第2【事業の状況】

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(経営方針)

当行グループは、「靴底を減らす活動」、「雨でも傘をさし続ける銀行」、「謙虚さのDNAを忘れない銀行」の3つをモットーとして、お客様が資金繰りの心配なく事業に専念できる環境づくりを行う「真の資金繰り支援」及び、お客様の本業支援、経営改善・事業再生支援および資産形成支援に全行的・継続的に取り組み、地域経済を活性化させることで、当行の収益力の向上を図ってまいります。

また、業務の運営にあたっては、公共的使命、社会的責任を自覚するとともに確固たる倫理観を持って行動し、各種法令等の遵守について最大の注意を払うとともに、経営管理態勢及び法令等遵守態勢の充実・強化に、総力を挙げ取り組んで行く所存です。

 

(経営環境)

令和3年度のわが国経済は、長引く新型コロナウイルス感染症の影響や、サプライチェーンの停滞による半導体不足など供給制約等のマイナス要因があったものの、景気の回復基調は続きました。ただし、足元では、ロシアのウクライナ侵攻の影響による原材料価格の高騰や、原油価格の高騰などからインフレ懸念が生じているため、回復の足取りは重くなっております。

なお、金融を取り巻く環境は、極めて緩和的な状況が続いているほか、為替相場は円安傾向となりました。

 

(優先的に対処すべき課題)

当行は、3つのモットー「靴底を減らす活動」「雨でも傘をさし続ける銀行」「謙虚さのDNAを忘れない銀行」のもと、お客様が資金繰りの心配なく事業に専念できる環境づくりを行う「真の資金繰り支援」及び、「本業支援」「経営改善・事業再生支援」「資産形成支援」に取り組む「TOWAお客様応援活動」を全役職員が組織的・継続的に実践することにより、地域経済・地域社会の持続的な発展に貢献してまいります。

引き続きコロナ禍のお客様に対して「真の資金繰り支援」の実践により、金融面のみならず、事業承継・M&A支援やSDGsの達成に向けた支援などの金融面以外の支援に積極的に取り組むとともに、お客様の事業変革・事業再構築や脱炭素社会への移行等をサポートし、地域にとってなくてはならない金融機関を目指してまいります。こうした取り組みを継続するため、収益源泉の多様化を始め、DX(デジタル・トランスフォーメーション)による業務改革をスピード感をもって進め、更にローコスト・オペレーションの確立や、店舗体制の見直し、人材育成の強化なども進めてまいります。

 

2【事業等のリスク】

(1)リスク管理の基本方針

当行では、お客様や株主の皆様にとって価値が高く信頼できる銀行を目指すため、リスクの状況の把握とコントロールによる、経営の健全性と収益の確保・向上が重要な課題と考えております。

そのためリスク管理の基本方針は、リスク管理に関する意思決定及び指揮・監督を行う取締役会、執行役員会、常務会、各種リスクを管理するリスク所管部、リスク主管部、リスク管理統括部署等の組織及び役割を明確に定め、行内に周知させることで、強固なリスク管理体制を確立することを目的としております。

(2)リスク管理の徹底

当行では、お客様の信頼の確保に向け、各種リスク管理を徹底するとともに、業務の健全性と適切性の確保に積極的に取り組み、リスクの抑制を図るとともに、万が一リスクが顕在化した場合は、迅速かつ適切な対応に努めてまいります。

当行グループの事業等のリスクに関して、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。そのなかで、特に①信用リスク、②市場リスク(ア.金利リスク、イ.価格変動リスク)については、統計的手法であるVaRを用いて、ある確率(信頼区間99%)のもと一定期間に被る可能性のある最大損失額を見積もり・把握しております。これらのリスクは、顕在化した場合、業績に影響を及ぼす可能性があるため、資本配賦により、リスク量が自己資本の範囲に収まるよう業務運営を行い、経営体力に見合ったリスク制御による健全性の確保と、リスク調整後収益に基づいた経営管理による収益性や効率性の向上を目指す態勢としております。

また、当行の直面するリスクに関して、自己資本比率の算定に含まれないリスク(与信集中リスク、銀行勘定の金利リスク等)も含めて、リスク・カテゴリー毎(信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスク等)に評価したリスクを総体的に捉え、当行の経営体力(自己資本)と比較・対照することによって、自己管理型のリスク管理を行ってまいります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行が判断したものです。

① 信用リスク

ア.不良債権の状況

当行の令和4年3月末現在の金融再生法ベースの開示債権(リスク管理債権)額の合計額は385億円で総与信残高に占める割合は2.50%です。今後の景気、金融政策、地域経済の動向、不動産価格等の変動、当行の貸出先の業況の変動等によっては、予想以上に不良債権が増加し、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

イ.貸倒引当金の状況

当行は、貸倒れによる損失の発生状況や貸出先の状況、不動産・有価証券等担保の価値などに基づき算出した予想損失額に対して貸倒引当金を計上しております。しかしながら、予想損失額を見積もった前提と実際の貸倒れの発生は、貸出先の状況、担保価値の下落、経済状態全般の悪化、又はその他の予期せざる理由により大幅に乖離する可能性があります。この場合、当行は貸倒引当金の積み増しをせざるを得なくなるとともに、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼし、当行の自己資本が減少する可能性があります。

ウ.貸出先への対応

貸出先に債務不履行等が生じた場合であっても、貸出先の再生計画及び回収の効率・実効性その他の観点から、債権回収の実施や当行の債権者としての法的な権利の行使をしない場合があります。また、これらの貸出先への支援のために債権放棄や金融支援等を実施することもありえます。そうした対応、支援にもかかわらず企業再生が奏功しない場合、不良債権や与信関連費用の増加に繋がり、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

エ.権利行使の困難性

担保不動産価格の下落又は不動産の流動性欠如等の事情により、担保権を設定した不動産等を換金し、又は貸出先の保有する資産に対して強制執行することが事実上できない可能性があります。この場合、信用リスクが増加するとともに不良債権処理が進まない可能性があります。

② 市場リスク

ア.金利リスク

貸出取引や有価証券投資等の資金運用と、預金等による資金調達には、金額・期間等のミスマッチが存在しております。当行は、金利・市場予測のもと、こうした運用・調達のミスマッチを分析、管理しておりますが、予期せぬ金利変動等が生じた場合、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

イ.価格変動リスク

当行は、資産運用として、国債・地方債等の債券及び上場株式等の有価証券を保有しております。今後、景気低迷等の要因で大幅にこれらの有価証券の価格が下落した場合、減損又は評価損が発生し、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

ウ.為替リスク

当行の業務は為替レートの影響を受けます。円高が進行した場合には、外貨建て取引の円換算額が目減りすることになります。さらに、当行の資産及び負債の一部は外貨建てで表示されており、外貨建ての資産と負債の額が各通貨毎に同額で相殺されない場合、又は適切にヘッジされていない場合には、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

③ 流動性リスク

当行は、安定的に資金繰りを行うために資金の運用・調達を管理しておりますが、内外の経済情勢や市場環境が大きく変化した場合、当行の資金繰りに影響を及ぼし、通常より著しく不利な条件での資金調達を余儀なくされる可能性があり、その場合、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

④ オペレーショナル・リスク

ア.システムリスク

当行は、銀行業務の運営において、基幹系システムをはじめ様々なコンピュータシステムやネットワークを利用しております。当行が利用しているコンピュータシステム及びネットワークにおいては、障害発生防止に万全を期しておりますが、災害や停電等によるものを含め、システムの停止又は誤作動等によるシステム障害が発生した場合には、当行の業務運営や、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

イ.事務リスク

当行は、様々な新商品・新サービスを展開しており、そうした展開を実施していく上で、事務レベルの向上は欠かせないものと位置づけ、事務管理体制の強化に取り組んでおりますが、役職員が故意又は過失によって事務ミスを起こしたことにより、事務事故が発生し、損失が発生した場合、当行の業務運営や、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑤ 法務リスク

当行は現時点における会社法、銀行法、金融商品取引法及び金融商品取引所が定める関係規則等の各種の規制及び法制度等に基づいて業務を行っております。当行は、法令その他諸規則等を遵守すべく、コンプライアンス態勢及び内部管理態勢の強化を経営上の最重要課題のひとつとして位置づけ、役職員等に対して適切な指示、指導及びモニタリングを行う体制を整備するとともに、不正行為の防止・発見のために予防策を講じております。しかし、役職員等が法令その他諸規則等を遵守できなかった場合、法的な検討が不十分であった場合又は予防策が効果を発揮せず役職員等による不正行為が行われた場合には、不測の損失が発生したり、行政処分や罰則を受けたり、業務に制限を付されたりするおそれがあり、また、お客様からの損害賠償請求やお客様及びマーケット等からの信頼失墜等により、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑥ レピュテーショナルリスク

地域、お取引先、投資家、報道機関、インターネットなどで、事実と異なる風説や風評により評判が悪化したり、不適切な業務運営等が明るみに出ることにより当行に対する信頼が低下し業務運営に支障をきたした場合、社会的信用の失墜などによって当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑦ 自己資本比率に係わるリスク

当行は、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第19号)の国内基準が適用され、同告示に基づき算出される連結自己資本比率及び単体自己資本比率を4%以上に維持する必要があり、この水準を下回った場合には、金融庁長官から、業務の全部又は一部の停止等を含む様々な命令を受けることになります。当行の令和4年3月末現在の単体自己資本比率は10.51%、連結自己資本比率は10.54%でありますが、以下のような要因が発生した場合、当行の自己資本比率が低下する可能性があります。

ア.不良債権の増加に伴う与信関係費用の増加

イ.自己資本比率の基準及び算定方法の変更

ウ.その他の不利益な展開

⑧ 繰延税金資産に係わるリスク

我が国の会計基準に基づき、一定の条件の下で、将来における税金負担額の軽減効果として繰延税金資産を貸借対照表に計上することが認められております。当行の将来の課税所得の予測に基づいて繰延税金資産の全部又は一部の回収ができないと判断された場合は、当行の繰延税金資産は減額され、その結果、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑨ 格付低下のリスク

当行では、外部格付機関による格付を取得しております。格付機関により当行の格付が引き下げられた場合、当行は、市場取引において、不利な条件での取引を余儀なくされたり、一定の取引を行うことができなくなったりするおそれがあることに加え、当行の社会的信用が低下することに繋がり、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑩ 財務報告に係る虚偽記載リスク

当行は、我が国の各種法令規制、会計基準等に従い、正確な財務報告を行うよう徹底しておりますが、当行の役職員が故意又は過失により、財務報告において虚偽記載を行った場合には、当行に対する訴訟等が提起されたり、行政処分が下されたりすることに加え、当行の社会的信用力が低下することに繋がり、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑪ 地域経済情勢に係わるリスク

当行は、群馬県及び埼玉県を中心に店舗網を構築しております。当行の業績及び財務状況は、地元地域の景気動向により影響を受ける可能性があります。

⑫ 感染症の流行に伴うリスク

感染症の流行により、地域の経済活動が停滞し、また、当行の事業活動に支障が生じ、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

コロナ禍においては、経済環境の不確実性により、当行営業区域のお客様におきましても、事業活動へ影響が及ぶ可能性があります。当行では、「真の資金繰り支援」に取り組み、お客様の企業価値の向上を目指しております。この真の資金繰り支援では、お客様が資金繰りを気にせず事業に専念できる環境づくりのため、お客様と協働で年間資金繰り表を作成し、キャッシュ・フローの見える化と年間ベースでの資金繰り支援を行い、更にその中で抽出された課題やニーズを解決するための本業支援を併せて行う伴走型支援に取り組んでおります。

しかしながら、合理的な算定が困難であるものの、今後、一定程度の信用コスト発生の可能性があります。

⑬ 規制変更のリスク

当行は現時点の規制に従って、また、規制上のリスクを伴って業務を遂行しております。将来における法律、規則、政策、実務慣行、解釈、財政及びその他の施策の変更並びにそれらによって発生する事態が、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑭ 競争に伴うリスク

日本の金融制度は大幅に規制が緩和されてきており、これに伴い競争が激化してきております。その結果、他金融機関等との競争により想定した収益があげられず、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑮ 会計制度変更に伴うリスク

将来の会計制度の変更内容によってはコストの増加につながり、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

⑯ 優先株式による希薄化リスク

当行は、当連結会計年度末現在において、第二種優先株式を7,500,000株発行しており、第二種優先株式を有する株主は平成22年12月29日から令和6年12月28日までの間、後述「第4提出会社の状況 1株式等の状況 (1)株式の総数等」に記載の条件で、当行に対し、当行普通株式と引換えに、第二種優先株式の取得を請求することができます(以下「第二種優先株式取得請求権」といいます。)。

また、当行は、令和6年12月28日までに第二種優先株式取得請求権が行使されなかった第二種優先株式を、令和6年12月29日をもって、後述「第4提出会社の状況 1株式等の状況 (1)株式の総数等」に記載の条件で、当行普通株式と引換えに取得致します。

以上のとおり、第二種優先株式に関する第二種優先株式取得請求権の行使及び当行による第二種優先株式の取得に伴い、当行は、最大で36,407,766株(提出日現在の発行済普通株式数37,180,273株に対して97.92%)の普通株式を第二種優先株主に対し交付する可能性があり、その場合、当行普通株式の既存持分の希薄化が生じる可能性があります。

令和元年12月29日以降、当行は、後述「第4提出会社の状況 1株式等の状況 (1)株式の総数等」に記載の条件で、金銭を対価として第二種優先株式の全部または一部を取得することができます。

 

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

(業務運営)

当行グループは、令和3年4月からスタートした新経営強化計画「プランフェニックスⅥ」にもとづき、お客様が資金繰りの心配なく事業に専念できる環境づくりを行う「真の資金繰り支援」及び「本業支援」「経営改善・事業再生支援」「資産形成支援」に取り組む「TOWAお客様応援活動」を実践しております。そして、お客様の企業価値向上と、お客様と当行の収益力の向上を図る「共通価値の創造」をビジネスモデルとして、双方で持続可能性のある発展を目指してまいりました。

昨年度から引き続き、コロナ禍で直接的または間接的に影響を受けている中小企業者等のお客様に対しては、財務面と本業面の伴走型支援である「真の資金繰り支援」を集中的に展開するとともに、新設したコンサルティング部では、事業承継・M&A支援、専門人材支援等を通じて、事業変革・事業再構築のサポートに取り組みました。また、勘定系ホストシステムの全面刷新や、SBIグループが運用するAPI基盤の構築、東和銀行アプリの新機能搭載など、積極的なデジタル投資を実施いたしました。加えて、ブランチ・イン・ブランチによる店舗チャネルの見直しなど、ローコスト・オペレーションの確立に向けた諸施策にも取り組みました。

 

(財政状態)

当連結会計年度末の総資産は、貸出金が増加したことなどから、前年度末比153億円増加の2兆5,667億円となりました。負債は、預金が311億円増加したことなどから、前年度末比252億円増加の2兆4,415億円となりました。

純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益17億円を計上したものの、その他有価証券評価差額金が103億円減少したことなどから、前年度末比98億円減少の1,252億円となりました。

① 貸出金

貸出金は、前年度末比227億円増加の1兆5,256億円となりました。

② 有価証券

有価証券は、前年度末比15億円減少の5,952億円となりました。

③ 預金

預金は、前年度末比311億円増加の2兆1,359億円となりました。

 

(経営成績)

当連結会計年度の主な項目の実績は、以下のとおりです。

経常収益は、貸出金利息が減少したものの、有価証券利息配当金や役務取引等収益の増加などから、前年度比4億69百万円増加の369億7百万円となりました。

経常費用は、預金利息の減少などによる資金調達費用の減少や、営業経費の減少があったものの、信用コストの増加によるその他経常費用の増加などから、前年度比8億50百万円増加の331億94百万円となりました。

この結果、当連結会計年度の経常利益は37億12百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は17億45百万円となりました。

なお、当行グループは銀行業以外にリース業などの金融サービスに係る事業を行っておりますが、それらの事業は重要性が乏しいことから、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(キャッシュ・フロー)

当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。

営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加などにより49億98百万円となり、前年度比1,732億19百万円減少しました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出などにより△109億15百万円となり、前年度比224億83百万円増加しました。

財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払などにより△12億99百万円となり、前年度比5億49百万円増加しました。

これらの結果、当連結会計年度末の「現金及び現金同等物」の期末残高は、前年度末比72億15百万円減少の3,756億72百万円となりました。

なお、当行グループは銀行業以外にリース業などの金融サービスに係る事業を行っておりますが、それらの事業は重要性が乏しいことから、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(参考)

①国内業務部門・国際業務部門別収支

当連結会計年度の資金運用収支の合計(相殺消去後)は、前年度比1億6百万円増加し、228億95百万円となりました。部門別では、国内業務部門が220億74百万円、国際業務部門が8億18百万円となりました。

役務取引等収支の合計(相殺消去後)は、前年度比65百万円増加し、26億20百万円となりました。部門別では、国内業務部門が25億81百万円、国際業務部門が40百万円となりました。

その他業務収支の合計(相殺消去後)は、前年度比8億14百万円増加し、11億79百万円となりました。部門別では、国内業務部門が12億93百万円、国際業務部門が△1億13百万円となりました。

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

21,993

784

△11

22,789

当連結会計年度

22,074

818

△3

22,895

うち資金運用収益

前連結会計年度

22,270

819

40

23,049

当連結会計年度

22,280

841

24

23,098

うち資金調達費用

前連結会計年度

276

34

51

259

当連結会計年度

206

23

27

202

役務取引等収支

前連結会計年度

2,518

38

1

2,554

当連結会計年度

2,581

40

1

2,620

うち役務取引等収益

前連結会計年度

6,010

55

62

6,003

当連結会計年度

6,080

57

55

6,081

うち役務取引等費用

前連結会計年度

3,491

17

60

3,448

当連結会計年度

3,498

16

53

3,461

その他業務収支

前連結会計年度

274

90

364

当連結会計年度

1,293

△113

1,179

うちその他業務収益

前連結会計年度

1,278

90

1,368

当連結会計年度

1,323

75

1,399

うちその他業務費用

前連結会計年度

1,003

1,003

当連結会計年度

30

189

219

 (注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引分は国際業務部門に含めております。

2.連結会社間の取引は相殺消去し、その金額を相殺消去額として記載しております。

3.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を控除し表示しております。

4.資金運用収益及び資金調達費用の相殺消去額には、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息(前連結会計年度12百万円、当連結会計年度7百万円)が含まれております。

(参考)

②国内業務部門・国際業務部門別資金運用/調達の状況

当連結会計年度の資金運用勘定平均残高(相殺消去後)は、前年度比1,270億56百万円増加し、2兆3,314億49百万円となりました。部門別では、国内業務部門が2兆3,218億57百万円、国際業務部門が598億2百万円となりました。

資金調達勘定平均残高(相殺消去後)は、前年度比1,112億35百万円増加し、2兆4,554億94百万円となりました。部門別では、国内業務部門が2兆4,458億92百万円、国際業務部門が598億2百万円となりました。

ア.国内業務部門

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

(67,180)

2,191,517

(12)

22,270

1.01

当連結会計年度

(48,912)

2,321,857

(7)

22,280

0.95

うち貸出金

前連結会計年度

1,488,968

19,015

1.27

当連結会計年度

1,508,425

18,619

1.23

うち商品有価証券

前連結会計年度

8

0

0.57

当連結会計年度

0

0

0.56

うち有価証券

前連結会計年度

489,189

3,095

0.63

当連結会計年度

546,714

3,418

0.62

うちコールローン及び買入手形

前連結会計年度

684

0

0.06

当連結会計年度

82

0

0.00

うち預け金

前連結会計年度

145,486

144

0.09

当連結会計年度

217,722

235

0.10

資金調達勘定

前連結会計年度

2,331,432

276

0.01

当連結会計年度

2,445,892

206

0.00

うち預金

前連結会計年度

2,060,213

214

0.01

当連結会計年度

2,142,077

153

0.00

うちコールマネー及び

売渡手形

前連結会計年度

27,460

△10

△0.03

当連結会計年度

17,731

△1

△0.00

うち借用金

前連結会計年度

253,529

62

0.02

当連結会計年度

295,998

51

0.01

 (注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、金融業以外の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。

2.国内業務部門は国内店の円建取引であります。

3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度189,046百万円、当連結会計年度176,235百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度9,998百万円、当連結会計年度9,990百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

4.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。

イ.国際業務部門

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

82,058

819

0.99

当連結会計年度

59,802

841

1.40

うち貸出金

前連結会計年度

3,870

56

1.46

当連結会計年度

2,822

41

1.45

うち商品有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち有価証券

前連結会計年度

71,619

739

1.03

当連結会計年度

54,407

794

1.46

うちコールローン及び買入手形

前連結会計年度

5,889

20

0.34

当連結会計年度

1,773

3

0.19

うち預け金

前連結会計年度

当連結会計年度

資金調達勘定

前連結会計年度

(67,180)

82,020

(12)

34

0.04

当連結会計年度

(48,912)

59,802

(7)

23

0.03

うち預金

前連結会計年度

14,787

21

0.14

当連結会計年度

10,831

16

0.15

うちコールマネー及び売渡手形

前連結会計年度

4

0

0.10

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

当連結会計年度

 (注)1.国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引分は国際業務部門に含めております。

2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。

3.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。

4.国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は日次カレント方式(毎日のTT仲値を適用する方式)により算出しております。

ウ.合計

種類

期別

平均残高(百万円)

利息(百万円)

利回り

(%)

小計

相殺消去額

(△)

合計

小計

相殺消去額

(△)

合計

資金運用勘定

前連結会計年度

2,273,576

69,183

2,204,392

23,089

40

23,049

1.04

当連結会計年度

2,381,660

50,210

2,331,449

23,122

24

23,098

0.99

うち貸出金

前連結会計年度

1,492,838

1,908

1,490,930

19,072

27

19,045

1.27

当連結会計年度

1,511,248

1,203

1,510,045

18,660

17

18,643

1.23

うち商品有価証券

前連結会計年度

8

8

0

0

0.57

当連結会計年度

0

0

0

0

0.56

うち有価証券

前連結会計年度

560,809

89

560,719

3,835

3,835

0.68

当連結会計年度

601,122

89

601,032

4,213

4,213

0.70

うちコールローン及び買入手形

前連結会計年度

6,574

6,574

20

20

0.31

当連結会計年度

1,855

1,855

3

3

0.19

うち預け金

前連結会計年度

145,486

5

145,480

144

0

144

0.09

当連結会計年度

217,722

5

217,716

235

0

235

0.10

資金調達勘定

前連結会計年度

2,413,452

69,193

2,344,258

311

51

259

0.01

当連結会計年度

2,505,694

50,199

2,455,494

230

27

202

0.00

うち預金

前連結会計年度

2,075,000

104

2,074,895

235

0

235

0.01

当連結会計年度

2,152,909

84

2,152,824

169

0

169

0.00

うちコールマネー及び売渡手形

前連結会計年度

27,464

27,464

△10

△10

△0.03

当連結会計年度

17,731

17,731

△1

△1

△0.00

うち借用金

前連結会計年度

253,529

1,908

251,621

62

27

35

0.01

当連結会計年度

295,998

1,203

294,795

51

17

34

0.01

 (注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度189,046百万円、当連結会計年度176,235百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度9,998百万円、当連結会計年度9,990百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

2.連結会社間の取引は相殺消去し、その金額を相殺消去額として記載しております。

3.資金運用収益及び資金調達費用の相殺消去額には、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高(前連結会計年度67,180百万円、当連結会計年度48,912百万円)及び利息(前連結会計年度12百万円、当連結会計年度7百万円)が含まれております。

(参考)

③国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況

当連結会計年度の役務取引等収益の合計(相殺消去後)は、前年度比78百万円増加し、60億81百万円となりました。部門別では、国内業務部門が60億80百万円、国際業務部門が57百万円となりました。

役務取引等費用の合計(相殺消去後)は、前年度比12百万円増加し、34億61百万円となりました。部門別では、国内業務部門が34億98百万円、国際業務部門が16百万円となりました。

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

6,010

55

62

6,003

当連結会計年度

6,080

57

55

6,081

うち預金・貸出業務

前連結会計年度

2,338

4

2,334

当連結会計年度

2,582

4

2,578

うち為替業務

前連結会計年度

1,397

55

4

1,448

当連結会計年度

1,274

57

5

1,326

うち証券関連業務

前連結会計年度

821

821

当連結会計年度

1,109

1,109

うち代理業務

前連結会計年度

770

770

当連結会計年度

430

430

うち貸金庫・保護預り業務

前連結会計年度

34

34

当連結会計年度

31

31

うち保証業務

前連結会計年度

64

53

11

当連結会計年度

56

46

10

役務取引等費用

前連結会計年度

3,491

17

60

3,448

当連結会計年度

3,498

16

53

3,461

うち為替業務

前連結会計年度

260

17

4

274

当連結会計年度

187

16

5

198

 (注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引分は国際業務部門に含めております。

2.連結会社間の取引は相殺消去し、その金額を相殺消去額として記載しております。

(参考)

④国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況

○預金の種類別残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

2,091,879

13,447

482

2,104,845

当連結会計年度

2,127,232

9,632

889

2,135,975

うち流動性預金

前連結会計年度

1,111,209

482

1,110,726

当連結会計年度

1,189,053

889

1,188,164

うち定期性預金

前連結会計年度

968,540

968,540

当連結会計年度

925,778

925,778

うちその他

前連結会計年度

12,130

13,447

25,578

当連結会計年度

12,400

9,632

22,033

譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

総合計

前連結会計年度

2,091,879

13,447

482

2,104,845

当連結会計年度

2,127,232

9,632

889

2,135,975

 (注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引分は国際業務部門に含めております。

2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

3.定期性預金=定期預金+定期積金

4.連結会社間の取引は相殺消去し、その金額を相殺消去額として記載しております。

(参考)

⑤国内・海外別貸出金残高の状況

ア.業種別貸出状況(末残・構成比)

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

1,502,820

100.00

1,525,600

100.00

製造業

172,822

11.50

171,273

11.23

農業,林業

3,302

0.22

3,470

0.23

漁業

2

0.00

1

0.00

鉱業,採石業,砂利採取業

236

0.02

242

0.01

建設業

89,417

5.95

92,900

6.09

電気・ガス・熱供給・水道業

22,070

1.47

23,668

1.55

情報通信業

19,688

1.31

20,350

1.33

運輸業,郵便業

49,848

3.32

48,136

3.15

卸売業,小売業

112,905

7.51

111,328

7.30

金融業,保険業

30,387

2.02

29,616

1.94

不動産業,物品賃貸業

239,464

15.93

249,762

16.37

各種サービス業

175,353

11.67

172,956

11.34

地方公共団体

233,273

15.52

240,527

15.77

その他

354,047

23.56

361,364

23.69

海外及び特別国際金融取引勘定分

合計

1,502,820

――――

1,525,600

――――

(注)「国内」とは、当行及び連結子会社であります。

 

イ.外国政府等向け債権残高

該当事項はありません。

 

(参考)

⑥国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況

○有価証券残高(末残)

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

67,500

67,500

当連結会計年度

59,687

59,687

地方債

前連結会計年度

133,124

133,124

当連結会計年度

130,621

130,621

社債

前連結会計年度

223,658

223,658

当連結会計年度

207,146

207,146

株式

前連結会計年度

14,128

89

14,038

当連結会計年度

10,815

89

10,725

その他の証券

前連結会計年度

92,631

65,921

158,552

当連結会計年度

143,203

43,905

187,109

合計

前連結会計年度

531,042

65,921

89

596,874

当連結会計年度

551,475

43,905

89

595,291

(注)1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引分は国際業務部門に含めております。

2.「その他の証券」には、外国債券等を含んでおります。

3.連結会社間の取引は相殺消去し、その金額を相殺消去額として記載しております。

(生産、受注及び販売の実績)

「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

(経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容)

令和3年度業績見込は、当初、経常利益20億円、親会社株主に帰属する当期純利益15億円とし、令和3年11月に経常利益41億円、親会社株主に帰属する当期純利益26億円、令和4年5月に経常利益37億10百万円、親会社株主に帰属する当期純利益17億40百万円といたしました。

経常利益については、資金利益が前連結会計年度比1億6百万円増加し、その他業務利益が国債等債券売却損の減少や債権売却益の増加などにより前連結会計年度比8億14百万円増加したこと、また、営業経費が人件費の減少などにより前連結会計年度比4億58百万円減少したものの、その他経常費用が信用コストの増加により前連結会計年度比21億37百万円増加したことなどから前連結会計年度比3億80百万円減少の37億12百万円となりました。

親会社株主に帰属する当期純利益については、経常利益の減少や、減損損失が前連結会計年度比2億1百万円増加し、法人税等が前連結会計年度比2億34百万円増加したことなどにより、前連結会計年度比7億49百万円減少の17億45百万円となりました。

なお、当行グループは銀行業以外にリース業などの金融サービスに係る事業を行っておりますが、それらの事業は重要性が乏しいことから、セグメント情報の記載を省略しております。

 

当連結会計年度の主な項目の実績は以下のとおりです。

連結損益の状況(要約)                              (単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

当連結会計年度

増減

経常収益

36,437

36,907

469

 

うち資金運用収益

23,049

23,098

48

 

うち役務取引等収益

6,003

6,081

78

うちその他業務収益

1,368

1,399

30

うちその他経常収益

6,016

6,328

311

経常費用

32,344

33,194

850

 

うち資金調達費用

260

203

△57

 

うち役務取引等費用

3,448

3,461

12

 

うちその他業務費用

1,003

219

△784

 

うち営業経費

20,210

19,751

△458

 

うちその他経常費用

7,420

9,558

2,137

 

 

うち貸倒引当金繰入額

3,067

1,195

△1,871

 

 

うち貸出金償却

1,085

5,175

4,090

資金利益

22,788

22,894

106

役務取引等利益

2,554

2,620

65

その他業務利益

364

1,179

814

経常利益

4,093

3,712

△380

親会社株主に帰属する当期純利益

2,495

1,745

△749

 

(経営成績に重要な影響を与える要因)

不良債権処理額

不良債権処理額は、貸出金償却の増加を主因として前連結会計年度比47億96百万円増加し、73億11百万円となりました。

一般貸倒引当金繰入額は、前連結会計年度比25億34百万円減少し、△7億69百万円となりました。

貸倒引当金戻入益の計上はなく、これにより、信用コスト合計は、前連結会計年度比22億61百万円増加し、65億42百万円となりました。

(単位:百万円)

 

 

 

前連結
会計年度

当連結
会計年度

増減

不良債権処理費用合計

2,515

7,311

4,796

 

個別貸倒引当金純繰入額

 

1,301

1,965

663

 

貸出金償却

 

1,085

5,175

4,090

 

偶発損失引当金繰入額等

 

128

171

42

一般貸倒引当金繰入額

1,765

△769

△2,534

貸倒引当金戻入益

信用コスト合計(①+②-③)

 

4,281

6,542

2,261

 

(経営方針等に照らした、経営者による経営成績等の分析・検討内容)

当行は、令和3年4月からスタートした新経営強化計画「プランフェニックスⅥ」にもとづき、お客様が資金繰りの心配なく事業に専念できる環境づくりを行う「真の資金繰り支援」及び「本業支援」「経営改善・事業再生支援」「資産形成支援」に取り組む「TOWAお客様応援活動」を実践しております。そして、お客様の企業価値向上と、お客様と当行の収益力の向上を図る「共通価値の創造」をビジネスモデルとして、双方で持続可能性のある発展を目指してまいりました。

平成24年4月より「TOWAお客様応援活動」に取り組んできた結果、事業性貸出先数は平成24年4月から令和4年3月まで5,199先増加し16,340先に達し、中小企業貸出残高は同2,448億円増加の8,217億円となりました。

また、経営強化計画における令和3年度末の経営指標(単体)に対する実績は、以下のとおりとなりました。

項目

目標

実績

単体自己資本比率

10.42%

10.51%

業務粗利益経費率(OHR)(注)1

73.84%

64.93%

コア業務純益

40億50百万円

61億92百万円

(注)1.業務粗利益経費率(OHR)=(経費-機械化関連費用)/業務粗利益×100

なお、当行グループは銀行業以外にリース業などの金融サービスに係る事業を行っておりますが、それらの事業は重要性が乏しいことから、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報)

①キャッシュ・フロー

当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。

営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加などにより49億98百万円となり、前年度比1,732億19百万円減少しました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出などにより△109億15百万円となり、前年度比224億83百万円増加しました。

財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払などにより△12億99百万円となり、前年度比5億49百万円増加しました。

これらの結果、当連結会計年度末の「現金及び現金同等物」の期末残高は、前年度末比72億15百万円減少の3,756億72百万円となりました。

なお、当行グループは銀行業以外にリース業などの金融サービスに係る事業を行っておりますが、それらの事業は重要性が乏しいことから、セグメント情報の記載を省略しております。

 

②株主資本

当連結会計年度末の株主資本は、親会社株主に帰属する当期純利益17億45百万円を計上したことなどから、前連結会計年度末比5億1百万円増加し、1,229億27百万円となりました。

 

③資金の流動性

当行では、地域のお客様からの預金受入をはじめとして、コールマネー、日銀借入、レポ取引等の調達手段により、効率的かつ安定的な資金調達を図り、地域金融機関として地域の法人・個人のお客様への貸出を中心に有価証券などへの運用を行っております。

流動性リスク管理としては、流動性リスクを「金融機関の財務内容の悪化等により必要な資金が確保できなくなり、資金繰りがつかなくなる場合や、資金の確保に通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱等により市場において取引が出来なかったり、通常より著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)」と定義し、平常時の管理体制、懸念時の管理体制、危機発生時の対応の3つのレベルに区分し管理を行っております。

 

(重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定)

連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

 

(自己資本比率の状況)

 

(参考)

 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

 なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。

連結自己資本比率(国内基準)

 

(単位:億円、%)

 

 

令和4年3月31日

1.連結自己資本比率(2/3)

10.54

2.連結における自己資本の額

1,233

3.リスク・アセットの額

11,696

4.連結総所要自己資本額

467

 

単体自己資本比率(国内基準)

 

(単位:億円、%)

 

 

令和4年3月31日

1.自己資本比率(2/3)

10.51

2.単体における自己資本の額

1,221

3.リスク・アセットの額

11,619

4.単体総所要自己資本額

464

 

(資産の査定)

 

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権

 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

2.危険債権

 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

3.要管理債権

 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

4.正常債権

 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

 

債権の区分

令和3年3月31日

令和4年3月31日

金額(億円)

金額(億円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

40

46

危険債権

296

316

要管理債権

58

22

正常債権

14,716

14,975

 

4【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。

5【研究開発活動】

 該当事項はありません。