第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績
ア.当第1四半期連結累計期間の業績全般

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期
連結累計期間

当第1四半期
連結累計期間

増減額

前年同期比
(%)

(参考)
前連結会計年度

連結営業収益

106,997

59,111

△47,886

△44.8

433,669

連結営業利益又は

連結営業損失(△)

12,160

△12,538

△24,699

      ―

36,024

連結経常利益又は

連結経常損失(△)

11,993

△12,849

△24,842

       ―

34,684

親会社株主に帰属する
四半期(当期)純利益又は

親会社株主に帰属する
四半期純損失(△)

8,321

△10,725

△19,046

       ―

17,875

連結EBITDA

21,012

△3,916

△24,928

      ―

72,292

連結減価償却費

8,750

8,495

△255

△2.9

35,862

 

(注)連結EBITDAは、連結営業利益又は連結営業損失 + 減価償却費 + のれん償却額により算出して

      おります。

当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により国内個人消費が大幅に減少するなど、極めて厳しい状況となりました。感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを段階的に引き上げていくなかで、持ち直しに向かうことが期待されますが、引き続き国内外の感染症の動向や経済環境の変動等を注視する必要があります
 当社グループの事業活動においても、訪日外国人旅行客の減少や外出自粛に加え、緊急事態宣言に伴う営業時間短縮や休業等の実施などにより大きな影響を受けました。当社グループは社会インフラを担う企業グループとして、お客様の健康や安全な暮らしを守り、日常生活を支えることを使命と捉え、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底し、鉄道をはじめとした事業の継続に努めました
 これらの結果、連結営業収益は、その他業を除く各セグメントで減収となり、591億1千1百万円(前年同期比44.8%減)、連結営業損失は125億3千8百万円となりました。連結経常損失は128億4千9百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は107億2千5百万円となりました
 なお、連結EBITDAは、△39億1千6百万円となりました
 また、連結減価償却費は、84億9千5百万円(前年同期比2.9%減)となりました
 

 

イ.当第1四半期連結累計期間の各セグメント別の概況

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

営 業 収 益

営 業 利 益 又 は 営 業 損 失(△)

前第1四半期
連結累計期間

当第1四半期
連結累計期間

増 減 率

前第1四半期
連結累計期間

当第1四半期
連結累計期間

増 減 率

 

 

 

%

 

 

%

運輸業

33,502

17,578

△47.5

6,014

△7,618

流通業

41,491

24,317

△41.4

1,577

△1,435

不動産業

10,109

8,981

△11.2

2,599

2,312

△11.0

レジャー・サービス業

18,387

3,434

△81.3

1,398

△6,227

その他業

10,913

11,375

4.2

503

393

△21.9

 計 

114,404

65,688

△42.6

12,092

△12,574

連結修正

△7,406

△6,576

67

36

△46.8

連結

106,997

59,111

△44.8

12,160

△12,538

 

 

( 運 輸 業 )

鉄道事業では、外出自粛等の影響により、旅客運輸収入が48.0%減(うち定期33.4%減、定期外59.3%減)となりました。また、バス事業においても、路線・高速などで減収となりました。これらの結果、営業収益は175億7千8百万円(前年同期比47.5%減)、営業損失は76億1千8百万円となりました

( 流 通 業 )

百貨店業およびショッピングセンター事業では、営業時間短縮や休業の実施に加え、外出自粛の影響などにより減収となりました。また、ストア業では、スーパーマーケット事業で増収となったものの、コンビニ・売店事業において営業時間短縮や休業を実施したことなどにより減収となりました。これらの結果、営業収益は243億1千7百万円(前年同期比41.4%減)、営業損失は14億3千5百万円となりました

( 不 動 産 業 )

不動産賃貸業では、前年度に取得した物件の寄与などがあったものの、店舗や施設において営業時間短縮や休業を実施したことに加え、外出自粛の影響などにより減収となりました。また、不動産販売業では、投資用マンションやリノベーション物件の売上減などにより減収となりました。これらの結果、営業収益は89億8千1百万円(前年同期比11.2%減)、営業利益は23億1千2百万円(前年同期比11.0%減)となりました

( レジャー・サービス業 )

ホテル業では、2020年4月に株式会社高山グリーンホテルを子会社化し、6月に新館「桜凛閣」が開業したものの、訪日外国人旅行客の減少や外出自粛の影響に加え、一部店舗や施設において営業時間短縮や休業を実施したことなどにより減収となりました。旅行業では、営業時間短縮や休業の実施に加え、外出自粛の影響などにより減収となりました。広告代理業では、受注減などにより減収となりました。これらの結果、営業収益は34億3千4百万円(前年同期比81.3%減)、営業損失は62億2千7百万円となりました。

( そ の 他 業 )

建築・土木業では、完成工事高の増加などにより増収となりました。また、ビル総合管理業では、メンテナンス業務の受注増などにより増収となりました。これらの結果、営業収益は113億7千5百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は粗利益の減少などにより3億9千3百万円(前年同期比21.9%減)となりました

 

 

[鉄道事業輸送人員と旅客運輸収入]

 

 

前第1四半期
連結累計期間

当第1四半期
連結累計期間

前年同期比(%)

輸送人員

定期

千人

105,165

63,578

△39.5

定期外

70,125

29,668

△57.7

175,290

93,246

△46.8

旅客運輸収入

定期

百万円

9,169

6,105

△33.4

定期外

11,817

4,810

△59.3

20,987

10,916

△48.0

 

 

[業種別営業収益]

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

業種別

前第1四半期
連結累計期間

当第1四半期
連結累計期間

前年同期比
(%)

(参考)
前連結会計年度



鉄道事業

21,986

11,660

△47.0

84,848

バス事業

9,259

5,233

△43.5

36,222

タクシー業

3,041

1,597

△47.5

12,133

その他

616

452

△26.5

2,557

消去

△1,400

△1,365

△6,101

営業収益

33,502

17,578

△47.5

129,659

営業利益又は営業損失(△)

6,014

△7,618

13,345

 

 



百貨店業

22,380

7,198

△67.8

84,768

ストア業

12,604

12,327

△2.2

51,166

書籍販売業

1,477

1,422

△3.7

6,089

ショッピングセンター事業

3,650

2,788

△23.6

14,612

その他

2,992

1,890

△36.8

11,883

消去

△1,614

△1,308

△6,340

営業収益

41,491

24,317

△41.4

162,180

営業利益又は営業損失(△)

1,577

△1,435

4,400

 

 




不動産賃貸業

9,156

9,056

△1.1

36,973

不動産販売業

4,277

2,255

△47.3

17,246

その他

656

390

△40.6

2,799

消去

△3,981

△2,720

△11,686

営業収益

10,109

8,981

△11.2

45,333

営業利益又は営業損失(△)

2,599

2,312

△11.0

9,199

 

 




|


|


ホテル業

13,771

3,788

△72.5

52,814

旅行業

3,171

285

△91.0

13,186

広告代理業

2,370

1,417

△40.2

13,162

その他

1,768

700

△60.4

6,377

消去

△2,693

△2,756

△11,451

営業収益

18,387

3,434

△81.3

74,088

営業利益又は営業損失(△)

1,398

△6,227

4,343

 

 




ビル総合管理業

5,334

5,495

3.0

27,070

車両整備業

1,561

1,436

△8.1

10,691

建築・土木業

2,380

2,742

15.2

22,670

その他

2,131

2,088

△2.0

8,924

消去

△495

△386

△2,322

営業収益

10,913

11,375

4.2

67,035

営業利益又は営業損失(△)

503

393

△21.9

5,759

 

 

 

② 財政状態

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当第1四半期
連結会計期間

増減額

総資産

876,691

923,789

47,098

負債

503,236

564,442

61,205

純資産

373,454

359,347

△14,107

負債及び純資産

876,691

923,789

47,098

有利子負債

329,501

414,887

85,386

 

 (注)有利子負債は、借入金 + コマーシャル・ペーパー + 社債により算出しております。

当第1四半期連結会計期間の総資産は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する場合にも、事業の安定的な運営を継続するため、手元資金を拡充したことなどにより470億9千8百万円増加し、9,237億8千9百万円となりました
 負債は、社債の発行や借入金の増加などにより612億5百万円増加し、5,644億4千2百万円となりました
 純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上などにより141億7百万円減少し、3,593億4千7百万円となりました
 なお、当第1四半期連結会計期間の有利子負債は4,148億8千7百万円となりました。

 

(2) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。