文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、輸出に新興国経済の減速の影響がみられるものの、緩やかな回復を続けています。
設備投資については、企業業績の改善を背景に緩やかな増加基調にあります。また、雇用・所得環境の着実な改善を受けて個人消費も底堅く推移しています。輸出については、新興国経済が減速している一方、先進国を中心に緩やかな成長が続いていることから、一部に鈍さを残しつつも、自動車関連を中心に持ち直しの動きを示しています。
当社が属する不動産業界においては、首都圏マンションの初月契約率が、9月、10月で好不況の分かれ目となる70%を2カ月連続で割り込んだものの、11月には82.1%と70%を上回る水準となる等、一進一退の動きとなっています。なお、首都圏マンションの11月の戸当たり販売価格は、高級物件の新規発売の影響等により、平成3年以来となる6,000万円台まで上昇しており、こうした時期における初月契約率の回復は、高価格帯物件の需要が相対的に高まっていることを示唆していると考えられます。また、先行指標となる首都圏マンションの着工戸数は、平成27年4~11月で前年比+8.9%となっており、緩やかな増加を示しています。
このような状況の中、当社は、不動産販売事業として新規物件の取得や保有物件の売却を中心に事業を推進してまいりました。この結果、売上高は5,473百万円(前年同四半期比1.3%増)、営業利益395百万円(同16.7%増)、経常利益231百万円(同86.4%増)、四半期純利益248百万円(同103.3%増)となりました。
当第2四半期累計期間におけるセグメントの業績は次のとおりであります。
(不動産販売事業)
不動産販売事業は、自社販売物件としてLUXIO日本橋蛎殻町(東京都中央区)及びアイル イムーブル日本橋(東京都中央区)の販売を実施しました。また、高田2プロジェクトや松原2プロジェクト等、13棟の収益ビルをバリューアップした上で売却しております。さらに、新橋プロジェクトでは土地の売却も実施いたしました。この結果、売上高は5,277百万円(前年同四半期比2.2%増)、セグメント利益は677百万円(同14.4%増)となりました。
(不動産業務受託事業)
不動産業務受託事業は、プレシス新宿柏木(東京都新宿区)等において販売代理業務を実施しました。この結果、売上高は93百万円(同31.9%減)、セグメント利益は29百万円(同27.0%減)となりました。
(賃貸事業)
賃貸事業は、保有していた3物件のうち1物件を11月に売却いたしました。売上高は102百万円(同0.4%減)、セグメント利益として52百万円(同14.9%減)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期会計期間末における資産は、前事業年度末から2,295百万円増加し、13,055百万円となりました。負債については、前事業年度末から1,735百万円増加し、11,359百万円となりました。また、純資産については、前事業年度末から559百万円増加し、1,696百万円となりました。前事業年度末からの主な変動要因は、以下のとおりであります。
資産については、新規物件の取得に伴い、販売用不動産と仕掛販売用不動産が合わせて2,008百万円増加したことによるものであります。負債については、新規物件の取得に伴って借入金が1,532百万円増加したことによるものであります。また、純資産の増加の主な要因としては、資本金が150百万円及び資本剰余金が150百万円増加したことに加えて、四半期純利益を248百万円計上したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により2,084百万円減少したものの、財務活動により1,828百万円増加した他、投資活動においても679百万円増加しました。この結果、資金は前事業年度末と比べて423百万円増加し、当第2四半期末残高は798百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は2,084百万円(前年同四半期は2,852百万円の使用)となりました。主な要因としては、たな卸資産が1,979百万円増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は679百万円(前年同四半期は124百万円の使用)となりました。主な要因としては、有形固定資産の売却により816百万円を獲得したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は1,828百万円(前年同四半期は2,730百万円の獲得)となりました。主な要因としては、保有物件の売却等により借入金を4,379百万円返済したものの、新規物件の取得資金等として借入により5,912百万円を獲得したことに加えて、株式発行により296百万円を獲得したことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
当第2四半期累計期間において、以下の賃貸用不動産を譲渡しております。
事業所名 馬車道プロジェクト
所在地 神奈川県横浜市中区
セグメントの名称 賃貸事業
設備の内容 賃貸用不動産