
(%) |
||
|
資金運用勘定 |
前連結会計年度 |
558,874 |
12,250 |
2.19 |
|
当連結会計年度 |
680,410 |
16,479 |
2.42 |
|
|
うち貸出金 |
前連結会計年度 |
278,705 |
4,221 |
1.51 |
|
当連結会計年度 |
380,172 |
7,085 |
1.86 |
|
|
うち有価証券 |
前連結会計年度 |
272,611 |
7,127 |
2.61 |
|
当連結会計年度 |
288,458 |
7,418 |
2.57 |
|
|
うちコールローン及び |
前連結会計年度 |
4,139 |
21 |
0.51 |
|
当連結会計年度 |
6,880 |
85 |
1.23 |
|
|
うち預け金 |
前連結会計年度 |
41 |
0 |
0.15 |
|
当連結会計年度 |
582 |
1 |
0.23 |
|
|
資金調達勘定 |
前連結会計年度 |
543,540 |
5,434 |
0.99 |
|
当連結会計年度 |
661,743 |
8,894 |
1.34 |
|
|
うち預金 |
前連結会計年度 |
160,300 |
1,013 |
0.63 |
|
当連結会計年度 |
157,841 |
1,674 |
1.06 |
|
|
うち譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
|
|
うちコールマネー及び |
前連結会計年度 |
5,694 |
85 |
1.50 |
|
当連結会計年度 |
14,918 |
235 |
1.58 |
|
|
うち売現先勘定 |
前連結会計年度 |
59,432 |
964 |
1.62 |
|
当連結会計年度 |
101,748 |
1,904 |
1.87 |
|
|
うち債券貸借取引受入 |
前連結会計年度 |
166,426 |
1,454 |
0.87 |
|
当連結会計年度 |
230,967 |
2,874 |
1.24 |
|
|
うち借用金 |
前連結会計年度 |
30,952 |
343 |
1.11 |
|
当連結会計年度 |
40,837 |
580 |
1.42 |
(注) 1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、銀行業以外の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
2 「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
3 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末のTT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。
③ 合計
|
種類 |
期別 |
平均残高(百万円) |
利息(百万円) |
利回り |
||||
|
小計 |
相殺 |
合計 |
小計 |
相殺 |
合計 |
(%) |
||
|
資金運用勘定 |
前連結会計年度 |
14,416,332 |
121,069 |
14,295,263 |
166,742 |
70 |
166,671 |
1.16 |
|
当連結会計年度 |
15,279,356 |
115,891 |
15,163,465 |
171,065 |
42 |
171,022 |
1.12 |
|
|
うち貸出金 |
前連結会計年度 |
10,977,001 |
- |
10,977,001 |
132,738 |
- |
132,738 |
1.20 |
|
当連結会計年度 |
11,686,483 |
- |
11,686,483 |
134,520 |
- |
134,520 |
1.15 |
|
|
うち有価証券 |
前連結会計年度 |
3,216,416 |
- |
3,216,416 |
30,894 |
- |
30,894 |
0.96 |
|
当連結会計年度 |
3,322,075 |
- |
3,322,075 |
32,512 |
- |
32,512 |
0.97 |
|
|
うちコールローン |
前連結会計年度 |
7,543 |
- |
7,543 |
27 |
- |
27 |
0.36 |
|
当連結会計年度 |
10,078 |
- |
10,078 |
88 |
- |
88 |
0.87 |
|
|
うち預け金 |
前連結会計年度 |
3,964 |
- |
3,964 |
0 |
- |
0 |
0.00 |
|
当連結会計年度 |
4,610 |
- |
4,610 |
1 |
- |
1 |
0.03 |
|
|
資金調達勘定 |
前連結会計年度 |
16,684,623 |
121,069 |
16,563,553 |
17,533 |
70 |
17,463 |
0.10 |
|
当連結会計年度 |
18,419,184 |
115,891 |
18,303,293 |
18,985 |
42 |
18,942 |
0.10 |
|
|
うち預金 |
前連結会計年度 |
12,733,206 |
- |
12,733,206 |
5,477 |
- |
5,477 |
0.04 |
|
当連結会計年度 |
13,282,204 |
- |
13,282,204 |
5,233 |
- |
5,233 |
0.03 |
|
|
うち譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
548,082 |
- |
548,082 |
229 |
- |
229 |
0.04 |
|
当連結会計年度 |
588,252 |
- |
588,252 |
139 |
- |
139 |
0.02 |
|
|
うちコールマネー |
前連結会計年度 |
347,362 |
- |
347,362 |
△53 |
- |
△53 |
△0.01 |
|
当連結会計年度 |
640,519 |
- |
640,519 |
△94 |
- |
△94 |
△0.01 |
|
|
うち売現先勘定 |
前連結会計年度 |
59,432 |
- |
59,432 |
964 |
- |
964 |
1.62 |
|
当連結会計年度 |
101,748 |
- |
101,748 |
1,904 |
- |
1,904 |
1.87 |
|
|
うち債券貸借取引 |
前連結会計年度 |
1,304,300 |
- |
1,304,300 |
1,568 |
- |
1,568 |
0.12 |
|
当連結会計年度 |
2,040,484 |
- |
2,040,484 |
3,055 |
- |
3,055 |
0.14 |
|
|
うち借用金 |
前連結会計年度 |
1,530,582 |
- |
1,530,582 |
1,014 |
- |
1,014 |
0.06 |
|
当連結会計年度 |
1,616,221 |
- |
1,616,221 |
898 |
- |
898 |
0.05 |
|
(注) 1 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息を、それぞれ控除して表示しております。
2 「相殺消去額」は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。
(3) 国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況
役務取引等収益は、前年比55億3千4百万円増加して523億4千5百万円となりました。
役務取引等費用は、前年比11億9千5百万円増加して203億2百万円となりました。
|
種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
相殺消去額(△) |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
役務取引等収益 |
前連結会計年度 |
45,995 |
816 |
- |
46,811 |
|
当連結会計年度 |
51,452 |
893 |
- |
52,345 |
|
|
うち預金・貸出業務 |
前連結会計年度 |
18,098 |
316 |
- |
18,414 |
|
当連結会計年度 |
18,876 |
426 |
- |
19,303 |
|
|
うち為替業務 |
前連結会計年度 |
12,708 |
438 |
- |
13,147 |
|
当連結会計年度 |
12,816 |
443 |
- |
13,260 |
|
|
うち証券関連業務 |
前連結会計年度 |
1,660 |
- |
- |
1,660 |
|
当連結会計年度 |
2,470 |
- |
- |
2,470 |
|
|
うち代理業務 |
前連結会計年度 |
875 |
- |
- |
875 |
|
当連結会計年度 |
864 |
- |
- |
864 |
|
|
うち保護預り・ |
前連結会計年度 |
337 |
- |
- |
337 |
|
当連結会計年度 |
327 |
- |
- |
327 |
|
|
うち保証業務 |
前連結会計年度 |
234 |
60 |
- |
295 |
|
当連結会計年度 |
227 |
23 |
- |
250 |
|
|
うち投資信託・ 保険販売業務 |
前連結会計年度 |
12,080 |
- |
- |
12,080 |
|
当連結会計年度 |
15,868 |
- |
- |
15,868 |
|
|
役務取引等費用 |
前連結会計年度 |
18,881 |
225 |
- |
19,107 |
|
当連結会計年度 |
20,084 |
218 |
- |
20,302 |
|
|
うち為替業務 |
前連結会計年度 |
5,911 |
91 |
- |
6,002 |
|
当連結会計年度 |
6,128 |
97 |
- |
6,225 |
(注) 「国内業務部門」は、当社の円建取引及び国内連結子会社の円建取引であります。「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
(4) 国内業務部門・国際業務部門別特定取引の状況
① 特定取引収益・費用の内訳
特定取引収益は、前年比2千4百万円減少して8千4百万円となりました。
|
種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
相殺消去額(△) |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
特定取引収益 |
前連結会計年度 |
29 |
78 |
- |
108 |
|
当連結会計年度 |
10 |
74 |
- |
84 |
|
|
うち商品有価証券収益 |
前連結会計年度 |
29 |
78 |
- |
108 |
|
当連結会計年度 |
10 |
74 |
- |
84 |
|
|
うち特定金融派生商品 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
|
うちその他の特定取引 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
|
特定取引費用 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
(注) 1 「国内業務部門」は、国内連結子会社の円建取引であります。「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2 内訳科目は、それぞれ収益と費用で相殺し、収益が上回った場合には収益欄に、費用が上回った場合には費用欄に、上回った純額を計上しております。
② 特定取引資産・負債の内訳(末残)
特定取引資産は、前年比1億3百万円増加して18億4百万円となりました。
|
種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
相殺消去額(△) |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
特定取引資産 |
前連結会計年度 |
1,701 |
- |
- |
1,701 |
|
当連結会計年度 |
1,804 |
- |
- |
1,804 |
|
|
うち商品有価証券 |
前連結会計年度 |
1,701 |
- |
- |
1,701 |
|
当連結会計年度 |
1,804 |
- |
- |
1,804 |
|
|
うち商品有価証券 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
|
うちその他の特定 |
前連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
当連結会計年度 |
- |
- |
- |
- |
|
|
特定取引負債 |
前連結会計年度 |
0 |
- |
- |
0 |
|
当連結会計年度 |
0 |
- |
- |
0 |
|
|
うち商品有価証券 |
前連結会計年度 |
0 |
- |
- |
0 |
|
当連結会計年度 |
0 |
- |
- |
0 |
(注) 「国内業務部門」は、国内連結子会社の円建取引であります。「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
(5) 国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
|
種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
預金合計 |
前連結会計年度 |
13,047,442 |
160,233 |
13,207,675 |
|
当連結会計年度 |
13,541,621 |
254,209 |
13,795,830 |
|
|
うち流動性預金 |
前連結会計年度 |
8,112,936 |
- |
8,112,936 |
|
当連結会計年度 |
8,812,329 |
- |
8,812,329 |
|
|
うち定期性預金 |
前連結会計年度 |
4,711,407 |
- |
4,711,407 |
|
当連結会計年度 |
4,589,398 |
- |
4,589,398 |
|
|
うちその他 |
前連結会計年度 |
223,098 |
160,233 |
383,331 |
|
当連結会計年度 |
139,893 |
254,209 |
394,102 |
|
|
譲渡性預金 |
前連結会計年度 |
372,769 |
- |
372,769 |
|
当連結会計年度 |
282,524 |
- |
282,524 |
|
|
総合計 |
前連結会計年度 |
13,420,211 |
160,233 |
13,580,444 |
|
当連結会計年度 |
13,824,145 |
254,209 |
14,078,354 |
(注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2 定期性預金=定期預金+定期積金
3 「国内業務部門」は、国内連結子会社の円建取引であります。「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
(6) 国内・海外別貸出金残高の状況
① 業種別貸出状況(末残・構成比)
|
業種別 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
国内(除く特別国際金融取引勘定分) |
11,428,299 |
100.00 |
12,230,470 |
100.00 |
|
製造業 |
679,550 |
5.95 |
711,323 |
5.82 |
|
農業,林業 |
24,380 |
0.21 |
28,757 |
0.24 |
|
漁業 |
20,487 |
0.18 |
19,926 |
0.16 |
|
鉱業,採石業,砂利採取業 |
20,065 |
0.18 |
19,199 |
0.16 |
|
建設業 |
282,997 |
2.48 |
286,450 |
2.34 |
|
電気・ガス・熱供給・水道業 |
239,754 |
2.10 |
284,198 |
2.32 |
|
情報通信業 |
72,539 |
0.63 |
45,878 |
0.38 |
|
運輸業,郵便業 |
565,105 |
4.94 |
593,706 |
4.85 |
|
卸売業,小売業 |
1,037,115 |
9.08 |
1,052,886 |
8.61 |
|
金融業,保険業 |
396,635 |
3.47 |
355,559 |
2.91 |
|
不動産業,物品賃貸業 |
2,312,163 |
20.23 |
2,418,262 |
19.77 |
|
その他各種サービス業 |
1,122,699 |
9.82 |
1,143,719 |
9.35 |
|
国・地方公共団体 |
1,545,196 |
13.52 |
2,123,137 |
17.36 |
|
その他 |
3,109,608 |
27.21 |
3,147,464 |
25.73 |
|
海外(特別国際金融取引勘定分) |
- |
- |
- |
- |
|
政府等 |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
11,428,299 |
- |
12,230,470 |
- |
(注) 「国内」とは、国内連結子会社(特別国際金融取引勘定分を除く)であります。「海外」とは、特別国際金融取引勘定分であります。
② 外国政府等向け債権残高(国別)
「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしております。ただし、前連結会計年度及び当連結会計年度の外国政府等向け債権残高は該当ありません。
(7) 国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
|
種類 |
期別 |
国内業務部門 |
国際業務部門 |
合計 |
|
金額(百万円) |
金額(百万円) |
金額(百万円) |
||
|
国債 |
前連結会計年度 |
2,170,675 |
- |
2,170,675 |
|
当連結会計年度 |
2,055,217 |
- |
2,055,217 |
|
|
地方債 |
前連結会計年度 |
79,388 |
- |
79,388 |
|
当連結会計年度 |
88,945 |
- |
88,945 |
|
|
社債 |
前連結会計年度 |
665,088 |
- |
665,088 |
|
当連結会計年度 |
622,433 |
- |
622,433 |
|
|
株式 |
前連結会計年度 |
156,415 |
- |
156,415 |
|
当連結会計年度 |
184,956 |
- |
184,956 |
|
|
その他の証券 |
前連結会計年度 |
92,051 |
299,980 |
392,031 |
|
当連結会計年度 |
96,131 |
283,624 |
379,755 |
|
|
合計 |
前連結会計年度 |
3,163,618 |
299,980 |
3,463,599 |
|
当連結会計年度 |
3,047,685 |
283,624 |
3,331,309 |
(注) 1 「国内業務部門」は、当社の円建取引及び国内連結子会社の円建取引であります。「国際業務部門」は、連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2 「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。
(参考)
自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。
なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては基礎的内部格付手法を採用しております。また、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の算出は、粗利益配分手法を採用しております。
連結自己資本比率(国内基準)
(単位:億円、%)
|
|
2018年3月31日 |
|
1.連結自己資本比率(2/3) |
9.41 |
|
2.連結における自己資本の額 |
6,290 |
|
3.リスク・アセットの額 |
66,845 |
|
4.連結総所要自己資本額(3×8%) |
5,347 |
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、株式会社福岡銀行、株式会社熊本銀行及び株式会社親和銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3 要管理債権
要管理債権とは、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
資産の査定の額
|
|
株式会社福岡銀行 |
株式会社熊本銀行 |
株式会社親和銀行 |
|||
|
債権の区分 |
2017年 |
2018年 |
2017年 |
2018年 |
2017年 |
2018年 |
|
金額(億円) |
金額(億円) |
金額(億円) |
金額(億円) |
金額(億円) |
金額(億円) |
|
|
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 |
115 |
124 |
40 |
28 |
29 |
28 |
|
危険債権 |
1,089 |
1,041 |
211 |
196 |
279 |
218 |
|
要管理債権 |
389 |
379 |
86 |
84 |
63 |
59 |
|
正常債権 |
88,131 |
94,051 |
11,253 |
12,967 |
14,557 |
15,302 |
(注) 単位未満は四捨五入しております。
(生産、受注及び販売の状況)
「生産、受注及び販売の状況」は、銀行持株会社における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。
(財政状態)
総貸出金及び総資金ともに前年比増加しており、業容は順調に拡大しております。また、連結自己資本比率は9%台に上昇するなど健全性もしっかりと維持しております。
①総貸出金平残
総貸出金平残(3行合算)は、中小企業向けを中心に前年比7,247億円増加し、11兆8,246億円となりました。
②総資金平残
総資金平残(3行合算)は、個人向けを中心に前年比5,922億円増加し、13兆9,204億円となりました。
③連結自己資本比率(国内基準)
連結自己資本比率(国内基準)は、利益の積上げ等により前年比0.61%上昇し、9.41%となりました。
(経営成績)
2017年度は、マイナス金利政策が長期化するなど厳しい経営環境下でありましたが、各種施策の効果もあり、親会社株主に帰属する当期純利益は増益を確保、過去最高益を更新いたしました。
①業務粗利益(注)
資金利益は、利回り低下の影響を、貸出金ボリューム増加や消費性ローンの積上げ、有価証券・国際部門の増収、資金調達コストの削減等でカバーした結果、前年比28億7千2百万円増加し、1,520億8千万円となりました。
役務取引等利益は、投信・保険販売収益等の増加により、前年比43億3千8百万円増加し、320億4千3百万円となりました。
その他業務利益は、国債等債券損益及びデリバティブ損益等の減少により、前年比62億2千5百万円減少し、46億7千3百万円となりました。
以上の結果、業務粗利益は、前年比9億6千2百万円増加し、1,888億8千2百万円となりました。
(注) 業務粗利益=資金利益(資金運用収益-資金調達費用+金銭の信託運用見合費用)+役務取引等利益(役務取引等収益-役務取引等費用+信託報酬)+特定取引利益(特定取引収益-特定取引費用)+その他業務利益(その他業務収益-その他業務費用))
②経費(除く臨時処理分)、OHR(業務粗利益に対する経費の割合)
のれんの一時償却要因の剥落(前年度に未償却分ののれん948億円を一括償却)等により、前年比1,027億3千4百万円減少し、1,165億4千9百万円となりました。この結果、OHRは61.7%となりました。
③信用コスト
信用コストは、前年比15億1千9百万円減少し、5億3百万円の戻り益となりました。
④株式等関係損益
株式等関係損益は、前年比11億8千万円減少し、18億4千4百万円の利益となりました。
⑤特別損益
特別損益は、前年比2億5千3百万円増加し、8億6千2百万円の損失となりました。
⑥親会社株主に帰属する当期純利益、ROE
親会社株主に帰属する当期純利益は、前年比1,036億6千9百万円増加(のれんの一時償却要因を除いた場合、前年比88億8千2百万円増加)し、493億6千9百万円となりました。この結果、ROEは6.62%となりました。
(資本の財源及び資金の流動性)
当社グループの中核事業は銀行業であり、預金等によりお預りした資金を、貸出金及び有価証券等により運用しております。また、設備投資等は原則として自己資金により対応する予定であります。
キャッシュ・フローの状況は、「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。
当社は、2016年2月26日に株式会社十八銀行(以下、「十八銀行」といいます。当社と十八銀行を併せ、以下、「両社」といいます。)と経営統合(以下、「本件経営統合」といいます。)に向けた協議・検討を進めていくことに基本合意いたしました。
当社グループは、どのような厳しい経営環境下にあっても揺るがない強固な経営体力を有し、将来に亘って安定的な地域金融システムを維持することが地域経済の発展に貢献することに繋がり、そのためには、本件経営統合が最適な選択と考えております。
本件経営統合が実現しますと、重複した店舗・本部機能の集約による人員の充実やノウハウの融合、事務・システム統合等の規模のメリットによる効率化といったシナジー効果が期待できます。こうしたシナジー効果を確実に地元に還元することで、これまで以上に地元企業の皆さまへのサポートやお客さまへのより高品質なサービスを提供いたします。
本件経営統合は、公正取引委員会における企業結合審査の完了が前提となっておりますが、当該審査が継続中であるため、2017年7月25日に本件経営統合の期限を定めない延期を決定いたしました。
地域金融機関として、地域経済の活性化という最大の使命を果たしていくためにも、引続き本件経営統合の早期実現を目指してまいります。
該当事項はありません。