第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 なお、新型コロナウイルス感染症拡大は、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があり、今後の状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種率の拡大とともに感染者数が大幅に減少し、人々の行動制限の緩和や経済政策を背景とした景気の持ち直しが期待されているものの、世界では依然として当該感染症が猛威を振るい、さらには次々と変異ウイルスが発生し、景気の先行きは不透明な状況が続いております。

 当社グループが属する不動産業界におきましては、当該感染症の感染防止施策に起因した企業の働き方改革により不動産取引が活況を呈する一方で、商業施設においては小売業界や飲食業界の出店意欲が低迷し、総じて厳しい状況が続いております。

 このような状況のもと、当社グループにおきましては、当該感染症の事業環境への影響、ならび社員や取引先をはじめとするステークホルダーに対する防疫対策等を注視しつつ、開発・販売事業として宅地及び建売物件の販売活動、ならびに中古戸建のリフォーム販売を行うとともに、賃貸・管理事業として商業施設5物件の事業活動を行いました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,169,356千円(前年同期比7.9%増)、営業利益83,097千円(前年同期比24.4%減)、経常利益30,666千円(前年同期比60.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益25,454千円(前年同期比63.2%減)となりました。

 

 セグメント別経営成績は、次のとおりとなります。

a.開発・販売事業

 開発・販売事業は、当社において付加価値を引き出すことが可能な用地を取得し、物件毎に地域特性や立地環境に最適な企画を立案し、分譲マンションや商業施設の開発または宅地開発を行う「デベロップメント事業」と、他のデベロッパーが開発した物件を1棟または区分所有で購入し、これを効率的・効果的な販売手法をもって再販する「リセール事業」があります。

 「デベロップメント事業」については、引き続き神奈川県横須賀市(1物件)の宅地及び建売販売を行い5戸を引き渡しました。

 「リセール事業」については、当第3四半期連結累計期間において長野県にて中古戸建て2棟及び宮城県にて造成宅地2箇所の販売活動を行い長野県の中古戸建1棟及び宮城県の造成宅地1箇所の引き渡しをしました。

 この結果、売上高は250,850千円(前年同期比74.2%増)、セグメント利益は6,418千円(前年同期はセグメント利益300千円)となりました。

b.賃貸・管理事業

 賃貸・管理事業は、当社が所有する土地や建物等を第三者に貸し付ける賃貸事業であります。

 現在当社は、北海道北斗市(1物件)、北海道札幌市厚別区(1物件)、北海道苫小牧市(1物件)、神奈川県横浜市(1物件)、石川県河北郡(1物件)の5物件の商業施設を所有しており、当該施設の賃貸及び運営管理を行っております。

 当第3四半期連結累計期間においては、引き続き新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた社会生活や経済活動の自粛要請に伴うテナントの休業や営業時間短縮等が継続し、さらに一部テナントの退店等もあり厳しい状況が続いております。しかし、一方で出店意欲のあるテナントの出店が決まるなど、今後の展開が期待されます。

 この結果、売上高は910,870千円(前年同期比2.3%減)となり、セグメント利益は199,339千円(前年同期比15.4%減)となりました。

c.その他

 「その他」区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主として店舗運営事業であります。現在、当社が所有する商業施設のうち神奈川県横浜市(1物件)、石川県河北郡(1物件)、北海道苫小牧市(1物件)の3物件において、連結子会社の株式会社ネオフリークが店舗運営事業を行っております。

 この結果、売上高は10,382千円(前年同期比4.2%増)となり、セグメント利益は1,662千円(前年同期比27.1%減)となりました。

 第3四半期連結会計期間末における総資産につきましては、前連結会計年度末に対し112,285千円減少の8,937,965千円となりました。これは主に現金及び預金が37,147千円増加したものの、販売用不動産が147,365千円減少したこと等によるものであります。

 負債は、前連結会計年度末に対し137,739千円減少の7,972,871千円となりました。これは主に借入金の減少によるものであります。

 純資産は、前連結会計年度末に対し25,454千円増加の965,094千円となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものであります。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

 当第3四半期連結累計期間において、開発・販売事業の実績が著しく増加しております。詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)財政状態及び経営成績の状況 a.開発・販売事業」に記載の通りであります。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。