第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

なお、当社は当社の中国プロジェクトに係る貸付金等債権に関する過年度の貸倒引当金の計上に疑義があるという指摘を受け、2019年7月10日、当社と利害関係を有しない外部の専門家から構成される特別調査委員会を設置し、同委員会の専門的かつ客観的な調査を受けて、2019年9月13日付で過年度の訂正有価証券報告書等を関東財務局に提出いたしておりますが、その結果、2019年11月28日付けで、金融庁より過年度の有価証券報告書等の訂正に係る課徴金納付命令を受けました。当社はこのたびの金融庁からの命令を真摯に受け止め、当社を含むグループ全体で再発防止及び信頼回復に努めてまいります。
 

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

  ①経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の設備投資や雇用環境等の改善が堅調に推移し、景気は総じて緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、新型コロナウィルス感染症の世界的な拡大等により、景気の先行きに対する不透明な度合いが急速に強まり、国内外の経済に与える影響が計り知れないものとなってまいりました。 

当社グループが属する不動産業界におきましては、日本銀行や各国中央銀行による緊急金融緩和策により、十分な資金供給がされているものの、金融機関および投資家の慎重な姿勢が強まっており、その投資動向は注視すべき状況にあります。

このような事業環境下、当社グループは、既存の保有資産について最善と思われる出口戦略・販売計画を実行し、収益性の維持と早期回収を睨みながら財務基盤の安定に努めるとともに、収益不動産及び新規事業等の用地仕入・開発・販売活動を積極的に進め、当第3四半期連結会計期間におきまして、「ミハス新大塚」(東京都文京区)、「ミハス新高円寺」(東京都杉並区)他1棟の引渡し、プレミアム賃貸マンション「エルファーロ赤塚」(東京都練馬区)他1棟の引渡しを完了いたしております。また、その他開発事業用地の売却など、都心近郊におきまして4件の引渡しをいたしております。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は85億6百万円(前年同四半期比34.4%増)、営業利益4億83百万円(前年同四半期比158.9%増)、経常利益4億17百万円(前年同四半期比565.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億23百万円(前年同四半期比715.6%増)となりました。

 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

[不動産分譲事業]

不動産分譲事業においては、アパート開発事業である「MIJAS(ミハス)」シリーズ3棟、プレミアム賃貸マンション「EL FARO(エルファーロ)」シリーズ2棟の引渡し、その他、中古物件リニューアル再販事業、開発事業用地などの売却を行いました。その結果、売上高は66億71百万円(前年同四半期比51.0%増)、セグメント利益は3億41百万円(前年同四半期比247.1%増)となりました。

 

[不動産賃貸事業]

不動産賃貸事業においては、プロパティーマネージメント報酬等により、売上高は16億11百万円(前年同四半期比4.1%減)、セグメント利益は2億57百万円(前年同四半期比48.1%増)となりました。

 

[不動産仲介事業]

不動産仲介事業においては、仲介報酬等の発生はありません。なお、前年同四半期の不動産仲介事業における仲介報酬は、売上高は26百万円、セグメント利益は18百万円であります。

 

 

[請負事業]

請負事業につきましては、工事請負の施工及びリフォーム工事等により、売上高は2億19百万円(前年同四半期比15.7%増)、セグメント利益は17百万円(前年同四半期比28.7%減)となりました。

 

[その他]

その他につきましては、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に保険代理業等により、売上高は22百万円(前年同四半期比45.8%減)、セグメント利益は21百万円(前年同四半期比37.3%減)となりました。

 

  ②財政状態

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ17億14百万円減少し、98億6百万円となりました。

また、負債においては、前連結会計年度末に比べ18億13百万円減少し、55億16百万円となりました。これは、新規開発事業用地等の取得資金として長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)が3億2百万円及び短期借入金が15億37百万円それぞれ減少したこと等によるものです。

純資産においては、前連結会計年度末に比べ99百万円増加し、42億89百万円となり、自己資本比率においては、前連結会計年度末より7.4ポイント増加し、43.6%となりました。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5)生産、受注及び販売の実績 

当社グループの不動産分譲事業は、建物の竣工後、購入者へ引渡しが行われる際に売上高が計上されるため、開発時期や工期等により四半期ごとの売上実績に偏向が生じる傾向にあります。当第3四半期連結累計期間のセグメント別業績の前年同四半期比増減率は次のとおりであります。

[連結セグメント別業績]

 

セグメントの

名称

当第3四半期連結累計期間
(自 2019年8月1日
  至 2020年4月30日

 

金額(千円)

前年同四半期比増減率(%)

不動産分譲事業

共同事業物件

195,115

100.0

自社単独物件

6,476,495

46.6

小計

6,671,610

51.0

不動産賃貸事業

 

1,611,661

△4.1

不動産仲介事業

 

△100.0

請負事業

 

199,984

25.1

そ の 他

 

22,792

△45.8

合 計

8,506,049

34.4

 

(注)1. セグメント間取引については、相殺消去しております。

2. 不動産分譲事業における共同事業物件の売上高は、各物件の総売上高に対し当社グループ事業シェアに応じた当社グループの売上高であります。

 

(6)主要な設備

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。