第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、依然として厳しい状況で推移いたしました。足許においては、政府による各種政策の効果等もあって、持ち直しの動きが続くことが期待されているものの、国内外の感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある状況です。

 このような事業環境のもと、当社グループでは2020年4月30日に公表した中期経営計画「Challenge & Progress」の事業戦略に沿い、再開発事業の推進、外部成長をはじめとしたビルディング事業、アセットマネジメント事業等に取り組むことにより、企業価値の向上に努めてまいりました。また、在宅勤務の実施、ウェブ会議システム等の活用、社内手続きの電子化等により、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めてまいりました。

 当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は214億6百万円(前年同期比94億76百万円、30.7%減)、営業利益は66億96百万円(同8億36百万円、14.3%増)、経常利益は62億68百万円(同8億1百万円、14.7%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は43億3百万円(同8億43百万円、24.4%増)となりました。

 なお、第1四半期連結会計期間より、従来「賃貸事業」及び「不動産ソリューション事業」としていた報告セグメントの名称を「ビルディング事業」及び「アセットマネジメント事業」に変更しております。当該変更は報告セグメントの名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。

 各セグメントの業績は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

セグメントの名称

前第2四半期

当第2四半期

比較

売上高

営業利益

売上高

営業利益

売上高

営業利益

ビルディング事業

10,648

4,486

10,716

4,264

67

△222

アセットマネジメント事業

19,105

1,941

10,064

3,155

△9,040

1,213

その他の事業

1,128

117

624

36

△503

△81

調整額

△685

△759

△73

30,882

5,860

21,406

6,696

△9,476

836

 

  ①ビルディング事業

 ビルディング事業の売上高は新型コロナウイルスの影響に伴う減収があった一方、前期に取得したソララプラザ(宮城県仙台市)及び今期取得した兜町第7平和ビル(東京都中央区)の賃貸収益貢献等により、107億16百万円(前年同期比67百万円、0.6%増)、営業利益は営業資産管理費及び固定資産税等の増加等により、42億64百万円(同2億22百万円、5.0%減)となりました。

 

  ②アセットマネジメント事業

 アセットマネジメント事業のうち、マネジメントフィーは6億74百万円(前年同期比63百万円、10.4%増)、開発不動産売上高はたな卸資産の売却が減少したことから81億60百万円(同87億40百万円、51.7%減)となりました。これに開発不動産賃貸収益等及び仲介手数料を加えました本事業の売上高は、100億64百万円(同90億40百万円、47.3%減)、営業利益はたな卸資産売却益の増加等により31億55百万円(同12億13百万円、62.5%増)となりました。

 

<売上高の内訳>                                      (単位:百万円)

区  分

前第2四半期

当第2四半期

比較

マネジメントフィー

610

674

63

開発不動産売上高

16,900

8,160

△8,740

開発不動産賃貸収益等

1,143

926

△216

仲介手数料

451

303

△147

19,105

10,064

△9,040

 

 

  ③その他の事業

 本事業の売上高は6億24百万円(前年同期比5億3百万円、44.6%減)、営業利益は36百万円(同81百万円、69.0%減)となりました。

 

 

(2)財政状態の状況

 当第2四半期連結会計期間末の資産、負債、純資産の状況は次のとおりであります。

 

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度末

当第2四半期連結会計期間末

比較

資産

339,545

357,772

18,226

負債

232,243

243,988

11,744

純資産

107,302

113,783

6,481

有利子負債

186,977

199,914

12,937

(注)有利子負債は、短期借入金、1年内償還予定の社債、1年内返済予定の長期借入金、社債、長期借入金、長期未払

金(一部)であります。

 

(資産)
 当第2四半期連結会計期間末における資産合計は3,577億72百万円となり、前連結会計年度末比182億26百万円の増加となりました。これは有価証券99億88百万円の減少等があった一方、兜町第7平和ビル(東京都中央区)及び新橋スクエアビル(東京都港区)の取得、KABUTO ONE(東京都中央区)の建築費の支払い等に伴う有形固定資産152億88百万円及び無形固定資産20億10百万円の増加に加え、投資有価証券64億7百万円、現金及び預金42億31百万円の増加等によるものです。

 

(負債)
 当第2四半期連結会計期間末における負債合計は2,439億88百万円となり、前連結会計年度末比117億44百万円の増加となりました。これは有利子負債129億37百万円の増加等によるものです。

 

(純資産)
 当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は1,137億83百万円となり、前連結会計年度末比64億81百万円の増加となりました。これは自己株式の取得による10億1百万円の減少があった一方、利益剰余金31億29百万円の増加及びその他有価証券評価差額金43億53百万円の増加等によるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末比42億69百万円減少し、228億96百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益62億60百万円、未払消費税等の減少13億34百万円等により、46億96百万円の資金の増加となりました(前年同期は204億93百万円の増加)。

 

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 投資活動によるキャッシュ・フローは、兜町第7平和ビル(東京都中央区)及び新橋スクエアビル(東京都港区)の取得、KABUTO ONE(東京都中央区)の建築費の支払い等に伴う有形固定資産の取得による支出189億40百万円等により、197億26百万円の資金の減少となりました(前年同期は100億31百万円の減少)。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出29億65百万円及び社債の償還による支出13億96百万円の減少等があった一方、長期借入れによる収入143億円等により、107億61百万円の資金の増加となりました(前年同期は40億20百万円の減少)。

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、新型コロナウイルスの感染症による売上高等への影響が及ぶ期間を変更しております。

 詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」をご参照ください。

 

(5)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(6)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 また、当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。