当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、賃上げが継続的に行われているにもかかわらず、個人消費に一部足踏みが見られます。一方で、ウクライナや中東問題、海外景気の鈍化、物価上昇、アメリカの今後の政策動向、金融市場の変動等、先行き不透明な状況が続いております。
以上の結果、当中間連結会計期間の業績は売上高1,192,888千円(前年同期比1.4%の増加)、営業利益89,179千円(前年同期比19.1%の増加)、経常利益24,701千円(前年同期比74.2%の減少)、親会社株主に帰属する中間純利益は4,548千円(前年同期比94.4%の減少)となりました。
②資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当中間連結会計期間末における流動資産は580,337千円となり前連結会計年度末に比べ309,584千円減少いたしました。これは主に現金及び預金の減少320,914千円等によるものであります。固定資産は3,299,073千円となり、前連結会計年度末に比べ151,068千円減少いたしました。これは主に投資有価証券の減少342,699千円等によるものであります。
この結果、総資産は3,885,086千円となり、前連結会計年度末に比べ461,311千円減少いたしました。
(負債)
当中間連結会計期間末における流動負債は982,023千円となり、前連結会計年度末に比べ7,632千円増加いたしました。これは主に一年内返済長期借入金の増加60,672千円等によるものであります。固定負債は1,627,824千円となり、前連結会計年度末に比べ120,820千円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少27,168千円及び社債の減少20,250千円等によるものであります。
この結果、負債合計は2,609,847千円となり、前連結会計年度末に比べ113,187千円減少いたしました。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産は1,275,238千円となり、前連結会計年度末に比べ348,123千円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する中間純利益4,548千円を計上した一方で、その他有価証券評価差額金の減少201,419千円及び配当金の支払い49,877千円があったこと等によるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ292,707千円減少となり349,369千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は71,605千円(前年同期比22.9%減)となりました。これは主に税金等調整前中間純利益17,054千円の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は188,286千円(前期は169,218千円の獲得)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出125,275千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は176,025千円(前年同期比45.9%増)となりました。これは主に自己株式の取得による支出101,375千円及び配当金の支払額49,708千円等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。