第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)において、当社グループは以下のような取り組みを行ってまいりました。

 証券関連事業では、あかつき証券㈱において、国内株式市場が好調に推移したことに加え、第2四半期連結会計期間に引き続き、仕組債の販売によるトレーディング収益、及びIFA部門の収益が大幅に拡大したことで、営業収益及び営業利益は前期比増収増益となりました。また、11月より浜松磐田信用金庫と金融商品取引に関する顧客紹介業務を開始したことに加え、証券会社への仕組債取次業務の契約先を拡大するなど、販売チャネルの拡大に努めました。

 この結果、証券関連事業の業績は以下のとおりとなりました。

(証券関連事業の営業収益及びセグメント利益)

単位:百万円)

 

2019年3月期

第3四半期累計期間

2020年3月期

第3四半期累計期間

増減率

営業収益

2,672

3,583

34.1%

セグメント利益

31

298

858.2%

 

 不動産関連事業では、㈱トータルエステートにおいて、年初より実施した空室物件の長期在庫圧縮、及び前年同四半期における大型案件の売却利益が剥落した結果、売上高は19,269百万円(前期比3.0%減)、経常利益は1,087百万円(前期比18.2%減)となりました。一次取得者向けの中古マンションの販売は537戸(前期比5.7%増)と堅調に推移しており、9月には子育て中の家族構成を想定した新企画マンション「cotosumu(コトスム」)の販売を開始し、商品ラインナップの拡充を図りました。また、管理面では不動産市況・金融情勢の変化に対応し、仕入決済基準の整備・運用、在庫リスクマネジメントの強化、及び財務基盤の強化を進めております。

 EWアセットマネジメント㈱においては、4月に「兵庫県西宮市上甲東園」の土地を購入し、住宅型有料老人ホームの開発に着手しました。本施設は、優良介護事業者と既に長期の賃貸借予約契約を締結しており、2021年6月予定の竣工・稼働後は安定的な収益が見込まれます。また、12月に川越市に保有する施設を、2020年1月に枚方市及び横須賀市に保有する施設を売却しており、これらの売却利益を2020年3月期第4四半期連結会計期間に計上予定です。

 この結果、不動産関連事業の業績は以下のとおりとなりました。

(不動産関連事業の営業収益及びセグメント利益)

単位:百万円)

 

2019年3月期

第3四半期累計期間

2020年3月期

第3四半期累計期間

増減率

営業収益

21,243

20,636

△2.9%

セグメント利益

1,554

1,268

△18.4%

 これらの結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の連結業績は以下のとおりとなりました。

単位:百万円)

 

2019年3月期

第3四半期累計期間

2020年3月期

第3四半期累計期間

増減率

営業収益

23,716

24,039

1.4%

営業利益

714

923

29.3%

経常利益

408

530

29.6%

親会社株主に帰属する四半期純利益

268

375

39.9%

 

なお、㈱トータルエステートの単体業績は、当社連結業績に特に重要な影響があるため、以下、補足情報として開示いたします。

 

(補足情報)

 (株)トータルエステートは、東京都及び神奈川県を中心とした首都圏において、住宅一次取得者層向けの中古マンション事業を行っておりますが、①賃借人なしの空室中古マンションを購入後、直ちにリノベーションを施し売却するケース(以下「タイプA」といいます。)と、②賃借人付の中古マンションを購入後、一定期間賃料収入を得、賃借人の退去後にリノベーションを施し売却するケース(以下「タイプB」といいます。)があります。

 

(a)㈱トータルエステート単体の経営成績(四半期会計期間毎)

(単位:百万円)

 

2019年3月期

2020年3月期

1Q

(4~6月)

2Q

(7~9月)

3Q

(10~12月)

4Q

(1~3月)

1Q

(4~6月)

2Q

(7~9月)

3Q

(10~12月)

4Q

(1~3月)

売上高

5,777

6,797

7,282

7,545

6,362

6,523

6,383

経常利益

334

385

610

465

310

421

355

当期純利益

336

261

421

326

207

290

233

 

(b)仕入の状況(四半期会計期間毎。カッコ内は前年同四半期会計期間との増減。)

(単位:戸)

 

2019年3月期

2020年3月期

1Q

(4~6月)

2Q

(7~9月)

3Q

(10~12月)

4Q

(1~3月)

1Q

(4~6月)

2Q

(7~9月)

3Q

(10~12月)

4Q

(1~3月)

タイプA

159

(+3)

147

(△14)

139

(△27)

130

(△45)

125

(△34)

167

(+20)

111

(△28)

タイプB

46

(+17)

50

(△2)

54

(△51)

90

(+39)

62

(+16)

75

(+25)

25

(△29)

合計

205

(+20)

197

(△16)

193

(△78)

220

(△6)

187

(△18)

242

(+45)

136

(△57)

 

(c)販売の状況(四半期会計期間毎。カッコ内は前年同四半期会計期間との増減。

(単位:戸)

 

2019年3月期

2020年3月期

1Q

(4~6月)

2Q

(7~9月)

3Q

(10~12月)

4Q

(1~3月)

1Q

(4~6月)

2Q

(7~9月)

3Q

(10~12月)

4Q

(1~3月)

販売戸数

162

(+48)

170

(-)

176

(+39)

216

(+69)

189

(+27)

172

(+2)

176

(-)

 

(d)在庫の状況(四半期会計期間末)

(単位:戸)

 

2019年3月期

2020年3月期

1Q

(6月末)

2Q

(9月末)

3Q

(12月末)

4Q

(3月末)

1Q

(6月末)

2Q

(9月末)

3Q

(12月末)

4Q

(3月末)

タイプA

426

418

398

335

292

322

277

タイプB

416

451

488

555

590

630

635

合計

842

869

886

890

882

952

912

 

また、財政状態に関する説明は以下のとおりとなります。

 

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ4,028百万円増加し58,572百万円となりました。これは主に、預託金が2,300百万円、販売用不動産が1,287百万円増加したことによるものであります。

(負債)

 負債は、前連結会計年度末に比べ4,065百万円増加し46,210百万円となりました。これは主に、預り金が3,047百万円増加したことによるものであります。

(純資産)

 純資産は、前連結会計年度末に比べ37百万円減少し、12,362百万円となりました。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結はありません。