文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による各種政策効果を背景に、輸出や設備投資が増加し、雇用・所得環境も改善が続くなど、緩やかな景気回復基調で推移いたしました。
不動産業界におきましては、平成29年(1月~12月)の首都圏におけるマンションの新規供給戸数は前年同期比0.4%増の3万5,898戸に留まり、また、需要面につきましても、物件価格上昇等の影響により、年間平均契約率は好調の目安と言われる70%を下回るなど、依然として調整局面が続いております(数字は株式会社不動産経済研究所調べ)。
当社グループの主要事業領域である資産運用型分譲マンション市場におきましては、単身者を中心とした首都圏の賃貸需要は底堅く、購入需要についても、安定した収益が期待できる運用商品として認知度が高まり、低金利にも後押しされ、堅調な状況が続いております。
このような経営環境のもと、当社グループは、首都圏において、資産運用としての多彩なメリットを提供する
「ガーラマンションシリーズ」及びファミリーマンションの自社ブランド「ガーラ・レジデンスシリーズ」の開
発・販売の拡大、顧客サポート体制の充実、ブランド力の強化を図ってまいりました。また、中古マンション売買
の拡充にも積極的に取り組み、グループ企業価値の向上に全力を尽くしてまいりました。
こうした結果、当第3四半期連結累計期間は、売上高427億29百万円(前年同四半期比6.3%減)、営業利益35億81百万円(前年同四半期比41.1%減)、経常利益35億75百万円(前年同四半期比42.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益23億23百万円(前年同四半期比41.1%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 不動産開発事業
不動産開発事業におきましては、自社ブランド「ガーラマンションシリーズ」、「ガーラ・レジデンスシリーズ」を積極的に営業展開するとともに、中古マンション999戸を販売した結果、ワンルームマンション売上高313億46百万円(1,443戸)、ファミリーマンション売上高12億93百万円(33戸)、その他収入46億50百万円となり、不動産開発事業の合計売上高372億90百万円(前年同四半期比6.9%減)、セグメント利益26億41百万円(前年同四半期比48.1%減)となりました。
② 不動産管理事業
不動産管理事業は、管理物件の増加等により、売上高16億92百万円(前年同四半期比6.8%増)、セグメント利益5億96百万円(前年同四半期比6.3%増)となりました。
③ 建設事業
建設事業は、外部受注は順調に推移したものの、前年同四半期にマンション卸販売を計上した反動減により、売上高31億42百万円(前年同四半期比6.2%減)、セグメント利益3億9百万円(前年同四半期比20.5%減)となりました。
④ 旅館事業
旅館事業については、宿泊単価が想定を下回り、売上高6億4百万円(前年同四半期比1.1%増)、セグメント利益18百万円(前年同四半期比27.9%減)となりました。
なお、当社グループの主力事業である不動産開発事業におけるマンション販売は、顧客への物件引渡しをもって売上が計上されます。そのため、物件の竣工や引渡しのタイミングにより四半期ごとの業績に偏重が生じる傾向があります。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は567億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億70百万円増加いたしました。これは主に、仕掛販売用不動産が89億66百万円増加した一方、現金及び預金が51億99百万円、販売用不動産が32億67百万円減少したことによるものであります。固定資産は27億93百万円となり、前連結会計年度末に比べ20百万円増加いたしました。
この結果、総資産は595億23百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億91百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は76億62百万円となり、前連結会計年度末に比べ23億7百万円減少いたしました。これは主に、未払法人税等が16億13百万円、短期借入金が5億円、支払手形及び買掛金が3億17百万円減少したことによるものであります。固定負債は148億76百万円となり、前連結会計年度末に比べ20億20百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金が20億10百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は225億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億87百万円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は369億83百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億78百万円増加いたしました。主な増加は親会社株主に帰属する四半期純利益23億23百万円であり、減少は剰余金の配当7億27百万円、自己株式の取得4億22百万円であります。
この結果、自己資本比率は62.1%(前連結会計年度末は61.1%)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4) 事実上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、記載しておりません。