当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日時点において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における国内経済は企業収益や雇用所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調にあるものの、中国をはじめとした海外経済の減速やIT関連需要の低迷などにより依然として先行きは不透明な状況が続いております。
こうした中、当社企業グループにおきましては、『土地有効活用』・『不動産仲介』・『不動産管理』を基盤とした『ストックビジネス』を地域密着でさらに拡充させ、『ワンストップ』でお客様にサービスをご提供するとともに、グループ各社でお取引のある法人との取引基盤の拡大も図りながら、景気に左右されない安定収益基盤づくりに努めてまいりました。
その結果、当社グループの安定収益基盤となります不動産管理物件数は、2019年9月末現在、アパート・マンション管理戸数132,115戸、月極駐車場台数92,082台、時間貸駐車場「ナビパーク」の運営は43,554台、企業の社宅管理代行業におきましては住宅91,777戸、駐車場14,445台(受託企業数358社)を受託、これに分譲マンション管理戸数3,598戸、24時間緊急対応サービス「アクセス24」受託戸数440,547戸を加えますと、住宅668,037戸、駐車場150,081台となり、ビル・施設管理件数は2,102件となっております。
不動産営業店舗「ピタットハウス」は、2019年9月末現在で全国666店舗のネットワーク(スターツグループ店121店舗、ネットワーク店545店舗)となっております。また、高齢者支援・保育施設につきましては、2019年9月末現在100事業所を運営しており、首都圏・関西エリアにおきまして11事業所の開設を準備しております。
海外拠点におきましては、2019年9月末現在で世界22ヵ国、37都市において、海外進出を図る日本企業のオフィスや駐在員の社宅の仲介、工場等の売買仲介、レンタルオフィス・サービスアパートメント・ホテルの運営等、各国のニーズに合わせたサービスの提供を行ってまいりました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、不動産管理事業における管理物件数の増加に伴う管理手数料売上、メンテナンス売上の増加等により、売上高は917億18百万円(前年同期比4.7%減少)、営業利益は100億46百万円(前年同期比2.9%減少)、経常利益は100億14百万円(前年同期比9.2%減少)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は67億39百万円(前年同期比4.6%減少)となりました。
なお、前第2四半期連結累計期間におきまして分譲マンション「アルファグランデ千桜タワー」(東京都千代田区:販売戸数185戸)、「QUWON(クオン)新浦安」(千葉県浦安市:総戸数170戸)の引渡しを行っております。
当社グループ図及びセグメントの業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
①建設事業
建設事業におきましては、資産運用及び資産継承のコンサルティングとして創業から変わらぬ地域密着営業を行っており、賃貸住宅をはじめ商業ビル・ホテル・高齢者支援施設・保育施設・物流倉庫などグループ総合力も活かした豊富なコンテンツによる土地有効活用の提案を行っております。
『免震構造の建物』におきましては、「高床免震」をはじめとする様々な特許工法を用いて敷地形状や建物構造に合わせた免震建物を建築可能とし、賃貸住宅を中心に物流倉庫などにおいても採用され、累計での受注棟数は2019年9月末現在では479棟となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高234億40百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益26億99百万円(前年同期比6.8%増)、受注残高は971億73百万円(前年同期比4.7%増)となりました。
②賃貸仲介事業
賃貸仲介事業におきましては、管理物件数の増加に伴い、住宅等の更新手数料が堅調に推移いたしました。また、グループの総合力を活かし、地域密着営業による法人取引の拡大にも注力する中で、より一層の顧客ニーズに合わせたサービスの向上を図るために店舗のリニューアルや人員体制の強化等も行ってまいりました結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高28億85百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益5億52百万円(前年同期比2.2%減)となりました。
③売買仲介事業
売買仲介事業におきましては、不動産売却サポートサービス「マイホームオークション」を積極的に活用し、売主・買主双方のニーズに合った取引を推進してまいりました結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高27億25百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益6億45百万円(前年同期比8.5%減)となりました。
④不動産管理事業
不動産管理事業におきましては、2018年11月にオープンいたしました「NEW COAST SHIN-URAYASU」(ニューコースト新浦安:千葉県浦安市)が地域住民の生活全般に関わるサービスを提供できるショッピングセンターとして、引き続き順調に稼働いたしました。また、管理物件数の増加により、管理手数料売上及びメンテナンス売上につきましても堅調に推移いたしました結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高428億39百万円(前年同期比12.1%増)、営業利益54億49百万円(前年同期比33.7%増)となりました。
⑤分譲不動産事業
分譲不動産事業におきましては、「QUWON(クオン)新浦安」(千葉県浦安市:総戸数170戸)、「QUWON GARDEN(クオンガーデン)八千代緑が丘」(千葉県八千代市:総戸数48戸)、「QUWON GARDEN(クオンガーデン)新浦安」(千葉県浦安市:総戸数90戸)の販売引渡し、PFI事業であります「千葉県習志野市大久保地区公共施設再生事業」におきまして、習志野市生涯学習複合施設「プラッツ習志野」を引渡しいたしました結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高49億67百万円(前年同期売上高173億36百万円)、営業損失2億39百万円(前年同期営業利益9億33百万円)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間における契約残高は「QUWON GARDEN(クオンガーデン)新浦安」の販売開始により、すでに販売が完了しております「QUWON(クオン)流山おおたかの森」(千葉県流山市:販売戸数192戸)と合わせまして、207戸98億49百万円となりました。
⑥出版事業
出版事業におきましては、330万人を超える会員を有する女性向けウェブサイト「オズモール」の成功報酬型送客サービス「オズのプレミアム予約」を中心に、独自基準で厳選した施設への送客実績が堅調に推移しております。また、「ベリーズ文庫」作品を原作とした電子コミック等の売上も堅調に推移してまいりました結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高21億円(前年同期比7.2%増)、営業利益1億94百万円(前年同期比10.7%増)となりました。
⑦ホテル・レジャー事業
ホテル・レジャー事業におきましては、2018年10月「ホテル エミオン プノンペン」、2019年1月「ホテル ルミエール グランデ 流山おおたかの森」(千葉県流山市)がオープンし、当連結会計年度より本格稼働しております。それに伴い、先行投資による費用が発生してまいりました結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高50億23百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益4億36百万円(前年同期比38.9%減)となりました。
⑧高齢者支援・保育事業
高齢者支援・保育事業におきましては、2019年4月に認可保育園「葛西きらきら保育園」・企業主導型保育園「西葛西きらきら保育園ANNEX」(東京都江戸川区)、2019年5月にグループホーム「きらら岡崎」(愛知県岡崎市)を開設いたしました。人材採用・育成活動にも積極的に取り組み、既存事業所の稼働が順調に推移いたしました結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高43億71百万円(前年同期比13.2%増)、営業利益2億49百万円(前年同期比75.6%増)となりました。
⑨コンサルティング事業
コンサルティング事業におきましては、スターツプロシード投資法人の運用委託に係る報酬が堅調に推移しております。また、不動産管理信託報酬、「ピタットハウス」ネットワーク店舗の経営指導に伴う収入、少額短期保険契約件数が着実に増加してまいりました結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高27億38百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益5億83百万円(前年同期比9.4%減)となりました。
⑩物販事業
物販事業におきましては、カードキーシステム「シャーロック」シリーズの製造・販売、コンビニエンスストアの運営を行っております。カードキーシステムにつきましては、ICカード対応の商品を中心に、不動産を保有する法人や学校、病院への販売を強化してまいりました結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高6億26百万円(前年同期比3.8%減)、営業利益1億1百万円(前年同期営業利益20百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比べて14億51百万円の資金を使用し、397億23百万円の残高となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払66億27百万円、建設事業等における仕入債務の減少50億34百万円等による資金使用の一方で、税金等調整前四半期純利益99億32百万円、減価償却費22億72百万円、建設事業等における未成工事受入金の増加24億82百万円等により9億33百万円の資金を獲得(前年同四半期は111億19百万円の資金を獲得)いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、ホテル・レジャー事業における「ホテル エミオン 京都」の建築費用等により42億77百万円の資金を使用(前年同四半期は35億50百万円の資金を使用)いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、剰余金の配当等による支出の一方で、分譲不動産事業におけるプロジェクト資金及び運転資金等の銀行借入により、19億72百万円の資金を獲得(前年同四半期は88億74百万円の資金を使用)いたしました。
(3)資産、負債、純資産に関する分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産額は2,421億49百万円となり、前連結会計年度末と比較し32億48百万円増加いたしました。これは、主にホテル・レジャー事業における「ホテル エミオン 京都」の新築工事進捗による有形固定資産の増加及び分譲不動産事業における販売用不動産の増加によるものであります。
負債総額は1,411億95百万円となり、前連結会計年度末と比較し28億48百万円減少いたしました。これは、主に買掛金及び工事未払金の減少、法人税等の支払いによるものであります。
純資産額は1,009億53百万円となり、前連結会計年度末と比較し60億97百万円増加いたしました。これは、主に利益剰余金の増加によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。