第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクの発生や前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約の締結等は行われておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

 

・業績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、一部に弱い動きがみられましたが、緩やかな回復が続きました。個人消費は実質賃金の伸び悩みにより、消費マインドに足踏み感がみられ、横ばいの動きとなりました。設備投資は、企業収益の堅調な推移により持直しの動きがみられました。輸出は中国を始めとする、アジア新興国や資源国などの景気に弱さがみられ、概ね横ばいで推移しました。

金融面では、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入後、無担保コールレート、10年国債新発債利回りはマイナス金利で推移しました。対ドル円相場は106円~112円台で推移していましたが、イギリスの国民投票においてEU離脱派が勝利したことを境に、リスク回避の動きから円高が進行し、以後101円~102円台で推移しました。

次に北海道経済をみますと、北海道経済は乗用車販売の減少などに弱い動きがみられたものの、緩やかに回復しました。個人消費は雇用・所得環境の改善を背景に回復しました。住宅投資は低水準の金利を背景に持直しの動きがみられました。設備投資は大型の維持・更新投資がみられるほか、ホテルなどの新規出店などの投資もあり、増加基調で推移しました。公共投資は下げ止まりがみられました。観光関連は外国人観光客の増加や新幹線開業により、国内からの来道者数も増加し、好調さを維持しました。

このような経済環境のもと、当第1四半期連結累計期間における業績は、次のとおりとなりました。

 

①  経営成績の分析

当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては、経常収益は、国債等債券売却益等の減少によるその他業務収益の減少を主因に前第1四半期連結累計期間比27億円減少し、379億円となりました。一方、経常費用は、株式等売却損等の増加によるその他経常費用の増加等により前第1四半期連結累計期間比2億円増加し、312億円となりました。

これらの結果、経常利益は前第1四半期連結累計期間比30億円減少し、67億円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前第1四半期連結累計期間比12億円減少し、48億円となりました。

なお、セグメントの業績につきましては、銀行業の経常収益は前第1四半期連結累計期間比21億円減少315億円、経常利益は同23億円減少68億円となりました。また、リース業の経常収益は前第1四半期連結累計期間比1億円増加68億円、経常利益は1億円となりました。

 

②  財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、貸出金は5兆8,104億円と前連結会計年度比632億円増加いたしました。預金及び譲渡性預金は8兆264億円と前連結会計年度比2,130億円増加いたしました。有価証券は1兆6,959億円と前連結会計年度比157億円減少いたしました。

これらの結果、総資産は8兆6,865億円と前連結会計年度比2,220億円増加し、負債は8兆2,882億円と同2,133億円増加、純資産は3,983億円と同87億円増加いたしました。

 

 

国内・海外別収支

国内業務部門では、資金運用収支が貸出金利息の減少等を主因として前第1四半期連結累計期間比1億42百万円減少の182億99百万円、役務取引等収支が同20百万円増加の45億68百万円、その他業務収支が国債等債券売却益の減少等を主因として同30億28百万円減少の21億16百万円となりました。

国際業務部門では、資金運用収支が前第1四半期連結累計期間比98百万円減少の7億22百万円、その他業務収支が同3億20百万円増加の△2億64百万円となりました。

この結果、合計では、資金運用収支が前第1四半期連結累計期間比2億41百万円減少の190億21百万円、役務取引等収支が同27百万円増加の46億4百万円、その他業務収支が同27億8百万円減少の18億51百万円となり、収支合算では同29億22百万円減少の254億78百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第1四半期連結累計期間

18,442

821

19,263

当第1四半期連結累計期間

18,299

722

19,021

  うち資金運用収益

前第1四半期連結累計期間

19,449

877

17

20,309

当第1四半期連結累計期間

18,993

850

16

19,826

  うち資金調達費用

前第1四半期連結累計期間

1,007

56

17

1,045

当第1四半期連結累計期間

693

127

16

804

役務取引等収支

前第1四半期連結累計期間

4,547

29

4,576

当第1四半期連結累計期間

4,568

35

4,604

  うち役務取引等
  収益

前第1四半期連結累計期間

7,475

49

7,524

当第1四半期連結累計期間

7,579

55

7,634

  うち役務取引等
  費用

前第1四半期連結累計期間

2,928

19

2,948

当第1四半期連結累計期間

3,010

19

3,030

その他業務収支

前第1四半期連結累計期間

5,145

△585

4,560

当第1四半期連結累計期間

2,116

△264

1,851

  うちその他業務
  収益

前第1四半期連結累計期間

11,294

11,294

当第1四半期連結累計期間

8,523

30

8,553

  うちその他業務
  費用

前第1四半期連結累計期間

6,149

585

6,734

当第1四半期連結累計期間

6,406

295

6,701

 

(注) 1.当行及び連結子会社は海外拠点を有していないので、「国内・海外別貸出金残高の状況」を除き、以下の各表とも「国内業務部門」「国際業務部門」に区分して記載しております。なお、「国内業務部門」とは当行及び連結子会社の円建取引であり、「国際業務部門」とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2.「資金調達費用」は、金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。

3.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

 

 

国内・海外別役務取引の状況

国内業務部門の役務取引等収益は75億79百万円、役務取引等費用は30億10百万円となりました。

合計の役務取引等収益は前第1四半期連結累計期間比1億9百万円増加の76億34百万円、役務取引等費用は同82百万円増加の30億30百万円となり、役務取引等収支は同27百万円増加の46億4百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第1四半期連結累計期間

7,475

49

7,524

当第1四半期連結累計期間

7,579

55

7,634

  うち預金・貸出
  業務

前第1四半期連結累計期間

2,121

1

2,122

当第1四半期連結累計期間

2,241

1

2,242

  うち為替業務

前第1四半期連結累計期間

1,973

43

2,017

当第1四半期連結累計期間

2,010

49

2,059

  うち証券関連業務

前第1四半期連結累計期間

127

127

当第1四半期連結累計期間

187

187

  うち代理業務

前第1四半期連結累計期間

1,794

1,794

当第1四半期連結累計期間

2,029

2,029

  うち保護預り・
  貸金庫業務

前第1四半期連結累計期間

285

285

当第1四半期連結累計期間

279

279

  うち保証業務

前第1四半期連結累計期間

420

4

424

当第1四半期連結累計期間

415

4

420

役務取引等費用

前第1四半期連結累計期間

2,928

19

2,948

当第1四半期連結累計期間

3,010

19

3,030

  うち為替業務

前第1四半期連結累計期間

300

14

314

当第1四半期連結累計期間

301

14

315

 

 

国内・海外別預金残高の状況
○  預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第1四半期連結会計期間

7,413,621

9,900

7,423,522

当第1四半期連結会計期間

7,662,954

12,967

7,675,922

  うち流動性預金

前第1四半期連結会計期間

5,086,372

5,086,372

当第1四半期連結会計期間

5,429,959

5,429,959

  うち定期性預金

前第1四半期連結会計期間

2,225,212

2,225,212

当第1四半期連結会計期間

2,152,082

2,152,082

  うちその他

前第1四半期連結会計期間

102,036

9,900

111,937

当第1四半期連結会計期間

80,912

12,967

93,879

譲渡性預金

前第1四半期連結会計期間

256,147

256,147

当第1四半期連結会計期間

350,576

350,576

総合計

前第1四半期連結会計期間

7,669,769

9,900

7,679,670

当第1四半期連結会計期間

8,013,530

12,967

8,026,498

 

(注) 1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2.定期性預金=定期預金+定期積金

 

 

国内・海外別貸出金残高の状況
○  業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前第1四半期連結会計期間

当第1四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

5,528,657

100.00

5,810,406

100.00

  製造業

377,612

6.83

377,208

6.49

  農業,林業

21,284

0.39

23,488

0.40

  漁業

1,144

0.02

1,344

0.02

  鉱業,採石業,砂利採取業

4,583

0.08

3,954

0.07

  建設業

202,303

3.66

194,158

3.34

  電気・ガス・熱供給・水道業

73,554

1.33

73,500

1.27

  情報通信業

46,058

0.83

40,744

0.70

  運輸業,郵便業

149,593

2.71

169,596

2.92

  卸売業,小売業

549,342

9.94

517,116

8.90

  金融業,保険業

206,646

3.74

217,352

3.74

  不動産業,物品賃貸業

526,009

9.51

541,359

9.32

  各種サービス業

430,308

7.78

473,407

8.15

  地方公共団体等

1,415,494

25.60

1,622,882

27.93

  その他

1,524,720

27.58

1,554,290

26.75

海外及び特別国際金融取引勘定分

  政府等

  金融機関

  その他

合計

5,528,657

――

5,810,406

――

 

 (注) 「国内」とは、当行及び連結子会社であります。