第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高116億98百万円(前年同四半期比20.6%減)、営業利益8億68百万円(前年同四半期比32.5%減)、経常利益6億38百万円(前年同四半期比43.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億6百万円(前年同四半期比44.9%減)となりました。

 前年同四半期比で減収減益になりましたが、その主な要因は、当連結会計年度において予定しているプロジェクトの売上計上が、第4四半期連結会計期間に偏重していることによります。当連結会計年度におきましては合計11棟586戸の販売を計画しておりますが、当第3四半期連結累計期間の販売は9棟330戸及び用地1件となっており、残りは第4四半期連結会計期間の販売予定となっております。当社グループは投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売を主軸事業としており、竣工に伴う売上計上の時期や金額・利益率がプロジェクトごと、年度ごとに大きく異なることから四半期ごとの売上高や利益は毎年大きく変動いたしますが、当連結会計年度におきましては、第4四半期連結会計期間に引渡しが集中していること及び利益率の高いプロジェクトの売上計上が同会計期間に多いため、前年同四半期比の変動幅が大きくなっておりますが、売上高・利益とも概ね期初計画どおりの推移となっております。

 

 セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。

(不動産事業)

 不動産事業につきましては、売上高は115億95百万円(前年同四半期比21.1%減)、セグメント利益は16億57百万円(前年同四半期比18.2%減)となりました。

 このうち、不動産開発販売につきましては、投資用ワンルームマンション9棟330戸及び用地1件の売却により、売上高は111億82百万円(前年同四半期比21.4%減)となりました。不動産仕入販売につきましては、中古マンションの買取再販(1戸)により37百万円(前年同四半期比39.8%減)となりました。その他不動産事業につきましては、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は3億76百万円(前年同四半期比7.6%減)となりました。

 

(ホテル事業)

 ホテル事業につきましては、ホテルアジール東京蒲田の宿泊料等により、売上高は1億2百万円(前年同四半期比122.4%増)、セグメント損失は14百万円(前年同四半期はセグメント損失39百万円)となりました。

 

② 財政状態の状況

 当第3四半期連結会計期間末における財政状態については、総資産が前連結会計年度末に比べて80億34百万円増加した461億25百万円、負債が前連結会計年度末に比べて82億87百万円増加した319億84百万円、純資産が前連結会計年度末に比べて2億52百万円減少した141億40百万円となりました。

 総資産の増加は、主として、現金及び預金が22億12百万円減少する一方で、販売用不動産が28億65百万円、仕掛販売用不動産が69億2百万円それぞれ増加したことによりますが、これは、厳格な工程管理を実施するとともに、高騰が続く都心好立地の物件について、選別しつつも積極的な用地仕入に努めた結果によるものであります。

 負債の増加は、主として、買掛金等の増加に加え、用地取得のための長期借入金が63億66百万円(1年内返済予定の長期借入金を含む)増加したことによるものであります。

 純資産の減少は、主として、期末配当金の支払等による減少が、親会社株主に帰属する四半期純利益の増加を上回ったことによるものであります。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況の分析

 当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動及び投資活動において資金が減少した一方、財務活動において資金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ、22億12百万円減少の62億73百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金の減少は、74億29百万円(前年同四半期は9億21百万円の増加)となりました。これは主に、棚卸資産の増加及び法人税等の支払によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金の減少は、8億7百万円(前年同四半期は3億98百万円の減少)となりました。これは主に、不動産開発目的で取得した子会社株式の取得によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金の増加は、60億25百万円(前年同四半期は3億63百万円の増加)となりました。これは主に、工事竣工に伴う長期借入金の返済及び配当金の支払による資金の減少を、不動産事業における自社開発用地取得のための長期借入れによる収入が上回ったことによるものであります。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間において、該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。