当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復を続けております。
個人消費は、消費税率の引上げ等の影響による振れを伴いつつも、実質総雇用者所得の増加等を背景に持ち直しの状況にあります。設備投資については、企業収益が高水準を維持する中で増加基調にあります。一方、輸出については、中国経済の緩やかな減速や米国経済の回復の鈍さに加えて、通商問題に対する懸念等を背景に弱含んでおります。
当社が属する不動産業界においては、先行指標となる新設住宅着工戸数の季節調整済み年率換算値が2019年10月で77.1万戸と前月比2.0%の減少となる等、弱含みでの推移となっております。また、首都圏マンションの初月契約率については、11月が55.0%となり、好不況の分かれ目となる70%を下回る推移が続いております。
このような状況の中、当社は、分譲開発事業や賃貸開発事業及びバリューアップ事業における新規物件の取得や保有物件の売却及び分譲開発事業の個別分譲販売を進めてまいりました。この結果、売上高は12,533百万円(前年同四半期比34.3%増)、営業利益1,277百万円(同72.6%増)、経常利益1,052百万円(同121.4%増)、四半期純利益752百万円(同90.9%増)となりました。
当第2四半期累計期間におけるセグメントの経営成績は次のとおりであります。
(分譲開発事業)
分譲開発事業では、自社販売物件としてザ・クランプルーヴ上馬(東京都世田谷区)の販売を実施いたしました。この結果、売上高は1,775百万円(前年同四半期比169.6%増)、セグメント利益は85百万円(同60.9%増)となりました。
(賃貸開発事業)
賃貸開発事業では、首都圏を中心に用地取得から賃貸マンションの建築・販売まで行っており、八丁堀7プロジェクト、西蒲田プロジェクト及び佃3プロジェクト等、12プロジェクトを売却いたしました。なお、当第2四半期累計期間においては、1つのプロジェクトが当初計画から前倒しで売却を実施することができた他、5つのプロジェクトが新規の売却プロジェクトとして業績へ計上することができております。この結果、売上高は7,135百万円(前年同四半期比119.0%増)、セグメント利益は1,295百万円(同76.1%増)となりました。
(バリューアップ事業)
バリューアップ事業では、中古の収益ビルをバリューアップした上で売却しており、南馬込2プロジェクト、鎌田プロジェクト及び鷺宮プロジェクト等、7棟の収益ビルを売却いたしました。この結果、売上高は3,623百万円(前年同四半期比33.1%減)、セグメント利益として401百万円(同18.7%減)となりました。
当第2四半期会計期間末における資産は、前事業年度末から1,164百万円減少し、21,283百万円となりました。負債については、前事業年度末から1,847百万円減少し、17,006百万円となりました。また、純資産については、前事業年度末から683百万円増加し、4,276百万円となりました。
前事業年度末からの主な変動要因は、以下のとおりであります
資産については、販売用物件の売却を推進したことから現金及び預金が804百万円増加いたしました。一方、保有物件の売却を積極的に推進したことに伴い、販売用不動産と仕掛販売用不動産が合わせて2,260百万円減少したことによるものであります。負債については、保有物件の売却を推進したことに伴って借入金の返済が進んだことから、借入金が2,425百万円減少したことによるものであります。また、純資産の増加の主な要因としては、利益剰余金が696百万円増加したことによるものであります。
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により3,318百万円増加いたしました。また、投資活動により53百万円増加いたしました。一方、財務活動においては2,509百万円減少いたしました。この結果、資金は前事業年度末と比べて865百万円増加し、当第2四半期末残高は2,804百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は3,318百万円(前年同四半期は785百万円の支出)となりました。主な要因としては、たな卸資産が2,262百万円減少したことと税引前四半期純利益を1,064百万円計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は53百万円(前年同四半期は13百万円の支出)となりました。主な要因としては、定期預金の払戻により170百万円を獲得したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2,509百万円(前年同四半期は1,156百万円の獲得)となりました。主な要因としては、保有物件の売却等により借入金を9,435百万円返済したことによるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事実上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題は
ありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性に関する分析
当社の資金需要の主なものは、運転資金需要と販売用不動産の取得及び建築費に必要な資金等であります。運転資
金については、内部資金を充当し、必要に応じて金融機関より短期借入金で調達を行っております。また、販売用不
動産の取得及び建築費等については、金融機関より短期借入金及び長期借入金で調達を行っております。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。