文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年12月31日まで)において、当社グループは以下のような取り組みを行ってまいりました。
証券関連事業では、あかつき証券㈱において、平成30年10月以降の米中貿易摩擦等による国内外のマーケット環境の悪化により、当第3四半期連結累計期間における営業収益、セグメント利益はともに減少いたしました。一方、平成30年12月に新規株式公開したソフトバンク株式会社の国内引受シ団に加わるなど、IPO引受業務を推進するとともに、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社が提供する、「ロボットの力」と「人間のサポート」を融合した新しい投資一任型運用サービス「MSV COMPASS+」の取扱いをリリースするなど、多様な資産運用ニーズにお応えできるようサービスの拡充を進めました。
(証券関連事業の営業収益及びセグメント利益)
(百万円)
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平成30年3月期 第3四半期累計期間 |
平成31年3月期 第3四半期累計期間 |
増減率 |
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営業収益 |
3,028 |
2,672 |
△11.8% |
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セグメント利益 |
525 |
31 |
△94.1% |
不動産関連事業では、㈱トータルエステートにおいて、主力の中古マンションの買取再販事業で引き続き物件の仕入・販売の強化に注力しながら、中古マンション以外の物件の売却を進め、買取再販事業に経営資源を集中させました。
EWアセットマネジメント㈱においては、同社が運営するヘルスケアファンドで、神奈川県浦賀市に建設予定の有料高齢者施設の開発工事が平成31年10月竣工に向けて順調に進んでおります。
これらによる不動産関連事業の第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益については㈱トータルエステートの貢献により拡大しましたが、セグメント利益については昨年度の一時的に発生した子会社売却に伴う利益の喪失の影響を補えず減少しました。
(不動産関連事業の営業収益及びセグメント利益)
(百万円)
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平成30年3月期 第3四半期累計期間 |
平成31年3月期 第3四半期累計期間 |
増減率 |
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営業収益 |
13,373 |
21,243 |
58.8% |
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セグメント利益 |
1,678 |
1,554 |
△7.4% |
これらの結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の連結業績は以下のとおりとなりました。
(百万円)
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平成30年3月期 第3四半期累計期間 |
平成31年3月期 第3四半期累計期間 |
増減率 |
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営業収益 |
16,219 |
23,716 |
46.2% |
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営業利益 |
1,408 |
714 |
△49.3% |
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経常利益 |
1,738 |
408 |
△76.5% |
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親会社株主に帰属する四半期純利益 |
1,594 |
268 |
△83.2% |
なお、㈱トータルエステートの単体業績は、当社連結業績に特に重要な影響があるため、以下、補足情報として開示いたします。
(補足情報)
㈱トータルエステートは、東京都及び神奈川県を中心とした首都圏において、住宅一次取得者層向けの中古マンション事業を行っておりますが、①賃借人なしの空室中古マンションを購入後、直ちにリノベーションを施し売却するケース(以下「タイプA」といいます。)と、②賃借人付の中古マンションを購入後、一定期間賃料収入を得、賃借人の退去後にリノベーションを施し売却するケース(以下「タイプB」といいます。)があります。
(a) ㈱トータルエステート単体の経営成績(会計期間)
(百万円)
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平成30年3月期 |
平成31年3月期 |
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1Q (4~6月) |
2Q (7~9月) |
3Q (10~12月) |
4Q (1~3月) |
1Q (4~6月) |
2Q (7~9月) |
3Q (10~12月) |
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売上高 |
(注1) |
6,118 |
5,270 |
5,208 |
5,777 |
6,797 |
7,282 |
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経常利益 |
(注1) |
268 |
285 |
184 |
334 |
385 |
610 |
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当期純利益 |
(注1) |
192 |
383 |
115 |
336 |
261 |
421 |
(注1)当社による同社株式取得前の平成30年3月期第1四半期の業績につきましては、当社連結グループ加入に伴う会計方針の変更等により、比較可能性を損なうことから開示しておりません。
(b) 仕入の状況(会計期間毎。カッコ内は前年同四半期会計期間との増減。)
(戸)
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平成30年3月期 |
平成31年3月期 |
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1Q (4~6月) |
2Q (7~9月) |
3Q (10~12月) |
4Q (1~3月) |
1Q (4~6月) |
2Q (7~9月) |
3Q (10~12月) |
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タイプA |
156 |
161 |
166 |
175 |
159 (+3) |
147 (△14) |
139 (△27) |
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タイプB |
29 |
52 |
105 |
51 |
46 (+17) |
50 (△2) |
54 (△51) |
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合計 |
185 |
213 |
271 |
226 |
205 (+20) |
197 (△16) |
193 (△78) |
(c) 販売の状況(会計期間毎。カッコ内は前年同四半期会計期間との増減。)
(戸)
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平成30年3月期 |
平成31年3月期 |
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1Q (4~6月) |
2Q (7~9月) |
3Q (10~12月) |
4Q (1~3月) |
1Q (4~6月) |
2Q (7~9月) |
3Q (10~12月) |
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販売戸数 |
114 |
170 |
137 |
147 |
162 (+48) |
170 (-) |
176 (+39) |
(d) 在庫の状況(会計期間末)
(戸)
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平成30年3月期 |
平成31年3月期 |
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1Q (6月末) |
2Q (9月末) |
3Q (12月末) |
4Q (3月末) |
1Q (6月末) |
2Q (9月末) |
3Q (12月末) |
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タイプA |
356 |
353 |
386 |
421 |
426 |
418 |
398 |
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タイプB |
187 |
233 |
334 |
378 |
416 |
451 |
488 |
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合計 |
543 |
586 |
720 |
799 |
842 |
869 |
886 |
また、財政状態に関する説明は以下のとおりとなります。
当社は、平成30年12月25日までを権利行使期間とする新株予約権の無償割当を実施し、1,845 百万円(権利行使率 80.12%)の払込みが完了しております。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ2,743百万円増加し56,241百万円となりました。これは主に、現金及び預金が4,347百万円、販売用不動産が5,768百万円増加した一方、信用取引資産が1,175百万円、有形固定資産が4,613百万円減少したことによるものであります。なお、有形固定資産から販売用不動産への振替額は4,937百万円であります。
(負債)
負債は、前連結会計年度末に比べ1,768百万円増加し42,799百万円となりました。これは主に、長期借入金が2,158百万円、長期社債が2,000百万円増加した一方、信用取引負債が1,079百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ974百万円増加し、13,442百万円となりました。これは主に当社株主に対する新株予約権の無償割当を実施したことにより資本金及び資本剰余金が増加したことによるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。