第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」と、「四半期純損失」を「親会社株主に帰属する四半期純損失」としております。

 

(1) 業績

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、公共投資が減少傾向となり、輸出は新興国経済の減速から次第に伸び悩みました。しかし企業業績の改善から設備投資が増加、住宅投資にも持ち直しが見られ、雇用の改善もあって個人消費も底堅く推移するなど、緩やかな回復傾向が続きました。

 商品市況は、貴金属は米国の利上げ観測によるドル高に圧迫されながらも金が反発、石油は中東情勢の緊張を背景として上昇した後、需給緩和見通しが強まり急落しました。穀物は米国の天候不安による上昇を経て豊作見通しが強まるに連れ反落し、全国市場売買高は25,518千枚(前年同期比129.2%)となりました。

 証券市況は、企業収益が総じて改善し、米国の利上げ観測を背景とした円安も輸出企業の業績改善期待につながったことから上昇傾向にありましたが、中国をはじめ新興国経済の減速や、米国利上げ見送りによる円高から下落に転じました。

 為替市場は、米国の利上げ観測から円安ドル高となり、一時2002年5月以来の円安水準に達しました。中国経済減速で対新興国通貨を中心に円高に転じると、米国の金融政策変更に不透明感が残るなか、次第に横ばいとなりました。

 このような経済状況の中、当社グループは、当第2四半期連結累計期間における受取手数料が1,251百万円(前年同期比55.2%)、売買損益が159百万円の利益(同78.7%)となり、営業収益は1,444百万円(同57.5%)となりました。

 営業費用は2,043百万円(同92.5%)となり、営業損失が598百万円(前年同期は304百万円の営業利益)、経常損失が509百万円(前年同期は326百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は239百万円(前年同期は254百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

 

 

当社グループの当第2四半期連結累計期間における営業収益の状況はつぎのとおりであります。

 

1.受取手数料

区分

金額(千円)

前年同期比(%)

商品先物取引

 

 

 

国内市場

 

 

 

現物先物取引

 

 

 

農産物・砂糖市場

11,104

101.7

 

貴金属市場

985,485

47.2

 

ゴム市場

44,924

75.0

 

石油市場

59,941

132.7

 

中京石油市場

147

37.6

 

小計

1,101,604

50.0

 

現金決済取引

 

 

 

貴金属市場

5,336

136.3

 

石油市場

49,688

769.2

 

小計

55,025

530.3

 

国内市場計

1,156,630

52.2

 

海外市場計

9,563

83.0

 

商品先物取引計

1,166,193

52.4

OTC取引清算業務

25

商品投資販売業

 

 

 

商品ファンド

3,856

142.8

商品取引

1,170,075

52.5

証券取引

81,525

205.5

合  計

1,251,600

55.2

 

(注)  上記の金額には消費税等は含まれておりません。

 

2.売買損益

区分

金額(千円)

前年同期比(%)

商品先物取引損益

 

 

 

国内市場

 

 

 

現物先物取引

 

 

 

農産物・砂糖市場

3,994

425.4

 

貴金属市場

24,682

621.2

 

ゴム市場

8,231

316.2

 

石油市場

△8

 

小計

36,899

480.5

 

現金決済取引

 

 

 

貴金属市場

1,365

 

小計

1,365

 

国内市場計

38,264

517.6

 

商品先物取引損益計

38,264

517.6

商品売買取引

△2,954

商品取引

35,309

135.2

証券取引

124,400

70.4

合  計

159,710

78.7

 

(注)  上記の金額には消費税等は含まれておりません。

 

3.その他

区分

金額(千円)

前年同期比(%)

商品ファンド管理報酬等

14,478

86.2

その他

19,123

72.0

合  計

33,602

77.5

 

(注)  上記の金額には消費税等は含まれておりません。

 

セグメント別の業績等

①  商品取引関連事業

当社グループの主力事業である商品取引関連事業においては、受取手数料は1,170百万円(前年同期比52.5%)となりました。また、売買損益は35百万円の利益(同135.2%)となりました。この結果、営業収益は1,229百万円(同53.8%)となりました。

 

当社グループの当第2四半期連結累計期間における商品取引関連事業の営業収益はつぎのとおりであります。

 

A.営業収益

区分

金額(千円)

前年同期比(%)

受取手数料

1,170,075

52.5

売買損益

35,309

135.2

その他

24,157

73.8

合計

1,229,542

53.8

 

(注)  上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

当社グループの商品先物取引の売買に関して当第2四半期連結累計期間の状況はつぎのとおりであります。

 

B.商品先物取引の売買高の状況

市場名

委託(枚)

前年同期比
(%)

自己(枚)

前年同期比
(%)

合計(枚)

前年同期比
(%)

国内市場

 

 

 

 

 

 

現物先物取引

 

 

 

 

 

 

農産物市場

23,600

128.3

23,600

128.2

農産物・砂糖市場

16,359

115.7

71,622

829.3

87,981

386.4

貴金属市場

338,375

56.6

14,608

162.4

352,983

58.2

ゴム市場

191,293

126.6

33,554

430.5

224,847

141.5

石油市場

75,452

71.0

6

6.7

75,458

71.0

中京石油市場

188

23.9

188

23.9

小計

621,667

71.5

143,390

326.5

765,057

83.7

現金決済取引

 

 

 

 

 

 

貴金属市場

31,097

188.3

1,516

116.1

32,613

183.0

石油市場

38,445

201.5

38,445

201.3

小計

69,542

195.4

1,516

114.0

71,058

192.5

国内市場計

691,209

76.3

144,906

320.3

836,115

87.9

海外市場計

12,582

49.3

12,582

49.3

合計

703,791

75.6

144,906

320.3

848,697

86.9

 

 

(注)1 主な商品別の委託売買高とその総委託売買高に対する割合は、つぎのとおりであります。

取引所名

銘柄名

前第2四半期連結累計期間

(自  平成26年4月1日

至  平成26年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自  平成27年4月1日

至  平成27年9月30日)

委託売買高(枚)

割合(%)

委託売買高(枚)

割合(%)

東京商品取引所

ゴム

151,157

16.2

191,293

27.2

東京商品取引所

金(標準取引)

350,418

37.6

189,891

27.0

東京商品取引所

白金(標準取引)

243,240

26.1

145,933

20.7

東京商品取引所

ガソリン

54,831

5.9

42,749

6.1

東京商品取引所

原油

19,076

2.0

38,445

5.5

 

 

2 商品先物取引における取引の最低単位を枚と呼び、例えば金1枚は1kg、とうもろこし1枚は50トンというように1枚当たりの数量は商品ごとに異なります。

 

当社グループの商品先物取引に関する売買高のうち、当第2四半期連結累計期間末において反対売買等により決済されていない建玉の状況はつぎのとおりであります。

 

C.商品先物取引の未決済建玉の状況

市場名

委託(枚)

前年同期比
(%)

自己(枚)

前年同期比
(%)

合計(枚)

前年同期比
(%)

国内市場

 

 

 

 

 

 

現物先物取引

 

 

 

 

 

 

農産物・砂糖市場

1,047

47.0

500

10.0

1,547

21.4

貴金属市場

25,251

93.4

81

94.2

25,332

93.4

ゴム市場

9,353

106.6

1,258

629.0

10,611

118.2

石油市場

10,161

108.6

10,161

108.6

中京石油市場

20

16.0

20

16.0

小計

45,832

96.4

1,839

34.8

47,671

90.3

現金決済取引

 

 

 

 

 

 

貴金属市場

1,896

224.1

65

309.5

1,961

226.2

石油市場

3,142

136.9

3,142

136.9

小計

5,038

160.4

65

309.5

5,103

161.4

国内市場計

50,870

100.4

1,904

35.9

52,774

94.3

海外市場計

858

136.4

858

136.4

合計

51,728

100.8

1,904

35.9

53,632

94.7

 

 

②  有価証券関連事業

有価証券関連事業につきましては、受取手数料が81百万円(前年同期比205.5%)となりました。また、売買損益は124百万円の利益(同70.4%)となりました。この結果、営業収益は215百万円(同94.8%)となりました。

 

 

(2) キャッシュ・フロー

  当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,229百万円減少し、2,049百万円となりました。

  当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、つぎのとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果使用した資金は1,448百万円(前年同期は436百万円の獲得)となりました。これは、税金等調整前四半期純損失205百万円を計上したほか、預り商品の増加1,374百万円、信用取引負債の増加644百万円、預託金の減少394百万円等の増加要因があった一方で、貸付商品の増加1,389百万円、信用取引資産の増加673百万円、預り証拠金の減少505百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果獲得した資金は421百万円(前年同期は64百万円の使用)となりました。これは、投資有価証券の売却による収入512百万円等があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は202百万円(前年同期は235百万円の使用)となりました。これは、短期借入による収入1,304百万円等があった一方で、短期借入金の返済による支出1,368百万円等があったことによるものであります。

 

(3)事業上および財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5)重要事象等について

該当事項はありません。