当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社企業グループが判断したものであります。
① 経営成績
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、製造業において輸出や生産に依然と弱さがあるものの、雇用情勢の改善が続いており景気は緩やかに回復しております。ただし、通商問題に端を発する海外経済減速の動き等により、国内経済の先行きに対する不透明感が強まっている状況にあります。
当社企業グループの属する不動産業界におきましては、2019年度上半期(4~9月)の首都圏における新築分譲マンションの平均価格が、前年同期比4.2%増の6,006万円と1991年度上半期以来28年ぶりに6,000万円を突破しました。一方、発売戸数は、前年同期比21.7%減の11,996戸となり6年連続で前年同期を下回る結果となりました(㈱不動産経済研究所調査)。これは、地価の上昇と建設費の高止まりによりマンション販売価格が上昇を続ける中、購入検討者の慎重な姿勢が強まっており、各社が新規発売を抑制したことが主な要因であるといわれております。
このような事業環境の下、当社企業グループは、中堅企業ならではの機動力を活かした経営に邁進しており、次の施策を継続して推し進めております。
①激化する新築分譲マンション事業用地の獲得競争に対しては、当社の強みである「全国に展開する拠点ポートフォリオ」を最大限活かし、これまで供給実績のある地域に加え、各拠点でカバーできる周辺都市にも活動範囲を拡げ、新規エリアの開拓を推進しております。
②地価上昇や高止まりする建設費を要因とするマンション販売価格の上昇に対しては、原価コストを意識し、事業用地の仕入れ段階から建設会社との情報交換を積極的に行うことにより、構造面を中心に安心・安全を最優先にした上で極力原価を抑え、お客様の手に届く範囲の価格設定を行うことに注力しております。
③多様化するお客様ニーズに対しては、画一的な商品供給を行うのではなく、エリアマーケットの状況を的確に把握し、単身者やDINKS等の小世帯化に対応したコンパクトな間取り・仕様を採用する等、お客様に選ばれる商品をエリアごと、物件ごとに企画しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績におきましては、売上高は9,419百万円(前年同期比57.9%増)、営業利益は194百万円(前年同期は営業損失789百万円)、経常利益は100百万円(前年同期は経常損失931百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は44百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失973百万円)となり、今年度当初に発表した連結業績予想を上回る結果となりました。これは、当連結会計年度に竣工・引渡しを予定している物件において、お客様との売買契約が予定より早く好調に進捗したことにより経費が抑制できたこと等によるものであります。
なお、当社では、お客様への物件引渡しを基準に売上計上を行っております関係上、四半期ごとの業績は大きく変動する傾向にあります。
当連結会計年度におきましては、10物件の竣工・引渡しを予定しており、お客様との売買契約は順調に進捗しております。今後も消費税増税後のお客様マインドの変化やマンション市場動向の変化に適切に対応するべく、常にアンテナを高くして情報収集に努め、変化の兆しがあれば即時対応する等、時勢に応じた対策を講じ、連結業績予想の達成に向け事業を推進してまいります。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
不動産販売事業におきましては、当第2四半期連結累計期間において、第1四半期連結会計期間中の「クレアホームズ幕張駅前(千葉県千葉市花見川区)」、「クレアホームズ琴似パークサイド(北海道札幌市西区)」および第2四半期連結会計期間中の「クレアホームズ武蔵浦和プレミアフォート(埼玉県さいたま市南区)」、「クレアホームズ保土ヶ谷(神奈川県横浜市保土ヶ谷区)」の4物件が竣工・引渡しとなりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は7,770百万円(前年同期比78.4%増)、セグメント利益(営業利益)は380百万円(前年同期はセグメント損失(営業損失)595百万円)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において、次年度竣工・引渡し予定の「クレアホームズ南仙台駅前(宮城県仙台市太白区)」、「クレアホームズ糸島ザ・レジデンス(福岡県糸島市)」、「クレアホームズ祇園ザ・レジデンス(広島県広島市安佐南区)」、「シーンズ大手前(大阪府大阪市中央区)」、「クレアホームズ伏見(北海道札幌市中央区)」、「クレアホームズグラン岩崎ザ・プレミアム/ザ・レジデンス(愛媛県松山市)」、「クレアホームズ大川筋ザ・レジデンス(高知県高知市)」の販売を順次開始しております。
今後とも、全国に展開する各営業拠点において、その地域特性やお客様ニーズに即した事業用地の取得や商品企画を行うことにより、当社「クレア」ブランドの浸透・向上に注力してまいります。
ビル賃貸市場におきましては、首都圏(都心5区)の9月末時点での平均空室率は前月比0.07ポイント改善の1.64%となりました。また、賃料につきましても、既存ビルの平均賃料が32ヶ月連続で前月を上回っており、緩やかな上昇が続いております(三鬼商事㈱調査)。
このような環境の下、不動産賃貸事業におきましては、既存テナントの確保と空室の早期解消を最重要課題と捉え、テナント企業のニーズを早期に把握し対応することでお客様満足度の向上に努めるとともに、当社所有ビルの立地優位性を活かした新規テナント獲得営業に注力しております。
マンション管理事業におきましては、管理組合並びにご入居者様からのニーズに即応するべく、専門性の高いサービスの提供に努めてまいります。具体的には、設備に関するリニューアル工事のご提案、ご入居者様同士のコミュニティ形成を目的としたイベント開催についてのご提案を行う等、良好な居住空間および管理組合運営の維持・改善に注力しております。
ビル管理事業におきましては、引き続き新規の受注獲得営業に努めるとともに、原状復旧・入居工事や空調設備・受電設備改修等のスポット工事の受注にも注力しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,628百万円(前年同期比1.9%増)、セグメント利益(営業利益)は219百万円(同7.0%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,355百万円増加し23,582百万円となりました。これは、主に不動産販売事業関連で事業用地の仕入れ等が順調に進捗したことでたな卸資産が増加したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ1,376百万円増加し17,856百万円となりました。これは、主に不動産販売事業関連で事業用地の仕入れが順調に進捗したことに伴う借入金が増加したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ21百万円減少し5,726百万円となりました。これは、主に親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことと配当金の支払いを行ったことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べて367百万円増加し、2,678百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に不動産販売事業における契約の進捗により不動産事業受入金の増加による収入がありましたが、事業用地の取得及び建築工事の進捗等による支出があった結果使用した資金は555百万円(前年同期は2,513百万円の使用)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に賃貸用住居の建設計画に伴う支出があった結果使用した資金は150百万円(前年同期は50百万円の使用)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に不動産販売事業におけるたな卸資産の増加による支出を借入金で賄った結果獲得した資金は1,073百万円(前年同期は2,232百万円の獲得)となりました。
当第2四半期連結累計期間において、当社企業グループにおける経営方針・経営戦略等及び対処すべき課題に重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間において、当社企業グループの従業員数に著しい変動はありません。
当第2四半期累計期間において、当社の従業員数に著しい変動はありません。
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。
当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は、以下のとおりであります。
(注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。