文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、様々な海外情勢により、先行きは依然として不透明な状況が続いているものの、企業収益や雇用情勢が良好な状況のなかで、緩やかな回復基調が続きました。
このような状況のなかで、当社グループは主力である分譲マンション事業におきましては、堅調な状況にあるものの、今後の消費税率の再引き上げや景気変動等の環境の変化を見据えて、引き続き販売力の強化による早期完売に注力してまいりました。また、少子高齢化及び人口減少により分譲マンション市場の縮小が予想されるなかで、新たな収益の柱に育てるべく、介護医療関連事業、小売流通関連事業や高圧一括受電による電力提供を行うライフサポート事業等の強化を進めてまいりました。
当第2四半期連結累計期間における売上高は40,385百万円(前年同期比10.8%減)、営業利益2,450百万円(同37.3%減)、経常利益2,410百万円(同36.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,375百万円(同38.5%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、報告セグメントの区分を変更し「小売流通関連事業」を加えており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
① 不動産関連事業
不動産関連事業におきましては、主力である分譲マンションの販売について、当第2四半期連結累計期間における契約戸数は723戸(前年同期比17.1%減)、売上戸数は813戸(同24.7%減)となりました。契約戸数及び売上戸数の減少は、当第2四半期連結累計期間における新規販売開始マンション及び完成引渡マンションが少なかったことによるものであります。なお、当事業年度の完成引渡予定マンションのうち、当第2四半期連結会計期間末における未契約住戸は49戸を残すだけとなっており、引き続き期初の予定どおり堅調な状況で推移いたしました。
また、平成29年9月に、不動産特定共同事業の手法を取り入れた不動産小口化商品の当社第1号商品となる「アルファアセットクラブ高松駅前」(香川県高松市)の組成を行い、全て売却が完了いたしました。
この結果、不動産関連事業の売上高は、26,231百万円(前年同期比20.6%減)、営業利益は2,214百万円(同46.2%減)となりました。
なお、第1四半期連結累計期間より、分譲マンションにおける他社との共同事業における戸数については、当社事業割合で計算しており、これに伴い、前連結会計年度の戸数についても変更後の数値に組み替えて表示しております。
② 人材サービス関連事業
人材サービス関連事業におきましては、国が推し進める地方創生と働き方改革の2つの政策によって起こりつつある変化を好機と捉え、様々な雇用機会の創出をとおした「中四国No.1」の総合人材サービス企業への飛躍を目指して、地元企業への積極的な営業活動の展開や平成29年8月に東京都渋谷区に開設した「中国・四国UIターンセンター」を主軸としたUIターン転職支援の強化等に取り組んでまいりました。
この結果、人材サービス関連事業の売上高は3,181百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は84百万円(同107.3%増)となりました。
③ 施設運営事業
施設運営事業におきましては、主力であるホテル事業及び施設運営受託事業等において、これまで培ってきた経営資源とグループ力を活用し、お客様起点のCS活動によるサービス品質の向上と新商品開発に注力いたしました。
また、施設運営受託事業においては、新たに平成30年4月より運営を行う「美馬市地域交流センター」(徳島県美馬市)の指定管理候補者(連結子会社穴吹エンタープライズ㈱が代表企業)に決定いたしました。
この結果、施設運営事業の売上高は3,064百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は198百万円(同55.2%増)となりました。
④ 介護医療関連事業
介護医療関連事業におきましては、有料老人ホーム(介護付き・住宅型)、サービス付き高齢者向け住宅及び通所介護(デイサービス)等の運営に関して、当事業を将来の基幹事業の一つとするべく、開設施設の早期の拡大、稼働率の上昇及び運営の効率化に注力いたしました。
この結果、介護医療関連事業の売上高は2,173百万円(前年同期比25.2%増)、営業損失は49百万円(前年同期は営業損失430百万円)となりました。
⑤ 小売流通関連事業
小売流通関連事業におきましては、平成28年9月より長崎県長崎市にて事業展開を行っているスーパーマーケット事業において、引き続き商品力、販売力及び売り場(提案力)等の改革・改善に注力し、収益体制の確立を目指しました。また、旧住吉店(長崎県長崎市)跡地に、分譲マンションとの複合開発の新店舗(平成31年春オープン予定)の着工や、大浦店(長崎県長崎市)の改装等を実施いたしました。
この結果、小売流通関連事業の売上高は3,317百万円(前年同期比49.7%増)、営業損失は22百万円(前年同期は営業利益74百万円)となりました。
⑥ その他事業
その他事業におきましては、高圧一括受電により分譲マンション等へ割安な電力提供を行うライフサポート事業において、当社グループ以外の分譲マンション事業者等への営業活動を強化し、サービス提供戸数及び施設の増加に注力いたしました。また、トラベル事業において、平成29年9月に、「にっぽん丸」の貸切クルーズを企画するなど、観光需要の増加に対応した営業活動に取り組みました。
この結果、その他事業の売上高は2,416百万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は20百万円(前年同期は営業損失18百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の四半期末残高は、7,550百万円となり、前連結会計年度末と比べ2,751百万円増加しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、営業活動の結果使用した資金は、5,200百万円(前年同期3,612百万円の獲得)となりました。これは主にマンション事業に係るたな卸資産の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、投資活動の結果使用した資金は、14百万円(前年同期は2,397百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、財務活動の結果獲得した資金は、7,966百万円(前年同期は2,655百万円の獲得)となりました。これは主にマンション事業のプロジェクトに係る金融機関からの借入れによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。