第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクの発生や前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

・財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、ウィズコロナに向けての各種政策の効果もあって緩やかに持直しています。個人消費は、外食や旅行・宿泊などのサービス消費が回復し緩やかに持直しています。設備投資はコロナ禍で先送りされていた投資の実施により持直しています。輸出は概ね横ばいとなっています。物価は、世界的な金融引き締めや円安の進行を背景に国内企業物価、消費者物価ともに上昇しています。

 金融面では、無担保コールレートはマイナス金利で推移しています。10年国債新発債利回りは、概ね0.25%から0.50%程度に上昇しました。対ドル円相場は、一時150円台まで円安が進みましたが、年末にかけて130円台前半まで戻しています。

 次に北海道経済を見ますと、一部に弱さが残るものの緩やかに持直しています。住宅投資は減少しています。公共投資は、高い水準ながらも弱めの動きとなっています。設備投資は、持直しの動きとなっています。個人消費は、緩やかに持直しています。観光関連はコロナ禍の行動制限緩和により来道者数が増加し持直しの動きとなっています。雇用情勢は緩やかに持直しています。

 このような経済環境のもと、当第3四半期連結累計期間における経営成績等は、次のとおりとなりました。

 

① 経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、経常収益は、株式等売却益の増加によるその他経常収益の増加を主因に前第3四半期連結累計期間比19億円増加し、954億円となりました。一方、経常費用は、貸倒引当金繰入額の増加などから前第3四半期連結累計期間比20億円増加し、790億円となりました。

 これらの結果、経常利益は前第3四半期連結累計期間比1億円減少し、163億円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前第3四半期連結累計期間比1億円減少し、107億円となりました。

 なお、セグメントの業績につきましては、銀行業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比16億円増加し778億円、経常利益は同11億円増加し171億円となりました。また、リース業の経常収益は前第3四半期連結累計期間比8億円増加し169億円、経常利益は微増し5億円となりました。

 

② 財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、貸出金は7兆8,522億円と前連結会計年度比4,903億円増加いたしました。預金及び譲渡性預金は10兆6,219億円と前連結会計年度比412億円減少いたしました。有価証券は1兆6,714億円と前連結会計年度比1,874億円増加いたしました。借用金は7,354億円と前連結会計年度比1兆2,679億円減少いたしました。

 これらの結果、総資産は12兆1,447億円と前連結会計年度比1兆3,990億円減少し、負債は11兆7,457億円と同1兆3,770億円減少、純資産は3,990億円と同220億円減少いたしました。

 

国内・海外別収支

 国内業務部門では、資金運用収支が有価証券利息配当金及び預け金利息の増加等を主因として前第3四半期連結累計期間比5億76百万円増加の512億円、役務取引等収支が同6億64百万円減少の109億35百万円、その他業務収支が同3億89百万円増加の25億86百万円となりました。

 国際業務部門では、資金運用収支が前第3四半期連結累計期間比1億92百万円減少の2億23百万円、その他業務収支が商品有価証券売買益の減少等を主因として同7億17百万円減少の1億75百万円となりました。

 この結果、合計では、資金運用収支が前第3四半期連結累計期間比3億84百万円増加の514億23百万円、役務取引等収支が同6億65百万円減少の110億32百万円、その他業務収支が同3億27百万円減少の27億61百万円となり、収支合算では同6億8百万円減少の652億17百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前第3四半期連結累計期間

50,623

415

51,038

当第3四半期連結累計期間

51,200

223

51,423

うち資金運用収益

前第3四半期連結累計期間

51,262

440

1

51,702

当第3四半期連結累計期間

51,797

736

0

52,533

うち資金調達費用

前第3四半期連結累計期間

639

25

1

663

当第3四半期連結累計期間

597

513

0

1,110

役務取引等収支

前第3四半期連結累計期間

11,599

97

11,697

当第3四半期連結累計期間

10,935

96

11,032

うち役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

20,954

138

21,093

当第3四半期連結累計期間

20,505

144

20,650

うち役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

9,354

41

9,395

当第3四半期連結累計期間

9,570

47

9,617

その他業務収支

前第3四半期連結累計期間

2,196

892

3,089

当第3四半期連結累計期間

2,586

175

2,761

うちその他業務収益

前第3四半期連結累計期間

17,230

1,298

18,528

当第3四半期連結累計期間

18,039

699

18,739

うちその他業務費用

前第3四半期連結累計期間

15,033

405

15,439

当第3四半期連結累計期間

15,453

524

15,977

(注)1.当行及び連結子会社は海外拠点を有していないので、「国内・海外別貸出金残高の状況」を除き、以下の各表とも「国内業務部門」「国際業務部門」に区分して記載しております。なお、「国内業務部門」とは当行及び連結子会社の円建取引であり、「国際業務部門」とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。

2.「資金調達費用」は、金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。

3.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。

 

国内・海外別役務取引の状況

 国内業務部門の役務取引等収益は205億5百万円、役務取引等費用は95億70百万円となりました。

 合計の役務取引等収益は前第3四半期連結累計期間比4億43百万円減少の206億50百万円、役務取引等費用は同2億21百万円増加の96億17百万円となり、役務取引等収支は同6億65百万円減少の110億32百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前第3四半期連結累計期間

20,954

138

21,093

当第3四半期連結累計期間

20,505

144

20,650

うち預金・貸出業務

前第3四半期連結累計期間

7,386

9

7,395

当第3四半期連結累計期間

7,980

10

7,991

うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

5,135

120

5,256

当第3四半期連結累計期間

4,510

123

4,633

うち証券関連業務

前第3四半期連結累計期間

1,017

0

1,018

当第3四半期連結累計期間

918

1

919

うち代理業務

前第3四半期連結累計期間

4,572

4,572

当第3四半期連結累計期間

4,593

4,593

うち保護預り・貸金庫業務

前第3四半期連結累計期間

324

324

当第3四半期連結累計期間

247

247

うち保証業務

前第3四半期連結累計期間

866

7

874

当第3四半期連結累計期間

780

8

788

役務取引等費用

前第3四半期連結累計期間

9,354

41

9,395

当第3四半期連結累計期間

9,570

47

9,617

うち為替業務

前第3四半期連結累計期間

737

26

763

当第3四半期連結累計期間

411

29

440

 

国内・海外別預金残高の状況

○ 預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前第3四半期連結会計期間

9,966,295

10,762

9,977,057

当第3四半期連結会計期間

10,310,510

8,425

10,318,935

うち流動性預金

前第3四半期連結会計期間

8,073,001

8,073,001

当第3四半期連結会計期間

8,451,314

8,451,314

うち定期性預金

前第3四半期連結会計期間

1,869,167

1,869,167

当第3四半期連結会計期間

1,831,829

1,831,829

うちその他

前第3四半期連結会計期間

24,126

10,762

34,888

当第3四半期連結会計期間

27,366

8,425

35,791

譲渡性預金

前第3四半期連結会計期間

228,694

228,694

当第3四半期連結会計期間

303,027

303,027

総合計

前第3四半期連結会計期間

10,194,989

10,762

10,205,752

当第3四半期連結会計期間

10,613,537

8,425

10,621,962

(注)1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2.定期性預金=定期預金

 

国内・海外別貸出金残高の状況

○ 業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前第3四半期連結会計期間

当第3四半期連結会計期間

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内

(除く特別国際金融取引勘定分)

7,424,205

100.00

7,852,246

100.00

製造業

419,868

5.66

416,707

5.31

農業,林業

29,306

0.39

30,475

0.39

漁業

1,463

0.02

1,558

0.02

鉱業,採石業,砂利採取業

4,438

0.06

4,855

0.06

建設業

293,516

3.95

288,197

3.67

電気・ガス・熱供給・水道業

99,771

1.34

105,131

1.34

情報通信業

61,241

0.83

55,733

0.71

運輸業,郵便業

197,755

2.66

209,425

2.67

卸売業,小売業

578,238

7.79

603,978

7.69

金融業,保険業

203,130

2.74

222,110

2.83

不動産業,物品賃貸業

647,123

8.72

625,587

7.97

各種サービス業

604,199

8.14

580,363

7.39

地方公共団体等

2,345,474

31.59

2,667,733

33.97

その他

1,938,679

26.11

2,040,387

25.98

海外及び特別国際金融取引勘定分

政府等

金融機関

その他

 合計

7,424,205

――

7,852,246

――

(注) 「国内」とは、当行及び連結子会社であります。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約の締結等は行われておりません。