当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が令和5年5月8日「5類感染症」となり、社会的活動・経済活動が正常化に向けて引続き回復傾向にあります。インバウンド需要の回復を含め国内消費も回復傾向にあります。一方で、ウクライナ戦争の長期化、エネルギーコストの高騰、資源・原材料価格が高騰し、消費者物価が上昇する等、依然として不透明な状態が続いております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高584,213千円(前年同期比2.8%の増加)、営業利益
28,467千円(前年同期比16.8%の減少)、経常利益35,024千円(前年同期比27.3%の減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は21,910千円(前年同期比32.1%の増加)となりました。
②資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は701,305千円となり前連結会計年度末に比べ54,212千円増加いたしました。これは売掛金が7,781千円減少したものの現金及び預金が67,416千円増加したこと等によるものであります。固定資産は3,343,976千円となり、前連結会計年度末に比べ187,333千円増加いたしました。これは主にサブリース案件の敷金及び保証金が99,234千円及び投資有価証券が78,371千円増加したこと等によるものであります。
この結果、総資産は4,052,603千円となり、前連結会計年度末に比べ241,217千円増加いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は758,421千円となり、前連結会計年度末に比べ105,648千円増加いたしました。これは、未払金が84,845千円増加したこと等によるものであります。固定負債は1,721,615千円となり、前連結会計年度末に比べ184,388千円増加いたしました。これは長期借入金が126,658千円及び長期預り保証金が25,551千円増加したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は2,480,036千円となり、前連結会計年度末に比べ290,037千円増加いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は1,572,566千円となり、前連結会計年度末に比べ48,820千円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を21,910千円計上したものの、配当金の支払い37,260千円があったこと等によるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。