文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国をはじめとするアジア新興国等の景気下振れや金融資本市場の変動など海外経済の不確実性が高まる中、政府による各種政策の効果を背景とした雇用や所得環境の改善等により、緩やかな景気回復基調が継続しております。
不動産業界におきましては、平成29年上半期(1~6月)の首都圏におけるマンションの新規供給戸数が前連結会計年度比1.9%増の1万4,730戸と4年ぶりに前年を上回り、年間供給戸数についても前年比6.2%増の3万8,000戸前後が見込まれるなど、回復に向けた動きがみられております。一方、需要面につきましては、物件価格の高止まり等の影響により、同期間の年間平均契約率は好調の目安と言われる70%を下回り、依然として調整局面が続いております(数字は株式会社不動産経済研究所調べ)。
当社グループの主要事業領域である資産運用型分譲マンション市場におきましては、単身者を中心とした首都圏の賃貸需要は底堅く、購入需要についても、安定した収益が期待できる運用商品として認知度が高まり、低金利にも後押しされ、堅調な状況が続いております。
このような経営環境のもと、当社グループは、首都圏において、資産運用としての多彩なメリットを提供する
「ガーラマンションシリーズ」及びファミリーマンションの自社ブランド「ガーラ・レジデンスシリーズ」の開
発・販売の拡大、顧客サポート体制の充実、ブランド力の強化を図ってまいりました。また、中古マンション売買
の拡充にも積極的に取り組み、グループ企業価値の向上に全力を尽くしてまいりました。
こうした結果、当第1四半期連結累計期間は、売上高144億42百万円(前年同四半期比3.1%減)、営業利益15億95百万円(前年同四半期比9.6%減)、経常利益15億91百万円(前年同四半期比12.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益8億77百万円(前年同四半期比25.8%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①不動産開発事業
不動産開発事業におきましては、自社ブランド「ガーラマンションシリーズ」、「ガーラ・レジデンスシリーズ」を積極的に営業展開するとともに、中古マンション307戸を販売した結果、ワンルームマンション売上高102億55百万円(473戸)、ファミリーマンション売上高7億59百万円(20戸)、その他収入16億72百万円となり、不動産開発事業の合計売上高126億86百万円(前年同四半期比6.7%減)、セグメント利益12億49百万円(前年同四半期比19.3%減)となりました。
②不動産管理事業
不動産管理事業は、管理物件の増加等により、売上高5億64百万円(前年同四半期比8.4%増)、セグメント利益2億6百万円(前年同四半期比13.1%増)となりました。
③建設事業
建設事業は、外部受注の増加等により、売上高10億12百万円(前年同四半期比67.6%増)、セグメント利益1億43百万円(前年同四半期比353.8%増)となりました。
④旅館事業
旅館事業については、集客数が想定を下回り、売上高1億79百万円(前年同四半期比4.2%減)、セグメント損失9百万円(前年同四半期は2百万円の損失)となりました。
なお、当社グループの主力事業である不動産開発事業におけるマンション販売は、顧客への物件引渡しをもって
売上が計上されます。そのため、物件の竣工や引渡しのタイミングにより四半期ごとの業績に偏重が生じる傾向が
あります。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は546億55百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億3百万円減少いたしました。これは主に、仕掛販売用不動産が33億1百万円、未成工事支出金が2億1百万円増加した一方、販売用不動産が32億40百万円、現金及び預金が8億3百万円、受取手形及び営業未収入金が4億58百万円、繰延税金資産が1億29百万円減少したことによるものであります。固定資産は27億65百万円となり、前連結会計年度末に比べ6百万円減少いたしました。
この結果、総資産は574億21百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億10百万円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は98億8百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億62百万円減少いたしました。これは主に、1年内返済予定長期借入金が13億20百万円、預り金が1億10百万円増加した一方、未払法人税等が11億71百万円、支払手形及び買掛金が2億29百万円、未払消費税等が1億90百万円減少したことによるものであります。固定負債は113億21百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億34百万円減少いたしました。これは主に、長期借入金が15億20百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は211億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ16億97百万円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は362億91百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億86百万円増加いたしました。主な増加は親会社株主に帰属する四半期純利益8億77百万円であり、減少は剰余金の配当3億97百万円であります。
この結果、自己資本比率は63.2%(前連結会計年度末は61.1%)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、記載しておりません。