第5【経理の状況】

1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第93条の規定により、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に準拠して作成しています。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しています。

なお、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しています。

 

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による監査を受けています。

 

3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備について

当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備を行っています。その内容は以下のとおりです。

(1)会計基準等の内容を適切に把握し、連結財務諸表等の適正性を確保できる体制を整備しています。具体的には、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、会計基準等の変更等に関する情報を随時入手している他、同機構の主催するセミナーや、その他外部セミナーなどに積極的に参加しています。

 

(2)IFRSの適用については、国際会計基準審議会が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準に関する情報の把握を行っています。また、IFRSに基づく適正な連結財務諸表等を作成するために、IFRSに準拠したグループ会計方針を策定し、それらに基づいて会計処理を行っています。

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結損益計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前連結会計年度

(自2018年4月1日

 至2019年3月31日)

 

 当連結会計年度

(自2019年4月1日

 至2020年3月31日)

収益

 

 

 

 

営業収益

7,8,9,11

52,175

 

53,226

その他の金融収益

10

1,152

 

49

その他の収益

 

59

 

57

持分法による投資利益

25

95

 

48

収益合計

 

53,480

 

53,380

費用

 

 

 

 

金融費用

10

4,758

 

5,236

販売費及び一般管理費

12,23,27,29

44,690

 

42,835

その他の金融費用

10

174

 

448

その他の費用

13

2,069

 

731

費用合計

 

51,690

 

49,249

税引前利益

 

1,790

 

4,131

法人所得税費用

26

761

 

1,310

当期利益

 

1,029

 

2,820

 

 

 

 

 

当期利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

1,181

 

3,011

非支配持分

 

153

 

190

当期利益

 

1,029

 

2,820

 

 

 

 

 

親会社の所有者に帰属する

1株当たり当期利益

33

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

 

4.42

 

11.59

希薄化後1株当たり当期利益(円)

 

 

11.55

 

②【連結包括利益計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前連結会計年度

(自2018年4月1日

 至2019年3月31日)

 

 当連結会計年度

(自2019年4月1日

 至2020年3月31日)

当期利益

 

1,029

 

2,820

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値測定する資本性金融資産の公正価値の変動

32

135

 

162

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値測定する負債性金融資産の公正価値の変動

32

101

 

221

ヘッジ手段の公正価値の変動

14,32

584

 

在外営業活動体の換算差額

32

1,057

 

826

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

25,32

67

 

18

税引後その他の包括利益

 

1,810

 

903

当期包括利益

 

2,839

 

1,917

 

 

 

 

 

当期包括利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

2,992

 

2,107

非支配持分

 

153

 

190

当期包括利益

 

2,839

 

1,917

 

③【連結財政状態計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

資産

 

 

 

 

現金及び現金同等物

14,15,16,19

154,146

 

132,561

預託金及び金銭の信託

14,15,17

566,220

 

620,222

商品有価証券等

14,15

2,543

 

4,516

デリバティブ資産

14,15

10,895

 

14,380

棚卸資産

15,18

3,056

 

2,932

有価証券投資

14,15,19

3,914

 

5,447

信用取引資産

14,15

138,836

 

107,207

有価証券担保貸付金

14,15

42,064

 

32,748

その他の金融資産

14,15,19

54,202

 

47,943

有形固定資産

21,23

2,456

 

4,921

無形資産

22

47,698

 

46,006

持分法投資

25

306

 

276

繰延税金資産

26

289

 

370

その他の資産

 

1,226

 

3,404

資産合計

 

1,027,849

 

1,022,934

負債及び資本

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

商品有価証券等

14,15

 

16

デリバティブ負債

14,15

4,311

 

3,256

信用取引負債

14,15,20

32,793

 

30,044

有価証券担保借入金

14,15

101,028

 

72,349

預り金

14,15

358,176

 

393,344

受入保証金

14,15

249,544

 

282,006

社債及び借入金

14,15,20

190,641

 

147,941

その他の金融負債

14,15

4,284

 

8,068

引当金

28

262

 

208

未払法人税等

 

266

 

556

繰延税金負債

26

1,862

 

2,188

その他の負債

29

4,540

 

5,933

負債合計

 

947,707

 

945,909

資本

 

 

 

 

資本金

30

10,394

 

10,394

資本剰余金

30

40,510

 

40,291

自己株式

30

313

 

1,032

利益剰余金

30,31

18,980

 

18,011

その他の資本の構成要素

32

9,424

 

8,547

親会社の所有者に帰属する持分

 

78,994

 

76,210

非支配持分

 

1,148

 

815

資本合計

 

80,142

 

77,024

負債及び資本合計

 

1,027,849

 

1,022,934

 

④【連結持分変動計算書】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本

剰余金

自己

株式

利益

剰余金

その他の資本の構成要素

 

その他の包括利益を通じて公正価値測定する資本性金融資産の公正価値の変動

その他の包括利益を通じて公正価値測定する負債性金融資産の公正価値の変動

売却可能金融資産の公正価値の変動

ヘッジ手段の公正価値の変動

在外営業活動体の換算差額

株式報酬

持分法適用会社におけるその他の資本の構成要素

2018年4月1日残高

 

10,394

40,510

206

21,492

1,753

584

6,939

71

101

会計方針の変更による累積的影響額

 

395

261

1,098

1,753

会計方針の変更を反映した当期首残高

 

10,394

40,510

206

21,887

261

1,098

584

6,939

71

101

当期利益

 

1,181

その他の包括利益

 

135

101

584

1,057

67

当期包括利益

 

1,181

135

101

584

1,057

67

所有者との取引額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

配当金

31

2,413

自己株式の取得

30

2,000

自己株式の処分

30

103

125

228

自己株式の消却

30

1,767

1,767

利益剰余金から資本剰余金への振替

30

1,664

1,664

株式報酬の認識

29

11

98

新株予約権の認識

 

子会社の取得

 

支配の喪失とならない子会社に対する所有持分の変動

 

所有者との取引額合計

 

107

4,089

130

2019年3月31日残高

 

10,394

40,510

313

18,980

396

1,199

7,997

201

33

当期利益

 

3,011

その他の包括利益

 

162

221

826

18

当期包括利益

 

3,011

162

221

826

18

所有者との取引額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

配当金

31

1,409

自己株式の取得

30

3,389

自己株式の処分

30

43

150

107

自己株式の消却

30

2,520

2,520

利益剰余金から資本剰余金への振替

30

2,563

2,563

株式報酬の認識

29

8

133

新株予約権の認識

 

子会社の取得

 

支配の喪失とならない子会社に対する所有持分の変動

 

219

所有者との取引額合計

 

219

719

3,980

26

2020年3月31日残高

 

10,394

40,291

1,032

18,011

558

978

7,171

175

15

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

非支配

持分

資本合計

 

その他の資本の構成要素

合計

 

2018年4月1日残高

 

8,139

80,329

164

80,493

会計方針の変更による累積的影響額

 

395

会計方針の変更を反映した当期首残高

 

7,744

80,329

164

80,493

当期利益

 

1,181

153

1,029

その他の包括利益

 

1,810

1,810

1,810

当期包括利益

 

1,810

2,992

153

2,839

所有者との取引額

 

 

 

 

 

配当金

31

2,413

2,413

自己株式の取得

30

2,000

2,000

自己株式の処分

30

228

自己株式の消却

30

利益剰余金から資本剰余金への振替

30

株式報酬の認識

29

98

86

86

新株予約権の認識

 

376

376

子会社の取得

 

369

369

支配の喪失とならない子会社に対する所有持分の変動

 

392

392

所有者との取引額合計

 

130

4,326

1,137

3,189

2019年3月31日残高

 

9,424

78,994

1,148

80,142

当期利益

 

3,011

190

2,820

その他の包括利益

 

903

903

903

当期包括利益

 

903

2,107

190

1,917

所有者との取引額

 

 

 

 

 

配当金

31

1,409

1,409

自己株式の取得

30

3,389

3,389

自己株式の処分

30

107

自己株式の消却

30

利益剰余金から資本剰余金への振替

30

株式報酬の認識

29

133

126

126

新株予約権の認識

 

32

32

子会社の取得

 

8

8

支配の喪失とならない子会社に対する所有持分の変動

 

219

184

403

所有者との取引額合計

 

26

4,891

144

5,035

2020年3月31日残高

 

8,547

76,210

815

77,024

 

⑤【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前連結会計年度

(自2018年4月1日

 至2019年3月31日)

 

 当連結会計年度

(自2019年4月1日

 至2020年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

税引前利益

 

1,790

 

4,131

減価償却費及び償却費

 

8,392

 

8,122

非金融資産の減損損失

 

1,788

 

423

金融収益及び金融費用

 

15,462

 

12,944

デリバティブ資産及びデリバティブ負債の増減

 

4,274

 

4,541

信用取引資産及び信用取引負債の増減

 

56,498

 

28,880

有価証券担保貸付金及び有価証券担保借入金の増減

 

2,334

 

19,477

預託金及び金銭の信託の増減

 

13,459

 

60,603

受入保証金及び預り金の増減

 

8,699

 

74,781

短期貸付金の増減

 

467

 

2,806

その他

 

7,260

 

1,566

小計

 

45,183

 

20,011

利息及び配当金の受取額

 

18,686

 

19,154

利息の支払額

 

4,683

 

4,711

法人所得税等の還付額又は支払額(△)

 

5,352

 

0

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

53,834

 

34,454

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

有価証券投資等の取得による支出

 

419

 

376

有価証券投資等の売却及び償還による収入

 

237

 

48

有形固定資産の取得による支出

 

1,230

 

841

無形資産の取得による支出

 

6,265

 

5,548

子会社の取得による収入

34

30,695

 

子会社の取得による支出

 

 

334

子会社の売却による収入

 

4

 

関連会社の売却による収入

 

 

20

共同支配企業の取得による支出

 

1

 

その他

 

258

 

37

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

22,763

 

7,068

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

短期借入債務の収支

20

40,816

 

26,730

社債の発行による収入

20

28,016

 

15,495

社債の償還による支出

20

26,557

 

11,205

長期借入債務の調達による収入

20

58,924

 

14,105

長期借入債務の返済による支出

20

22,005

 

33,705

自己株式の取得による支出

 

2,000

 

3,389

配当金の支払額

 

2,408

 

1,406

非支配持分からの払込による収入

 

747

 

1

非支配持分からの取得による支出

 

 

405

リース債務の返済による支出

 

 

1,160

その他

 

190

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

5,909

 

48,399

現金及び現金同等物の増減額

 

70,688

 

21,013

現金及び現金同等物の期首残高

 

81,456

 

150,926

現金及び現金同等物の為替換算による影響

 

1,218

 

2,080

現金及び現金同等物の期末残高

16

150,926

 

127,832

 

【連結財務諸表注記】
1.報告企業

  マネックスグループ株式会社(以下、当社)は、日本国に所在する株式会社です。当社が登記している本社、主要な営業所の住所は東京都港区赤坂一丁目12番32号です。当社の連結財務諸表は2020年3月31日を期末日とし、当社及び子会社(以下、当社グループ)、並びに当社グループの関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されます。当社グループは、オンライン証券ビジネスを主要な事業とし、日本、米国及びアジア・パシフィックに主要な拠点を有し展開しています。

 

 

2.財務諸表作成の基礎

(1)連結財務諸表が国際会計基準(以下、IFRS)に準拠している旨の記載

  当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、第93条の規定により、IFRSに準拠して作成しています。

 

(2)測定の基礎

  連結財務諸表は連結財政状態計算書における次の重要な項目を除き、取得原価を基礎として作成されています。

  ・デリバティブについては公正価値で測定しています。

  ・純損益を通じて公正価値測定する金融資産及び金融負債は公正価値で測定しています。

  ・その他の包括利益を通じて公正価値測定する金融資産は公正価値で測定しています。

  ・トレーディング目的の棚卸資産は売却コスト控除後の公正価値で測定しています。

  ・現金決済型の株式報酬取引に関する負債は公正価値で測定しています。

 

(3)機能通貨及び表示通貨

  当社グループの連結財務諸表は当社の機能通貨である日本円で表示しています。日本円で表示しているすべての財務情報は、百万円単位で四捨五入しています。

 

(4)見積り及び判断の利用

  IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営陣は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられています。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。

  見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間と将来の会計期間において認識します。

  連結財務諸表上で認識する金額に重要な影響を与える会計方針の適用に際して行う重要な判断に関する情報は、次の注記に含まれています。

  ・注記「14.金融商品」

  ・注記「15.公正価値測定」

  翌会計年度において重要な修正をもたらす重要なリスクのある、仮定及び見積りの不確実性に関する情報は、次の注記に含まれています。

  ・注記「22.無形資産」

  ・注記「26.繰延税金及び法人所得税費用」

 

 

 

 

3.重要な会計方針

  以下に記載されている会計方針は、他の記載がない限り、連結財務諸表に表示されているすべての期間について継続的に適用されています。

 

(1)連結の基礎

 ① 企業結合

  企業結合は、支配の獲得日(取得日)に取得法を用いて会計処理しています。支配とは、投資先への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ、その投資先に対するパワーを通じてそれらのリターンに影響を及ぼす能力を有している場合をいいます。被取得企業における識別可能資産及び負債は、以下を除き、取得日の公正価値で測定されます。

  ・IAS第12号「法人所得税」に従って測定される繰延税金資産・負債

  ・IAS第19号「従業員給付」に従って測定される従業員給付契約に関する資産・負債

  ・IFRS第2号「株式報酬」に従って測定される被取得企業の株式報酬契約に関する負債

  ・IFRS第5号「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」に従って売却目的保有に分類された非流動資産又は処分グループ

  のれんは取得日時点で測定した被取得企業に対する非支配持分の認識額を含む譲渡対価の公正価値から、取得日時点における識別可能な取得資産及び引受負債の純認識額(通常、公正価値)を控除した額として測定しています。この差額が負の金額である場合には即時に純損益として認識します。

  負債又は持分証券の発行に関連するものを除いて、企業結合に関連して発生する取引費用は、発生時に費用処理しています。

  企業結合の当初の会計処理が、企業結合が発生した連結会計年度末までに完了していない場合は、完了していない項目を暫定的な金額で報告しています。取得日時点に存在していた事実と状況を、取得日当初に把握していたとしたら認識される金額の測定に影響を与えていたと判断される期間(以下、測定期間)に入手した場合、その情報を反映して、取得日に認識した暫定的な金額を遡及的に修正しています。新たに得た情報が、資産と負債の新たな認識をもたらす場合には、追加の資産と負債を認識しています。測定期間は最長で1年間です。

  企業結合の対価に条件付対価契約から生じる資産又は負債が含まれる場合、条件付対価は取得日の公正価値で測定され、譲渡対価の一部を構成します。測定期間中の修正となる条件付対価の公正価値の変動は遡及して修正し、対応するのれんの金額を修正します。測定期間中の修正とならない条件付対価の公正価値の変動は、条件付対価が資本に分類される場合は再測定せず、事後の決済は資本取引として会計処理します。条件付対価が資産又は負債に分類される場合は適切に、IFRS第9号「金融商品」又はIAS第37号「引当金、偶発負債及び偶発資産」に従って再測定し、利得又は損失は純損益として認識しています。

  当社グループは2010年12月27日より前に発生した企業結合にIFRS第3号「企業結合」(2008年版)(以下、IFRS第3号)を遡及適用しないことを選択しています。2010年12月27日より前の取得に係るのれんは日本基準に基づき認識した金額で報告しています。

 

 ② 支配の喪失を伴わない持分の変動

  2010年12月27日以降に発生した支配の喪失を伴わない持分の変動は、資本取引として会計処理しています。当社グループの持分及び非支配持分の帳簿価額は、子会社に対する持分の変動を反映して調整されます。従ってのれんは認識されません。

 

 ③ 支配の喪失

  当社グループが投資の処分により子会社の支配を喪失する場合、処分損益は受取対価の公正価値及び残存持分の公正価値の合計と、のれんを含む子会社の資産、負債及び非支配持分の帳簿価額との差額として算定し、純損益として認識しています。子会社について従前にその他の包括利益で認識されていた金額は、当社グループが関連する資産又は負債を直接処分した場合と同様に会計処理しています。

 

 ④ 子会社

  子会社とは、当社グループにより支配されている企業です。子会社の財務諸表は、支配開始日から支配喪失日までの期間、連結財務諸表に含まれます。子会社の会計方針は、当社グループが適用する会計方針と整合させるため、必要に応じて変更されています。

 

 ⑤ 預託金及び金銭の信託

  預託金及び金銭の信託に含まれる信託勘定は、当社グループが支配していると結論付けた場合に連結しています。

 ⑥ 関連会社及び共同支配の取決め

  関連会社とは、当社グループがその財務及び経営方針に対して重要な影響力を有しているものの、支配又は共同支配していない企業をいいます。当社グループが他の企業の議決権の20%以上50%以下を保有する場合、当社グループは当該他の企業に対して重要な影響力を有していると推定されます。

  共同支配の取決めとは、取決めに対する契約上合意された支配の共有であり、関連性のある活動に関する意思決定に、支配を共有している当事者の全員一致の合意を必要とする場合にのみ存在します。共同支配の取決めの当事者の権利及び義務に応じて、共同支配事業又は共同支配企業のいずれかに分類されます。共同支配事業とは、共同支配の取決めに対して当事者が当該取決めに関する資産に対する権利及び負債に対する義務を有している場合をいい、共同支配企業とは、共同支配の取決めに対して当事者が当該取決めの純資産に対する権利を有している場合をいいます。

  当社は、共同支配事業に対する持分に係る資産、負債、収益及び費用の会計処理を、特定の資産、負債、収益及び費用に適用されるIFRSに従って行います。

  関連会社及び共同支配企業に対する投資(持分法適用会社)は、持分法を用いて会計処理し、取得時に取得原価で測定します。

  連結財務諸表には、重要な影響を有した日又は共同支配が開始した日から終了する日までの持分法適用会社の収益・費用及び持分の変動に対する当社グループ持分が含まれています。持分法適用会社の会計方針は、当社グループが適用する会計方針と整合させるため、必要に応じて修正しています。損失に対する当社グループの持分が持分法適用会社に対する投資を上回った場合には、その投資の帳簿価額をゼロまで減額し、当社グループが被投資企業に代わって債務を負担し又は支払いを行う場合を除き、それ以上の損失は認識しません。

 

 ⑦ 連結上消去される取引

  連結グループ内の債権債務残高及び取引、並びに連結グループ内取引によって発生した未実現損益は、連結財務諸表の作成に際して消去しています。持分法適用会社との取引から発生した未実現利益は、被投資企業に対する当社グループの持分を上限として投資から控除しています。未実現損失は、減損が生じている証拠がない場合に限り、未実現利益と同様の方法で控除しています。

 

(2)外貨

 ① 外貨建取引

  外貨建取引は、取引日における為替レートで当社グループ内の各企業の各機能通貨に換算しています。期末日における外貨建貨幣性資産・負債は、期末日の為替レートで機能通貨に再換算しています。

  公正価値で測定される外貨建非貨幣性資産・負債は、当該公正価値の算定日における為替レートで機能通貨に再換算しています。再換算によって発生した為替差額は、純損益として認識しています。ただし、公正価値で測定しその変動をその他の包括利益として認識する金融商品の再換算により発生した為替差額は、その他の包括利益として認識しています。外貨建取得原価により測定されている非貨幣性項目は、取引日の為替レートを使用して換算しています。

 

 ② 在外営業活動体

  在外営業活動体の資産・負債(取得により発生したのれん及び公正価値の調整を含む)については期末日の為替レートで、収益及び費用については平均為替レートを用いて日本円に換算しています。

  為替換算差額はその他の包括利益の「在外営業活動体の換算差額」として認識しています。なお、当社グループはIFRS移行日の在外営業活動体の換算から発生した累積換算差額をゼロとみなすことを選択しています。

  当社のIFRS移行日以降、当該差額はその他の資本の構成要素に含めています。

  在外営業活動体が処分される場合には、在外営業活動体の換算差額に関連する金額は、処分損益の一部として純損益に振り替えます。

 

(3)金融商品

 ① 金融資産及び金融負債の認識

  当社グループは、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産(有価証券投資を除く)のうち、通常の方法により行われるものについては、決済日に認識しています。それ以外の金融資産及び金融負債の売買については、当社グループが当該金融商品の契約の当事者となった時点で認識しています。

 

 ② 金融資産の分類及び測定

  金融資産は、当初認識時に以下のとおりに分類しています。

 

  ⅰ) 償却原価で測定する金融資産

   金融資産は、以下の要件を満たす場合に償却原価で測定する金融資産に分類しています。

   ・契約上のキャッシュ・フローを回収するために資産を保有することを目的とする事業モデルに基づいて、資産が保有されている

   ・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが所定の日に生じる

   償却原価で測定する金融資産は、当初認識時の公正価値にその取得に直接起因する取引費用を加算して測定しています。当初認識後は、実効金利法を用いた償却原価により測定しています。

 

  ⅱ) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産

   資本性金融商品への投資のうち、売買目的保有でない投資については、当初認識時に、その公正価値の事後的な変動をその他の包括利益に表示するという取消不能の選択を行うことができ、当社グループでは金融商品ごとに当該指定を行っています。

   その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産は、当初認識時の公正価値にその取得に直接起因する取引費用を加算して測定しています。当初認識後は公正価値で測定し、公正価値の変動額は、その他の包括利益の「その他の包括利益を通じて公正価値測定する資本性金融資産の公正価値の変動」として認識しています。当該金融資産の認識を中止した場合、又は、公正価値が著しく下落した場合、その他の包括利益に計上されている累積損益は直接利益剰余金に振り替えており、純損益に振り替えられません。なお、当該金融資産からの配当金については、金融収益の一部として純損益で認識しています。

 

  ⅲ) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産

   負債性金融資産は、以下の要件を満たす場合にその他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産に分類しています。

   ・契約上のキャッシュ・フローを回収と売却の両方によって目的が達成される事業モデルに基づいて保有されている

   ・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが所定の日に生じる

   その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産は、当初認識時の公正価値にその取得に直接起因する取引費用を加算して測定しています。当初認識後は公正価値で測定し、公正価値の変動額は、減損利得又は減損損失及び為替差損益を除き、当該金融資産の認識の中止又は分類変更が行われるまで、その他の包括利益の「その他の包括利益を通じて公正価値測定する負債性金融資産の公正価値の変動」として認識しています。当該金融資産の認識を中止した場合、その他の包括利益に計上されている累積損益は純損益に振り替えています。

 

  ⅳ) 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

   上記以外の金融資産は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しています。

   純損益を通じて公正価値で測定する金融資産は、当初認識時に公正価値で測定し、その取得に直接起因する取引費用は発生時に純損益として認識しています。当初認識後は公正価値で測定し、公正価値の変動額は、純損益として認識しています。

 

 ③ 金融資産の減損

  償却原価により測定される金融資産及びその他の包括利益で測定される負債性金融資産については、予想信用損失を認識しています。

  当社グループは、期末日ごとに各金融資産に係る信用リスクが当初認識時点から著しく増加しているかどうかを評価しており、当初認識時点から信用リスクが著しく増加していない場合には、12ヶ月の予想信用損失を認識しています。一方で、当初認識時点から信用リスクが著しく増加している場合には、全期間の予想信用損失と等しい金額を認識しています。

  契約上の支払の期日経過が30日超である場合には、原則として信用リスクの著しい増大があったものとしています。なお、金融資産に係る信用リスクが期末日現在で低いと判断される場合には、当該金融資産に係る信用リスクが当初認識時以降に著しく増大していないと評価しています。また、全部または一部について回収ができず又は回収が極めて困難であると判断された金融資産や期日経過が90日を超えた金融資産については、債務不履行に該当すると判断しています。

  信用損失は契約に従って企業に支払われるべきすべての契約上のキャッシュ・フローと、企業が受け取ると見込んでいるすべてのキャッシュ・フローとの差額を当初の実効金利で割り引いたものであり、予想信用損失は信用損失をそれぞれの債務不履行発生リスクでウェイト付した加重平均です。

  当社グループは、ある金融資産の全体又は一部分を回収するという合理的な予想を有していない場合には、金融資産の総額での帳簿価額を直接減額しています。

  償却原価により測定される金融資産については、予想信用損失を貸倒引当金として認識しています。貸倒引当金の繰入額又は戻入額は、減損損失又は減損利得として純損益で認識しています。

 

 ④ 金融負債の分類及び測定

  ⅰ) 償却原価で測定する金融負債

   償却原価で測定する金融負債は、当初認識時の公正価値にその取得に直接起因する取引費用を減算して測定しています。当初認識後は、実効金利法を用いた償却原価により測定しています。

 

  ⅱ) 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

   純損益を通じて公正価値で測定する金融負債は、当初認識時に公正価値で測定し、その取得に直接起因する取引費用は発生時に純損益として認識しています。当初認識後は公正価値で測定し、公正価値の変動額は、純損益として認識しています。

 

 ⑤ 金融資産及び金融負債の認識の中止

  当社グループは、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が失効した場合、又は当該金融資産の所有にかかるリスク及び便益を実質的にすべて移転する取引において、金融資産から生じるキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を移転する場合に、当該金融資産の認識を中止しています。また当社グループは、金融負債が消滅した場合、つまり、契約上の義務が免責、取消又は失効となった場合に、金融負債の認識を中止しています。

 

 ⑥ 相殺

  金融資産及び金融負債は、当社グループが残高を相殺する法的権利を有し、かつ純額で決済するか又は資産の実現と負債の決済を同時に行う意図を有する場合にのみ、連結財政状態計算書上で相殺し、純額で表示しています。

 

 ⑦ 公正価値測定

  金融資産及び金融負債の公正価値は、測定日時点で、市場参加者間の秩序ある取引において、資産を売却するために受け取るであろう価格又は負債を移転するために支払うであろう価格です。

 

 ⑧ 現金及び現金同等物

  連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物とは、現金及び容易に一定の金額に現金化が可能な流動性の高い投資であり、価値の変動について僅少なリスクしかないものです。

 

 ⑨ 預託金及び金銭の信託

  当社グループが有する一部の預託金及び金銭の信託については、その信託勘定を連結しています。預託金及び金銭の信託は、顧客より預託を受けた資金を保全するため各国の法令に基づき分別管理し運用している資金であるため、連結財政状態計算書では預託金及び金銭の信託として一括で表示しています。

 

 ⑩ 商品有価証券等

  商品有価証券等は当社グループが主に短期的な売買のために保有している有価証券です。

 

 ⑪ デリバティブ資産及びデリバティブ負債

 当連結会計年度に適用される会計方針

  当社グループのデリバティブ資産及びデリバティブ負債は公正価値で当初測定し、その変動は純損益として認識しています。

 

 前連結会計年度に適用される会計方針

  ⅰ) ヘッジ会計を適用するデリバティブ

   当社グループはキャッシュ・フローに関するリスクヘッジのため、ヘッジ要件を満たすデリバティブについてヘッジ会計を適用しています。

   当社グループは、ヘッジの開始時点において、ヘッジ関係、ヘッジの実施についてのリスク管理目的及び戦略、ヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジされるリスクの性質、ヘッジの有効性の評価方法を文書化しています。また、当社グループはヘッジの開始時点とともに、その後も継続的にヘッジ手段がヘッジ対象のキャッシュ・フローの変動を相殺するために極めて有効であるかを判定しています。

   ヘッジ手段としてのデリバティブは公正価値で当初測定し、その変動は次のように会計処理しています。

  ・キャッシュ・フロー・ヘッジ

   キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定され、かつその要件を満たすデリバティブの公正価値の変動は、そのヘッジ有効部分をその他の包括利益として認識し、非有効部分を純損益として認識しています。また、その他の包括利益として認識した金額は、ヘッジ対象のキャッシュ・フローが純損益に影響を及ぼす期間と同一期間において、その他の包括利益から控除し純損益に振り替えます。なお、ヘッジ手段が失効、売却、終了又は行使された場合などヘッジ会計の要件を満たさなくなった場合には、ヘッジ会計の適用を将来に向けて中止しています。

 

  ⅱ) ヘッジ会計を適用しないデリバティブ

   ヘッジ会計を適用するデリバティブを除く当社グループのデリバティブ資産及びデリバティブ負債は公正価値で当初測定し、その変動は純損益として認識しています。

 

 ⑫ 有価証券投資

  有価証券投資は、商品有価証券等を除く当社グループが保有する有価証券投資です。

 

 ⑬ 信用取引資産及び信用取引負債

  信用取引資産及び信用取引負債は、当社グループの国内信用取引に伴い発生する顧客、証券金融会社等への債権及び債務です。

 

 ⑭ 有価証券担保貸付金及び有価証券担保借入金

  有価証券担保貸付金及び有価証券担保借入金は、当社グループの国内信用取引以外の有価証券担保貸付又は有価証券担保借入取引に伴い発生する顧客、取引金融機関、清算機関等への債権及び債務です。

 

(4)棚卸資産

  主に近い将来に販売し、価格の変動による利益又はブローカーとしてのマージンを稼得する目的で保有する暗号資産は、棚卸資産として認識し、当初認識時点において取得原価で測定するとともに、当初認識後においては売却コスト控除後の公正価値で測定しています。公正価値の変動は当該変動が発生した期の純損益として認識しています。

  上記の目的で棚卸資産として保有する暗号資産の公正価値は、主要な暗号資産取引所の取引価格に基づいて算定しています。

  なお、利用者から預託を受けた暗号資産は、連結財政状態計算書上、資産として認識していません。

 

 

(5)有形固定資産

 ① 認識及び測定

  有形固定資産は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した額で測定しています。

  取得原価には資産の取得に直接関連する費用、解体・除去費用が含まれています。なお、当社グループは有形固定資産の原価に算入される解体・除去費用について、IFRS移行日時点で測定することを選択しています。

 

 ② 減価償却

  減価償却費は償却可能価額をもとに算定しています。償却可能価額は、資産の取得価額から残存価額を差し引いて算出しています。

  減価償却は、有形固定資産の各構成要素の見積耐用年数にわたり、定額法に基づいて純損益として認識しています。定額法を採用している理由は、資産によって生み出される将来の経済的便益の消費の想定パターンに最も近似していると考えられるためです。

  主要な有形固定資産の前連結会計年度及び当連結会計年度における見積耐用年数は次のとおりです。

   ・建物   3~18年

   ・器具備品 4~15年

  減価償却方法、耐用年数及び残存価額は、毎期末日に見直しを行い、必要に応じて改定しています。

 

(6)無形資産

 ① のれん

  子会社の取得により生じたのれんは無形資産に計上しています。当初認識時におけるのれんの測定については、「(1)連結の基礎 ① 企業結合」に記載しています。

  2010年12月27日より前の取得に関連するのれんは、IFRS移行日時点の日本基準による帳簿価額に基づき測定しています。

  当初認識後ののれんは取得価額から減損損失累計額を控除して測定しています。

 

 ② 自己創設の無形資産

  当社グループは、ソフトウエアに関する開発費用のうち、開発費用が信頼性をもって測定でき、技術的に実現可能性があり、かつ将来的に経済的便益をもたらす可能性が高いものについて、そのための十分な資源を有している場合に、無形資産として認識しています。当初認識後の自己創設の無形資産は取得価額から償却累計額及び減損損失累計額を控除して測定しています。

 

 ③ 棚卸資産に該当しない暗号資産及びトークン

  棚卸資産に該当しない暗号資産及びトークンは、無形資産として認識し、当初認識時点において取得原価で測定するとともに、当初認識後においては取得原価から減損損失累計額を控除して測定しています。また、無形資産に分類した暗号資産は耐用年数が確定できない無形資産とみなし、償却を行っていません。

 

 ④ その他の無形資産

  当社グループが取得したその他の無形資産で有限の耐用年数が付されたものについては、取得価額から償却累計額及び減損損失累計額を控除して測定しています。

 

 ⑤ 事後的な支出

  事後的な支出は、当該支出に関連する特定の資産に伴う将来の経済的便益を増加させる場合にのみ資産として認識しています。自己創設のれん及びブランドを含むその他の事後的な支出は、すべて発生時に費用として認識しています。

 

 

 ⑥ 償却

  償却費は、資産の取得価額から残存価額を差し引いた額に基づいています。

  のれん以外の無形資産の償却は、当該資産が使用可能な状態になった日から見積耐用年数にわたり、定額法に基づいて純損益として認識しています。

  主要な無形資産の前連結会計年度及び当連結会計年度における見積耐用年数は次のとおりです。

   ・自己創設無形資産 5~7年

   ・顧客関連資産     18年

   ・技術関連資産     18年

   ・その他        18年

  償却方法、耐用年数及び残存価額は、毎期末日に見直しを行い、必要に応じて改定しています。

  当社グループは、関連する全ての要因の分析に基づいて、無形資産が、企業に対して正味のキャッシュ・インフローをもたらすと期待される期間について予見可能な限度が無い場合、それらの無形資産の耐用年数が確定できないものとみなしています。耐用年数が確定できない無形資産は、償却を行わず、毎年同じ時期及び減損の兆候がある度に減損テストを行います。

 

(7)リース

  当社グループは、当連結会計年度よりIFRS16号「リース」を適用しています。IFRS16号「リース」の適用にあたり経過措置に従って、適用開始の累積的影響を適用開始日(2019年4月1日)に認識する方法を選択しており、比較情報については従前の基準であるIAS第17号「リース」を適用しております。

 

 当連結会計年度に適用される会計方針

  当社グループは、リース開始日において、使用権資産及びリース負債を認識しています。

  使用権資産は、開始日において取得原価で測定しており、開始日後においては、原価モデルを適用して、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した額で測定しています。当初認識後、使用権資産は、開始日から使用権資産の見積耐用年数又はリース期間のいずれか短い方の期間にわたって定額法により減価償却しております。リース期間は、リース契約に基づく解約不能期間に、延長オプションを行使する又は解約オプションを行使しないことが合理的に確実な場合のオプション期間を調整して決定しています。当連結会計年度における見積耐用年数は次のとおりです。

   ・使用権資産 1年~8年

  リース負債は、開始日において、同日現在で支払われていないリース料の現在価値で測定しており、開始日後においては、リース負債に係る金利や支払われたリース料を反映するように帳簿価額を増減しています。リース負債を見直した場合又はリースの条件変更が行われた場合には、リース負債を再測定し使用権資産を修正しています。

  なお、短期リース及び少額資産のリースについては、リース料をリース期間にわたり定額法により費用認識しています。

 

 前連結会計年度に適用される会計方針

  リース資産は、リース契約の終了時までに当社グループが所有権を獲得することが合理的に確実な場合を除き、リース期間又は経済的耐用年数のいずれか短い期間で償却します。

  オペレーティング・リースにおける支払額は、リース期間にわたって定額法により純損益として認識しています。受け取ったリース・インセンティブは、リース費用総額とは不可分なものとしてリース期間にわたって認識しています。

 

(8)非金融資産の減損

  繰延税金資産を除く、当社グループの非金融資産については、毎期末日に減損の兆候の有無を判断しています。減損の兆候が存在する場合は、当該資産の回収可能価額を見積っています。のれん及び耐用年数を確定できない又は未だ使用可能ではない無形資産については、回収可能価額を毎年同じ時期に見積っています。

  資産又は資金生成単位の回収可能価額は、使用価値と売却費用控除後の公正価値のうちいずれか高い金額としています。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間的価値及び当該資産に固有のリスクを反映した税引前の割引率を用いて現在価値に割り引いています。

  資金生成単位については、継続的に使用することにより他の資産又は資産グループのキャッシュ・インフローから、概ね独立したキャッシュ・インフローを生み出す最小の資産グループとしています。

  のれんの資金生成単位については、のれんが内部報告目的で管理される単位に基づき決定し、集約前の事業セグメントの範囲内となっています。

  全社資産は独立したキャッシュ・インフローを生み出していないため、全社資産に減損の兆候がある場合、全社資産が帰属する資金生成単位の回収可能価額を算定して判断しています。

  減損損失は、資産又は資金生成単位の帳簿価額が見積回収可能価額を超過する場合に、純損益として認識します。資金生成単位に関連して認識した減損損失は、まずその単位に配分されたのれんの帳簿価額を減額するように配分し、次に資金生成単位内のその他の資産の帳簿価額を比例的に減額するよう配分しています。

  のれんに関連する減損損失は戻し入れません。その他の資産については、過去に認識した減損損失につき毎期末日において損失の減少又は消滅を示す兆候の有無を評価しています。回収可能価額の決定に使用した見積りが変化した場合は、減損損失を戻し入れます。減損損失は、減損損失を認識しなかった場合の帳簿価額から必要な減価償却費及び償却額を控除した後の帳簿価額を超えない金額を上限として戻し入れます。

 

(9)従業員給付

 ① 確定拠出型年金制度

  当社及び一部の子会社では、確定拠出型年金制度を採用しています。確定拠出型年金制度は、雇用主が一定額の掛金を他の独立した企業に拠出し、その拠出額以上の支払について法的又は推定的債務を負わない退職後給付制度です。確定拠出型年金制度の拠出額は、従業員がサービスを提供した期間に、純損益として認識しています。

 

 ② 短期従業員給付

  短期従業員給付については、割引計算は行わず、関連するサービスが提供された時点で純損益として認識しています。

 

(10)株式報酬取引

 ① 持分決済型の株式報酬制度

  当社及び一部の子会社では、役員及び一部の従業員に対して、譲渡制限付株式を割り当てる持分決済型の報酬制度を設けています。持分決済型の株式報酬については、付与日現在の公正価値を測定し、権利確定期間にわたり費用を認識し、これに対応する資本の増加を認識しています。

 

 ② 現金決済型の株式報酬制度

  一部の子会社では、役員及び一部の従業員に対して、当社株価に支給額が連動した現金決済型の報酬制度を設けています。現金決済型の株式報酬については、支払額の公正価値を負債として認識し、無条件に報酬を受ける権利が確定するまでの期間にわたり、当該負債の公正価値の変動を純損益として認識しています。

 

(11)引当金

  引当金は、過去の事象の結果として、当社グループが現在の法的又は推定的債務を負っており、当該債務を決済するために経済的資源の流出が生じる可能性が高く、その債務の金額が合理的に見積り可能な場合に認識しています。引当金は、見積将来キャッシュ・フローを貨幣の時間的価値及び当該負債に特有のリスクを反映した税引前の利率を用いて現在価値に割り引いています。時の経過に伴う割引額の割戻しは純損益として認識しています。

 

(12)株主資本

 ① 普通株式

  当社が発行した資本性金融商品は、発行価額を資本金及び資本剰余金に計上し、直接発行費用は資本剰余金から控除しています。

 

 ② 自己株式

  自己株式は取得原価で測定され、資本から控除されます。当社の自己株式の購入、売却又は消却においていかなる利得及び損失も損益としては認識されません。なお、帳簿価額と売却時の対価との差額は資本剰余金として認識されます。

 

(13)収益及び費用

  当社グループは、IFRS第9号に基づく利息及び配当収益等を除き、顧客との契約から生じる収益については、以下の5つのステップを適用することにより、収益を認識しています。

 ステップ1:顧客との契約を識別する

 ステップ2:契約における履行義務を識別する

 ステップ3:取引価格を算定する

 ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する

 ステップ5:履行義務の充足時に(又は充足するにつれて)収益を認識する

 

 ① 受入手数料

  委託手数料等を含む受入手数料は、約定日等に履行義務が充足されるため、その時点で収益を認識しています。なお、暗号資産取引所における委託手数料については、受入手数料に含めて認識しています。

 

 ② トレーディング損益

  商品有価証券等に関するトレーディング損益は、商品有価証券等の公正価値の変動を純損益に認識し、FX取引に関するトレーディング損益は、関連するデリバティブ資産・負債の公正価値の変動を純損益に認識しています。

  また、自己が保有する暗号資産に関する損益はトレーディング損益として認識しており、純額で表示しています。

 

 ③ 金融収益及び金融費用

  金融収益は、信用取引収益、有価証券貸借取引収益、受取利息、受取配当金、有価証券投資の売却益、トレーディング商品以外のデリバティブの公正価値の変動等から構成されています。金融費用は、信用取引費用、有価証券貸借取引費用、支払利息、有価証券投資の売却損、トレーディング商品以外のデリバティブの公正価値の変動等から構成されています。

  金融収益のうち、受取利息、受取配当金及び有価証券投資の売却益などについてはIFRS第9号に従い発生時又は収益の属する期間に認識しています。有価証券貸借取引収益などについてはIFRS第15号に従い、その収益が属する期間に認識しています。

 

 ④ 収益と費用の相殺

  当社グループが本人当事者に該当しないと判断される取引については、収益及び費用を相殺して純額で表示しています。

 

(14)法人所得税費用

  法人所得税費用は、当期税金費用と繰延税金費用から構成されています。これらは、企業結合に関連するもの及び直接資本の部又はその他の包括利益で認識される項目を除き、純損益として認識しています。

  当期税金費用は、期末日時点において施行又は実質的に施行される税率を乗じて算定する当期の課税所得又は損失にかかる納税見込額あるいは還付見込額の見積りに、前年までの納税見込額あるいは還付見込額の調整を加えたものです。

  繰延税金資産及び負債は、資産及び負債の財政状態計算書上の帳簿価額と税務基準額との間に生ずる一時差異について認識しています。企業結合以外の取引で、かつ会計上又は税務上のいずれの損益にも影響を及ぼさない取引における資産又は負債の当初認識及び当社が一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な将来にその差異が解消されない可能性が高い場合の子会社及び関連会社に対する投資にかかる差異については、繰延税金資産及び負債を認識していません。さらに、のれんの当初認識において生じる加算一時差異についても、繰延税金負債を認識していません。繰延税金資産及び負債は、期末日に施行又は実質的に施行される法律に基づいて一時差異が解消される時に適用されると予測される税率を用いて測定しています。

  繰延税金資産は、未使用の税務上の欠損金及び将来減算一時差異のうち、将来課税所得に対して利用できる可能性が高いものに限り認識しています。繰延税金資産は毎期末日に見直し、税務便益が実現する可能性が高くなくなった部分について減額しています。

  繰延税金資産・負債は、繰延税金資産・負債を相殺する法律上強制力のある権利を有しており、かつ法人所得税が同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合又は異なる納税主体に課されているものの、これらの納税主体が繰延税金資産・負債を純額ベースで決済することを意図している場合、もしくはこれら税金資産・負債が同時に実現する予定である場合に相殺しています。

 

(15)1株当たり利益

  基本的1株当たり当期利益は、当社の普通株主に帰属する損益を、その期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しています。また、希薄化後1株当たり当期利益(潜在株式調整後1株当たり当期利益)は、希薄化効果のある潜在的普通株式による影響を調整して計算しています。

 

(16)セグメント報告

  事業セグメントとは、他の事業セグメントとの取引を含む、収益を稼得し費用を発生させる事業活動の構成単位です。すべての事業セグメントの事業の成果は、個別にその財務情報が入手可能なものであり、かつ各セグメントへの経営資源の配分及び業績の評価を行うために、当社の最高経営責任者が定期的にレビューしています。

  最高経営責任者に報告されるセグメントの事業の成果は、セグメントに直接帰属する項目及び合理的な理由に基づき配分することができる項目を含んでいます。

 

(17)適用されていない新たな基準書及び解釈指針

  主な基準書及び解釈指針の新設・改訂のうち、2020年3月31日に終了する連結会計年度にまだ適用されていないものは次のとおりであり、当社グループの連結財務諸表の作成に際して適用していません。

  これらの適用に当社グループへの影響は検討中ですが、重要な影響はないと見積っています。

基準書

基準名

強制適用時期

(以降開始年度)

当社グループ

適用年度

新設・改訂の内容

IAS第1号

IAS第8号

財務諸表の表示

会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬

2020年1月1日

2021年3月期

「重要性がある」の定義を修正

IFRS第3号

企業結合

2020年1月1日

2021年3月期

企業結合に関する事業の定義を修正

IFRS第7号

IFRS第9号

金融商品:開示

金融商品

2020年1月1日

2021年3月期

IBOR改定に対応してヘッジ会計に関する要求事項の一部を修正

 

(会計方針の変更)

 当社グループは、当連結会計年度よりIFRS第16号「リース」を適用しています。

 (1) 借手

  当社グループは、リース開始日において、使用権資産及びリース負債を認識しています。使用権資産は、開始日において取得原価で測定しており、開始日後においては、原価モデルを適用して、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した額で測定しています。

  リース負債は、開始日において、同日現在で支払われていないリース料の現在価値で測定しており、開始日後においては、リース負債に係る金利や支払われたリース料を反映するように帳簿価額を増減しています。リース負債を見直した場合又はリースの条件変更が行われた場合には、リース負債を再測定し使用権資産を修正しています。

  なお、短期リース及び少額資産のリースについては、リース料をリース期間にわたり定額法により費用認識しています。

 

 (2) 貸手

  当社グループは、リースをオペレーティング・リース又はファイナンス・リースのいずれかに分類しています。原資産の所有に伴うリスクと経済的価値のほとんどすべてを移転する場合には、ファイナンス・リースに分類し、原資産の所有に伴うリスクと経済的価値のほとんどすべてを移転するものではない場合には、オペレーティング・リースに分類しています。

 ① ファイナンス・リース

  リース開始日において、ファイナンス・リースに基づいて保有している資産は、正味リース投資未回収額に等しい金額で債権として表示しています。正味リース投資未回収額に対する一定の期間リターン率を反映するパターンに基づいて、リース期間にわたり金融収益を認識しています。

 ② オペレーティング・リース

  オペレーティング・リースによるリース料は、定額法により収益に認識しています。

 ③ サブリース

  貸手となるリースについては、サブリースを分類する際に、ヘッドリースが短期リースである場合には、オペレーティング・リースに分類し、それ以外の場合には、ヘッドリースから生じる使用権資産を参照して分類しています。

 

  当社グループは、経過措置に従って、適用開始の累積的影響を適用開始日(2019年4月1日)に認識しています。IFRS第16号の適用により、有形固定資産(使用権資産)が3,143百万円増加し、その他の金融資産(リース債権)が46百万円増加し、その他の金融負債(未払費用)が428百万円減少し、その他の金融負債(リース負債)が3,614百万円増加しています。適用開始日現在に認識したリース負債に適用している借手の追加借入利子率の加重平均は1.7%です。なお、当社グループの貸手となるリースについては、サブリースのみでありファイナンス・リースに分類しています。

  前連結会計年度末現在でIAS第17号「リース」を適用して開示したオペレーティング・リースの約定について、適用開始日現在の追加借入利子率で割り引いた額と、適用開始日現在の連結財政状態計算書に認識したリース負債との間の調整は、次のとおりです。

 

金額

 

百万円

前連結会計年度末(2019年3月31日)現在でIAS第17号「リース」を適用して開示したオペレーティング・リースの約定

3,172

 

 

前連結会計年度末(2019年3月31日)現在でIAS第17号「リース」を適用して開示したオペレーティング・リースの約定(追加借入利子率で割引後)

3,045

 行使することが合理的に確実な延長又は解約オプション

569

適用開始日(2019年4月1日)現在の連結財政状態計算書に認識したリース負債

3,614

 

(会計上の見積りの変更)

  当連結会計年度より、日本セグメントにおいて、無形資産の経済的耐用年数を見直したことにより、見積耐用年数を変更しました。これにより、当連結会計年度の連結損益計算書において、「販売費及び一般管理費」が1,167百万円減少しています。

 

 

4.金融リスク管理

  当社グループは、事業活動を行う過程において金融商品に起因する次のリスクに晒されています。

   ・信用リスク

   ・流動性リスク

   ・市場リスク

   ・オペレーショナル・リスク

  本注記ではこれら各リスクが及ぼす当社グループへの影響と、当社グループにおけるリスクの識別・分析・評価の方針や資本管理について記載しています。

 

(1) 金融商品に起因するリスクの管理体制

  当社は、当社グループの経営に影響を与えるリスクを許容できる一定の範囲内にとどめるために、リスクを適切に識別し、分析、評価した上で各々のリスクに応じた適切な管理体制を整備しています。

 

  当社は、当社グループの経営に影響を与えるリスク全般を管理するための規程を定めており、金融商品に起因するリスクを含む各リスクは、当該リスクの所管部門を管掌する執行役が決定する具体的な管理方針及び管理体制に従い管理し、各子会社に対してもリスク管理の方針及び体制の整備を指導しています。当社ではリスク管理統括責任者を任命し、リスク管理統括責任者が当社及び主要な子会社におけるリスク管理体制に関する整備状況及び運用状況を把握のうえ、定期的に当社の取締役会に報告しています。

 

 ① 信用リスク

  信用リスクは、取引の相手方の契約不履行その他の理由により財務上の損失が発生するリスクであり、主として当社グループの顧客や取引金融機関等に対する取引先リスク及び発行体リスクからなります。

  連結財務諸表に表示されている金融資産の減損後の帳簿価額は、関連する担保の評価額を考慮に入れない、当社グループの金融資産の信用リスクに対するエクスポージャーの最大値であります。なお、担保については「19.担保」に記載しています。

 

 (顧客取引に関わるリスク)

  当社グループはグローバルに多数分散した顧客基盤を有していること及び取引上限の設定により、特定の顧客に対する過大な信用リスクが生じることはありません。顧客に対する債権の大部分は(ⅰ)約定未受渡しの取引に基づく債権、(ⅱ)信用取引に対するものを含む有価証券を担保とする貸付金、(ⅲ)先物オプション取引、(ⅳ)FX取引から構成されています。当社グループは、前金、保証金又は担保の差し入れを受けており、また、取引状況の日常的なモニタリングを通じたポジション偏り等のリスク把握を行うとともに、証拠金維持率の適切な設定や強制決済の仕組みを設けることにより期日経過債権の発生を抑える仕組みを導入しており、顧客に対する債権についての信用リスクは限定的です。

 

 (取引金融機関及び暗号資産業者に関わるリスク)

  当社グループの取引金融機関及び暗号資産業者は、基本的には国内又は海外で認知された優良な金融機関及び暗号資産業者であり、それら機関に対する債権に関する信用リスクは限定的です。また、取引金融機関に対する格付引下げ等の信用不安につながり得る情報を入手した場合には、関係部門間で連携をとりながらリスク回避のために必要な措置を講じるようにしています。

 

 (発行体に関わるリスク)

  当社グループでは資金運用のため日本国債や米国財務省短期証券等の有価証券を保有しています。また、顧客に提供する金融商品の商品在庫としての有価証券を保有しています。これら有価証券の発行体に関わる信用リスクについては日常的にモニタリングを行っており、発行体に関わる信用リスクは限定的です。

 

 前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

 

  金融資産の信用リスク別の帳簿価額は次のとおりです。

 

全期間の予想信用損失に等しい

金額で測定した損失評価引当金

 

合計

 

信用減損金融資産

 

 

百万円

 

百万円

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

その他の金融資産

614

 

614

 (注)主に顧客への立替金です。

 

  その他の金融資産に対する貸倒引当金の増減は次のとおりです。

 

全期間の予想信用損失に等しい

金額で測定した損失評価引当金

 

合計

 

信用減損金融資産

 

 

百万円

 

百万円

期首

380

 

380

期中増加額

40

 

40

期中減少額(戻入)

△1

 

△1

期中減少額(目的使用)

△0

 

△0

在外営業活動体の換算差額

13

 

13

期末

432

 

432

 

 当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)

 

  金融資産の信用リスク別の帳簿価額は次のとおりです。

 

全期間の予想信用損失に等しい

金額で測定した損失評価引当金

 

合計

 

信用減損金融資産

 

 

百万円

 

百万円

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

その他の金融資産

406

 

406

 (注)主に顧客への立替金です。

 

  その他の金融資産に対する貸倒引当金の増減は次のとおりです。

 

全期間の予想信用損失に等しい

金額で測定した損失評価引当金

 

合計

 

信用減損金融資産

 

 

百万円

 

百万円

期首

432

 

432

期中増加額

344

 

344

期中減少額(戻入)

△6

 

△6

期中減少額(目的使用)

△403

 

△403

在外営業活動体の換算差額

△6

 

△6

期末

361

 

361

 

 ② 流動性リスク

  流動性リスクは、企業が現金又はその他の金融資産の引渡しその他の方法による債務の決済に支障をきたすリスクです。

  当社グループでは、経営に必要な資金を大手金融機関をはじめとする多数の金融機関からの借入、インターバンク市場からの調達、また、資本市場における社債の発行により調達し、一時的な余資は流動性の高い短期金融資産で運用しています。

  当社グループでは資金繰り状況及び見通しの把握を随時行っており、かつ、多数の金融機関との間で当座借越契約、コミットメントライン契約等を締結していることで、流動性リスクを軽減しています。また、当社グループ内で機動的に資金を融通しあうことを可能な体制とし、流動性リスクのさらなる軽減も図っています。

  なお、顧客からの預り金や受入保証金は顧客分別金信託等を設定して分別管理していますが、その資産は法令に基づき国債、預金等で構成されており、十分な流動性を確保しています。

 

 (ⅰ) 社債及び借入金

  各年度末における社債及び借入金の期日別残高は次のとおりです。

 

 前連結会計年度(2019年3月31日)

 

帳簿価額

 

契約上の

キャッシュ・フロー

 

1年以内

 

1年超~

2年以内

 

2年超~

3年以内

 

3年超~

4年以内

 

 

4年超~

5年以内

 

5年超

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

短期借入金等

94,667

 

94,673

 

94,673

 

 

 

 

 

社債

27,018

 

28,000

 

11,200

 

 

11,800

 

 

5,000

 

長期借入金

68,955

 

69,208

 

 

10,005

 

38,853

 

 

20,350

 

合計

190,641

 

191,880

 

105,873

 

10,005

 

50,653

 

 

25,350

 

 

(信用取引負債)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信用取引借入金

3,573

 

3,573

 

3,573

 

 

 

 

 

 

 当連結会計年度(2020年3月31日)

 

帳簿価額

 

契約上の

キャッシュ・フロー

 

1年以内

 

1年超~

2年以内

 

2年超~

3年以内

 

3年超~

4年以内

 

 

4年超~

5年以内

 

5年超

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

短期借入金等

34,081

 

34,086

 

34,086

 

 

 

 

 

社債

30,703

 

32,389

 

3,000

 

11,800

 

2,200

 

5,000

 

5,189

 

5,200

長期借入金

83,157

 

83,403

 

 

3

 

38,850

 

20,350

 

14,200

 

10,000

合計

147,941

 

149,878

 

37,086

 

11,803

 

41,050

 

25,350

 

19,389

 

15,200

 

(信用取引負債)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信用取引借入金

970

 

970

 

970

 

 

 

 

 

 

 

 (ⅱ) リース負債

  各年度末におけるリース負債の期日別残高は次のとおりです。

 当連結会計年度(2020年3月31日)

 

帳簿価額

 

契約上の

キャッシュ・フロー

 

1年以内

 

1年超~

2年以内

 

2年超~

3年以内

 

3年超~

4年以内

 

 

4年超~

5年以内

 

5年超

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

リース負債

2,794

 

2,839

 

1,110

 

1,029

 

231

 

196

 

163

 

109

合計

2,794

 

2,839

 

1,110

 

1,029

 

231

 

196

 

163

 

109

 

   なお、社債及び借入金並びにリース負債以外の金融負債(デリバティブを含む)について、期日が1年超となる重要なものはありません。リース負債は、連結財政計算書の「その他の金融負債」に含まれています。

 

 ③ 市場リスク

  市場リスクとは、市場における価格の変化により有価証券等の公正価値や将来のキャッシュ・フローが変動するリスクで、外国為替リスク、金利リスク、その他のリスクの3つに分類されます。

 

 (ⅰ) 外国為替リスク

  当社グループは、金融商品取引業者等の行うFX取引及び外貨建金融商品在庫等の外貨建資産・負債や当社グループの海外事業への純投資に関連する為替変動リスクに晒されています。FX取引についてはカバー取引に関する規定を定め、外国為替ポジションの適切な制御に努めています。外貨建金融商品在庫等の外貨建資産・負債に関しては日常的なモニタリングを通じたポジション偏り等のリスク把握を行い、ネットポジションに対して為替予約取引等を利用しリスクをヘッジしているため為替変動リスクは限定的です。

 

 (ⅱ) 金利リスク

  当社グループは、必要な資金を金融機関からの借入や資本市場における社債の発行により調達しており、長期的な資金調達に関して金利変動リスクに晒されています。

  金利リスクの影響を受ける主な金融資産は預託金及び金銭の信託でありますが、リスク管理上、定量的分析結果を取締役会に報告しています。

  顧客分別金信託及び顧客区分管理信託の運用につきましては、償還までの保有を原則とし、その間の利金収入を目的としています。運用商品は現状、日本国債や米国財務省中期証券等の有価証券、銀行預金、コールローンとなっています。

  当社グループは、これら資産・負債から生じる金利変動リスクをモニタリングし、急激な金利変動時には、金利スワップ等のデリバティブ取引等を利用することで、純損益の変動を機動的にヘッジする体制を整えています。

 

  ・固定金利性金融商品

    次の表は、保有する日本国債と米国財務省中期証券等、ヘッジ手段(キャッシュ・フロー・ヘッジ)に指定した金利スワップについて、前連結会計年度及び当連結会計年度において金利が10bp上昇した場合の公正価値の変動が連結財政状態計算書の資本に与える影響を示しています。

  (感応度分析表)

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

日本国債

△119

 

△100

米国財務省中期証券等

△19

 

△15

資本影響額

△137

 

△115

    上表には、前連結会計年度は売却可能金融資産、当連結会計年度はその他の包括利益を通じて公正価値測定する金融資産についての価値変動に伴う影響額を含めていますが、価値の下落が減損と判定される場合を除き、当期利益への影響額はありません。

 

  ・変動金利性金融商品

    次の表は、前連結会計年度及び当連結会計年度において金利が10bp上昇した場合に、連結損益計算書の税引前利益及び連結財政状態計算書の資本に与える影響を示しています。この分析は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末に当社グループが保有する変動金利性の長期借入金残高に10bpを乗じて算出しており、将来にわたる残高の増減、為替変動の影響、変動金利性の借入金にかかる借換時期・金利改定時期の分散効果等を考慮せず、その他のすべての変数を一定として計算しています。

    なお、金利スワップ取引により実質的に金利が固定化されているものについては、その影響を考慮して計算しています。

  (感応度分析表)

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

税引前利益

△14

 

△40

資本影響額

△10

 

△28

 

(ⅲ) その他のリスク

  当社グループは、連結財政状態計算書において認識している有価証券等の価値変動リスクに晒されていますが、保有する有価証券等の価格変動の状況を監視することにより、リスクの状況を把握しています。

  次の表は、保有する市場性のある有価証券の公正価値が10%下落した場合の、有価証券投資の価値変動が連結財政状態計算書の資本に与える影響を示しています。この分析は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末に当社グループが保有する市場性のある有価証券の投資残高に10%を乗じて算出しており、将来にわたる残高の増減、為替変動の影響、その他のすべての変数を一定とし計算しています。

  (感応度分析表)

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

税引前利益

△36

 

△28

資本影響額

△10

 

△10

 

 ④ オペレーショナル・リスク

  当社グループは、業務プロセス、人事、技術及び事業基盤に関連して生じる多種多様な事象や、法令・諸規則の変更等の信用リスク・市場リスク・流動性リスク以外の外部事象に起因するオペレーショナル・リスクに晒されています。

  オペレーショナル・リスクを把握し管理するため、当社においてはリスク管理統括責任者が当社及び主要な子会社におけるリスク管理体制に関する整備状況及び運用状況を把握のうえ、定期的に当社の取締役会に報告しています。各子会社においては業務分掌や文書管理ルールの明確化、法令遵守の徹底等を通じてオペレーショナル・リスクの軽減を図っています。また、内部監査部門においてもリスクの所在把握を行い、必要と認めた場合には改善を求め、その状況を取締役会に報告するなど、オペレーショナル・リスクの軽減に努めています。

 

(2) 資本管理

  当社グループは、経営の健全性、効率性を維持し、持続的な成長を実現するため、事業のリスクに見合った適正な資本水準及び負債・資本構成の維持を重視しています。また、当社グループには金融商品取引法その他海外の同様な法令に基づき自己資本規制比率や純資産等の額を一定水準以上に保つことが義務付けられている子会社があります。

  主要な子会社に適用される各国・地域の主な法令は次の表に記載のとおりです。

国・地域

法令名

日 本

金融商品取引法

米 国

Securities Act of 1933

Securities Exchange Act of 1934

Dodd-Frank Wall Street Reform and Consumer Protection Act of 2010

Commodity Exchange Act of 1936

香 港

Securities and Futures Ordinance (Cap. 571)

 

  各子会社の資本水準は、各国・地域の法令で要求される水準を十分に満たしています。

  当連結会計年度において、資本規制の計算に重要な影響を及ぼすような法令の変更は行われていません。

 

  当社グループの主要な子会社であるマネックス証券株式会社及びTradeStation Securities, Inc.に対し適用される自己資本規制の概要及び各年度の5月末日現在において把握している各社の各年度末における資本管理にかかる状況は次のとおりです。

 ① マネックス証券株式会社

  マネックス証券株式会社は金融商品取引法及びその他関連する法令諸規則に基づき、固定化されていない自己資本(流動性資産)の額を次に掲げる3つのリスク相当額の合計額で除した比率が120%以上となるよう維持する義務があります。

  ⅰ)市場リスク(保有している商品の価格が市場の価格変動により下落することを想定したリスク)相当額

  ⅱ)取引先リスク(金融商品取引を行う相手方に起因して生じることが想定されるリスク)相当額

  ⅲ)基礎的リスク(事務処理の誤りその他日常的な業務の遂行上発生が想定されるリスク)相当額

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

自己資本規制比率

340.6%

 

384.8%

 

 ② TradeStation Securities, Inc.

  米国証券子会社であるTradeStation Securities, Inc.は、米国のSecurities and Exchange Commission (米国証券取引委員会「SEC」)や自主規制機関等が定める規則に基づき、一定額以上のネット・キャピタル(SEC規則15c3-1に基づき計算される自己資本の額)を維持する必要があります。

  TradeStation Securities, Inc.はこれらの規則にしたがって、同社が最低限維持すべき自己資本の額を算出しています。具体的には、次の3つの金額のうち一番高い金額が、同社が最低限満たすべき資本の額となります。

  ⅰ)1,500千米ドル

  ⅱ)米国内外に居住する顧客及び非顧客(TradeStation Securities, Inc.に対する債権が他の債権者が同社に対し保有する債権に対し劣後する者。但し、自己勘定取引分を除く。)が米国内外の先物、先物オプション及び店頭デリバティブのポジションをとるために差し入れる証拠金あるいは履行保証(但し、純粋な買い持ちポジションに起因するリスク委託証拠金を除く。)の額の8%

  ⅲ)顧客負債勘定合計額の2%

  なお、ネット・キャピタルから最低限維持すべき自己資本の額を差し引いた金額がエクセス・ネット・キャピタルとなります。

 

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

ネット・キャピタル

119,333千米ドル

 

133,656千米ドル

最低限維持すべき自己資本の額

3,780千米ドル

 

4,599千米ドル

エクセス・ネット・キャピタル

115,554千米ドル

 

129,057千米ドル

 

 

5.子会社及び非支配持分の取得

 前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

 当社は、2018年4月6日にコインチェック株式会社の株主と株式譲渡契約を締結し、2018年4月16日に同社の全株式を取得しました。

 

(1) 企業結合の概要

 ① 被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称 コインチェック株式会社

事業の内容    暗号資産交換業

 ② 取得日

2018年4月16日

 ③ 取得した議決権付資本持分の割合

100%

 ④ 企業結合を行う主な理由

 当社では、個人とお金の付き合い方を大きく変える可能性がある次世代の技術・プラットフォームとして、ブロックチェーンや暗号資産を認識しており、2017年10月からは、これらの技術を中心に当社グループを飛躍的に成長させるべく、「第二の創業」を掲げて、暗号資産交換業への参入準備や暗号資産研究所の設立など、この分野における取組みを進めてまいりました。

 中でも、暗号資産交換業は「第二の創業」において大きな役割を担う事業であることから、当社は暗号資産ビジネスの先駆者でもあるコインチェック株式会社を完全子会社とすることを決定しました。

 ⑤ 被取得企業の支配獲得方法

現金を対価とする株式取得

 

(2) 取得対価

 対価の種類ごとの取得日の公正価値は次のとおりです。

 

金額

 

百万円

現金

3,600

条件付対価(注)

960

取得対価合計

4,560

 (注)コインチェック株式会社の前所有者との間で条件付対価に関する合意がされています。コインチェック株式会社の今後3事業年度の当期純利益の合計額の二分の一を上限とし、一定の事業上のリスクを加味して算出される金額が追加で発生する可能性があります。当社グループは、この追加対価に関連して、コインチェック株式会社の今後3事業年度の当期純利益及び一定の事業上のリスク等を勘案し算定した取得日における公正価値960百万円を取得対価に含めています。

 

(3) 取得した資産及び引き受けた負債の額

 取得日現在における取得した資産及び引き受けた負債の公正価値は次のとおりです。

 

金額

 

百万円

資産

 

現金及び現金同等物

34,295

棚卸資産

4,402

その他

638

負債

 

預り金

△27,553

未払法人税等

△1,876

その他

△4,977

識別可能な純資産の公正価値

4,929

 (注)1.コインチェック株式会社が保有する暗号資産(利用者との消費貸借契約に基づく暗号資産を含む)は、棚卸資産として認識しています。また、利用者との消費貸借契約に基づく暗号資産に対応する負債は、取得日現在で4,389百万円であり、上記負債の「その他」に含まれています。

2.財政状態計算書に計上されていない利用者から預託された暗号資産の資産及び対応する負債の取得日現在の残高は131,502百万円です。

 

(4) のれん

 取得の結果として、のれん又は負ののれん発生益はありません。

 

金額

 

百万円

取得対価合計

4,560

非支配持分(注)

369

識別可能な純資産の公正価値

△4,929

のれん又は負ののれん発生益(△)

 (注)非支配持分については、コインチェック株式会社が発行する新株予約権を市場ベースの測定値で測定したことによるものです。

 

(5) 税務上損金算入可能と見込まれるのれんの総額

 該当事項はありません。

 

(6) 取得関連費用

 取得関連費用は29百万円であり、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれています。

 

(7) 当社グループの業績に与える影響

 当該企業結合に係る取得日以降の損益情報及び当該企業結合が当連結会計年度期首に行われたと仮定した場合の損益情報は、連結財務諸表に与える影響額に重要性がないため開示していません。

 

 当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)

 金額的重要性のある子会社及び非支配持分の取得はありません。

 

 

6.セグメント情報

(1)事業セグメント

  当社グループは、金融商品取引業、暗号資産交換業、有価証券の投資事業を主要な事業として「日本」・「米国」・「アジア・パシフィック」・「クリプトアセット事業」・「投資事業」の5つの報告セグメントとしています。

 

報告セグメント

主要な事業

主要な会社

日本

日本における金融商品取引業

マネックス証券株式会社

米国

米国における金融商品取引業

TradeStation Securities, Inc.

アジア・パシフィック

香港、豪州における金融商品取引業

Monex Boom Securities(H.K.) Limited

Monex Securities Australia Pty Ltd

クリプトアセット事業

暗号資産交換業

コインチェック株式会社

投資事業

有価証券等の投資事業

マネックスベンチャーズ株式会社

MV1号投資事業有限責任組合

 (注)各法人はそれぞれ独立した経営単位であり、各法人で包括的な戦略を立案し、事業を展開しています。

 

  当社グループの報告セグメント情報は次のとおりです。

 

 前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

 

報告セグメント

 

その他

 

調整

 

連結

 

日本

 

米国

 

アジア・パシフィック

 

クリプトアセット事業

 

投資事業

 

 

 

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

外部顧客への営業収益

27,220

 

21,602

 

823

 

2,116

 

414

 

52,175

 

 

 

52,175

セグメント間の内部営業収益又は振替高

510

 

1,196

 

6

 

 

 

1,712

 

1,800

 

3,512

 

27,729

 

22,798

 

829

 

2,116

 

414

 

53,887

 

1,800

 

3,512

 

52,175

金融費用

1,990

 

3,214

 

22

 

39

 

 

5,265

 

 

507

 

4,758

売上原価

 

245

 

 

 

 

245

 

 

245

 

減価償却費及び償却費

6,094

 

2,095

 

72

 

132

 

 

8,392

 

 

 

8,392

その他の販売費及び一般管理費

16,919

 

15,155

 

811

 

4,634

 

23

 

37,543

 

 

1,246

 

36,297

その他の収益費用(純額)

1,552

 

111

 

4

 

957

 

1

 

710

 

 

323

 

1,033

持分法による投資利益又は損失(△)

73

 

 

30

 

 

8

 

95

 

 

 

95

セグメント利益又は損失(△)

1,247

 

1,978

 

48

 

1,732

 

382

 

1,826

 

1,800

 

1,836

 

1,790

 

  営業収益の中には、次の金融収益、売上収益が含まれています。

 

報告セグメント

 

その他

 

調整

 

連結

 

日本

 

米国

 

アジア・パシフィック

 

クリプトアセット事業

 

投資事業

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

金融収益

9,808

 

9,221

 

301

 

 

414

 

19,744

 

1,800

 

△2,302

 

19,242

売上収益

 

282

 

 

 

 

282

 

 

△282

 

 

 (注)1.その他は、報告セグメントから当社への配当金です。

    2.調整は、セグメント間の内部取引消去です。

    3.セグメント間の取引は、第三者間取引価格にて行われています。

    4.セグメント利益又は損失は、税引前利益又は損失です。

 

 

 当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)

 

報告セグメント

 

調整

 

連結

 

日本

 

米国

 

アジア・パシフィック

 

クリプトアセット事業

 

投資事業

 

 

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

外部顧客への営業収益

25,904

 

22,489

 

878

 

3,807

 

148

 

53,226

 

 

53,226

セグメント間の内部営業収益又は振替高

489

 

1,156

 

8

 

8

 

 

1,661

 

1,661

 

26,393

 

23,645

 

887

 

3,815

 

148

 

54,887

 

1,661

 

53,226

金融費用

2,050

 

3,396

 

252

 

3

 

 

5,701

 

466

 

5,236

売上原価

 

363

 

 

 

 

363

 

363

 

減価償却費及び償却費

5,009

 

2,505

 

119

 

490

 

 

8,122

 

 

8,122

その他の販売費及び一般管理費

16,663

 

15,372

 

778

 

3,012

 

54

 

35,879

 

1,167

 

34,713

その他の収益費用(純額)

420

 

246

 

15

 

17

 

0

 

699

 

374

 

1,072

持分法による投資利益又は損失(△)

 

 

48

 

 

 

48

 

 

48

セグメント利益又は損失(△)

2,251

 

1,763

 

230

 

293

 

94

 

4,171

 

40

 

4,131

 

  営業収益の中には、次の金融収益、売上収益が含まれています。

 

報告セグメント

 

調整

 

連結

 

日本

 

米国

 

アジア・

パシフィック

 

クリプト

アセット

事業

 

投資事業

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

金融収益

8,652

 

9,965

 

280

 

 

148

 

19,044

 

△466

 

18,579

売上収益

 

412

 

 

 

 

412

 

△412

 

 

 (注)1.調整は、セグメント間の内部取引消去です。

    2.セグメント間の取引は、第三者間取引価格にて行われています。

    3.セグメント利益又は損失は、税引前利益又は損失です。

 

(2)非流動資産(金融資産及び繰延税金資産を除く)の地域別内訳

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

 日  本

24,615

 

26,133

 米  国

24,575

 

23,951

 アジア・パシフィック

984

 

985

 合  計

50,175

 

51,069

 

 

7.営業収益

(1)収益の分解

  収益の分解と報告セグメントとの関連は次のとおりです。

 

 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)

 

報告セグメント

 

その他

及び調整

 

連結

 

日本

 

米国

 

アジア・パシフィック

 

クリプトアセット事業

 

投資

事業

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

受入手数料

13,301

 

12,014

 

406

 

186

 

 

25,907

 

△166

 

25,741

トレーディング損益

4,535

 

 

△3

 

1,929

 

 

6,461

 

 

6,461

金融収益

9,808

 

9,221

 

301

 

 

414

 

19,744

 

△502

 

19,242

売上収益

 

282

 

 

 

 

282

 

△282

 

その他の営業収益

86

 

1,282

 

126

 

 

 

1,493

 

△762

 

731

営業収益

27,729

 

22,798

 

829

 

2,116

 

414

 

53,887

 

△1,712

 

52,175

 

  営業収益のうち、顧客との契約から生じた収益及びその他の源泉から生じた収益の区分は次のとおりです。

 

報告セグメント

 

その他

及び調整

 

連結

 

日本

 

米国

 

アジア・パシフィック

 

クリプトアセット事業

 

投資

事業

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

顧客との契約から生じた収益

16,458

 

17,015

 

531

 

2,116

 

 

36,120

 

△1,210

 

34,910

その他の源泉

11,271

 

5,784

 

298

 

 

414

 

17,767

 

△502

 

17,265

 

 (注)1.各報告セグメントの収益はセグメント間の内部取引消去前の収益です。

    2.その他の源泉から認識した収益は、IFRS第9号に基づく利息及び配当金等です。

 

 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)

 

報告セグメント

 

その他

及び調整

 

連結

 

日本

 

米国

 

アジア・パシフィック

 

クリプトアセット事業

 

投資

事業

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

受入手数料

12,614

 

12,270

 

454

 

287

 

 

25,625

 

△250

 

25,375

トレーディング損益

5,030

 

 

0

 

3,528

 

 

8,558

 

△8

 

8,550

金融収益

8,652

 

9,965

 

280

 

 

148

 

19,044

 

△466

 

18,579

売上収益

 

412

 

 

 

 

412

 

△412

 

その他の営業収益

96

 

999

 

153

 

 

 

1,248

 

△526

 

722

営業収益

26,393

 

23,645

 

887

 

3,815

 

148

 

54,887

 

△1,661

 

53,226

 

  営業収益のうち、顧客との契約から生じた収益及びその他の源泉から生じた収益の区分は次のとおりです。

 

報告セグメント

 

その他

及び調整

 

連結

 

日本

 

米国

 

アジア・パシフィック

 

クリプトアセット事業

 

投資

事業

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

顧客との契約から生じた収益

15,567

 

17,463

 

607

 

3,815

 

 

37,451

 

△1,196

 

36,256

その他の源泉

10,826

 

6,182

 

280

 

 

148

 

17,436

 

△466

 

16,970

 

 (注)1.各報告セグメントの収益はセグメント間の内部取引消去前の収益です。

    2.その他の源泉から認識した収益は、IFRS第9号に基づく利息及び配当金等です。

 

(2)契約残高

  契約負債の残高は次のとおりです。

 

前連結会計年度末

(2019年3月1日)

 

当連結会計年度末

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

契約負債

345

 

166

 (注)契約負債はマネックスポイントに関連するものです。

 

  前連結会計年度及び当連結会計年度において、重要な顧客との契約から生じた債権はありません。

  当連結会計年度に認識した収益のうち、重要な期首現在の契約負債残高に含まれていた収益はありません。

  当連結会計年度において、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から認識した収益はありません。

 

(3)残存履行義務に配分した取引価格

  当社グループは、当初の契約期間の予想が1年を超える重要な契約はありません。

 

(4)顧客との契約の獲得又は履行のためのコストから認識した資産

  当社グループは、重要な顧客との契約の獲得又は履行のためのコストはありません。

 

 

8.受入手数料

  受入手数料の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

委託手数料

19,463

 

19,383

引受売出手数料

70

 

105

募集売出手数料

355

 

176

その他受入手数料

5,852

 

5,712

合計

25,741

 

25,375

  その他受入手数料には、顧客の投資信託取引に関わる代行手数料や信用取引に関わる事務手数料等が含まれています。

 

 

 

9.トレーディング損益

  トレーディング損益の金融商品の分類別などの内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

純損益を通じて公正価値で測定する

金融資産及び金融負債

4,532

 

5,030

棚卸資産

1,929

 

3,520

合計

6,461

 

8,550

 

 

  トレーディング損益の性質別の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

外国為替(主にFX取引)

4,285

 

4,733

暗号資産

1,929

 

3,520

その他

246

 

298

合計

6,461

 

8,550

 

 

10.金融収益及び金融費用

(1)金融収益及び金融費用

  金融収益及び金融費用の金融商品の分類別の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

 

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

金融収益

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及び金融負債

449

 

190

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産

1,329

 

1,023

償却原価で測定する金融資産

17,464

 

17,366

合計

19,242

 

18,579

金融費用

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及び金融負債

36

 

22

償却原価で測定する金融負債

4,722

 

5,214

合計

4,758

 

5,236

 

 

  金融収益及び金融費用の性質別の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

金融収益

 

 

 

受取利息(注)1

6,586

 

6,943

有価証券貸借取引収益

6,565

 

6,620

信用取引収益

5,619

 

4,855

有価証券投資の評価益

249

 

114

有価証券投資の売却益

156

 

その他

68

 

47

合計

19,242

 

18,579

金融費用

 

 

 

有価証券貸借取引費用

3,086

 

3,163

支払利息(注)2

1,176

 

1,285

信用取引費用

422

 

626

金融資産の減損損失

38

 

105

その他

36

 

57

合計

4,758

 

5,236

 (注)1.前連結会計年度において、償却原価で測定する金融資産に係る受取利息の金額は5,222百万円であり、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産に係る受取利息の金額は1,329百万円です。当連結会計年度において、償却原価で測定する金融資産に係る受取利息の金額は5,876百万円であり、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産に係る受取利息の金額は1,023百万円です。

2.すべて純損益を通じて公正価値で測定するもの以外の金融負債に係る支払利息です。

 

(2)その他の金融収益及びその他の金融費用

  その他の金融収益及びその他の金融費用の金融商品の分類別の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

 

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

その他の金融収益

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及び金融負債

1,145

 

43

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産

3

 

4

償却原価で測定する金融資産

4

 

3

合計

1,152

 

49

その他の金融費用

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及び金融負債

174

 

448

合計

174

 

448

 

  その他の金融収益及びその他の金融費用の性質別の内訳は次のとおりです。

 

 前連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

 

 当連結会計年度

(自2019年4月1日

  至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

その他の金融収益

 

 

 

条件付対価に係る公正価値変動額

960

 

受取配当金

94

 

27

有価証券投資の評価益

38

 

20

受取利息(注)1

14

 

3

金利スワップ評価益

11

 

その他

35

 

合計

1,152

 

49

その他の金融費用

 

 

 

有価証券投資の評価損

133

 

448

有価証券投資の売却損

16

 

金利スワップ評価損

11

 

支払利息(注)2

14

 

合計

174

 

448

 (注)1.前連結会計年度において、償却原価で測定する金融資産に係る受取利息の金額は4百万円であり、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産に係る受取利息はありません。また、前連結会計年度の受取利息には、11百万円の金利スワップ実現益が含まれています。当連結会計年度においては、すべての金額が償却原価で測定する金融資産に係る受取利息です。

2.すべて純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及び金融負債に係る支払利息であり、純損益を通じて公正価値で測定するもの以外の金融資産又は金融負債に係る支払利息の金額はありません。また、前連結会計年度の支払利息14百万円は、金利スワップ実現損です。

 

11.その他の営業収益

  その他の営業収益の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

取引ツール利用料及び情報提供料

616

 

572

その他

115

 

150

合計

731

 

722

 

 

 

12.販売費及び一般管理費

  販売費及び一般管理費の内訳は次のとおりです。

 

 前連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

 

 当連結会計年度

(自2019年4月1日

  至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

取引関係費

12,051

 

11,975

人件費

13,111

 

13,413

事務費

2,986

 

2,444

減価償却費及び償却費

8,392

 

8,122

不動産関係費

5,058

 

4,228

その他

3,091

 

2,653

合計

44,690

 

42,835

 

 

13.その他の費用

  その他の費用の内訳は次のとおりです。

 

 前連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

 

 当連結会計年度

(自2019年4月1日

  至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

非金融資産の減損損失

1,788

 

423

固定資産除却損

110

 

23

関係会社株式売却損

42

 

-

為替差損

40

 

45

その他

88

 

240

合計

2,069

 

731

 (注)前連結会計年度において、日本セグメントで非金融資産の減損損失1,788百万円を計上しました。当連結会計年度において、日本セグメントおよび米国セグメントで、それぞれ207百万円、216百万円の非金融資産の減損損失を計上しました。詳細は「24.非金融資産の減損損失」に記載しています。

 

 

14.金融商品

(1)公正価値の測定方法

  金融資産及び金融負債の公正価値は、次のとおり決定しています。なお、公正価値の階層(公正価値ヒエラルキー)についての説明は「15.公正価値測定」に記載しています。

 ① 現金及び現金同等物

  満期までの期間が短期であるため、帳簿価額と公正価値はほぼ同額であり、レベル1に分類しています。

 

 ② 預託金及び金銭の信託

  預託金及び金銭の信託は、その内訳資産ごとに他の金融資産に準じて公正価値を見積っており、評価の内容に応じてレベル1又はレベル2に分類しています。

 

 ③ 商品有価証券等、有価証券投資

  市場性のある金融商品については、市場価格を用いて公正価値を見積っており、レベル1に分類しています。市場価格が存在しない場合は、独立した第三者間取引による直近の取引価格を用いる方法、類似企業比較法、直近の入手可能な情報に基づく純資産に対する持分に基づく方法、将来キャッシュ・フローの割引現在価値に基づく方法等により公正価値を見積っており、評価の内容に応じてレベル2又はレベル3に分類しています。

 

 ④ デリバティブ資産、デリバティブ負債

  FX取引については、報告日の直物為替相場に基づく方法により、為替予約取引については、報告日の先物為替相場に基づく方法により、公正価値を見積っています。金利スワップについては、満期日までの期間及び割引率で将来キャッシュ・フローを割り引く方法により公正価値を見積っています。

  デリバティブ資産及びデリバティブ負債については、評価の内容に応じてレベル2又はレベル3に分類しています。

 

 ⑤ その他の金融負債(条件付対価)

  条件付対価については、モンテカルロ・シミュレーションを用いて、将来追加で支払いが発生する金額を見積り、公正価値を見積っており、レベル3に分類しています。

 

 ⑥ 信用取引資産、信用取引負債、有価証券担保貸付金、有価証券担保借入金、その他の金融資産預り金、受入保証金、社債及び借入金及びその他の金融負債

  満期までの期間が短期であるものは、帳簿価額と公正価値はほぼ同額です。また、満期までの期間が長期であるものは、取引先もしくは当社グループの信用力を反映した割引率を用いて、将来キャッシュ・フローを割り引く方法等により見積っています。経常的に公正価値測定を行う金融資産及び金融負債については評価の内容に応じてレベル1又はレベル2に分類しています。経常的に公正価値測定を行う金融資産及び金融負債以外の金融資産及び金融負債についてはレベル2に分類しています。

 

(2)帳簿価額及び公正価値

  金融商品の帳簿価額及び公正価値は次のとおりです。

 

 前連結会計年度(2019年3月31日)

 

純損益を通じて

公正価値で測定する金融資産及び金融負債

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産

償却原価で測定する
金融資産及び金融負債

帳簿価額

合計

公正価値

 

 

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

現金及び現金同等物

154,146

154,146

154,146

預託金及び金銭の信託

215,153

351,066

566,220

566,220

商品有価証券等

2,543

2,543

2,543

デリバティブ資産

10,895

10,895

10,895

有価証券投資

3,056

858

3,914

3,914

信用取引資産

138,836

138,836

138,836

有価証券担保貸付金

42,064

42,064

42,064

その他の金融資産

54,202

54,202

54,202

合計

16,494

858

215,153

740,315

972,820

972,820

デリバティブ負債

4,311

4,311

4,311

信用取引負債

32,793

32,793

32,793

有価証券担保借入金

101,028

101,028

101,028

預り金

358,176

358,176

358,176

受入保証金

249,544

249,544

249,544

社債及び借入金

190,641

190,641

190,762

その他の金融負債

4,284

4,284

4,284

合計

4,311

936,466

940,777

940,898

 

 当連結会計年度(2020年3月31日)

 

純損益を通じて

公正価値で測定する金融資産及び金融負債

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産

償却原価で測定する
金融資産及び金融負債

帳簿価額

合計

公正価値

 

 

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

現金及び現金同等物

132,561

132,561

132,561

預託金及び金銭の信託

224,427

395,795

620,222

620,222

商品有価証券等

4,516

4,516

4,516

デリバティブ資産

14,380

14,380

14,380

有価証券投資

4,359

1,088

5,447

5,447

信用取引資産

107,207

107,207

107,207

有価証券担保貸付金

32,748

32,748

32,748

その他の金融資産

47,943

47,943

47,943

合計

23,255

1,088

224,427

716,254

965,024

965,024

商品有価証券等

16

16

16

デリバティブ負債

3,256

3,256

3,256

信用取引負債

30,044

30,044

30,044

有価証券担保借入金

72,349

72,349

72,349

預り金

393,344

393,344

393,344

受入保証金

282,006

282,006

282,006

社債及び借入金

147,941

147,941

148,538

その他の金融負債

8,068

8,068

8,068

合計

3,272

933,752

937,024

937,621

 

 

(3)デリバティブ及びヘッジ会計

 ① キャッシュ・フロー・ヘッジ

  当社グループは、変動金利性金融商品の将来キャッシュ・フローの変動リスクを回避する目的で金利スワップをヘッジ手段に指定しており、「借入金」及び「預託金及び金銭の信託」の将来キャッシュ・フローをヘッジ対象としています。

 

 (ⅰ) 借入金

  借入金の変動金利を実質的に固定金利に転換することで将来キャッシュ・フローの変動リスクを回避する目的で、2018年6月に終了する金利スワップを利用しヘッジ会計を適用していました。

 

   その他の資本の構成要素(ヘッジ手段の公正価値の変動)の増減は次のとおりです。

 

連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

 

連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

期首

△15

 

当期発生額

△1

 

当期利益への組替調整額(注)

16

 

期末

 

 (注)税効果考慮前の金額は、前連結会計年度で23百万円であり、連結損益計算書の「金融費用」に含まれています。

 

 (ⅱ) 預託金及び金銭の信託

  預託金及び金銭の信託の変動金利を実質的に固定金利に転換することで将来キャッシュ・フローの変動リスクを回避する目的で、2018年11月に終了する金利スワップを利用しヘッジ会計を適用していました。

 

  その他の資本の構成要素(ヘッジ手段の公正価値の変動)の増減は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2018年4月1日

至 2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自 2019年4月1日

至 2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

期首

△569

 

当期発生額

16

 

当期利益への組替調整額(注)1

553

 

期末

 

 (注)1.税効果考慮前の金額は、前連結会計年度で△730百万円であり、連結損益計算書の「営業収益(金融収益)」に含まれています。

 

 ② ヘッジ会計を適用していないデリバティブ

  ヘッジ会計を適用していないデリバティブ資産及びデリバティブ負債は、主にFX取引によるものであり、公正価値は次のとおりです。

 

連結会計年度

(2019年3月31日)

 

連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

デリバティブ資産

10,895

 

14,380

デリバティブ負債

4,311

 

3,256

 

(4)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産

  当社グループでは、資本性金融商品への投資のうち、営業上の政策投資等の目的で保有する資本性金融商品については、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産に指定しています。

 

  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の主な銘柄の公正価値は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

株式会社証券保管振替機構

547

 

774

 

  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の受取配当金は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

 

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

認識の中止を行った投資

 

保有している投資

3

 

4

合計

3

 

4

 

  当社グループでは、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の利得又は損失の累計額は、当該金融資産の認識を中止した場合、又は、公正価値が著しく下落した場合に利益剰余金に振り替えています。

  前連結会計年度及び当連結会計年度において、利益剰余金に振り替えたその他の包括利益の利得又は損失の累計額(税引後)はありません。

 

  当社グループは、資産の効率的活用や業務上の関係の見直しなどにより、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産を売却しますが、当連結会計年度においてはその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産を売却していません。

 

(5)金融資産と金融負債の相殺

  強制可能なマスターネッティング契約及び類似の契約の対象となる金融商品の総額及び純額の調整表は次のとおりです。

 

 前連結会計年度(2019年3月31日)

① 金融資産

 

(a)

(b)

(c)=(a)-(b)

(d)

(e)=(c)-(d)

(f)

(g)=(c)+(f)

強制可能なマスターネッティング契約

及び類似の契約の対象となる金融商品

強制可能なマスターネッティング契約及び

類似の契約の対象とならない金融商品

連結財政状態計算書

残高

認識した

金融資産の

総額

連結財政状態計算書上で相殺した認識済みの金融負債の総額

連結財政状態計算書上に表示した金融資産の純額

連結財政状態計算書上で相殺表示していない金額

純額

金融商品

受入担保金

 

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

現金及び現金同等物

3,220

3,220

3,220

150,926

154,146

デリバティブ資産

11,449

554

10,895

983

8,794

1,117

10,895

信用取引資産

138,836

138,836

120,757

10,559

7,520

138,836

有価証券担保貸付金

42,064

42,064

39,471

2,593

42,064

その他の金融資産

35,499

35,499

9,557

2,993

22,949

18,703

54,202

合計

231,069

554

230,514

170,768

22,346

37,400

169,629

400,144

 

② 金融負債

 

(a)

(b)

(c)=(a)-(b)

(d)

(e)=(c)-(d)

(f)

(g)=(c)+(f)

強制可能なマスターネッティング契約

及び類似の契約の対象となる金融商品

強制可能なマスターネッティング契約及び

類似の契約の対象とならない金融商品

連結財政状態計算書

残高

認識した

金融負債の

総額

連結財政状態計算書上で相殺した認識済みの金融資産の総額

連結財政状態計算書上に表示した金融負債の純額

連結財政状態計算書上で相殺表示していない金額

純額

金融商品

差入担保金

 

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

デリバティブ負債

4,866

554

4,311

983

26

3,302

4,311

信用取引負債

32,793

32,793

32,574

219

32,793

有価証券担保借入金

101,028

101,028

95,107

5,921

101,028

預り金

351,874

351,874

2,916

348,958

6,302

358,176

受入保証金

249,544

249,544

25,134

224,409

249,544

合計

740,104

554

739,550

156,714

26

582,810

6,302

745,852

 

 

  上記(d)の金額は、強制可能なマスターネッティング契約及び類似の契約の対象となる金融資産及び金融負債に関する相殺の権利が、通常の事業活動の過程では発生が予想されない債務不履行その他の所定の状況が発生した場合のみ相殺権が強制可能となるため認識した金額を相殺する法的に強制可能な現在の権利を有していない、又は純額で決済する意図を有していないため、連結財政状態計算書上で相殺表示していません。

  上記(e)の金額のうち顧客からの預り金及び受入保証金については、顧客分別金信託等を設定して分別管理しています。

 

 当連結会計年度(2020年3月31日)

① 金融資産

 

(a)

(b)

(c)=(a)-(b)

(d)

(e)=(c)-(d)

(f)

(g)=(c)+(f)

強制可能なマスターネッティング契約

及び類似の契約の対象となる金融商品

強制可能なマスターネッティング契約及び

類似の契約の対象とならない金融商品

連結財政状態計算書

残高

認識した

金融資産の

総額

連結財政状態計算書上で相殺した認識済みの金融負債の総額

連結財政状態計算書上に表示した金融資産の純額

連結財政状態計算書上で相殺表示していない金額

純額

金融商品

受入担保金

 

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

現金及び現金同等物

4,729

296

4,433

4,433

128,128

132,561

デリバティブ資産

15,401

1,020

14,380

1,223

12,398

760

14,380

信用取引資産

107,207

107,207

83,490

15,224

8,493

107,207

有価証券担保貸付金

32,748

32,748

30,329

2,419

32,748

その他の金融資産

30,720

30,720

6,088

2,456

22,176

17,222

47,943

合計

190,805

1,316

189,489

121,130

30,078

38,281

145,350

334,839

 

② 金融負債

 

(a)

(b)

(c)=(a)-(b)

(d)

(e)=(c)-(d)

(f)

(g)=(c)+(f)

強制可能なマスターネッティング契約

及び類似の契約の対象となる金融商品

強制可能なマスターネッティング契約及び

類似の契約の対象とならない金融商品

連結財政状態計算書

残高

認識した

金融負債の

総額

連結財政状態計算書上で相殺した認識済みの金融資産の総額

連結財政状態計算書上に表示した金融負債の純額

連結財政状態計算書上で相殺表示していない金額

純額

金融商品

差入担保金

 

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

デリバティブ負債

4,572

1,316

3,256

1,223

119

1,914

3,256

信用取引負債

30,044

30,044

29,555

488

30,044

有価証券担保借入金

72,349

72,349

67,259

5,091

72,349

預り金

383,847

383,847

2,300

381,548

9,497

393,344

受入保証金

282,006

282,006

44,596

237,410

282,006

合計

772,819

1,316

771,503

144,932

119

626,452

9,497

780,999

 

 

  上記(d)の金額は、強制可能なマスターネッティング契約及び類似の契約の対象となる金融資産及び金融負債に関する相殺の権利が、通常の事業活動の過程では発生が予想されない債務不履行その他の所定の状況が発生した場合のみ相殺権が強制可能となるため認識した金額を相殺する法的に強制可能な現在の権利を有していない、又は純額で決済する意図を有していないため、連結財政状態計算書上で相殺表示していません。

  上記(e)の金額のうち顧客からの預り金及び受入保証金については、顧客分別金信託等を設定して分別管理しています。

 

 

15.公正価値測定

(1)公正価値ヒエラルキー

  公正価値の測定に用いられる公正価値の階層(公正価値ヒエラルキー)の定義は次のとおりです。

 

   レベル1―同一の資産又は負債に関する活発な市場における無修正の相場価格

   レベル2―資産又は負債に関する直接又は間接に観察可能な、レベル1に含まれる相場価格以外のインプットを用いて算定された公正価値

   レベル3―資産又は負債に関する観察可能でないインプットを用いて算定された公正価値

 

  区分される公正価値ヒエラルキーのレベルは、公正価値の測定の重要なインプットのうち、最も低いレベルにより決定されます。

  当社グループは、資産及び負債のレベル間の振替は、振替のあった報告期間の期末日で認識しています。

 

(2)評価技法

  金融商品の公正価値の測定に関する評価技法は「14.金融商品」に記載しています。

 

(3)評価プロセス

  レベル3に分類される資産、負債については、経営管理部門責任者により承認された評価方針及び手続に従い、外部の評価専門家又は適切な評価担当者が評価及び評価結果の分析を実施しています。評価結果は経営管理部門責任者によりレビューされ、承認されています。

 

(4)レベル3に分類される資産に関する定量的情報

  前連結会計年度及び当連結会計年度において、重要な観察可能でないインプットを使用した経常的に公正価値で測定されるレベル3に分類される資産の評価技法及びインプットに関する情報は次のとおりです。

 

 前連結会計年度(2019年3月31日)

 

 

評価技法

 

観察可能でない

インプット

 

範囲

 

 

 

 

 

 

 

有価証券投資

 

インカムアプローチ

 

収益成長率

割引率

 

 

0%

7.1%

その他の金融負債

 

モンテカルロ・シミュレーション

 

ヒストリカル・ボラティリティ

 

167.1%

 

 

割引率

 

30.0%

 

 当連結会計年度(2020年3月31日)

 

 

評価技法

 

観察可能でない

インプット

 

範囲

 

 

 

 

 

 

 

有価証券投資

 

インカムアプローチ

 

収益成長率

割引率

 

 

0%

6.2%

その他の金融負債

 

モンテカルロ・シミュレーション

 

ヒストリカル・ボラティリティ

 

167.1%

 

 

割引率

 

30.0%

 

 

(5)重要な観察可能でないインプットの変動にかかる感応度分析

  経常的に公正価値で測定するレベル3に分類される資産の公正価値のうち、インカムアプローチで評価される有価証券投資の公正価値は、割引率の上昇(下落)により減少(増加)し、収益成長率の上昇(下落)により増加(減少)します。また、モンテカルロ・シミュレーションで評価されるその他の金融負債の公正価値は、割引率の上昇(下落)により減少(増加)します。

 

(6)経常的に公正価値で測定する資産及び負債の公正価値ヒエラルキー

  連結財政状態計算書において経常的に公正価値で測定されている資産及び負債の公正価値ヒエラルキーは次のとおりです。

 

 前連結会計年度(2019年3月31日)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

預託金及び金銭の信託

215,153

 

 

 

215,153

商品有価証券等

1,067

 

1,476

 

 

2,543

デリバティブ資産

 

10,895

 

 

10,895

棚卸資産

3,056

 

 

 

3,056

有価証券投資

493

 

 

3,421

 

3,914

合計

219,768

 

12,371

 

3,421

 

235,560

デリバティブ負債

 

4,311

 

 

4,311

合計

 

4,311

 

 

4,311

 

 当連結会計年度(2020年3月31日)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

預託金及び金銭の信託

224,427

 

 

 

224,427

商品有価証券等

2,848

 

1,668

 

 

4,516

デリバティブ資産

 

14,380

 

 

14,380

棚卸資産

2,932

 

 

 

2,932

有価証券投資

425

 

 

5,022

 

5,447

合計

230,632

 

16,048

 

5,022

 

251,702

商品有価証券等(負債)

16

 

 

 

16

デリバティブ負債

 

3,256

 

 

3,256

合計

16

 

3,256

 

 

3,272

 

  前連結会計年度及び当連結会計年度において、重要な観察可能でないインプット(レベル3)を使用して経常的に公正価値で測定される資産及び負債の期首から期末までの変動は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

有価証券投資

 

デリバティブ資産

 

その他の

金融負債

 

有価証券投資

 

デリバティブ資産

 

その他の

金融負債

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

期首残高

2,203

 

 

 

3,421

 

 

利得及び損失合計

478

 

 

△960

 

△13

 

 

純損益

288

 

 

△960

 

△240

 

 

その他の包括利益

190

 

 

 

227

 

 

取得

838

 

39

 

960

 

1,669

 

 

売却及び回収

△98

 

△39

 

 

△55

 

 

期末残高

3,421

 

 

 

5,022

 

 

期末時点で保有するレベル3で測定される金融商品に関して当期利益として認識された未実現利得又は損失(△)の純額

271

 

 

960

 

△240

 

 

 

  前連結会計年度において、有価証券投資における純損益は、連結損益計算書の「営業収益(金融収益)」、「その他の金融収益」又は「その他の金融費用」に、その他の包括利益は、連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値測定する資本性金融資産の公正価値の変動」に含まれています。また、その他の金融負債における純損益は、連結損益計算書の「その他の金融収益」に含まれています。

  当連結会計年度において、有価証券投資における純損益は、連結損益計算書の「営業収益(金融収益)」、「その他の金融収益」又は「その他の金融費用」に、その他の包括利益は、連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値測定する資本性金融資産の公正価値の変動」に含まれています。

 

(7)公正価値で測定されてはいないが、公正価値が開示されている資産及び負債の公正価値ヒエラルキー

  連結財政状態計算書において公正価値で測定されてはいないが、公正価値が開示されている資産及び負債は次のとおりです。

 

 前連結会計年度(2019年3月31日)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

現金及び現金同等物

154,146

 

 

 

154,146

預託金及び金銭の信託

351,049

 

17

 

 

351,066

信用取引資産

 

138,836

 

 

138,836

有価証券担保貸付金

 

42,064

 

 

42,064

その他の金融資産

 

54,202

 

 

54,202

合計

505,196

 

235,120

 

 

740,315

 

 

 

 

 

 

 

 

信用取引負債

 

32,793

 

 

32,793

有価証券担保借入金

 

101,028

 

 

101,028

預り金

 

358,176

 

 

358,176

受入保証金

 

249,544

 

 

249,544

社債及び借入金

 

190,762

 

 

190,762

その他の金融負債

 

4,284

 

 

4,284

合計

 

936,587

 

 

936,587

 

 当連結会計年度(2020年3月31日)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

現金及び現金同等物

132,561

 

 

 

132,561

預託金及び金銭の信託

395,770

 

25

 

 

395,795

信用取引資産

 

107,207

 

 

107,207

有価証券担保貸付金

 

32,748

 

 

32,748

その他の金融資産

 

47,943

 

 

47,943

合計

528,332

 

187,922

 

 

716,254

 

 

 

 

 

 

 

 

信用取引負債

 

30,044

 

 

30,044

有価証券担保借入金

 

72,349

 

 

72,349

預り金

 

393,344

 

 

393,344

受入保証金

 

282,006

 

 

282,006

社債及び借入金

 

148,538

 

 

148,538

その他の金融負債

 

8,068

 

 

8,068

合計

 

934,349

 

 

934,349

 

(8)非経常的に公正価値で測定する資産及び負債

  前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、非経常的に公正価値で測定した資産及び負債はありません。

 

16.現金及び現金同等物

  現金及び現金同等物の連結財政状態計算書との関係は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

連結財政状態計算書における現金及び現金同等物

154,146

 

132,561

担保提供預金

△3,220

 

△4,729

連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物

150,926

 

127,832

  預託金及び金銭の信託に含まれる現金及び現金同等物は、当社グループが法令等に基づき顧客のために分別管理しているものであるため、連結財政状態計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の表示に含めていません。

 

 

17.預託金及び金銭の信託

  預託金及び金銭の信託は、次の資産により構成されています。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

現金及び現金同等物

351,049

 

395,770

コールローン

4

 

3

国債及び公社債

78,653

 

42,927

合同運用金銭信託

136,500

 

181,500

その他

13

 

22

合計

566,220

 

620,222

 

 

18.棚卸資産

  国際会計基準(IFRS)において暗号資産の取引等に係る基準は存在しません。このため、IAS第8号「会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬」の要求事項に基づき、「財務報告に関する概念フレームワーク」及び類似の事項を扱う基準を参照し、当社グループによる支配の有無を総合的に勘案し、会計処理しています。

  利用者から預託を受けた暗号資産は、当社グループが保有する暗号資産と同様に当社グループが管理する電子ウォレットにおいて保管しており、暗号資産の処分に必要な秘密鍵を当社グループが保管していますが、利用者との契約により利用者の指示通りに売買又は送信することが定められており、当社グループによる使用は制限されています。また、利用者から預託を受けた暗号資産は、「資金決済に関する法律」及び「暗号資産交換業者に関する内閣府令」に基づき、利用者の暗号資産と自己の暗号資産を分別し、利用者ごとの残高を管理しており、当社グループが保有する暗号資産と利用者から預託を受けた暗号資産を保管するウォレットを明確に区分し管理しています。さらに、当該暗号資産に係る経済的便益は原則として利用者に帰属し、当社グループは当該暗号資産の公正価値の重要な変動リスクに晒されていません。

  一方で、利用者から預託を受けた暗号資産は、コインチェック株式会社の清算時等において、当社グループが保有する暗号資産と同様に扱われる可能性があります。また、我が国における暗号資産の法律上の権利については必ずしも明らかにされていません。

  当社グループは、上記の要素を総合的に勘案し、利用者から預託を受けた暗号資産について当社グループによる支配はないと判断し、連結財政状態計算書上、資産として認識しておらず、対応する負債についても認識していません。

  なお、連結財政状態計算書に計上されていない利用者から預託された暗号資産の前連結会計年度及び当連結会計年度末の残高はそれぞれ54,009百万円、54,962百万円であります。これらの金額は、主要な暗号資産取引所における各期末日時点の取引価格に基づいて算定しています。

  当社グループが保有する暗号資産(利用者との消費貸借契約に基づく暗号資産を含む)は、主に近い将来に販売し、価格の変動による利益又はブローカーとしてのマージンを稼得する目的で保有しており、使用を指図する能力及び経済的便益が当社グループに帰属することから、IAS第2号「棚卸資産」に基づき、連結財政状態計算書上、棚卸資産として認識しています。なお、利用者との消費貸借契約に基づく暗号資産に対応する負債は、前連結会計年度及び当連結会計年度末でそれぞれ2,987百万円、2,923百万円であり、連結財政状態計算書の「その他の負債」に含まれています。

  公正価値の測定方法及び公正価値ヒエラルキーについては、「15.公正価値測定」をご参照ください。

 

 

19.担保

(1)当社グループが担保に供している資産は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

現金及び現金同等物(注)1

3,220

 

4,729

その他の金融資産(注)2

33,798

 

33,216

合計

37,018

 

37,945

 (注)1.FX取引のために取引金融機関に預け入れている拘束性預金です。

    2.FX取引のために取引金融機関に差し入れている担保、信用取引の貸借取引を行うため証券金融会社に差し入れている担保、金融商品取引の清算業務を行うため清算機関に差し入れている担保、金融商品取引のために取引金融機関、取引所等に差し入れている担保及び敷金等です。

 

(2)当社グループが提供するサービスにおいて、顧客及び取引先から受け入れた売却又は再担保が可能な受入有価証券の公正価値は次のとおりです。なお、売却又は再担保として受け入れた有価証券は、原則として取引完了時に同等の有価証券を返還することが条件となっています。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

信用取引貸付金の本担保証券(注)3

114,764

 

78,072

信用取引借証券(注)4

10,999

 

9,193

消費貸借契約により借り入れた有価証券

220,665

 

173,426

受入保証金代用有価証券

347,817

 

293,160

合計

694,245

 

553,851

 

(3)(2)のうち、売却又は再担保として顧客及び取引先に差し入れた有価証券の公正価値は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

信用取引貸証券(注)4

30,724

 

29,966

信用取引借入金の本担保証券(注)3

3,613

 

959

消費貸借契約により貸し付けた有価証券

95,107

 

71,312

その他担保として差し入れた有価証券(注)5

4,486

 

15,783

合計

133,930

 

118,021

 (注)3.証券会社は顧客が買付ける有価証券に必要な資金を顧客に貸出し、担保として顧客が買付けた当該有価証券を受け入れます。その際、証券会社が当該買付けに係る資金を証券金融会社から借り入れた場合には、証券会社は証券金融会社に当該有価証券を担保として差し入れます。

   4.証券会社は顧客による売付けに必要な有価証券を顧客に貸出し、担保として顧客が売付けによって得た売却代金を受け入れます。その際、証券会社が当該売付けに係る有価証券を証券金融会社から借りた場合には、証券会社は証券金融会社に当該売却資金を担保として差し入れます。

   5.証券会社は証券金融会社の貸借取引に係る入札に応じた場合、証券金融会社に対して有価証券を差し入れ当該時価相当の資金を担保として受け入れます。

 

 

20.社債及び借入金

  社債及び借入金の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

平均利率

(注)1

 

返済期限

 

百万円

 

百万円

 

 

 

短期借入金等

94,667

 

34,081

 

0.38

 

 

社債

27,018

 

30,703

 

 

 

長期借入金

68,955

 

83,157

 

0.41

 

2020年9月~

2025年7月

合計

190,641

 

147,941

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(信用取引負債)

信用取引借入金

3,573

 

970

 

0.60

 

 

 (注)1.借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しています。

2.短期借入金等には、一年内返済予定の長期借入金残高が含まれています。

3.短期借入金等及び長期借入金には、前連結会計年度84,230百万円及び当連結会計年度68,269百万円のシンジケートローン残高が含まれています。

 

  社債の発行条件の要約は次のとおりです。

会社名

銘柄

発行

年月日

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当連結会計年度

(2020年3月31日)

利率

償還期限

 

 

 

百万円

百万円

 

マネックスファイナンス株式会社

2019年7月25日満期円建社債

2018年

7月25日

5,000

0.35

2019年

7月25日

マネックスファイナンス株式会社

2021年7月26日満期円建社債

2018年

7月25日

5,000

5,000

0.58

2021年

7月26日

マネックスファイナンス株式会社

2019年9月18日満期円建社債

2018年

9月14日

2,000

0.50

2019年

9月18日

マネックスファイナンス株式会社

2023年11月1日満期円建社債

2018年

10月31日

5,000

5,000

0.60

2023年

11月1日

マネックスファイナンス株式会社

2022年1月11日満期円建社債

2019年

1月10日

3,000

3,000

0.50

2022年

1月11日

マネックスファイナンス株式会社

2020年7月31日満期円建社債

2019年

7月30日

3,000

0.36

2020年

7月31日

マネックスファイナンス株式会社

2024年9月18日満期豪ドル建社債

2019年

9月17日

289

2.00

2024年

9月18日

マネックスファイナンス株式会社

私募社債

2018年

6月~

2019年

11月

8,000

16,100

0.15~

1.00

2021年

8月~

2029年

8月

合計

28,000

32,389

 

  なお、当社グループは、すべての社債及び借入金に係る契約内容を遵守しています。

 

  財務活動から生じた負債の変動は次のとおりです。

 

借入金

 

社債

 

合計

 

百万円

 

百万円

 

百万円

前連結会計年度期首(2018年4月1日)

167,380

 

23,630

 

191,010

財務キャッシュ・フローによる変動

 

 

 

 

 

 短期借入債務の収支

△40,816

 

 

△40,816

 社債の発行による収入

 

28,016

 

28,016

 社債の償還による支出

 

△26,557

 

△26,557

 長期借入債務の調達による収入

58,924

 

 

58,924

 長期借入債務の返済による支出

△22,005

 

 

△22,005

財務キャッシュ・フローによる変動の総額

△3,897

 

1,459

 

△2,438

利息費用

100

 

26

 

126

外国為替レートの変動の影響

39

 

 

39

その他

 

1,903

 

1,903

前連結会計年度末(2019年3月31日)

163,622

 

27,018

 

190,641

財務キャッシュ・フローによる変動

 

 

 

 

 

 短期借入債務の収支

△26,730

 

 

△26,730

 社債の発行による収入

 

15,495

 

15,495

 社債の償還による支出

 

△11,205

 

△11,205

 長期借入債務の調達による収入

14,105

 

 

14,105

 長期借入債務の返済による支出

△33,705

 

 

△33,705

財務キャッシュ・フローによる変動の総額

△46,330

 

4,290

 

△42,040

利息費用

103

 

22

 

125

外国為替レートの変動の影響

△157

 

 

△157

その他

 

△628

 

△628

当連結会計年度末(2020年3月31日)

117,239

 

30,703

 

147,941

 

 

21.有形固定資産

  有形固定資産の取得価額、減価償却累計額及び減損損失累計額の増減は次のとおりです。

 

建物

 

器具備品

 

合計

取得原価

百万円

 

百万円

 

百万円

前連結会計年度期首(2018年4月1日)

1,021

 

3,396

 

4,417

 企業結合による増加

36

 

64

 

100

 当期増加(購入)

367

 

859

 

1,226

 処分

 

△151

 

△151

 在外営業活動体の換算差額

20

 

66

 

85

前連結会計年度末(2019年3月31日)

1,444

 

4,234

 

5,678

当連結会計年度期首(2019年4月1日)

1,444

 

4,234

 

5,678

IFRS第16号の適用開始による使用権資産の認識

3,143

 

 

3,143

当連結会計年度調整後期首(2019年4月1日)

4,586

 

4,234

 

8,821

 当期増加(購入)

68

 

1,138

 

1,206

 処分

△4

 

△45

 

△48

 在外営業活動体の換算差額

△60

 

△56

 

△116

当連結会計年度末(2020年3月31日)

4,591

 

5,272

 

9,863

 

 

建物

 

器具備品

 

合計

減価償却累計額及び減損損失累計額

百万円

 

百万円

 

百万円

前連結会計年度期首(2018年4月1日)

307

 

1,988

 

2,294

 減価償却費

164

 

623

 

787

 減損損失

 

112

 

112

 処分

 

△32

 

△32

 在外営業活動体の換算差額

10

 

49

 

60

前連結会計年度末(2019年3月31日)

481

 

2,741

 

3,222

当連結会計年度期首(2019年4月1日)

481

 

2,741

 

3,222

IFRS第16号の適用開始による使用権資産の認識

 

 

当連結会計年度調整後期首(2019年4月1日)

481

 

2,741

 

3,222

 減価償却費

1,210

 

599

 

1,809

 処分

△3

 

△38

 

△41

 在外営業活動体の換算差額

△4

 

△45

 

△49

当連結会計年度末(2020年3月31日)

1,684

 

3,258

 

4,942

 

 

建物

 

器具備品

 

合計

帳簿価額

百万円

 

百万円

 

百万円

前連結会計年度期首(2018年4月1日)

714

 

1,408

 

2,122

連結会計年度末(2019年3月31日)

962

 

1,493

 

2,456

当連結会計年度末(2020年3月31日)

2,907

 

2,015

 

4,921

 (注)1.有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれています。

    2.前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、所有権に対する制限及び担保に供した有形固定資産はありません。

    3.使用権資産の帳簿価額の内訳は「23.リース」に記載しています。

22.無形資産

(1) 無形資産の取得価額、償却累計額及び減損損失累計額

  無形資産の取得価額、償却累計額及び減損損失累計額の増減は次のとおりです。

 

のれん

 

自己創設の

無形資産

 

その他

 

合計

取得原価

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

前連結会計年度期首(2018年4月1日)

19,284

 

34,627

 

24,853

 

78,764

 企業結合による増加

 

 

2

 

2

 当期増加(企業結合による増加を除く)

 

5,396

 

792

 

6,188

 処分

 

△685

 

△123

 

△808

 在外営業活動体の換算差額

498

 

264

 

836

 

1,598

前連結会計年度末(2019年3月31日)

19,782

 

39,601

 

26,360

 

85,743

 企業結合による増加

237

 

 

86

 

323

 当期増加(企業結合による増加を除く)

 

4,563

 

964

 

5,528

 処分

 

△194

 

△133

 

△328

 在外営業活動体の換算差額

△358

 

△271

 

△597

 

△1,226

当連結会計年度末(2020年3月31日)

19,660

 

43,700

 

26,680

 

90,039

 

 

のれん

 

自己創設の

無形資産

 

その他

 

合計

償却累計額及び減損損失累計額

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

前連結会計年度期首(2018年4月1日)

2,677

 

14,505

 

11,731

 

28,912

 償却費

 

5,769

 

1,837

 

7,605

 減損損失

 

1,675

 

 

1,675

 処分

 

△583

 

△105

 

△689

 在外営業活動体の換算差額

114

 

83

 

344

 

541

前連結会計年度末(2019年3月31日)

2,791

 

21,448

 

13,806

 

38,045

 償却費

 

4,560

 

1,753

 

6,313

 減損損失

 

199

 

224

 

423

 処分

 

△165

 

△121

 

△286

 在外営業活動体の換算差額

△83

 

△108

 

△271

 

△462

当連結会計年度末(2020年3月31日)

2,708

 

25,934

 

15,391

 

44,033

 

 

 

のれん

 

自己創設の

無形資産

 

その他

 

合計

帳簿価額

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

前連結会計年度期首(2018年4月1日)

16,607

 

20,122

 

13,122

 

49,851

連結会計年度末(2019年3月31日)

16,990

 

18,154

 

12,554

 

47,698

当連結会計年度末(2020年3月31日)

16,952

 

17,765

 

11,289

 

46,006

 

 

  上記「その他」の中に2011年6月に取得したTradeStation Group, Incが有する顧客基盤と技術関連資産が含まれています。これらの資産の帳簿価額及び残存償却期間は次のとおりです。

 

 前連結会計年度末(2019年3月31日)

種 類

帳簿価額

 

残存償却期間

 

百万円

 

 

顧客基盤

2,272

 

10年

技術関連資産

6,626

 

10年

 

 当連結会計年度末(2020年3月31日)

種 類

帳簿価額

 

残存償却期間

 

百万円

 

 

顧客基盤

1,989

 

9年

技術関連資産

5,801

 

9年

 

  無形資産(のれん以外)のうち、耐用年数を確定できる資産は、その耐用年数にわたって償却をしています。無形資産の償却費は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれています。

 

 

  上記の無形資産(のれん以外)のうち、耐用年数が確定できない資産の帳簿価額は次のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

取引所会員権等

786

 

778

 

  耐用年数が確定できない無形資産の主なものは取引所会員権等です。これらは、当社グループがインターネットを介して個人顧客に金融商品及びインフラを提供する金融サービス事業を継続する限り必要とされ、基本的に存続するものであり、耐用年数を確定できないと判断しています。

 

 

  前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、所有権に対する制限及び担保に供した無形資産はありません。

 

 

(2) のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の減損テスト

  当社は、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産について、少なくとも年1回減損テストを行っており、さらに減損の兆候がある場合には、その都度、減損テストを行っています。のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の減損テストの回収可能価額は使用価値に基づき算定しています。企業結合で生じたのれんは、取得日に、企業結合から利益がもたらされる資金生成単位グループに配分しています。減損テストのため、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の各期における減損損失考慮前の帳簿価額を次のとおり資金生成単位グループに配分しています。

 

資金生成単位グループ

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

(のれん)

百万円

 

百万円

 日  本

7,627

 

7,787

 米  国

8,937

 

8,747

 中  国

426

 

419

 合  計

16,990

 

16,952

(耐用年数が確定できない無形資産)

 

 

 

 日  本

336

 

310

 米  国

449

 

468

 合  計

786

 

778

 

 

  使用価値は、各資金生成単位グループの将来営業キャッシュ・フローの見積額を、下記の表に記載された割引率を用いて割り引くことにより算定しています。

  将来営業キャッシュ・フローは、経営陣が承認した今後5年間の当社グループの計画を基礎として算定しています。5年目以降については、下記の表に記載された市場の長期平均成長率を勘案した一定の成長率を用いて推定しました。この成長率は市場の長期平均成長率を超過していません。

  割引率については、各資金生成単位グループの加重平均資本コストに適切なリスク・プレミアムを織り込んだ税引前割引率を使用しています。

 

  各資金生成単位グループの使用価値の算定に使用された税引前割引率は次のとおりです。

資金生成単位グループ

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 日  本

6.8%

 

6.6%

 米  国

15.1%

 

11.1%

 中  国

12.1%

 

13.2%

 

  将来営業キャッシュ・フローの算定に用いた5年目以降の成長率は次のとおりです。

資金生成単位グループ

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 日  本

0.9%

 

0.9%

 米  国

2.2%

 

2.2%

 中  国

3.0%

 

3.0%

 

  日本及び中国においては、回収可能価額が帳簿価額を十分に上回っているため、主要な仮定が合理的に考えられる範囲で変更されても、減損損失が発生する可能性は低いと判断しています。米国においては、回収可能価額が帳簿価額を上回っていますが、主要な仮定である税引前割引率が上昇した場合や見積将来キャッシュ・フローが減少した場合に減損損失が発生する可能性があります。

 

 

23.リース

当社グループは、本社建物等をリースしています。

 

前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

 

費用として認識したオペレーティング・リースの最低支払リース料は1,027百万円です。

  解約不能オペレーティング・リースの将来の最低支払リース料は次のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

 

百万円

1年以内

 

1,006

1年超5年以内

 

2,006

5年超

 

161

合計

 

3,172

 

当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)

 

 (1)リースに係る損益、キャッシュフロー

リースに係る損益、キャッシュフローは次のとおりです。

 

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

  至2020年3月31日)

使用権資産の減価償却費

 

百万円

 建物

 

973

 器具備品

 

12

 合計

 

985

 

 

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

  至2020年3月31日)

 

 

百万円

リース負債に係る金利費用

 

57

リースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額

 

1,160

 

 使用権資産の減価償却費は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれています。リース負債に係る金利費用は、連結損益計算書の「金融費用」に含まれています。

 

 (2)使用権資産

  有形固定資産に含まれる使用権資産の帳簿価額は以下のとおりです。

 

当連結会計年度

  リース契約には更新を含む契約があります。変動リース料、エスカレーション条項及びリース契約によって課された制限(配当、追加リース、追加借入等に関する制限)はありません。

使用権資産

建物

器具備品

合計

 

百万円

百万円

百万円

2019年4月1日

3,143

3,143

2020年3月31日

2,174

230

2,404

    使用権資産の増加額は、当連結会計年度で281百万円です。

 

 (3)借手が潜在的に晒されている将来キャッシュ・アウトフローのうちリース負債の測定に反映されていないもの

 該当事項はありません。

 

 (4)リースにより課されている制限又は特約

 該当事項はありません。

 

 (5)セール・アンド・リースバック取引

 該当事項はありません。

 

 

24.非金融資産の減損損失

 減損損失の資産種類別の内訳は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

有形固定資産

 

 

 

器具備品

112

 

無形資産

 

 

 

自己創設の無形資産

1,675

 

423

合計

1,788

 

423

 

 前連結会計年度において、日本セグメントで日本株取引ツール「トレードステーション」に関する固定資産について、収益実績を反映した評価の見直しを行った結果、1,788百万円の減損損失を認識しました。当連結会計年度において、収益実績を反映した評価の見直しを行った結果及びサービス終了を決定したことに伴い、日本セグメント及び米国セグメントで423百万円の減損損失を計上しました。

 なお、減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれています。

 

 

25.持分法適用会社

(1)関連会社

  主要な関連会社の詳細は次のとおりです。

名 称

 

主要な

事業内容

 

セグメント

 

持分割合

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

有限会社トライアングルパートナーズ

(トライアングルパートナーズ匿名投資組合)

 

投資運用業

 

日本

 

33.3

 

33.3

 

  個々に重要性のない関連会社に対する帳簿価額は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

帳簿価額

166

 

154

 

  個々に重要性のない関連会社に関する純損益及びその他の包括利益の持分取込額は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

持分法による投資利益

73

 

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

△65

 

△8

合計

8

 

△8

 

  なお、前連結会計年度及び当連結会計年度において、個々に重要性のある関連会社はありません。

 

 

(2)共同支配企業

  主要な共同支配企業の詳細は次のとおりです。

名 称

 

主要な

事業内容

 

セグメント

 

持分割合

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

日本成長投資アライアンス株式会社

 

投資事業有限責任組合によるファンドの組成と運用

 

日本

 

40.0

 

杭州財悦科技有限公司

 

技術支援

 

アジア・パシフィック

 

49.0

 

49.0

 

  個々に重要性のない共同支配企業に対する帳簿価額は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

帳簿価額

140

 

122

 

  個々に重要性のない共同支配企業に関する純損益及びその他の包括利益の持分取込額は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

持分法による投資利益

22

 

48

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

△3

 

△11

合計

20

 

37

 

  なお、前連結会計年度及び当連結会計年度において、個々に重要性のある共同支配企業はありません。

 

 

26.繰延税金及び法人所得税費用

(1)繰延税金

  繰延税金資産及び繰延税金負債の主な内訳は次のとおりです。

 

 

2018年

3月31日

 

純損益を通じて認識

 

その他の包括利益において認識

 

2019年

3月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 

 

繰越欠損金

1,308

 

△167

 

 

1,141

有形固定資産及び無形資産

335

 

513

 

 

848

未払金及び未払費用

500

 

68

 

 

568

未払事業税

146

 

△96

 

 

50

前受収益

68

 

37

 

 

106

有価証券投資

39

 

△20

 

 

19

貸倒引当金

20

 

1

 

 

22

その他

924

 

△66

 

△195

 

662

繰延税金資産合計

3,340

 

270

 

△195

 

3,415

 

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 

 

有形固定資産及び無形資産

3,571

 

111

 

 

3,682

有価証券投資

965

 

△105

 

61

 

922

のれん

310

 

 

 

310

その他

5

 

70

 

 

75

繰延税金負債合計

4,852

 

76

 

61

 

4,989

 

 (注)純損益を通じて認識された額の合計と繰延税金費用計との差額は、為替の変動によるものです。

 

 

2019年

3月31日

 

純損益を通じて認識

 

その他の包括利益において認識

 

2020年

3月31日

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 

 

繰越欠損金

1,141

 

△862

 

 

279

有形固定資産及び無形資産

848

 

△204

 

 

643

未払金及び未払費用

568

 

135

 

 

703

未払事業税

50

 

26

 

 

76

前受収益

106

 

△55

 

 

51

有価証券投資

19

 

157

 

35

 

211

貸倒引当金

22

 

12

 

 

34

その他

662

 

163

 

 

825

繰延税金資産合計

3,415

 

△628

 

35

 

2,822

 

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 

 

有形固定資産及び無形資産

3,682

 

△326

 

 

3,356

有価証券投資

922

 

△62

 

 

860

のれん

310

 

1

 

 

311

その他

75

 

38

 

 

112

繰延税金負債合計

4,989

 

△349

 

 

4,640

 

 (注)純損益を通じて認識された額の合計と繰延税金費用計との差額は、為替の変動によるものです。

  連結財政状態計算書上の繰延税金資産及び繰延税金負債は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

繰延税金資産

289

 

370

繰延税金負債

△1,862

 

△2,188

純額

△1,573

 

△1,817

 

  繰延税金資産を認識していない繰越欠損金及び将来減算一時差異は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

繰越欠損金

3,838

 

4,001

将来減算一時差異

333

 

361

合計

4,171

 

4,362

 

  繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の金額と繰越期限は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

1年目

 

2年目

 

3年目

 

4年目

 

5年目以降

3,838

 

4,001

 

  当社は、繰延税金資産の認識に当たり、将来減算一時差異又は繰越欠損金の一部もしくは全部が将来課税所得に対して控除できる可能性を考慮しています。繰延税金資産の回収可能性の評価に際し、繰延税金負債が解消されるタイミングを考慮しています。

  前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、当社は子会社の投資に係る将来減算一時差異及び将来加算一時差異については、原則として繰延税金資産及び繰延税金負債を認識していません。これは、当社が一時差異の取崩しの時期をコントロールする立場にあり、このような差異を予測可能な期間内に取崩さないことが確実であるためです。前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、繰延税金資産を認識していない子会社の投資に係る将来減算一時差異はそれぞれ、2,561百万円及び2,745百万円、繰延税金負債を認識していない子会社の投資に係る将来加算一時差異はそれぞれ、5,280百万円及び6,991百万円です。

 

 

(2)法人所得税費用

  当期税金費用及び繰延税金費用は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

当期税金費用:

 

 

 

当期

913

 

979

当期税金費用計

913

 

979

繰延税金費用:

 

 

 

一時差異等の発生と解消

△188

 

301

税率の変更等

37

 

30

繰延税金費用 計

△151

 

331

法人所得税費用 合計

761

 

1,310

 

  当期税金費用には、税金費用を減少させるために使用された従前は税効果未認識であった税務上の欠損金又は過去の期間の一時差異から生じた便益の額が含まれています。これに伴う前連結会計年度及び当連結会計年度における当期税金費用の減少額は、それぞれ91百万円及び168百万円です。

  また、繰延税金費用には、繰延税金資産の評価減又は以前に計上した評価減の戻入による金額が含まれています。これに伴う前連結会計年度及び当連結会計年度における繰延税金費用の増減額は、それぞれ657百万円及び214百万円の増加です。

 

  当社は、主に法人税、住民税及び損金算入される事業税を課されており、これらを基礎として計算した前連結会計年度及び当連結会計年度の法定実効税率は30.6%です。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されます。

  他の納税管轄地における税額は、それぞれの管轄地において一般的な税率をもって計算しています。

 

  法定実効税率と連結損益計算書における平均実質負担率との差異要因は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

 

法定実効税率

30.6

 

30.6

未認識の繰延税金資産

13.4

 

0.8

海外子会社等の適用税率差異

△4.7

 

△0.5

税率変更による期末繰延税金資産および負債の修正額

2.1

 

0.7

永久に益金および損金に算入されない項目

1.4

 

0.7

海外子会社の税額控除

△1.1

 

△2.3

その他

0.8

 

1.5

平均実質負担率

42.5

 

31.7

 

27.退職後給付

  当社グループは、退職後の従業員に対して年金給付を提供する、確定拠出年金制度に拠出しています。制度上、退職した従業員には、各勤務期間に応じた金額を受け取る権利が与えられます。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

確定拠出年金への掛金拠出額

207

 

213

 

 

28.引当金

  引当金は資産除去債務により構成されています。増減は次のとおりです。

 

資産除去債務

 

百万円

当連結会計年度期首(2019年4月1日)

262

 期中増加額

 期中減少額(目的使用)

△53

 時の経過による割戻額

当連結会計年度末(2020年3月31日)

208

 

 

29.株式報酬

 (1) 譲渡制限付株式(持分決済型)

  当社グループは、当社及び一部の子会社では、役員及び一部の従業員(以下「対象役員等」)に対して、譲渡制限付株式を割り当てる持分決済型の報酬制度(以下「本制度」)を設けています。

  対象役員等は、本制度に基づき当社から支給された金銭報酬債権の全部を現物出資財産として払い込み、当社の普通株式の発行又は処分を受けます。

  また、本制度による当社の普通株式の発行又は処分に当たっては、当社と譲渡制限付株式の割り当てを受ける対象役員等との間で、譲渡制限付株式割当契約を締結します。

  その内容としては、①対象役員等は、報酬制度委員会で決定する一定期間、当該譲渡制限付株式割当契約により割当てを受けた当社の普通株式について、譲渡、担保権の設定その他の処分をしてはならないこと、②一定の事由が生じた場合には当社が当該普通株式を無償で取得すること等が含まれます。

 

 

2017年7月28日付与

 

2018年7月22日付与

株式付与数

314,000株

 

366,700株

公正価値

1株につき306円

 

1株につき622円

公正価値の算定方法

当社の普通株式の終値

 

当社の普通株式の終値

譲渡制限期間

2017年7月28日~2020年8月1日

 

2018年7月27日~2021年8月1日

 

 

2019年7月26日付与

株式付与数

291,800株

公正価値

1株につき366円

公正価値の算定方法

当社の普通株式の終値

譲渡制限期間

2019年7月26日~2022年8月1日

(注)1.対象役員等が継続して、当社または当社子会社の取締役、執行役、監査役、執行役員又は使用人のいずれかの地位にあったことを条件として、譲渡制限期間が満了した時点をもって譲渡制限を解除する。

2.予想配当は公正価値の測定に織り込んでいません。

 

  株式報酬契約に係る費用は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

株式報酬契約に係る費用

98

 

133

(注)株式報酬契約に係る費用は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれています。

 

 

 (2) 株価連動型賞与プログラム(現金決済型)

  当社グループは、当社グループの役員及び一部の従業員に対して、当社の株価に連動した賞与プログラムを付与しています。当該プログラムではその支給を受けるために、支給時期に経営幹部等として在籍していることが求められ、一定事由による退職等があった場合、以後の受給資格を喪失します。なお、支給までの期間は1年~6年となります。

  一部の海外子会社では、各人に付与した金額に、当社の株価に基づき所定の方法で算定した付与時点における基準株価と支給基準日における基準株価の変動率を乗じることにより、賞与支給額が決定されます。

  当該株式報酬の支払予定額は、それぞれの日において所定の方法に基づいた当社の株価を用いて算定しています。

 

 

海外グループ企業

当初の

支払予定額

 

前連結会計年度末

(2019年3月31日)

の支払予定額

 

当連結会計年度末

(2020年3月31日)

の支払予定額

 

百万円

 

百万円

 

百万円

2014年6月30日付与 5年契約

19

 

12

 

2014年6月30日付与 6年契約

49

 

12

 

7

2015年6月30日付与 4年契約

35

 

27

 

2015年6月30日付与 5年契約

17

 

12

 

6

2015年6月30日付与 6年契約

17

 

12

 

6

2015年8月31日付与 4年契約

2

 

2

 

合計

139

 

77

 

20

 

 

  当該株式報酬契約から生じた負債の帳簿価額は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

株式報酬契約から生じた負債

64

 

18

 

  株式報酬契約に係る費用は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

株式報酬契約に係る費用

85

 

△9

(注)株式報酬契約に係る費用は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれています。

 

30.払込資本及びその他の資本

  当社の発行可能株式総数及び発行済株式総数並びに自己株式数は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

 

発行可能株式総数

 

 

 

普通株式

880,000,000

 

880,000,000

 

 

 

 

発行済株式総数

 

 

 

期首

269,706,000

 

266,322,300

自己株式の消却(注)3

△3,383,700

 

△7,323,700

期末

266,322,300

 

258,998,600

 

 

 

 

自己株式数

 

 

 

期首

600,078

 

600,022

自己株式の取得(注)1

3,750,344

 

10,015,484

自己株式の処分(注)2

△366,700

 

△291,800

自己株式の消却(注)3

△3,383,700

 

△7,323,700

期末

600,022

 

3,000,006

 (注)1.前連結会計年度において、市場買付により自己株式3,726,900株を取得しました。当連結会計年度において、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNet-3)を含む市場買付により自己株式10,000,000株を取得しました。

2.前連結会計年度及び当連結会計年度において、当社の取締役、執行役及び執行役員、並びに当社子会社の取締役及び執行役員に対して、譲渡制限付株式報酬として自己株式をそれぞれ366,700株、291,800株処分しました。

3.前連結会計年度において、2019年3月29日に自己株式3,383,700株を消却しました。当連結会計年度において、2020年3月31日には自己株式7,323,700株を消却しました。

 

 普通株式

  すべての株式は無額面株式であり、すべての発行済株式は全額払込済みです。

  普通株式の株主は、配当決議の都度、配当を受け取る権利を有し、また株主総会での議決権を100株につき1つ有しています。当社グループが保有する当社株式(自己株式)に関しては、それらの株式が再発行されるまで、すべての権利が停止されます。

 

 自己株式

  当社グループが保有している自己株式は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末においてそれぞれ600,022株及び3,000,006株です。

 

 資本剰余金

  日本における会社法(以下、会社法)では、資本剰余金は資本準備金及びその他の資本剰余金から構成されます。株式の発行に際し資本金に組み入れなかった金額は、資本準備金に組み入れることが規定されています。資本準備金は株主総会の決議により資本金に組み入れることができます。その他の資本剰余金には、資本金及び資本準備金の取崩しによって生じる剰余金及び自己株式処分差益が含まれます。

 

 利益剰余金

  利益剰余金は利益準備金及びその他利益剰余金から構成されます。会社法では、剰余金の配当に際し、支出する金額の10分の1を、資本準備金及び利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで資本準備金又は利益準備金として積み立てることが規定されています。

 

 

31.配当

  配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本方針としています。直近の配当金の支払実績は次のとおりです。

決議日

 

株式の

種類

 

配当金の

総額

 

1株当たり

配当額

 

基準日

 

効力発生日

 

 

 

 

百万円

 

 

 

 

 

2018年5月22日

 

普通株式

 

1,695

 

6.30

 

2018年3月31日

 

2018年6月4日

2018年10月29日

 

普通株式

 

718

 

2.70

 

2018年9月30日

 

2018年12月3日

2019年5月23日

 

普通株式

 

717

 

2.70

 

2019年3月31日

 

2019年6月3日

2019年10月28日

 

普通株式

 

691

 

2.70

 

2019年9月30日

 

2019年12月2日

 

  基準日が当連結会計年度に帰属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるものは次のとおりです。

決議日

 

株式の

種類

 

配当金の

総額

 

1株当たり

配当額

 

基準日

 

効力発生日

 

 

 

 

百万円

 

 

 

 

 

2020年5月29日

 

普通株式

 

819

 

3.20

 

2020年3月31日

 

2020年6月8日

 

 

32.その他の資本の構成要素及びその他の包括利益

  その他の資本の構成要素の各項目の増減は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

その他の包括利益を通じて公正価値測定する資本性金融資産の公正価値の変動

 

 

 

期首

 

396

会計方針の変更

261

 

会計方針の変更を反映した期首

261

 

396

当期発生額

135

 

162

当期利益への組替調整額

 

期末

396

 

558

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値測定する負債性金融資産の公正価値の変動

 

 

 

期首

 

1,199

会計方針の変更

1,098

 

会計方針の変更を反映した期首

1,098

 

1,199

当期発生額

101

 

△221

当期利益への組替調整額

 

期末

1,199

 

978

 

 

 

 

売却可能金融資産の公正価値の変動

 

 

 

期首

1,753

 

会計方針の変更

△1,753

 

会計方針の変更を反映した期首

 

当期発生額

 

当期利益への組替調整額

 

期末

 

 

 

 

 

ヘッジ手段の公正価値の変動

 

 

 

期首

△584

 

当期発生額

14

 

当期利益への組替調整額

569

 

期末

 

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

 

 

期首

6,939

 

7,997

当期発生額

1,057

 

△826

当期利益への組替調整額

 

期末

7,997

 

7,171

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

 

 

期首

101

 

33

当期発生額

△67

 

△18

当期利益への組替調整額

 

期末

33

 

15

 

 

 

 

その他の資本の構成要素(株式報酬除く)

 

 

 

期首

8,210

 

9,625

会計方針の変更

△395

 

会計方針の変更を反映した期首

7,815

 

9,625

当期発生額

1,241

 

△903

当期利益への組替調整額

569

 

期末

9,625

 

8,722

 

 (注)1.上記以外に株式報酬に係るその他の資本の構成要素があります。

2.前連結会計年度及び当連結会計年度において、非支配持分に含まれるその他の包括利益はありません。

 

 

  その他の包括利益の各項目の内訳とそれらに係る税効果額(非支配持分含む)は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

税効果前

 

税効果

 

税効果後

 

税効果前

 

税効果

 

税効果後

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

その他の包括利益を通じて公正価値測定する資本性金融資産の公正価値の変動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期発生額

195

 

△60

 

135

 

234

 

△72

 

162

当期利益への組替調整額

 

 

 

 

 

期中増減

195

 

△60

 

135

 

234

 

△72

 

162

その他の包括利益を通じて公正価値測定する負債性金融資産の公正価値の変動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期発生額

146

 

△45

 

101

 

△319

 

98

 

△221

当期利益への組替調整額

 

 

 

 

 

期中増減

146

 

△45

 

101

 

△319

 

98

 

△221

売却可能金融資産の公正価値の変動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期発生額

 

 

 

 

 

当期利益への組替調整額

 

 

 

 

 

期中増減

 

 

 

 

 

ヘッジ手段の公正価値の変動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期発生額

19

 

△4

 

14

 

 

 

当期利益への組替調整額

754

 

△184

 

569

 

 

 

期中増減

772

 

△189

 

584

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期発生額

1,057

 

 

1,057

 

△826

 

 

△826

当期利益への組替調整額

 

 

 

 

 

期中増減

1,057

 

 

1,057

 

△826

 

 

△826

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期発生額

△96

 

29

 

△67

 

△22

 

3

 

△18

当期利益への組替調整額

 

 

 

 

 

期中増減

△96

 

29

 

△67

 

△22

 

3

 

△18

その他の包括利益合計

2,075

 

△265

 

1,810

 

△933

 

29

 

△903

 

 

33.1株当たり利益

  基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益の算定上の基礎は次のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

 

 

 

親会社の普通株主に帰属する当期利益(百万円)

 

 

 

 基本的

1,181

 

3,011

  調整(注)

 

△11

 希薄化後

 

2,999

 

 

 

 

加重平均普通株式数(千株)

 

 

 

 基本的

267,061

 

259,759

  調整(注)

 

 希薄化後

 

 (注)希薄化効果を有する金融商品は、子会社の発行する新株予約権に係るものです。

 

  前連結会計年度及び当連結会計年度において、希薄化効果を有しない金融商品は、子会社及び関連会社が発行する新株予約権です。

 

 

34.キャッシュ・フロー情報

(1) 非資金取引

  前連結会計年度及び当連結会計年度において重要な非資金取引(現金及び現金同等物の使用を必要としない投資及び財務取引)はありません。

 

(2) 子会社の取得による収入又は支出

 前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

 当社は、2018年4月6日にコインチェック株式会社の株主と株式譲渡契約を締結し、2018年4月16日に同社の全株式を取得しました。

 

 支配を獲得した子会社に関する支払対価は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

百万円

現金による支払対価

△3,600

支配を獲得した子会社の現金及び現金同等物

34,295

子会社の取得による収入又は支出(△)

30,695

 

 

 支配を獲得した子会社の支配獲得時の現金及び現金同等物を除く資産及び負債は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

百万円

 棚卸資産

4,402

 その他

638

資産合計

5,040

 預り金

27,553

 未払法人税等

1,876

 その他

4,977

負債合計

34,406

 

 当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)

  重要な子会社の取得による収入又は支出はありません。

 

(3) 子会社の売却による収入又は支出

 前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

  重要な子会社の売却による収入又は支出はありません。

 

 当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)

  重要な子会社の売却による収入又は支出はありません。

 

(4) 財務活動から生じた負債の変動

 財務活動から生じた負債の変動は「20.社債及び借入金」に記載しています。

 

 

35.偶発事象

  コインチェック株式会社は、2018年1月に発生した暗号資産NEMの不正送金に関して訴訟を提起されています。前連結会計年度末及び当連結会計年度末現在においては、引当金の認識基準を満たしていないため、引当金を計上していません。コインチェック株式会社は、こうした訴訟に適切に対処していきます。

 

 

 

36.関連当事者

(1)関連当事者との取引

  関連当事者との取引は次のとおりです。

 

 前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

種類

 

会社等の名称

 

取引の内容

 

取引金額

 

未決済残高

 

 

 

 

 

 

百万円

 

百万円

経営幹部

 

当社の取締役及び執行役

 

譲渡制限付株式の付与

(注)1

 

114

 

当社に対して重要な

影響力を有する企業

 

株式会社静岡銀行

 

預金の預入及び引出(注)2

 

36

 

1,158

 

 

資金の借入及び返済(注)2

 

 

3,000

 (注)1.経営幹部に対して、譲渡制限付株式報酬として自己株式を処分しています。なお、処分価額については、恣意性を排除した価額とするため、取締役会決議日の前営業日の東京証券取引所における当社の普通株式の終値としています。

2.独立第三者間取引において一般に適用される条件と同様です。

 

 当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)

種類

 

会社等の名称

 

取引の内容

 

取引金額

 

未決済残高

 

 

 

 

 

 

百万円

 

百万円

経営幹部

 

当社の取締役及び執行役

 

譲渡制限付株式の付与

(注)1

 

37

 

当社に対して重要な

影響力を有する企業

 

株式会社静岡銀行

 

預金の預入及び引出(注)2

 

△1,117

 

41

 

 

資金の借入及び返済(注)2

 

 

3,000

 (注)1.経営幹部に対して、譲渡制限付株式報酬として自己株式を処分しています。なお、処分価額については、恣意性を排除した価額とするため、取締役会決議日の前営業日の東京証券取引所における当社の普通株式の終値としています。

2.独立第三者間取引において一般に適用される条件と同様です。

 

(2)主要な経営幹部に対する報酬

  当社グループの主要な経営幹部に対する報酬は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

 

当連結会計年度

(自2019年4月1日

至2020年3月31日)

 

百万円

 

百万円

短期報酬

439

 

547

退職後給付

1

 

1

株式報酬

77

 

53

合計

516

 

601

 (注)主要な経営幹部は、各連結会計年度における当社の取締役及び執行役です。

 

 

37.グループ企業

  2020年3月31日現在の重要な子会社の詳細は次のとおりです。

会社名

 

所在地

 

持分割合

 

 

 

 

マネックス証券株式会社

 

日 本

 

100.0

マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社

 

日 本

 

95.0

マネックスファイナンス株式会社

コインチェック株式会社

 

 

日 本

日 本

 

 

100.0

99.7

マネックスベンチャーズ株式会社

 

日 本

 

100.0

MV1号投資事業有限責任組合

 

日 本

 

39.6

TradeStation Group, Inc.

 

米 国

 

100.0

TradeStation Securities, Inc.

 

米 国

 

100.0

TradeStation Technologies, Inc.

 

米 国

 

100.0

Monex International Limited

 

香 港

 

100.0

Monex Boom Securities (H.K.) Limited

 

香 港

 

100.0

Monex Securities Australia Pty Ltd

 

豪 州

 

100.0

その他 14社

 

 

 

 

 

 

38.追加情報

 (新型コロナウイルス感染症に関する会計上の見積り)

  新型コロナウイルスの感染拡大が、市場金利や市場ボラティリティへの影響を通じて米国セグメントにおけるのれんの減損テストにおける使用価値の算定に影響を及ぼすと判断しています

  新型コロナウィルスの感染拡大は翌連結会計年度(2021年3月期)内に収束し、市場金利は米連邦準備制度理事会のゼロ金利政策の解除後、徐々に上昇していくと仮定しています。当該仮定に基づき、将来キャッシュ・フローを見積もったうえで、のれんの減損テストにおける使用価値を算定しております。

 

 

39.後発事象

  該当事項はありません。

 

 

40.連結財務諸表の承認

  2020年6月20日に、連結財務諸表は当社代表執行役社長松本大及び常務執行役チーフ・フィナンシャル・オフィサー勝屋敏彦によって承認がされています。

 

 

(2)【その他】

 1.当連結会計年度における四半期情報等

(累計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

当連結会計年度

営業収益(百万円)

13,153

26,034

38,575

53,226

税引前四半期利益又は税引前利益

(百万円)

1,196

2,195

3,064

4,131

親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益(百万円)

849

1,679

2,252

3,011

親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり四半期(当期)利益(円)

3.20

6.39

8.63

11.59

 

(会計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

親会社の所有者に帰属する1株当たり四半期利益又は、1株当たり四半期純損失(△)(円)

3.20

3.18

2.24

2.96

 

 2.重要な訴訟等

  重要な訴訟等については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 35.偶発事象」に記載のとおりです。