なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
資産、負債および純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて7,799百万円減少し、32,802百万円となりました。これは、委託者先物取引差金100百万円、投資有価証券41百万円等の増加があったものの、貸付商品5,042百万円、差入保証金1,466百万円、信用取引貸付金538百万円等の減少があったこと等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べて7,770百万円減少し、29,690百万円となりました。これは、預り商品308百万円、未払金89百万円等の増加があったものの、借入商品5,473百万円、預り証拠金1,406百万円、信用取引借入金541百万円等の減少があったこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて28百万円減少し、3,112百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失44百万円の計上、配当金の支払25百万円、自己株式の処分51百万円等があったこと等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国政権の政策動向や地政学的リスクの高まり等の懸念はあるものの、雇用環境が改善傾向となる中で個人消費は徐々に持ち直し、輸出が輸送機器を中心に増加する等、緩やかな回復基調となりました。
商品市況は、貴金属は7月までは材料不足から方向感に乏しい展開が続き、金を中心に概ね横ばいでの推移となりましたが、8月以降は北朝鮮を巡る地政学的リスクが高まったことや円安の進展もあり堅調に推移しました。原油は6月にかけて米国やロシアの増産を背景に下落基調となりましたが、その後、OPECが主導する協調減産により堅調な推移となりました。これらの背景から、全国市場売買高は25,144千枚(前年同期比94.1%)となりました。
証券市況は、北朝鮮を巡る地政学的リスクから一時的に下落する局面もありましたが、日本銀行による金融緩和が継続される中、企業収益が回復基調を持続したことから日経平均株価は2万円台へと上昇しました。
為替市況は、米国の利上げ予想の後退や北朝鮮を巡る地政学的リスクから一時107円台への円高ドル安となりましたが、その後、北朝鮮と米国の軍事衝突の可能性が後退したことなどから再び113円前後まで円安ドル高となりました。
このような経済状況の中、当社グループは、当第2四半期連結累計期間における受取手数料が822百万円(前年同期比61.0%)、売買損益が518百万円の利益(同653.3%)となり、営業収益は1,447百万円(同97.8%)となりました。
営業費用は1,557百万円(同86.9%)となり、営業損失が109百万円(前年同期は310百万円の営業損失)、経常損失が80百万円(前年同期は302百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は44百万円(前年同期は316百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
当社グループの当第2四半期連結累計期間における営業収益の状況はつぎのとおりであります。
1.受取手数料
|
区分 |
金額(千円) |
前年同期比(%) |
|
|
商品先物取引 |
|
|
|
|
|
国内市場 |
|
|
|
|
現物先物取引 |
|
|
|
|
農産物・砂糖市場 |
6,227 |
26.2 |
|
|
貴金属市場 |
634,685 |
55.9 |
|
|
ゴム市場 |
36,086 |
84.7 |
|
|
石油市場 |
8,488 |
97.4 |
|
|
中京石油市場 |
23 |
35.7 |
|
|
小計 |
685,512 |
56.7 |
|
|
現金決済取引 |
|
|
|
|
貴金属市場 |
79,172 |
120.6 |
|
|
石油市場 |
24,417 |
139.6 |
|
|
小計 |
103,590 |
124.6 |
|
|
国内市場計 |
789,102 |
61.0 |
|
|
海外市場計 |
759 |
14.7 |
|
|
商品先物取引計 |
789,861 |
60.8 |
|
商品取引 |
789,861 |
60.8 |
|
|
証券取引 |
32,262 |
64.2 |
|
|
合 計 |
822,123 |
61.0 |
|
(注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.売買損益
|
区分 |
金額(千円) |
前年同期比(%) |
|
|
商品先物取引損益 |
|
|
|
|
|
国内市場 |
|
|
|
|
現物先物取引 |
|
|
|
|
農産物・砂糖市場 |
4,008 |
68.0 |
|
|
貴金属市場 |
3,627 |
48.3 |
|
|
ゴム市場 |
95,983 |
─ |
|
|
小計 |
103,618 |
─ |
|
|
現金決済取引 |
|
|
|
|
貴金属市場 |
△689 |
─ |
|
|
小計 |
△689 |
─ |
|
|
国内市場計 |
102,929 |
─ |
|
|
商品先物取引損益計 |
102,929 |
─ |
|
商品売買取引 |
△24,732 |
─ |
|
|
商品取引 |
78,196 |
385.4 |
|
|
証券取引 |
440,487 |
745.2 |
|
|
合 計 |
518,684 |
653.3 |
|
(注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
3.その他
|
区分 |
金額(千円) |
前年同期比(%) |
|
商品ファンド管理報酬等 |
1,630 |
16.0 |
|
受取リース料 |
47,759 |
273.6 |
|
その他 |
57,566 |
230.4 |
|
合 計 |
106,957 |
203.2 |
(注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
セグメント別の業績等
当社グループの主力事業である商品取引関連事業においては、受取手数料は789百万円(前年同期比60.8%)となりました。また、売買損益は78百万円の利益(同385.4%)となりました。この結果、営業収益は964百万円(同70.8%)となりました。
当社グループの当第2四半期連結累計期間における商品取引関連事業の営業収益はつぎのとおりであります。
A.営業収益
|
区分 |
金額(千円) |
前年同期比(%) |
|
受取手数料 |
789,861 |
60.8 |
|
売買損益 |
78,196 |
385.4 |
|
その他 |
96,844 |
220.4 |
|
合計 |
964,902 |
70.8 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
当社グループの商品先物取引の売買に関して当第2四半期連結累計期間の状況はつぎのとおりであります。
B.商品先物取引の売買高の状況
|
市場名 |
委託(枚) |
前年同期比 |
自己(枚) |
前年同期比 |
合計(枚) |
前年同期比 |
|
国内市場 |
|
|
|
|
|
|
|
現物先物取引 |
|
|
|
|
|
|
|
農産物市場 |
─ |
─ |
3,000 |
10.8 |
3,000 |
10.8 |
|
農産物・砂糖市場 |
11,709 |
44.8 |
7,261 |
30.1 |
18,970 |
37.8 |
|
貴金属市場 |
211,639 |
60.1 |
35,206 |
337.1 |
246,845 |
68.0 |
|
ゴム市場 |
194,444 |
88.6 |
27,820 |
98.5 |
222,264 |
89.7 |
|
石油市場 |
11,378 |
57.7 |
─ |
─ |
11,378 |
57.7 |
|
中京石油市場 |
31 |
32.3 |
─ |
─ |
31 |
32.3 |
|
小計 |
429,201 |
69.5 |
73,287 |
80.9 |
502,488 |
70.9 |
|
現金決済取引 |
|
|
|
|
|
|
|
貴金属市場 |
126,131 |
107.9 |
1,067 |
87.3 |
127,198 |
107.6 |
|
石油市場 |
81,389 |
171.8 |
─ |
─ |
81,389 |
114.1 |
|
小計 |
207,520 |
126.3 |
1,067 |
4.2 |
208,587 |
110.1 |
|
国内市場計 |
636,721 |
81.4 |
74,354 |
64.2 |
711,075 |
79.2 |
|
海外市場計 |
470 |
6.8 |
─ |
─ |
470 |
6.8 |
|
合計 |
637,191 |
80.8 |
74,354 |
64.2 |
711,545 |
78.6 |
(注)1 主な商品別の委託売買高とその総委託売買高に対する割合は、つぎのとおりであります。
|
取引所名 |
銘柄名 |
前第2四半期連結累計期間 (自 平成28年4月1日 至 平成28年9月30日) |
当第2四半期連結累計期間 (自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日) |
||
|
委託売買高(枚) |
割合(%) |
委託売買高(枚) |
割合(%) |
||
|
東京商品取引所 |
ゴム |
219,578 |
27.8 |
194,444 |
30.5 |
|
東京商品取引所 |
金(標準取引) |
229,406 |
29.1 |
141,823 |
22.3 |
|
東京商品取引所 |
金(限日取引) |
89,829 |
11.4 |
89,866 |
14.1 |
|
東京商品取引所 |
原油 |
47,385 |
6.0 |
81,389 |
12.8 |
|
東京商品取引所 |
白金(標準取引) |
121,265 |
15.4 |
68,742 |
10.8 |
2 商品先物取引における取引の最低単位を枚と呼び、例えば金1枚は1kg、とうもろこし1枚は50トンというように1枚当たりの数量は商品ごとに異なります。
当社グループの商品先物取引に関する売買高のうち、当第2四半期連結累計期間末において反対売買等により決済されていない建玉の状況はつぎのとおりであります。
C.商品先物取引の未決済建玉の状況
|
市場名 |
委託(枚) |
前年同期比 |
自己(枚) |
前年同期比 |
合計(枚) |
前年同期比 |
|
国内市場 |
|
|
|
|
|
|
|
現物先物取引 |
|
|
|
|
|
|
|
農産物・砂糖市場 |
1,462 |
41.1 |
53 |
2.2 |
1,515 |
25.5 |
|
貴金属市場 |
17,944 |
82.4 |
9,415 |
─ |
27,359 |
121.4 |
|
ゴム市場 |
5,281 |
163.7 |
946 |
946.0 |
6,227 |
187.2 |
|
石油市場 |
1,335 |
80.2 |
─ |
─ |
1,335 |
80.2 |
|
小計 |
26,022 |
86.1 |
10,414 |
167.0 |
36,436 |
99.9 |
|
現金決済取引 |
|
|
|
|
|
|
|
貴金属市場 |
23,672 |
239.8 |
43 |
31.9 |
23,715 |
237.0 |
|
石油市場 |
2,327 |
107.3 |
─ |
─ |
2,327 |
107.3 |
|
小計 |
25,999 |
216.0 |
43 |
31.9 |
26,042 |
213.9 |
|
国内市場計 |
52,021 |
123.1 |
10,457 |
164.1 |
62,478 |
128.4 |
|
海外市場計 |
42 |
5.8 |
─ |
─ |
42 |
5.8 |
|
合計 |
52,063 |
121.1 |
10,457 |
164.1 |
62,520 |
126.6 |
有価証券関連事業につきましては、受取手数料が32百万円(前年同期比64.2%)となりました。また、売買損益は440百万円の利益(同745.2%)となりました。この結果、営業収益は482百万円(同409.1%)となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ397百万円減少し、2,311百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、つぎのとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果使用した資金は232百万円(前年同期は79百万円の使用)となりました。これは、税金等調整前四半期純損失32百万円を計上したほか、差入保証金の減少1,466百万円等の増加要因があった一方で、預り証拠金の減少1,406百万円、退職給付に係る負債の減少181百万円等の資金減少要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果獲得した資金は5百万円(前年同期は483百万円の獲得)となりました。これは、有形固定資産の売却による収入7百万円、投資有価証券の売却による収入6百万円等があった一方で、無形固定資産の取得による支出6百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は172百万円(前年同期は255百万円の使用)となりました。これは、長期借入金の返済による支出160百万円等があったことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。