第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移したものの、海外における不安定な政治動向や地政学的リスクの高まり等の影響が懸念されるなど、引き続き先行き不透明な状況が続いております。
 このような状況のなか、当社グループは、運輸、不動産、レジャー・サービス、その他の各事業にわたり、積極的な営業活動と経営の効率化に努めてまいりました。
 この結果、当第2四半期の営業収益は28,514,533千円(前年同期比6.4%増)、営業利益は4,304,994千円(同16.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,606,982千円(同15.6%増)となりました。
 
 セグメントの業績は、次のとおりであります。
 

①運輸業

鉄道事業では、富士急ハイランドのイベントに合わせたラッピングトレインの運行や記念入場券の発売並びにド・ドドンパオープンにあわせたセット商品の販売促進を図り増収に努めました。さらに、サウンドコニファー等の音楽イベントに合わせた臨時列車の運行を行い、輸送力の増強と利用促進を図りました。
 また、河口湖畔にある天上山公園カチカチ山ロープウェイでは、7月に飲食・物販施設の拡充を図るため、展望台のリニューアルを行い増収に努めました。
 乗合バス事業では、引き続き訪日外国人の利用が増加し、富士五湖周辺の周遊バスが好調に推移したほか、登山者数の増加や吉田口のマイカー規制期間が10日間延長されたことなどにより、富士山関連輸送が好調に推移しました。
 高速バス事業では、7月より成田空港直通の新規路線「富士山駅~成田空港線」の運行を開始したほか、首都圏から富士山・富士五湖エリアへの送客強化を図るため「秋葉原駅~富士急ハイランド・河口湖線」の運行を開始しました。
 また、7月には富士急ハイランドやロープウェイ、河口湖遊覧船アンソレイユ号などの観光施設と河口湖周遊バスや富士山五合目線など富士山エリア周辺の路線バスがセットになった訪日外国人専用周遊パスポート「富士山フリーパス(Mt.Fuji Pass)」の販売を開始し、富士山エリアを訪れる訪日外国人の利便性向上を図りました。
 貸切バス事業は、新運賃制度のもと受注に努め日車単価の向上を図り、収益の確保に努めました。
 以上の結果、営業収益は10,057,639千円(前年同期比3.1%増)となり、営業利益は1,603,052千円(同0.6%増)となりました。

 

 鉄道営業成績表(提出会社)

種別

単位

当第2四半期連結累計期間

(平成29年4月1日~平成29年9月30日)

 

対前年同四半期増減率(%)

営業日数

183

営業粁

26.6

客車走行粁

千粁

1,060

1.1

輸送人員

定期外

千人

1,210

1.9

定期

747

0.7

1,958

1.5

旅客運輸収入

定期外

千円

816,537

1.4

定期

135,109

△5.2

951,647

0.4

運輸雑収

93,828

3.3

運輸収入合計

1,045,476

0.7

 

 

 バス営業成績表(提出会社)

種別

単位

当第2四半期連結累計期間

(平成29年4月1日~平成29年9月30日)

 

対前年同四半期増減率(%)

営業日数

183

営業粁

466

0.3

走行粁

千粁

1,167

△4.1

旅客運輸収入

千円

396,152

△1.3

運輸雑収

700,067

1.9

運輸収入合計

1,096,219

0.7

 

 

 業種別営業成績

種別

当第2四半期連結累計期間
(平成29年4月1日~平成29年9月30日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

鉄道事業

1,127,688

0.5

バス事業

7,268,346

3.1

索道事業

232,747

3.1

ハイヤー・タクシー事業

934,609

4.6

船舶運送事業

494,247

5.1

営業収益計

10,057,639

3.1

 

 

 

②不動産業

不動産販売事業では、Webサイト「フジヤマスタイル」のリニューアルを実施し更なる需要を喚起するとともに、今年度供給予定の新築建売別荘「ScanDホーム山中湖」2棟を基軸にした販売キャンペーンや別荘見学会を実施し販促に努めました。
 また、山中湖畔別荘地においては、オーナー向けイベントとしてゴルフコンペ、サロンコンサート、周辺祭事ならびにワイナリー見学ツアーなど各種イベントの開催、夏季オーナーズバスの運行等によりCS向上を図りました。
 不動産賃貸事業につきましては、賃貸施設の新規貸付、社有地の有効利用を積極的に行うなど安定的な収益の確保に努めました。
 以上の結果、不動産業全体の営業収益は1,464,908千円(前年同期比3.7%増)となり、営業利益は382,378千円(同7.4%増)となりました。

 

 業種別営業成績

種別

当第2四半期連結累計期間
(平成29年4月1日~平成29年9月30日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

売買・仲介斡旋事業

131,221

111.2

賃貸事業

1,034,184

△1.2

別荘地管理事業

299,502

△1.5

営業収益計

1,464,908

3.7

 

 

③レジャー・サービス業

遊園地事業では、「富士急ハイランド」において、「ド・ドドンパ」がリニューアルオープンするとともに、「進撃の巨人」や「艦隊これくしょん」等のイベントを実施し、話題性の醸成と集客アップに取組み、また、絶叫優先券のインターネット販売も功を奏し、好調に推移しました。
 「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」では、3月下旬にオープンした「マッスルモンスター」が好評を博し、新たな客層も取込み利用者が増加、7月には「じゃぶじゃぶパラダイス」がリニューアルオープンし、集客に努めた結果、大幅に収益が増加致しました。
 富士南麓の遊園地「Grinpa」では、「天空のチューリップまつり2017」やイベントを実施し、また、7月には水陸両用アトラクション「ビーバーフィーバー」がオープンし、多くのお客様にご来場いただきました。
 ホテル事業では、富士急ハイランドに近接するカプセルホテル「キャビン&ラウンジハイランドステーションイン」が4月にオープンし、富士急ハイランド利用客や外国人観光客などの幅広い客層の取込みを図りました。「ホテルマウント富士」では8月に温浴棟「はなれの湯」がオープンし、「富士宮富士急ホテル」においては内装リニューアルを実施するなど、施設拡充により集客に努めました。また「熱海シーサイドスパ&リゾート」では客室リニューアル効果により、宿泊者数が増加しました。
 キャンプブランド「PICA」で展開するアウトドア事業は、「グランピング」人気の高まりもあり、各施設とも好調に推移しました。
 富士本栖湖リゾートの「2017 富士芝桜まつり」は10年目を迎え、国内外から大勢のお客様にご来場いただき、過去最高となる収益を達成しました。
 以上の結果、レジャー・サービス業全体の営業収益は15,444,063千円(前年同期比9.4%増)となり、営業利益は2,327,382千円(同32.8%増)となりました。

 

 業種別営業成績

種別

当第2四半期連結累計期間
(平成29年4月1日~平成29年9月30日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

遊園地事業

8,153,734

14.2

ホテル事業

2,626,925

4.1

ゴルフ・スキー事業

630,542

3.0

アウトドア事業

1,007,110

6.4

飲食物販事業

1,424,473

5.2

その他

1,601,276

3.7

営業収益計

15,444,063

9.4

 

     

④その他

製造販売業では、 富士ミネラルウォーター株式会社において、非常用保存水等の販売が減少したものの、富士急建設株式会社では、公共工事、民間工事とも受注が大きく増加し増収となりました。
 以上の結果、その他の事業全体の営業収益は3,533,803千円(前年同期比11.1%増)となり、営業利益は18,440千円(同29.9%増)となりました。

 業種別営業成績

種別

当第2四半期連結累計期間
(平成29年4月1日~平成29年9月30日)

営業収益(千円)

対前年同四半期増減率(%)

百貨店業

492,206

5.5

建設業

1,112,531

53.6

製造販売業

985,812

△5.0

情報処理サービス業

384,062

△2.3

その他

559,191

0.3

営業収益計

3,533,803

11.1

 

 

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、現金及び預金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて4,647,995千円増加し、102,215,816千円となりました。 

負債は、未払法人税等の増加などにより、前連結会計年度末に比べて2,605,996千円増加し、74,931,620千円となりました。

純資産合計は、利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べて2,041,999千円増加し、27,284,195千円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期連結累計期間末に比べ2,335,986千円増加し、10,480,670千円となりました。
 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益3,895,782千円、減価償却費3,230,265千円などにより、7,497,988千円の資金収入となり、前年同四半期と比較して3,125,570千円増加しました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、3,095,920千円の資金支出となり、前年同四半期と比較して1,208,335千円の支出減となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出が1,406,649千円減少したことなどによるものです。

財務活動によるキャッシュ・フローは、1,215,297千円の資金支出となり、前年同四半期と比較して29,734千円の支出減となりました。これは主に借入金の返済による支出が減少したことなどによるものです。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。 

会社名

設備の内容

セグメント
の名称

投資額
(千円)

完成年月

提出会社

索道展望台、飲食・物販施設リニューアル

運輸業

123,941

平成29年7月

カプセルホテル「キャビン&ラウンジ ハイランドステーションイン」新設

レジャー・サービス業

236,962

平成29年4月


富士急ハイランド「ド・ドドンパ」改修

レジャー・
サービス業

1,310,206

平成29年7月

キャンピカトレーラーコテージ拡張

レジャー・
サービス業

162,129

平成29年7月


ホテルマウント富士 温浴棟「はなれの湯」新設

レジャー・
サービス業

247,302

平成29年8月