第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクの発生や前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約の締結等は行われておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

 

・業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、一部で伸び悩みがみられるものの、緩やかな回復が続きました。個人消費は、雇用者所得の回復傾向を背景として消費者マインドが緩やかに改善しており、持直しの動きがみられました。設備投資は、大企業の設備投資計画が下方修正されるなど慎重感が残り、概ね横ばいで推移しました。輸出は、海外経済が緩やかに回復するなか、持直しの動きがみられました。

金融面では、無担保コールレートはマイナス金利で推移しました。10年国債新発債利回りは11月中旬まではマイナス水準にありましたが、以降0.0%台で推移しました。対ドル円相場は米国大統領選の結果を受けて、減税策やインフラ投資に対する期待感が高まったことで、ドル高が進み、概ね112円~117円台で推移しました。

次に北海道経済をみますと、概ね緩やかな回復基調が続きました。需要項目別では、個人消費は雇用・所得環境が改善を続けているなか、緩やかに回復しました。住宅投資は低水準の金利を背景に、貸家を中心に持直しの動きが続きました。設備投資はホテル新設などの投資が続くなど、増加基調で推移しました。公共投資は年度累計で前年を上回る水準で推移しました。観光関連は外国人観光客の増加や北海道新幹線開業による来道客増加が続きました。

このような経済環境のもと、当第3四半期連結累計期間における業績は、次のとおりとなりました。

 

①  経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、経常収益は、国債等債券売却益等の減少によるその他業務収益の減少を主因に前第3四半期連結累計期間比18億円減少し、1,112億円となりました。一方、経常費用は、国債等債券売却損の増加によるその他業務費用の増加を主因に前第3四半期連結累計期間比28億円増加し、933億円となりました。

これらの結果、経常利益は前第3四半期連結累計期間比47億円減少し、179億円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前第3四半期連結累計期間比8億円増加し、149億円となりました。

なお、セグメントの業績につきましては、銀行業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比11億円減少906億円、経常利益は同36億円減少173億円となりました。また、リース業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比5億円増加207億円、経常利益は4億円となりました。

 

②  財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、貸出金は5兆9,839億円と前連結会計年度比2,367億円増加いたしました。預金及び譲渡性預金は8兆1,825億円と前連結会計年度比3,690億円増加いたしました。有価証券は1兆7,681億円と前連結会計年度比563億円増加いたしました。

これらの結果、総資産は8兆9,874億円と前連結会計年度比5,229億円増加し、負債は8兆5,822億円と同5,073億円増加、純資産は4,051億円と同155億円増加いたしました。

 

 

国内・海外別収支

国内業務部門では、資金運用収支が貸出金利息の減少等を主因として前第3四半期連結累計期間比12億3百万円減少の542億54百万円、役務取引等収支が同2億56百万円減少の139億77百万円、その他業務収支が国債等債券売却益の減少等を主因として同40億76百万円減少の20億60百万円となりました。

国際業務部門では、資金運用収支が前第3四半期連結累計期間比1億32百万円増加の25億69百万円、その他業務収支が同3億5百万円減少の△11億52百万円となりました。

この結果、合計では、資金運用収支が前第3四半期連結累計期間比10億70百万円減少の568億23百万円、役務取引等収支が同2億41百万円減少の140億83百万円、その他業務収支が同43億82百万円減少の9億8百万円となり、収支合算では同56億94百万円減少の718億15百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

55,457

2,436

57,893

当第3四半期連結累計期間

54,254

2,569

56,823

  うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

58,477

2,646

52

61,070

当第3四半期連結累計期間

56,235

3,141

23

59,353

  うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

3,019

209

52

3,177

当第3四半期連結累計期間

1,981

572

23

2,530

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

14,233

91

14,324

当第3四半期連結累計期間

13,977

106

14,083

  うち役務取引等
  収益

前第3四半期連結累計期間

22,699

150

22,850

当第3四半期連結累計期間

22,426

164

22,590

  うち役務取引等
  費用

前第3四半期連結累計期間

8,466

59

8,525

当第3四半期連結累計期間

8,448

58

8,507

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

6,137

△846

5,290

当第3四半期連結累計期間

2,060

△1,152

908

  うちその他業務
  収益

前第3四半期連結累計期間

24,932

24,932

当第3四半期連結累計期間

23,310

590

23,900

  うちその他業務
  費用

前第3四半期連結累計期間

18,794

846

19,641

当第3四半期連結累計期間

21,249

1,742

22,992

 

(注) 1.当行及び連結子会社は海外拠点を有していないので、「国内・海外別貸出金残高の状況」を除き、以下の各表とも「国内業務部門」「国際業務部門」に区分して記載しております。なお、「国内業務部門」とは当行及び連結子会社の円建取引であり、「国際業務部門」とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2.「資金調達費用」は、金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。

3.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

 

 

国内・海外別役務取引の状況

国内業務部門の役務取引等収益は224億26百万円、役務取引等費用は84億48百万円となりました。

合計の役務取引等収益は前第3四半期連結累計期間比2億59百万円減少の225億90百万円、役務取引等費用は同17百万円減少の85億7百万円となり、役務取引等収支は同2億41百万円減少の140億83百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

22,699

150

22,850

当第3四半期連結累計期間

22,426

164

22,590

  うち預金・貸出
  業務

前第3四半期連結累計期間

6,709

3

6,713

当第3四半期連結累計期間

7,062

3

7,065

  うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

6,003

134

6,137

当第3四半期連結累計期間

6,023

148

6,171

  うち証券関連業務

前第3四半期連結累計期間

506

506

当第3四半期連結累計期間

710

710

  うち代理業務

前第3四半期連結累計期間

5,693

5,693

当第3四半期連結累計期間

5,633

5,633

  うち保護預り・
  貸金庫業務

前第3四半期連結累計期間

355

355

当第3四半期連結累計期間

339

339

  うち保証業務

前第3四半期連結累計期間

1,303

12

1,316

当第3四半期連結累計期間

1,234

12

1,247

役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

8,466

59

8,525

当第3四半期連結累計期間

8,448

58

8,507

  うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

921

42

964

当第3四半期連結累計期間

917

42

959

 

 

 

国内・海外別預金残高の状況
○  預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

7,368,164

10,044

7,378,208

当第3四半期連結会計期間

7,717,154

12,293

7,729,447

  うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

5,166,890

5,166,890

当第3四半期連結会計期間

5,582,511

5,582,511

  うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

2,170,355

2,170,355

当第3四半期連結会計期間

2,111,379

2,111,379

  うちその他

前第3四半期連結会計期間

30,918

10,044

40,963

当第3四半期連結会計期間

23,263

12,293

35,556

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

340,808

340,808

当第3四半期連結会計期間

453,092

453,092

総合計

前第3四半期連結会計期間

7,708,972

10,044

7,719,017

当第3四半期連結会計期間

8,170,246

12,293

8,182,539

 

(注) 1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2.定期性預金=定期預金+定期積金

 

国内・海外別貸出金残高の状況
○  業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

5,666,025

100.00

5,983,940

100.00

  製造業

382,536

6.75

374,678

6.26

  農業,林業

22,284

0.39

25,743

0.43

  漁業

1,135

0.02

1,188

0.02

  鉱業,採石業,砂利採取業

5,655

0.10

4,142

0.07

  建設業

228,107

4.03

233,949

3.91

  電気・ガス・熱供給・水道業

74,736

1.32

76,503

1.28

  情報通信業

40,457

0.72

39,287

0.66

  運輸業,郵便業

154,513

2.73

159,426

2.66

  卸売業,小売業

563,678

9.95

539,769

9.02

  金融業,保険業

222,749

3.93

207,296

3.46

  不動産業,物品賃貸業

525,367

9.27

547,013

9.14

  各種サービス業

476,705

8.41

495,793

8.29

  地方公共団体等

1,416,007

24.99

1,703,890

28.47

  その他

1,552,090

27.39

1,575,257

26.33

海外及び特別国際金融取引勘定分

  政府等

  金融機関

  その他

合計

5,666,025

――

5,983,940

――

 

(注) 「国内」とは、当行及び連結子会社であります。