当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、諸外国からの入国規制強化や、国内の緊急事態宣言の発出による休業及び外出自粛要請等により、個人消費は大きく落ち込み、企業収益も急速に悪化しており、感染症の終息時期の見通しが立たない中、先行きは不透明な状況にあります。
当社グループも、運輸、不動産、レジャー・サービス、その他の各事業にわたり、国内外の利用客が大幅に減少するなか、新型コロナウイルス感染症に係わる政府の総合経済対策の活用に努めるとともに、感染症防止対策を講じたうえで6月からは公共交通の復便や施設の再開を段階的に行っております。
この結果、当第1四半期の連結累計期間の営業収益は3,486,811千円(前年同期比74.1%減)、営業損失は3,522,187千円(前年同期は営業利益1,406,972千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,535,463千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益789,516千円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①運輸業
鉄道事業では、2020年3月よりJR線からの直通特急「富士回遊」を毎日1往復増便するとともに、富士山と五重塔の眺望が美しい新倉山浅間公園忠霊塔へのアクセス向上を図るため、「富士回遊」を含む全特急列車を下吉田駅に停車させるなど輸送力強化と利便性向上を図りました。また大月駅のJR線連絡改札口に自動改札機を設置し、お客様の利便性とサービスの向上に努めました。
乗合バス事業では、静岡県駿東郡小山町のコミュニティバスリニューアルに際し、静岡県下で初となる予約・配車システムを導入し、利便性の向上を図りました。
高速バス事業では、外出自粛要請解除後、WEB限定の富士急ハイランドフリーパスの特別割引セット券を販売し、集客に努めました。
貸切バス事業では、企業契約輸送において、増発運行による「三密」回避を提案し、安全な運行に努めました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、諸外国からの入国規制が強化されたことや、国内の緊急事態宣言や外出自粛要請により、鉄道、バス、タクシー、船舶など全ての事業において、国内外の観光客の利用や人の移動が急激に停滞し、大幅な減収となりました。
以上の結果、運輸業全体の営業収益は1,284,564千円(前年同期比75.1%減)、営業損失は1,417,198千円(前年同期は営業利益727,657千円)となりました。
鉄道営業成績表(提出会社)
バス営業成績表(提出会社)
業種別営業成績
②不動産業
不動産販売事業では、山中湖畔別荘地で大人の趣味やこだわりに特化した「コンセプト・ヴィラ」の継続販売に加え、新たに「エリア価値が高まる街区造成」「高価格帯の物件」として新築建売別荘「フェアウェイフロント山中湖」と「ScanDホーム山中湖中区Ⅳ」の販売を開始しました。
また、新たな試みとして賃貸別荘事業「富士急シェアリングリゾートハウス」を展開しました。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、別荘地を見学するお客様の落ち込みが見られましたが、6月以降は、新しい生活様式リモートワークを意識した“自然の中でのワークライフ”営業や建築中物件の見学、宿泊体験、富士ゴルフコースとタイアップした見学会などの販売施策を実施し、販売促進に努めました。
不動産賃貸事業では、新型コロナウイルス感染症の影響によりテナント収入が減少しましたが、施設の改修等により、テナント誘致に努めました。
以上の結果、不動産業全体の営業収益は707,375千円(前年同期比8.5%減)、営業利益は186,593千円(同8.3%増)となりました。
業種別営業成績
③レジャー・サービス業
遊園地事業では、「富士急ハイランド」において新たなアクティビティコンテンツとして「クリアカヌー体験~WATER CRAB~」と体験型スポーツテーマパーク「ヒーローズプレイズグラウンド」の営業を開始しました。また、当社社長がキングオブコースター「FUJIYAMA」に乗車し、コロナ禍における新たな絶叫スタイルを提案した動画を配信し、多くの話題を集めました。
「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」では、4月に新アトラクション絶叫吊り橋『風天』を完成させ、話題喚起と集客に努めました。
富士南麓の遊園地「Grinpa」では、8年目となる「2020天空のチューリップ」を開催し、集客に努めました。
ホテル事業では、ホテルマウント富士において、本年2月に「満天星の湯」のサウナルームをフルリニューアルし、極上の「富士山×サウナ体験」をお客様にお届けするとともに、サウナ体験に欠かせないバイブラ&ジェット水風呂「雲海」を6月に新設するなど、より上質で魅力的な施設づくりに努めました。
キャンプブランド「PICA」で展開するアウトドア事業では、ソーシャルディスタンスを確保しやすく開放感を味わえることが注目を集めたことや、会員向けキャンペーンの実施などにより集客に努めました。
その他のレジャー・サービス事業では、富士本栖湖リゾートにおいて13年目となる「2020 富士芝桜」を開催、入場者の地域や人数を制限するなど感染症防止対策を講じました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、諸外国からの入国規制が強化されたことや、国内の緊急事態宣言や外出自粛要請に伴う施設の休業などにより、国内外の観光客の利用が急激に停滞し、大幅な減収となりました。
以上の結果、レジャー・サービス業の営業収益は923,390千円(前年同期比86.1%減)となり、営業損失は2,173,271千円(前年同期は営業利益572,954千円)となりました。
業種別営業成績
④その他の事業
製造販売業では、感染症拡大の影響に伴う市場の冷え込みにより、富士ミネラルウォーター株式会社におけるペットボトル販売や、株式会社レゾナント・システムズにおける交通機器販売・システム販売が減収となりました。
一方、建設業では、民間工事受注増により増収となりました。
以上の結果、その他の事業全体の営業収益は1,209,289千円(前年同期比30.6%減)となり、営業損失は110,852千円(前年同期は営業損失56,853千円)となりました。
業種別営業成績
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ3,646,685千円増加し、103,857,355千円となりました。これは主に、新型コロナウイルス感染症の拡大による収益環境の悪化を受け、十分な手元流動性を確保するため取引金融機関からの資金調達を実施した結果、現金及び預金が3,362,425千円増加したことによるものです。
負債は、上記資金調達により前連結会計年度末に比べ6,757,935千円増加し、79,304,176千円となりました。
純資産は、利益剰余金の減少等により、前連結会計年度末に比べ3,111,249千円減少し、24,553,178千円となりました。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第1四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。
該当事項はありません。