第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当社は、平成29年5月10日開催の取締役会において、平成29年6月22日開催の第116回定時株主総会に、単元株式数の変更、株式併合に関する議案を付議することを決議し、同株主総会において承認可決されました。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(追加情報)をご参照下さい。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第1四半期におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなど、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、海外経済の不確実性により先行きは依然として不透明な状況が続いております。 
 このような状況のなか、当社グループは、運輸、不動産、レジャー・サービス、その他の各事業にわたり、積極的な営業活動と経営の効率化に努めてまいりました。
 この結果、当第1四半期の営業収益は12,622,925千円(前年同期比4.8%増)、営業利益は1,078,323千円(同2.0%増)となりましたが、法人税等の増加により親会社株主に帰属する四半期純利益は654,569千円(同5.7%減)となりました。

 

 セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

①運輸業

鉄道事業では、4月に富士急行線桜キャンペーンとして桜をテーマに沿線桜の名所における情報発信、夜桜イベント列車の運行や更に期間限定企画乗車券を発売し、外国人を中心に利用喚起に努めました。また、4月1日より高校生以下の通学定期券を最大37.5%値下げし、沿線高校生の利用喚起を図ったほか、月江寺駅のバリアフリー化及び駅前広場の整備を行い、駅利用環境の整備に取り組みました。
 乗合バス事業では、引き続き外国人観光客の利用が好調に推移し、「河口湖・西湖周遊バス」や富士芝桜まつり会場と河口湖駅を結ぶ「芝桜ライナー」の利用が増加しました。また、4月より富士山五合目や忍野八海などの観光地をめぐる富士五湖定期観光バス「いいとこどり富士山号」の運行を開始しました。
 高速バス事業では、4月より「富士五湖~新宿線」「富士山五合目~新宿線」で季節限定運行をしていた便を通年運行に変更することでお客様の利便性向上に努めたほか、「河口湖~三島線」を増便し増加する外国人旅行者の利用促進を図りました。
 貸切バス事業では、5月に高級皮革を使用した座席や、広々としたパウダールームを完備した富士急グループのフラッグシップバスといえる豪華貸切バス「GRAND BLEU RESORT」を導入し、東日本旅客鉄道株式会社のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の山梨観光周遊バスなどとしてご利用いただきました。
 ハイヤー・タクシー事業においては、三島、沼津、御殿場のエリアで、既存の交通系電子マネーに加え、同エリアで初めてとなるイオン系の電子マネー「ワオン」の決済サービスを導入し、お客様の利便性向上に努めました。

以上の結果、営業収益は4,726,697千円(前年同期比3.1%増)となりましたが、営業利益は燃料コストの増加等により582,648千円(同9.5%減)となりました。

 

 

 鉄道営業成績表(提出会社)

種別

単位

当第1四半期連結累計期間

(平成29年4月1日~平成29年6月30日)

 

対前年同四半期増減率(%)

営業日数

91

営業粁

26.6

客車走行粁

千粁

532

1.6

輸送人員

定期外

千人

588

0.9

定期

394

1.2

982

1.0

旅客運輸収入

定期外

千円

395,052

△1.8

定期

70,304

△5.6

465,357

△2.4

運輸雑収

43,402

1.6

運輸収入合計

508,759

△2.0

 

 

 バス営業成績表(提出会社)

種別

単位

当第1四半期連結累計期間

(平成29年4月1日~平成29年6月30日)

 

対前年同四半期増減率(%)

営業日数

91

営業粁

465

走行粁

千粁

552

△4.9

旅客運輸収入

千円

176,613

△0.9

運輸雑収

351,990

2.4

運輸収入合計

528,603

1.3

 

 

 業種別営業成績

種別

当第1四半期連結累計期間
(平成29年4月1日~平成29年6月30日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

鉄道事業

552,537

△2.3

バス事業

3,421,055

4.1

索道事業

105,445

△8.6

ハイヤー・タクシー事業

446,685

5.5

船舶運送事業

200,971

4.7

営業収益計

4,726,697

3.1

 

 

②不動産業

不動産販売事業では、富士急山中湖畔別荘地で大人の趣味・嗜好を追求できる「コンセプト・ヴィラ」に加え、新築建売別荘「ScanDホーム山中湖」及び高付加価値リフォーム別荘「富士急リノヴィラ」を販売し、好評を博しました。また、ログハウスメーカーとのタイアップ商品を新たに導入するなど、多様な別荘ニーズに応える別荘商品を企画するとともに、販売キャンペーンや別荘見学会を実施し販促に努めました。
 また、より快適な別荘ライフを提供するため季節ごとに各種イベントを開催、山中湖畔別荘地では、従来、夏・秋期に別荘地内で運行していた「オーナーズバス」を春期から拡大運行するなど、CS向上を図りました。

 

不動産賃貸事業につきましては、賃貸施設の新規貸付、社有地の有効利用を積極的に行うなど安定的な収益の確保に努めました。
 以上の結果、不動産業全体の営業収益は750,727千円(前年同期比9.4%増)、営業利益は185,331千円(同15.7%増)となりました。

 

 業種別営業成績

種別

当第1四半期連結累計期間
(平成29年4月1日~平成29年6月30日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

売買・仲介斡旋事業

73,625

1,513.7

賃貸事業

520,435

△2.6

別荘地管理事業

156,666

6.1

営業収益計

750,727

9.4

 

 

③レジャー・サービス業

遊園地事業では、「富士急ハイランド」においてフードコート「フードスタジアム」のリニューアルを行い、サービスの向上及び消費単価の引き上げを図るとともに、「進撃の巨人」や「艦隊これくしょん」等のイベントを実施し、話題性の醸成と集客アップに取組みました。
 「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」では、3月下旬にオープンした「マッスルモンスター」が好評を博し、新たな客層も取込み利用者が増加し、好調に推移しました。
 富士南麓の遊園地「Grinpa」では、本年も「天空のチューリップまつり2017」やイベントを実施し、多くのお客様にご来場いただきました。
 ホテル事業では、富士急ハイランドに近接するカプセルホテル「キャビン&ラウンジ ハイランドステーション イン」を4月にオープンし、富士急ハイランド利用客や外国人観光客などの幅広い客層の取込みを図りました。また、「熱海シーサイド スパ&リゾート」では客室リニューアル効果により、宿泊者数が増加しました。
 キャンプブランド「PICA」で展開するアウトドア事業は、「グランピング」人気の高まりもあり、各施設とも好調に推移しました。
 富士本栖湖リゾートの「2017 富士芝桜まつり」は10年目を迎え、国内外から大勢のお客様にご来場いただき、過去最高となる収益を達成しました。

以上の結果、ゴールデンウィークをはじめ期間を通じて天候に恵まれたこともあり、レジャー・サービス業全体の営業収益は6,460,470千円(前年同期比7.1%増)となり、営業利益は344,490千円(同14.9%増)となりました。

 

 業種別営業成績

種別

当第1四半期連結累計期間
(平成29年4月1日~平成29年6月30日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

遊園地事業

3,170,809

9.9

ホテル事業

1,126,226

6.3

ゴルフ・スキー事業

300,256

2.1

アウトドア事業

301,015

7.4

飲食物販事業

550,734

2.1

その他

1,011,428

3.9

営業収益計

6,460,470

7.1

 

 

 

④その他の事業

製造販売業では、富士ミネラルウォーター株式会社において、瓶製品及び非常用保存水の売上が寄与し、また、富士急建設株式会社では、公共工事、民間工事とも受注が大きく増加し、増収となりました。
 以上の結果、その他の事業全体の営業収益は1,645,995千円(前年同期比13.9%増)となり、20,294千円の営業損失(前年同期は37,093千円の営業損失)となりました。

 

 業種別営業成績

種別

当第1四半期連結累計期間
(平成29年4月1日~平成29年6月30日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

百貨店業

239,422

8.0

建設業

468,937

80.8

製造販売業

468,428

△3.2

情報処理サービス業

210,980

△4.0

その他

258,225

△0.5

営業収益計

1,645,995

13.9

 

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、現金及び預金が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べて879,633千円減少し、96,688,187千円となりました。

負債は、借入金の減少などにより、前連結会計年度末に比べて1,127,271千円減少し、71,198,352千円となりました。なお、借入金は長短合計で2,264,916千円減少しております。

純資産合計は、その他有価証券評価差額金の増加などにより、前連結会計年度末に比べて247,638千円増加し、25,489,834千円となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第1四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。 

会社名

設備の内容

セグメント
の名称

投資額
(千円)

完成年月

提出会社

カプセルホテル「キャビン&ラウンジ ハイランドステーションイン」新設

レジャー・サービス業

236,962

平成29年4月