第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等の重要なリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

<経営成績>

当中間連結会計期間の営業収益は、貨物取扱量が減少した運送事業や分譲マンション販売の引渡戸数が減少した不動産事業で減収となったものの、宮城交通㈱の連結子会社化が寄与した交通事業の増収などにより335,677百万円(前年同期比0.3%増)となりました。営業利益は、人件費や減価償却費の増加などにより17,167百万円(前年同期比29.0%減)となりました。経常利益は、営業減益に加え、持分法による投資利益の減少などにより営業外損益が悪化したこともあり19,317百万円(前年同期比32.0%減)となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は、関係会社株式交換益の計上等による特別損益の改善があったものの、経常減益により11,263百万円(前年同期比47.8%減)となりました。

 

セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

 

①交通事業

交通事業の営業収益は、バス事業で前期に連結加入した宮城交通グループの収入が寄与したことに加え、鉄軌道輸送人員の増加などにより88,703百万円(前年同期比11.5%増)となり、営業利益は、人件費や減価償却費の増加があったものの、増収により12,443百万円(前年同期比5.1%増)となりました。

 

 (業種別営業成績表)

 

営業収益

営業利益

当中間期

前中間期

増減率

当中間期

前中間期

増減率

 

百万円

百万円

百万円

百万円

鉄軌道事業

50,885

48,854

4.2

9,218

9,425

△2.2

バス事業

27,569

21,028

31.1

2,679

2,095

27.9

タクシー事業

11,321

10,706

5.8

425

234

81.1

調整額

△1,073

△1,061

120

85

88,703

79,527

11.5

12,443

11,840

5.1

 

 

②運送事業

運送事業の営業収益は、トラック事業における貨物取扱量の減少により85,312百万円(前年同期比6.8%減)となり、営業損益は、トラック事業の収支悪化により前年同期から5,888百万円収支悪化し4,837百万円の損失となりました。

 

 

 (業種別営業成績表)

 

営業収益

営業利益

当中間期

前中間期

増減率

当中間期

前中間期

増減率

 

百万円

百万円

百万円

百万円

トラック事業

94,071

99,064

△5.0

△5,840

△227

海運事業

10,052

9,815

2.4

1,019

1,265

△19.4

調整額

△18,811

△17,298

△16

12

85,312

91,581

△6.8

△4,837

1,051

 

 

③不動産事業

不動産事業の営業収益は、不動産賃貸業は増収となったものの、不動産分譲業におけるマンション販売の引渡戸数の減少などにより56,248百万円(前年同期比8.2%減)となり、営業利益は、不動産分譲業の減収による減益により7,377百万円(前年同期比19.8%減)となりました。

 

 (業種別営業成績表)

 

営業収益

営業利益

当中間期

前中間期

増減率

当中間期

前中間期

増減率

 

百万円

百万円

百万円

百万円

不動産賃貸業

32,565

28,023

16.2

5,253

4,976

5.6

不動産分譲業

21,022

30,590

△31.3

1,829

3,977

△54.0

不動産管理業

7,552

7,436

1.5

261

244

6.9

調整額

△4,891

△4,782

32

△1

56,248

61,268

△8.2

7,377

9,196

△19.8

 

 

④レジャー・サービス事業

レジャー・サービス事業の営業収益は、観光需要の回復によりホテル業や観光施設事業を中心に増収となり51,932百万円(前年同期比4.1%増)となり、営業利益は、旅行業で減益となったものの、ホテル業や観光施設事業の増益により1,916百万円(前年同期比36.9%増)となりました。

 

 (業種別営業成績表)

 

営業収益

営業利益

当中間期

前中間期

増減率

当中間期

前中間期

増減率

 

百万円

百万円

百万円

百万円

ホテル業

12,203

11,431

6.8

627

426

47.2

観光施設事業

11,757

10,660

10.3

994

600

65.4

旅行業

28,349

27,998

1.3

309

380

△18.8

調整額

△379

△219

△14

△7

51,932

49,870

4.1

1,916

1,400

36.9

 

 

 

⑤流通事業

流通事業の営業収益は、百貨店業の増収に加え、輸入車販売台数の増加などにより34,288百万円(前年同期比6.4%増)となりました。一方、営業損失は、その他物品販売の収支悪化などにより前年同期に比べ430百万円収支悪化し1,579百万円となりました。

 

 (業種別営業成績表)

 

営業収益

営業利益

当中間期

前中間期

増減率

当中間期

前中間期

増減率

 

百万円

百万円

百万円

百万円

百貨店業

8,266

7,743

6.8

△875

△1,010

その他物品販売

26,288

24,571

7.0

△408

△138

調整額

△266

△94

△294

△0

34,288

32,221

6.4

△1,579

△1,148

 

 

⑥航空関連サービス事業

航空関連サービス事業の営業収益は、ヘリコプター事業や機内食事業での受注増加などにより14,760百万円(前年同期比9.5%増)となりました。一方、営業利益は、増収となったものの、修繕費の増加などにより504百万円(前年同期比36.8%減)となりました。

 

 (業種別営業成績表)

 

営業収益

営業利益

当中間期

前中間期

増減率

当中間期

前中間期

増減率

 

百万円

百万円

百万円

百万円

航空関連サービス事業

14,951

13,600

9.9

499

792

△36.9

調整額

△191

△117

4

5

14,760

13,482

9.5

504

797

△36.8

 

 

⑦その他の事業

その他の事業の営業収益は、システム関連の受注増加などにより28,242百万円(前年同期比6.2%増)となり、営業利益は、増収により1,384百万円(前年同期比53.9%増)となりました。

 

 (業種別営業成績表)

 

営業収益

営業利益

当中間期

前中間期

増減率

当中間期

前中間期

増減率

 

百万円

百万円

百万円

百万円

設備保守整備事業

13,753

13,670

0.6

265

372

△28.8

その他事業

15,117

13,334

13.4

1,154

564

104.7

調整額

△627

△401

△35

△37

28,242

26,603

6.2

1,384

899

53.9

 

 

 

<財政状態>

当中間連結会計期間末における総資産は、設備投資による有形固定資産の増加などにより、前連結会計年度末に比べ74,462百万円増加し1,523,370百万円となりました。

負債は、設備工事代金の支払等により支払手形及び買掛金が減少した一方、有利子負債の増加などにより、前連結会計年度末に比べ69,304百万円増加し1,019,901百万円となりました。

純資産は、親会社株主に帰属する中間純利益の計上による利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ5,157百万円増加し503,468百万円となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ12,940百万円減少し43,552百万円となりました。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益の減少などにより、前年同期に比べ13,259百万円減少し16,538百万円となりました。

 

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出が増加したことなどにより、前年同期に比べ16,471百万円減少し△87,616百万円となりました。

 

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入が増加したことなどにより、前年同期に比べ21,807百万円増加し58,153百万円となりました。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

当中間連結会計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

特記すべき事項はありません。

 

3 【重要な契約等】

(1)名古屋駅地区再開発計画に係る事業協定

当社及び当社の連結子会社である名鉄都市開発株式会社は、日本生命保険相互会社、近畿日本鉄道株式会社及び近鉄不動産株式会社と共同で検討を進めている「名古屋駅地区再開発計画」について、共同事業者間で本計画の事業化の合意に至り、2025年5月26日開催の取締役会において、事業協定書の締結を決議しました。

 

①目的

名古屋駅地区再開発計画に関する再開発事業の推進のため

 

②共同事業者

日本生命保険相互会社、近畿日本鉄道株式会社、近鉄不動産株式会社

 

③締結の時期

2025年5月

 

④契約の内容

共同事業者間での名古屋駅地区再開発計画の事業化の合意

 

⑤ (参考) 再開発計画概要

対象地     :名古屋市中村区名駅一丁目2番他

敷地面積    :約32,700㎡

延床面積     :約520,000㎡

用途       :商業、オフィス、ホテル、鉄道駅、バスターミナル

   開発スケジュール:2026年度    解体着工

         2027年度    新築着工

         2033年度    1期本工事竣工

         2040年代前半   2期本工事竣工

 

(2)シンジケートローン契約

当社は、金融機関との間でシンジケートローン契約を締結しており、その内容は以下のとおりであります。

 

 

契約日

返済期限

借入残高

(百万円)

相手方の属性

財務上の特約

シンジケートローン

2015年6月25日

2025年5月30日

2027年3月25日

2039年4月28日

130,800

都市銀行等

各会計年度に係る損益計算書及び連結損益計算書上の経常損益に関して、2期連続して経常損失を計上しないこと。

各会計年度に係る貸借対照表及び連結貸借対照表上の純資産に関して、0以上であること。

 

 

当社の連結子会社である名鉄NX運輸㈱(住所:名古屋市東区葵二丁目12番8号、代表取締役社長:吉川拓雄)は、金融機関との間でシンジケートローン契約を締結しており、その内容は以下のとおりであります。

 

 

契約日

返済期限

借入残高

(百万円)

相手方の属性

財務上の特約

シンジケートローン

2016年6月30日

2020年4月30日

2026年3月31日

2035年4月30日

15,851

都市銀行等

各会計年度に係る損益計算書及び連結損益計算書上の経常損益に関して、2期連続して経常損失を計上しないこと。

各会計年度に係る貸借対照表及び連結貸借対照表上の純資産に関して、0以上であること。