第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

  当第3四半期におけるわが国経済は、企業収益及び雇用・所得環境の改善傾向が続き、個人消費は底堅く推移するなど、緩やかな回復基調がつづきましたが、足元の経済環境は、中国を中心とした新興国経済の失速や、金融市場の混乱、原油安などを発端とし、依然として先行き不透明な状況が続いております。
 このような状況のなか、当社グループは、運輸、不動産、レジャー・サービス、その他の各事業にわたり、積極的な営業活動と経営の効率化に努めてまいりました。
 この結果、当第3四半期の営業収益は39,823,180千円(前年同期比7.5%増)、営業利益は4,974,902千円(同27.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,306,453千円(同1.3%増)となりました。
 

 セグメントの業績は、次のとおりであります。
 

①運輸業

鉄道事業、バス事業とも引き続き増加する外国人観光客へのサービス充実、新規需要の獲得並びに輸送力の強化に努めました。
 鉄道事業では、成田空港駅から河口湖駅を直通で結ぶ特急「成田エクスプレス」を冬季(12月~2月の土休日)期間においても継続運転し、外国人を中心とする観光客の利便性向上と利用促進を図りました。また、富士五湖エリアのスポーツイベントである「富士山マラソン」開催にあわせたJR中央線直通の臨時列車を運行し、輸送力の強化に努めました。
 乗合バス事業では、山梨県の果樹栽培が盛んな峡東地域において甲州市と連携し、勝沼地区のワイナリーを巡る「勝沼周遊バス」や静岡県小山町コミュニティバスの乗合バス実証運行を開始しました。また、東京都内では渋谷区役所の庁舎移転に伴い、渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス」のルート変更や乗継割引を行いました。
 高速バス事業では、当社グループ施設への送客を目的に本年も首都圏から「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」を結ぶ「新宿・横浜~さがみ湖イルミリオン線」や富士山南麓2合目にあるスキー場「Yeti」とを結ぶ「国府津駅・新松田駅、センター北駅・たまプラーザ駅~イエティ線」の運行を行いました。
 貸切バス事業では、FIFAクラブワールドカップジャパン2015開催などにあわせた大口輸送の受注に取り組みました。
 また、タクシー事業では燃費削減とCO2排出抑制を目的として、ハイブリッド車両の積極的な導入を推進する一方、大手流通系電子マネーを使えるサービスを静岡県内で開始いたしました。
 以上の結果、運輸業全体の営業収益は13,945,592千円(前年同期比7.8%増)となり、営業利益は2,152,574千円(同72.1%増)となりました。
 

 

 

 鉄道営業成績表(提出会社)

種別

単位

当第3四半期連結累計期間

(平成27年4月1日~平成27年12月31日)

 

対前年同四半期増減率(%)

営業日数

275

営業粁

26.6

客車走行粁

千粁

1,540

△ 5.3

輸送人員

定期外

千人

1,624

6.0

定期

1,106

△ 0.5

2,731

3.2

旅客運輸収入

定期外

千円

1,063,030

13.9

定期

209,139

0.8

1,272,170

11.5

運輸雑収

103,513

△ 6.2

運輸収入合計

1,375,684

10.0

 

 

 バス営業成績表(提出会社)

種別

単位

当第3四半期連結累計期間

(平成27年4月1日~平成27年12月31日)

 

対前年同四半期増減率(%)

営業日数

275

営業粁

465

7.0

走行粁

千粁

1,761

9.2

旅客運輸収入

千円

575,837

16.8

運輸雑収

942,773

9.6

運輸収入合計

1,518,610

12.2

 

 

 業種別営業成績

種別

当第3四半期連結累計期間
(平成27年4月1日~平成27年12月31日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

鉄道事業

1,488,939

9.9

バス事業

10,256,751

6.5

索道事業

278,067

13.6

ハイヤー・タクシー事業

1,327,257

12.8

船舶運送事業

594,576

13.5

営業収益計

13,945,592

7.8

 

 

 

②不動産業

不動産販売事業では、引き続き富士急山中湖畔別荘地でよりお客様のニーズに合った別荘を提供するために大人の趣味・嗜好を追求できる「コンセプト・ヴィラ」シリーズや、立地に特徴のある「山中湖の森シリーズ」をはじめとした分譲土地の販売を促進いたしました。また、Webサイト「フジヤマスタイル」に別荘ライフの上質かつ有意義な時間の過ごし方・考え方についてご紹介するコラム「フジヤマクロスロード」の連載の充実を図り、お客様への訴求効果を高め、注文建売別荘の受注、商品土地の販売およびお客様の中古別荘需要にも積極的に取り組みました。
 別荘地管理事業では、別荘オーナーを対象に、新たにオープンした当社グループのレジャー施設体験バスツアーや山中湖でのワカサギ釣り体験イベント等を開催し、別荘オーナーのCS向上に努めました。
 不動産賃貸事業では、賃貸施設の改修などを行い安定的な収益の確保に努めました。
 以上の結果、不動産業全体の営業収益は2,068,711千円(前年同期比9.2%減)、営業利益は491,619千円(同10.7%減)となりました。
 

 

 業種別営業成績

種別

当第3四半期連結累計期間
(平成27年4月1日~平成27年12月31日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

売買・仲介斡旋事業

101,359

△63.0

賃貸事業

1,475,429

△2.0

別荘地管理事業

491,922

△1.2

営業収益計

2,068,711

△9.2

 

 

③レジャー・サービス業

遊園地事業では、7月に「富士急ハイランド」において「絶凶・戦慄迷宮」、「絶望要塞2」ほか、人気アトラクションをリニューアルするなど、集客に努めました。
 富士急ハイランドに隣接するテーマパーク「リサとガスパールタウン」では、8月に全席富士山ビューのスイーツカフェ「レ レーヴサロン・ド・テ」をオープンし、集客アップと魅力向上に取り組みました。
 富士南麓の遊園地「Grinpa」では、花のイベント「富士山の裾野天空のダリア祭り2015」等を開催し、シニア層を中心に来場人員を大きく伸ばしました。スノータウン「Yeti」はスキー場として17年連続で日本一早く10月にオープンしたほか、12月には本州最長の約150mを疾走するチュービングが楽しめる「スノー・スタジアム」がオープンしました。
 「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」では、7月に水遊びエリア「じゃぶじゃぶパラダイス」をリニューアルオープンさせたほか、10月末から本年で7年目となる関東最大550万球のイルミネーションの祭典「さがみ湖イルミリオン」を開催し、英国の人気キャラクター「パディントンと英国のクリスマス」をテーマに好評を得ております。12月には新たに関東最大級の雪遊び広場「スノーパラダイス」をオープン、「チュービングパーク」や「ちびっこ雪あそび山」等アクティビティある施設として話題を呼んでいます。
 ホテル事業では、4月に富士山駅前に開業した「富士山ステーションホテル」が高稼働率で推移した他、「ハイランドリゾートホテル&スパ」、「ホテルマウント富士」においても、引き続き外国人宿泊者が増加いたしました。
 アウトドアリゾートを展開する株式会社フジヤマ・クオリティは、富士五湖エリアの「忍野八海」近くに10月から忍者テーマビレッジ「忍野しのびの里」の運営を開始し、国内外の利用客に好評を得ております。
 8年目となる富士本栖湖リゾートの「2015 富士芝桜まつり」(4/18~5/31開催)も、特に海外からのお客様の増加等により、今年も過去最高の来場人員を記録いたしました。 
 以上の結果、レジャー・サービス業全体の営業収益は20,369,386千円(前年同期比3.8%増)となり、営業利益は2,266,774千円(同5.8%増)となりました。
 

 

 

 業種別営業成績

種別

当第3四半期連結累計期間
(平成27年4月1日~平成27年12月31日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

遊園地事業

10,622,770

5.1

ホテル事業

3,745,496

5.7

ゴルフ・スキー事業

1,243,128

1.5

アウトドア事業

1,151,968

18.2

飲食物販事業

1,813,428

0.5

その他

1,792,594

△9.1

営業収益計

20,369,386

3.8

 

(注)当第2四半期連結累計期間より、種別を変更しておりますので、対前年同四半期増減率について
     は、前年同期の数値を変更後の種別に組み替えた数値で比較しております。
     

④その他

建設業においては、富士急建設株式会社では、公共工事、民間工事とも好調に推移いたしました。
 製造販売業においては、株式会社レゾナント・システムズで、運行ナビや安全機器などの交通機器販売が堅調に推移しました。富士ミネラルウォーター株式会社では、一般ペット製品は好調であったものの、非常用保存水が伸び悩みました。
 以上の結果、その他の事業全体の営業収益は5,605,068千円(前年同期比20.9%増)となり、営業利益は113,695千円(同117,202千円の増益)となりました。
 

 業種別営業成績

種別

当第3四半期連結累計期間
(平成27年4月1日~平成27年12月31日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

百貨店業

695,483

2.2

建設業

2,103,271

52.4

製造販売業

1,529,455

17.2

情報処理サービス業

495,302

3.8

その他

781,555

△1.5

営業収益計

5,605,068

20.9

 

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、有形固定資産が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて526,648千円増加し、96,426,379千円となりました。

負債は、借入金の減少などにより、前連結会計年度末に比べて1,193,367千円減少し、72,278,285千円となりました。なお、借入金は、長短合計で955,089千円減少しております。

純資産合計は、利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べて1,720,016千円増加し、24,148,093千円となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。 

会社名

設備の内容

セグメント
の名称

投資額
(千円)

完成年月

提出会社

 

リサとガスパールタウン
スウィーツカフェ「レ レーヴ サロン・ド・テ」

レジャー・
サービス業

435,449

平成27年8月

飲食・物販併設型観光施設「忍野しのびの里」

レジャー・
サービス業

669,755

平成27年10月

あだたら高原スキー場
日帰り温泉施設「あだたら山 奥岳の湯」

レジャー・
サービス業

223,479

平成27年12月