当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におきまして、当社グループでは積極的な営業活動により業績の向上に取り組みました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産は、減価償却による固定資産の減少などにより、前連結会計年度末に比べ58百万円減少し、21,123百万円となりました。負債は、未払金の支払や借入金の返済などにより、前連結会計年度末に比べ1,171百万円減少し、10,547百万円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ1,113百万円増加し、10,576百万円となりました。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間の当社グループの営業収益は6,783百万円(前年同期比174百万円、2.6%増)となり、営業利益は1,127百万円(前年同期比321百万円、39.9%増)となりました。これに営業外収益および営業外費用を加減した経常利益は1,147百万円(前年同期比265百万円、30.1%増)となり、特別利益および特別損失ならびに法人税等を加減し、非支配株主に帰属する四半期純利益を控除した親会社株主に帰属する四半期純利益は992百万円(前年同期比487百万円、96.3%増)となりました。
次に、セグメント別の経営成績をご報告いたします。
(運輸業)
鉄軌道事業、バス運送事業、タクシー事業は、新型コロナウイルス感染症拡大以前の水準には到達していないものの、観光路線・生活路線ともに旅客数が増加し増収となりました。
以上により、運輸業の営業収益は3,581百万円(前年同期比459百万円、14.7%増)となり、営業利益は189百万円(前年同期営業損失130百万円)となりました。
(参考)鉄軌道事業の運輸成績
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種別 |
単位 |
当第2四半期 連結累計期間 |
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(2023.4.1~2023.9.30) |
対前年同四半期増減率(%) |
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輸送人員 |
定期 |
千人 |
1,487 |
7.6 |
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定期外 |
〃 |
2,644 |
20.6 |
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計 |
〃 |
4,131 |
15.6 |
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旅客運輸収入 |
定期 |
百万円 |
143 |
13.8 |
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定期外 |
〃 |
587 |
31.5 |
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計 |
〃 |
730 |
27.6 |
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(不動産業)
賃貸事業では嵐山駅ビルや居住系マンション等の賃貸収入が堅調に推移しましたが、「BOAT RACE(ボートレース)三国」施設賃貸収入は、前年開催されたプレミアムG Iレースの反動により減収となりました。
以上により、不動産業の営業収益は2,453百万円(前年同期比312百万円、11.3%減)となり、営業利益は738百万円(前年同期比71百万円、8.8%減)となりました。
(レジャー・サービス業)
行動制限・入国制限の解除により国内外からの来訪客が増加し、嵐山駅ビルの直営店舗、越前松島水族館、ホテル京福福井駅前ともに増収となりました。
以上により、レジャー・サービス業の営業収益は841百万円(前年同期比25百万円、3.1%増)となり、営業利益は198百万円(前年同期比72百万円、57.9%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは未払金の支払による支出などがありましたが、税金等調整前四半期純利益や減価償却による資金留保などにより1,283百万円の収入(前年同期比136百万円の収入増)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支出などにより407百万円の支出(前年同期比104百万円の支出減)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは長期借入金の返済などにより622百万円の支出(前年同期比88百万円の支出増)となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は2,204百万円(前連結会計年度末に比べ253百万円増加)となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
該当事項はありません。